カテゴリ: その他のレーベル

今日のラノベ!


女王陛下の異世界戦略


女王陛下の異世界戦略

著者:
第616特別情報大隊

装画:
巖本英利

レーベル:
レジェンドノベルス


【あらすじ】

 とあるリアルタイム・ストラテジーゲームで、悪の属性である陣営「アラクネア」を好んで使用していた主人公の女子大生。ある日、自分がゲームの中にそっくりな異世界にいることに気付く。しかも体は14歳程度に若返っていた。加えて、ゲームとはやや異なる部分があるものの、ゲームのプレイ内容と同じようにアラクネアを率いる立場にいた。配下の蟲たちは主人公を女王と称え、「我らに勝利を」と冀求する。やがて主人公は熱に浮かされたように蹂躙虐殺を経て隣国に攻め入り、戦争を開始する。それこそ現実世界でゲームをプレイしていたように――。





感想:★★★★★





どういう視点で捉えるかによって面白さの属性が変わり、そのいずれにしても面白い作品。








レジェンドノベルス創刊ラインナップで食指にひっかっかった作品を読んでみました。
他の3作品も面白そうではあるんですが、好みとは少し離れそうだったので。


で、もう大正解。
「全部傑作ハズレなし」の大事な初手をクリアしたわけです。良かった。









悪の属性、それも蜘蛛とか昆虫とかそういう系の外見を持つスワームという種族の陣営・アラクネアの女王になった主人公が、ゲームでの戦略や知識を活かしつつ、自分のため/スワームのために勝利を求める物語。








震えるほどに圧倒されました








「アラクネアだから蹂躙する」
「アラクネアだから勝利を求める」




それ以上の理由はなく、意味もなく。
そこにあるものを蹂躙し、向かってきたものを討ち滅ぼす。


端的に言えばそれまでの話。
それがどうしてこうも圧倒され、目が離せなくなってしまうのか……!

分からない。
分からないけれど、読み進めてしまう。



戦力差は明らかで勝敗も目に見えていて、いや、だからこそ……?

スワームの、女王のもたらす絶対的な「勝利」を目に焼き付けるために、読んでいたのだろうか。



分からない。
分からないが、求めてしまう。

続きを、女王の与える新たな勝利を!!





第2巻!2019年2月刊行(予定)!!!







露骨な宣伝はともかくとして、読んでいる間のテンションは本当に上のような感じでした。



特に105p以降。
それなりに交流のあったエルフの村が襲われ、それなりに親しみを持っていたエルフの死を受けてからの蹂躙はただただ呆然と、圧倒されていました。
そのシーンまでは、ゲームなのか異世界なのか、全く同じ設定なのか細部が違うかなど、言わば世界観の骨組みや土壌を整えるチュートリアル的な側面が強かったように思います。
それでも普通に面白かったんですけどね?
ここを境に普通じゃない面白さに向かって行ったんですよね。

この読書体験は、本当に楽しかったです……!










冒頭で「どういう視点で捉えるか」と書いたことですし、せっかくなのでもう1つの視点を。







被害者視点。













超怖い。







等身大で二足歩行の蜘蛛とかバッタとかが、何百という規模で街を襲ってくるわけですよ。
標的の国に属していた、ただそれだけの理由で。

ほんと、この作品挿絵がなくて大正解だと思います。
イラストあったら、蹂躙の爽快感がグロさで多少なりとも薄れていたでしょう。



どうしても想像したい方、ある程度のイメージは持っておきたいという方。
そんな方々には本文43pでも言及がありましたあの虫の名前を検索するのが良いと思います。




ヒヨケムシ




私は検索して後悔してから読みすすめたクチです。







他にも「戦略ゲーム視点」「ゲームでの殺戮が現実の思考に与える影響を考える視点」などなど、読み解くための視点は幾つもあるのかなぁ、と。
そんなわけで、物語の目的が「勝利」と極限までシンプルであるが故に、解釈というかたちで読者が肉付けできるというのが魅力的であると思います。





もっとも、最大の魅力は何かと言われればやはり「圧倒される蹂躙描写」にあると即答いたしますが。











読書メモ





14p:誤植(重複)
⇒Twitterでこの件をボソッと呟いたら、レジェントノベルスさん公式からリプライいただいてすぐに謝罪をいただいた、ということがありまして。
これでレーベル好感度がググッと上がったんですよ。
チョロイン系ラノベブロガーとしてではなく、です。
大事な時期のマイナス印象なツイートにも耳を傾け、作品と読者に真摯に向き合う姿勢に感銘を受けました。
もちろんミスがあったという事実は消えませんし、割と冒頭だったというのが没入感という意味ではキツかったですが、作品へ向き合う編集部の姿を見ることができたという点ではプラスだったのかなと思います。




