カテゴリ: その他のレーベル

今日のラノベ!

おでかけせっくす


おでかけせっくす
妹と初めてのラブホテル

著者:
みかづき紅月

イラスト:
三上ミカ

レーベル:
美少女文庫


【あらすじ】

「今日は声、我慢しなくてもいい?」
 禁断睡眠姦で結ばれた兄妹の初デート。街に出て二人はラブホへ!大人になっていく妹へ覚える後ろめたさ。だけど今は背徳感が快感に変わって……コンドームを使い切る四時間セックス!
「お兄ちゃん、唯で、イって♥」
 アクアドロップ兄妹純愛漫画を小説化。



感想:★★★★★



同人誌即売会では毎回大盛況!
三上ミカ先生のサークル・アクアドロップのノベライズ第二弾!!





毎年二回、コミケでしっかりセットを購入している三上ミカファンな私、大歓喜です!!
ストーリーは原作で言うと「おはようせっくす」と「おでかけせっくす」の2冊+書き下ろしでした。






「おはよう」は、初潮が来てしまった唯のためHを我慢するお兄ちゃんと、いつも襲ってくれるお兄ちゃんに避けられてしまい悶々とする唯のいつもと逆なせめぎ合いがね!!素晴らしいですよね!!!!
我慢できるかできないかを、お兄ちゃんが買ったゴムが届くまでという時間制限がよりハラハラさせてくれるんですよー!


自分から跨って腰を落としちゃう唯ちゃんとかね!!
漫画でも凄い込み上げてくるものがあるシーンでしたが、今回のノベル版では挿絵がしっかり入ったうえで文章もですよ??
ははぁ、これはえっちだ





で!!!!
そのあとに、表題作品「おでかけせっくす」へと進むわけです。
初潮が来てから、きっと余計に愛おしく思う気持ちが強くなり、でも周囲の目を考えるとこれ以上公にベタベタするのは……
そんな彼らの出した結論が原宿デート!




兄と妹という関係を知っているのは自分たちだけ。
今だけは男と女として過ごしたいと思いつつ、ふとした時に視線が気になってしまい怖々としてしまうお兄ちゃん。
そんなお兄ちゃんを、珍しく強い口調で叱る唯ちゃん。


好きです。
……よーく考えると「このまま帰る⇒ラブホに行かない⇒Hできない」が前提としてあることをふまえると、このすごく真面目な唯ちゃんが途端にね。えっちだね。


ラブホに入ってからはもう、いつもの三上ミカ、いつも以上の三上ミカ!
書き下ろしの漫画が出てくるわ、みかづき紅月先生の描く喘ぎ声がエッチだわ、もう凄かったですね……!
原作以上の魅力があってね!!もう、ね!!!!








好きです……
もう好き以外の語彙が消えました……
さようなら。好き以外……











以上!


どもー
デスカイザーです!



このラノのための読書期間が終わって数日、本日から通常更新に戻りますー。
9月の新作ほぼ読まなかったのでそれを取り崩しながら、
10月の月初新作を読みながら、
秋クールアニメの原作小説を読みながら……


ひとまずは、それらを片手間にできるくらいシンプルな3ターン周回パを編成するところからですね(ギル祭り #FGO )




ではでは、
今日のラノベ!

ステータスマイスター


ステータスマイスター

著者:
なめこ汁

イラスト:
武藤まと

レーベル:
DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 ある日、通販で買い物をしていると面白い商品が出品されていた。その名は『異世界生活権』。興味を持ち、軽い気持ちで購入すると、ジョブとステータスで全ての能力が決まってしまうゲームのような異世界に入り込んでいた!
 購入時に付けたオプションでジョブを自由に設定できるチート能力を使ってお金を稼ぎつつ、かわいい奴隷少女たちとハーレムスローライフを始める!
 書籍化に伴い大改稿!大ボリュームの書き下ろし2編も収録!




感想:★★★★★















異世界での生活権を自発的に購入するという目新しい転生方法で向かった先は、ステータスの存在する世界。
ジョブとかランクとかは手の甲から出し入れできるカードによって可視化されている一方、サブジョブや肝心の詳細ステータスは一般的には可視化されておらず、確認できるのは現状主人公・タカシのみ。
(上位の神官とかで確認できる人が出てきてもおかしくは無さそうですが)


そんなタカシが、ジョブを変えるとステータスも変わることをうまく利用しながら、モンスターを狩ったりミリアとファラを育てたりするお話。





とにかく声を大にして言いたいのは、

とにかくミリアが可愛い!!ということ












ギルドの手伝いで受付をしていたミリアは、哀れにも初手でタカシにロックオンされてしまい、宿=自分の家を紹介しただけで彼女認定を受けてしまいます。
実は奴隷なミリアですが、彼女を奴隷としてではなく子供として育ててくれていた親代わりで主のミーアさんも何故かノリノリでタカシへ援護射撃。
顔が利くミーアさんが皆に言いふらし、タカシが堂々と認めるものだから、ミリアの話は誰も聞かず……


真っ赤になってぷんすか否定して、でもタカシからのストレートに好意的な言葉には思わず別の意味で真っ赤になっちゃう。



そんなミリアちゃんが、私は愛おしい……!




普段は見た目のロリロリしさとは裏腹なしっかりした物腰なのに、絶体絶命のピンチを乗り越えた後に号泣しちゃったり、ステーキをめっちゃ美味しそうに食べたり。
魔術が使えるようになった時の反応だったり。



時折見せる年齢相応の姿が可愛い……!







日常パートが読んでいてとても楽しかったです!
……なので、(冒頭のツイートにも書いてありますが)逆に言うとミリアのHシーンが邪魔に感じてしまう部分もあったりしました。
魔力切れ or 恥ずかしすぎて気絶している時に睡眠姦の要領でサクッと弄ったり後ろに入れたりするんですが、「え、起きてなかったら反応無いじゃない」という睡眠姦の魅力を全否定する感情しか浮かばず……

処女をいただくと親バレするという奴隷の特性もありますが、おそらくはギャップにギャップを重ねようとした結果がこの睡眠姦だったのかなと邪推しています。
つまり「見た目とは不釣り合いな物腰」と「年齢相応の反応」という年齢にまつわるギャップに、「眠っている幼女」と「性的な行為」という同じく年齢を意識したギャップ。

そんな構造が見え隠れしていたからか、睡眠姦それ自体はすんなり受け入れられているんです。
ストーリーを選ぶ難しいシチュエーションですが、特に本編との段差も感じずスムーズに。
ただ、うーん……やっぱりミリアの反応が見たかったという感情が湧いてきます。
しょうがないにゃ。


睡眠姦シーンが割と淡白に描かれていたのも、日常パートの輝きに届かなかった1つの理由かもしれませんが。
そこは背徳感とのバランスよなー……











では実用度はと言いますと、後半登場した新キャラ・ファラとの1st SEXが全て補ってくれているのです!!!



ヤバい。
むちゃくちゃエロい。
本当に幼女かよ、ってくらいメスの顔してる挿絵もあります……!


やはり回復魔術とエロの相性は最高……!!!!!


ストライクゾーンは割と広いdeskyzerですが、その中でも割と真ん中に放り込まれた感です!
幼女のイキ狂いは素晴らしすぎるとしか言いようがない。






以下、細かいツッコミを読書メモにて。



読書メモ




36p:魔法と魔術
⇒「絶対の服従」が魔術に分類されることに、納得したような納得できないような……
主から離れすぎると死ぬとか、逆らうと激痛が走るとかの罰則効果が超常現象なのでそういう印象になってしまいます