43p:ヒヨケムシ
⇒私は「調べなきゃ良かった」と心の底から思いましたが、折角本文で参考になるようにと挙げられているんですから、調べてみるのも一興だと思います。
責任はとらない。



62p:スワアアアアアアアアアアアアアム!!!!
⇒全にして個、個にして全。
共通意識を持つスワームは個体としての死の概念はありませんが、だからといって割り切れるものではないです。悲しいものは悲しい。
このシーンで主人公と完全に意識がシンクロした感じがあったので、その後の感情移入がとてもスムーズでした!
慈悲などいらない。蹂躙するのみ。



111p:きたきたきた!
⇒スケールの違う復讐を、平然とやってのけようとする女王様万歳!
アラクネア万歳!!



147p:規模
⇒改めて万単位の住人を蹂躙していると示されると、ゾッとしますね……
だが、それが良い。





まとめ






我らに勝利を!!







えぇ、本当に面白かったです!!!
1巻でそれなりの大国を守りきる話なら数あれど、それなりの大国を滅ぼすライトノベルなんてほとんど無かったのではないでしょうか!!?
(もちろん全く無いとは言わないですが)


圧倒的な強さを誇っていますが、TUEEE系ともまた違うんですよね。
殖やし方、戦略を知り尽くしているという点ではチートと言われてもしょうがないとは思いますが、少なくとも読んだ感覚ではそういった既存の概念とは一線を画していたのではと。

主人公は女王という個ですが、その個がアラクネアという全に含まれているために個として捉えにくいというのが要因でしょうか……



何はともあれ新感覚。
そして、爽快。




(多少のグロ耐性がある人には)是非読んでいただきたいです!!!!




以上!



どもー
デスカイザーです。



感想書くよりも読む気分だった!!!!

……ということで、感想待ちの作品が増えてきてどうしようという感じですね。はい。
なんだかんだ明日も体調崩れない限りは出かけるつもりなので、まとめて予約投稿できるとしたら4日でしょうか……
でもまだどちらかというと読む気分なんですよね……





ひとまず切り替えて。


今日のラノベ!

モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います2

モンスターがあふれる世界になったので、
好きに生きたいと思います 2

著者:
よっしゃあっ!

イラスト:
こるせ

レーベル:
GAノベル


【あらすじ】

 突如としてモンスターがあふれる世界に変貌した現実世界。チートなスキルを駆使して強敵との戦いに勝利した元社畜カズトは、新たな仲間と冒険することに。“イチノセナツが仲間になりたそうにアナタを見ています。”“仲間にしますか?”新たな仲間の職業はなんと『引き籠り』!?レベルアップしたカズトもジョブチェンジで『忍者』に転職!!そんな中、新たな強敵に付け狙われるカズトたちは、次第にモンスターの秘密に気が付くことに。幼馴染サヤカとの再会、新たなモフモフとの出会いを経て見つけた好きに生きることの意味とは…?モフモフしながらチートスキルでちゃっかり生存!?異色のサバイバル冒険譚第2弾!!




感想:★★★★★






やっぱりヒロインはモモ(柴犬)






物語は1巻のラスト、ハイ・オークを倒した直後からスタート。
職業《暗殺者》がレベル最大になったことで上位職《忍者》へとジョブが変わったカズトと、順調にレベルが上がり強くなっていく柴犬のモモとスライムのアカ。
さらにようやくカズトと行動を共にすることになった《引きこもり》のイチノセさんに、偶然再会した幼馴染のサヤカ。


順調に強くなり、仲間も増えていくと同時に、
脅威の種類も少しずつ変異していく「モンスターがあふれる世界」になって4日目以降のお話。






この巻の一番のポイントは……



モモ VS イチノセさん VS サヤカ

メインヒロインの座を狙って繰り広げられる仁義なき戦い……!





いや、仁にも義にも溢れていましたけど。







序盤の心の声をダダ漏れさせてみますとですね……




「イチノセさんとの合流楽しみだなぁ……」
⇒新しい女の子(サヤカ)出てきたっ!!
⇒モモが可愛い!
⇒サヤカのイラスト2枚も!?
⇒イチノセさんの嫉妬……w!?
⇒イチノセさんのイラストだ!
⇒イチノセさん の ハイドロポンプ だ!
⇒イチノセさんとモモのツーショットだ!!





ってな具合で、どこを切り取っても誰かしらが魅力的なんですよね!
なんだこのトリプルヒロイン体制、隙がねぇぞ……!とばかりに楽しませていただきました!!




モモはカズトと共に行動している関係上残りの2人とツーショットになるのは当然なんですが、引きこもりと女子学生、縁の薄そうな2人も物語が進むにつれて少しずつ接点が見えてきてですね!
それぞれの組み合わせでニヤニヤしたりオロオロしたり。

そして、気づくんです。
「やっぱり、メインヒロインってモモだよね……?」ということに。





詳細は伏せますけどラストバトルのモモとカズトの絆は涙なしでは見れないですよ……
つらい。
つよい。


割とそこに至るまではイチノセさん優勢だったのに、一気に持っていかれましたね……
さすがもふもふ……








以下、具体性のある感想を読書メモにて。



読書メモ





68p:顔
⇒笑えばいいと思うよ

イチノセさんの発言にちょくちょくネットスラング入ってくるの、リアリティの補強に絶大な効果発揮していると思います。
こう、距離感の測れなさというか。
どこまでのネタが通じるのか把握していないのにぶっこんでみたり、逆に急激に遠ざけられたかのような反応になってみたり。
良いな、この引きこもり……



127p:その発想は無かった
⇒モモの影で縛り、アカがゲロを受け止める。
乗り物酔い+人見知りを斜め上の発想で乗り越えてしまう、これこそ世紀末生活!!
いや、違うな!!!!!!!!!



173p、232p:美味しそう……
⇒ちょくちょく出てくるご飯が美味しそう……
こう、なんか、ずるい……
そういう心構えで読んでないから、料理が刺さる……



205p:ベストパートナー
⇒ほら、もうさ、主人公を叱咤する役割を担っているのがモモなんだもん。
擬人化とかする余地なく、間違いなく柴犬としてメインヒロイン張ってるよこの子……



223p:カズ兄
⇒サヤカの脳内CV、何故か執拗なまでに阿澄佳奈で再生されると思ったら『犬とハサミは使いよう』の影響ですね。
マグロ○ーターは出てこない。



245p:何!?
⇒カオスフロンティアとは!!!!!!!!



267:物語は佳境へと向かう
⇒相当の自信がないと、この一文は入れられないですよ。
でね、その上げたハードルをしっかり超えていくんですよこの作品は。
この後のラストバトルで、無いテーマソングが聞こえた気がしましたもん。
熱かった……!






まとめ







もふもふしようぜ!!!







以上!



今日のラノベ!

おでかけせっくす


おでかけせっくす
妹と初めてのラブホテル

著者:
みかづき紅月

イラスト:
三上ミカ

レーベル:
美少女文庫


【あらすじ】

「今日は声、我慢しなくてもいい?」
 禁断睡眠姦で結ばれた兄妹の初デート。街に出て二人はラブホへ!大人になっていく妹へ覚える後ろめたさ。だけど今は背徳感が快感に変わって……コンドームを使い切る四時間セックス!
「お兄ちゃん、唯で、イって♥」
 アクアドロップ兄妹純愛漫画を小説化。



感想:★★★★★



同人誌即売会では毎回大盛況!
三上ミカ先生のサークル・アクアドロップのノベライズ第二弾!!





毎年二回、コミケでしっかりセットを購入している三上ミカファンな私、大歓喜です!!
ストーリーは原作で言うと「おはようせっくす」と「おでかけせっくす」の2冊+書き下ろしでした。






「おはよう」は、初潮が来てしまった唯のためHを我慢するお兄ちゃんと、いつも襲ってくれるお兄ちゃんに避けられてしまい悶々とする唯のいつもと逆なせめぎ合いがね!!素晴らしいですよね!!!!
我慢できるかできないかを、お兄ちゃんが買ったゴムが届くまでという時間制限がよりハラハラさせてくれるんですよー!


自分から跨って腰を落としちゃう唯ちゃんとかね!!
漫画でも凄い込み上げてくるものがあるシーンでしたが、今回のノベル版では挿絵がしっかり入ったうえで文章もですよ??
ははぁ、これはえっちだ





で!!!!
そのあとに、表題作品「おでかけせっくす」へと進むわけです。
初潮が来てから、きっと余計に愛おしく思う気持ちが強くなり、でも周囲の目を考えるとこれ以上公にベタベタするのは……
そんな彼らの出した結論が原宿デート!




兄と妹という関係を知っているのは自分たちだけ。
今だけは男と女として過ごしたいと思いつつ、ふとした時に視線が気になってしまい怖々としてしまうお兄ちゃん。
そんなお兄ちゃんを、珍しく強い口調で叱る唯ちゃん。


好きです。
……よーく考えると「このまま帰る⇒ラブホに行かない⇒Hできない」が前提としてあることをふまえると、このすごく真面目な唯ちゃんが途端にね。えっちだね。


ラブホに入ってからはもう、いつもの三上ミカ、いつも以上の三上ミカ!
書き下ろしの漫画が出てくるわ、みかづき紅月先生の描く喘ぎ声がエッチだわ、もう凄かったですね……!
原作以上の魅力があってね!!もう、ね!!!!








好きです……
もう好き以外の語彙が消えました……
さようなら。好き以外……











以上!


どもー
デスカイザーです!



このラノのための読書期間が終わって数日、本日から通常更新に戻りますー。
9月の新作ほぼ読まなかったのでそれを取り崩しながら、
10月の月初新作を読みながら、
秋クールアニメの原作小説を読みながら……


ひとまずは、それらを片手間にできるくらいシンプルな3ターン周回パを編成するところからですね(ギル祭り #FGO )




ではでは、
今日のラノベ!

ステータスマイスター


ステータスマイスター

著者:
なめこ汁

イラスト:
武藤まと

レーベル:
DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 ある日、通販で買い物をしていると面白い商品が出品されていた。その名は『異世界生活権』。興味を持ち、軽い気持ちで購入すると、ジョブとステータスで全ての能力が決まってしまうゲームのような異世界に入り込んでいた!
 購入時に付けたオプションでジョブを自由に設定できるチート能力を使ってお金を稼ぎつつ、かわいい奴隷少女たちとハーレムスローライフを始める!
 書籍化に伴い大改稿!大ボリュームの書き下ろし2編も収録!




感想:★★★★★















異世界での生活権を自発的に購入するという目新しい転生方法で向かった先は、ステータスの存在する世界。
ジョブとかランクとかは手の甲から出し入れできるカードによって可視化されている一方、サブジョブや肝心の詳細ステータスは一般的には可視化されておらず、確認できるのは現状主人公・タカシのみ。
(上位の神官とかで確認できる人が出てきてもおかしくは無さそうですが)


そんなタカシが、ジョブを変えるとステータスも変わることをうまく利用しながら、モンスターを狩ったりミリアとファラを育てたりするお話。





とにかく声を大にして言いたいのは、

とにかくミリアが可愛い!!ということ












ギルドの手伝いで受付をしていたミリアは、哀れにも初手でタカシにロックオンされてしまい、宿=自分の家を紹介しただけで彼女認定を受けてしまいます。
実は奴隷なミリアですが、彼女を奴隷としてではなく子供として育ててくれていた親代わりで主のミーアさんも何故かノリノリでタカシへ援護射撃。
顔が利くミーアさんが皆に言いふらし、タカシが堂々と認めるものだから、ミリアの話は誰も聞かず……


真っ赤になってぷんすか否定して、でもタカシからのストレートに好意的な言葉には思わず別の意味で真っ赤になっちゃう。



そんなミリアちゃんが、私は愛おしい……!




普段は見た目のロリロリしさとは裏腹なしっかりした物腰なのに、絶体絶命のピンチを乗り越えた後に号泣しちゃったり、ステーキをめっちゃ美味しそうに食べたり。
魔術が使えるようになった時の反応だったり。



時折見せる年齢相応の姿が可愛い……!







日常パートが読んでいてとても楽しかったです!
……なので、(冒頭のツイートにも書いてありますが)逆に言うとミリアのHシーンが邪魔に感じてしまう部分もあったりしました。
魔力切れ or 恥ずかしすぎて気絶している時に睡眠姦の要領でサクッと弄ったり後ろに入れたりするんですが、「え、起きてなかったら反応無いじゃない」という睡眠姦の魅力を全否定する感情しか浮かばず……

処女をいただくと親バレするという奴隷の特性もありますが、おそらくはギャップにギャップを重ねようとした結果がこの睡眠姦だったのかなと邪推しています。
つまり「見た目とは不釣り合いな物腰」と「年齢相応の反応」という年齢にまつわるギャップに、「眠っている幼女」と「性的な行為」という同じく年齢を意識したギャップ。

そんな構造が見え隠れしていたからか、睡眠姦それ自体はすんなり受け入れられているんです。
ストーリーを選ぶ難しいシチュエーションですが、特に本編との段差も感じずスムーズに。
ただ、うーん……やっぱりミリアの反応が見たかったという感情が湧いてきます。
しょうがないにゃ。


睡眠姦シーンが割と淡白に描かれていたのも、日常パートの輝きに届かなかった1つの理由かもしれませんが。
そこは背徳感とのバランスよなー……











では実用度はと言いますと、後半登場した新キャラ・ファラとの1st SEXが全て補ってくれているのです!!!



ヤバい。
むちゃくちゃエロい。
本当に幼女かよ、ってくらいメスの顔してる挿絵もあります……!


やはり回復魔術とエロの相性は最高……!!!!!


ストライクゾーンは割と広いdeskyzerですが、その中でも割と真ん中に放り込まれた感です!
幼女のイキ狂いは素晴らしすぎるとしか言いようがない。






以下、細かいツッコミを読書メモにて。



読書メモ




36p:魔法と魔術
⇒「絶対の服従」が魔術に分類されることに、納得したような納得できないような……
主から離れすぎると死ぬとか、逆らうと激痛が走るとかの罰則効果が超常現象なのでそういう印象になってしまいます。
でも、離れすぎると死ぬ=餓死・追手による始末の再現、激痛=鞭打ちなど罰則の再現と捉えれば人の為せることなので魔術に分類されるのでしょうか……
しかしそれらを「自然に存在する現象」と捉えるには人の業が深すぎる……

↑ここまで考えて「まぁいいや」の一言で済ませました。
この本に限らず、魔術・魔法系の設定を理解せず進むのはいつものこと。



71p:彼氏じゃないです
⇒彼氏じゃないですが、と決まり文句で否定していくミリアちゃんの必死に淡々とする様が好きです。
もう少し後に出てくるバグミリアも可愛い……



87p~88p
⇒まるで乙女ゲームのように頬→額→口へとキスの雨を降らしていくとてもロマンチックなシーンかと思いきや……
ゲスさに笑いました



90p:今度
⇒今洗えすぐ洗え



113p:パニック
⇒多分ここが一番可愛い。
ベスト・オブ・ミリア!



124p:はじめての……
⇒だから直前までの良いシーンからの落差は何なんですか!?
流れもムードも何も無いな!?
それが面白いんだけどさ!!?



256p:トイレ
⇒「あやまってトイレに落ちる」という表現があるということは、ぼっとん便所方式ですね。
某王女さまのせいで妙に気になってしまう異世界トイレ事情。






まとめ





これで、DIVERSE NOVELは8月刊まで全て読んだことになります。

読後補正がかかっているのでまだ参考順位にはなりますが、今作はトップ3に入るくらいには好きかもしれません……!
ファラが居なかったら危なかった!
あのシーンが本編じゃなく番外編扱いとかだったらもっと危なかった!


でもファラも万能ではなく、ミリアと対照的に日常パートでの魅力がまだイマイチなのかなぁと。
ミリアの好感度初速に比べるとスロースタート気味でやや懸念かも。
そのあたり2人の性格が反映されているみたいで、それはそれで面白いです。





2巻が出るのなら、「ステータスマイスター」というタイトルが映えるようなストーリーが1つ2つ読みたいかなーと。
今巻でもジョブを変えることでステータスも連動して変わっていますが、もっとそこをフィーチャーした話というか……
ステータスを変えないといけない状況、っていう逼迫感が欲しいです。


でもそれはそれとして、そういうクエスト要素よりも日常パートを読み続けたい気持ちもあります。



つまり、2巻が出るなら無条件で嬉しいのでよろしくお願いします







以上!



今日のラノベ!

幼馴染で悪魔な騎士は、私のことが大嫌い

幼馴染で悪魔な騎士は、私のことが大嫌い

著者:
編乃肌

イラスト:
おの秋人

レーベル:
ビーズログ文庫


【あらすじ】

『精霊姫』に選ばれた庶民のスーリア。だけど護衛騎士が昔喧嘩別れした幼馴染みのレイスだなんて!?「お前の護衛なんて不本意だ」「こっちだて願い下げよ!」「スーに近づくなー!(怒)」精霊ウォルもお怒りの中、向かった王都では『精霊使い』の行方不明事件が頻発!しかもこの事件がレイスの素顔に迫る鍵になっていて……!?




感想:★★★★★




待ってたよ、デレイス……





『余命六ヶ月延長してもらったから、ここからは私の時間です』の編乃肌先生の新作!
8月の新刊ですね。






(ビーズログの新刊台が見つからない僕)
「すみません、ビーズログの新刊って……」

(品出し中の店員さん)
「あ、お盆なのでもうちょっと後です」

(その本屋の文具担当僕)
「あっ、そうですよね」






そんなやり取りもあったとか無かったとか。






本題。




帯文句の「こじらせ喧嘩ップルの精霊ファンタジー!」ってのが、攻め攻めのスレスレでよく内容を表していてすごく良いと思います!




面倒見が良かった主人公・スーリアは、近くの孤児院に皆のお姉さんとして幼い時から慕われていて、レイスもその孤児院にいた一人。
仲のよかった2人なのに、ある時レイスがスーリアのことを「大嫌いだ」と評している場面に本人が出くわしてしまい、思わず腹パン。
以降仲直りすることなく、レイスは騎士として、スーリアは領主様の屋敷で使用人見習いとして働く日々を過ごしていた……というところから物語はスタート。



……いたなー、領主様とかいうキャラ濃い人(遠い目)






精霊姫=三年に一度、精霊たちを統べる精霊女王のもとに赴き儀式を行う役割を担う精霊使いのこと。
本年の精霊姫に選ばれたスーリアはそれだけでもあたふたなのに、その護衛騎士がかつて喧嘩別れしたレイスだと知り愕然。
めっちゃ格好良くなってるのに、案の定つっけんどんな態度だし。

それでも名誉なことだと私情を割り切り、王都へ向かい精霊姫としての準備を進めていくなかで徐々に見えてくる「悪魔」という存在。
そしてレイスの「あの時」の態度の真相も徐々に明らかになっていき……?








やっぱり序盤のレイスは、ツンデレイスもといツンドラレイス
スーリアに大嫌いだと言う過去シーンが一番グサッと来ます……
護衛騎士としてスーリアの前に現れたシーンも……ぅぉぁー……
事情が分かった今見返しても破壊力(乙女特攻)が凄まじいです。


王都に向かい出してからは言葉の端々から事情あるオーラを滲み出させていたので、面と向かって言われていたスーリアほどのダメージは受けずに読めるのかなー?と。
このあたりからどちらの意味でも取れる言葉が出始めてくるんですよね。

……お前は変わらず、年下に甘いな
   本文55pより


とか!
世話役であるロア君(可愛い)(少年)へのスーリアの態度を見たレイスの発言で、表面上は皮肉ですが言外に「俺はお前を昔から知っているぞ」ってヤキモチにも見えてはあああああ~~~~っっ!?尊っっっってなるやつ。

ツンデレイスの爆誕である。



そんなこんなで、ここから先も悪魔にまつわる事件が発生したり、ツンデレイスが猛威を奮ったりしながらレイスの態度の謎に迫っていき……





最後には世界の真理、女性特攻、全ての女性に愛され一人の女性のみを愛する、完全無欠の騎士様・デレイスとスーリアが結ばれ幸せになるというTHE HAPPY END !!!!









何が良かったかと問われれば、脊髄反射で「全部」と答えたくなるんですが、レイス以外だと個性的な脇役たちが素晴らしかったと思います。
精霊大好き!領主様とか冒頭のみの登場なのに強烈に印象に残ってます。
(美少女攻略ゲーによくいるキャラの濃いおっさんに似た印象。天神平パパ……)

スーリアの親友・リンスもまた登場自体は僅かな時間ながらも、スーリアを大事に思っていることが伝わる良いキャラでした。
孤児院の院長さんと共に名前だけはよく出てくるとはいえ、なんかずっとスーリアの傍にいたんじゃないかと思うくらい親しみが湧いています。
姐御肌というか、普段からめっちゃノブレス・オブリージュしてそうというか……
リンスがデレイスを見たらどんな反応するんでしょう……w


精霊たちも外せないですよね!
特にウォルはスーリアとずっと共にいながらも、実はスーリアの命の危機には傍にいることが出来ておらず……
危機が去って再会した時の可愛さとかもう……可愛い……!!
ウォル視点の短編とか読んでみたいですね!
あるかな……

・・・検索中・・・

あった……!!
WEB発だったらもしやと思って調べてみたらありました!!
勝った!!!




まとめ





約束された勝利のデレイス




やっぱり編乃肌先生の描く強気女子(時々乙女)は良いなぁ、と改めて思いました。
大嫌いって言われたら腹パンしたって良いじゃない!!


お幸せに!!!!!




以上!



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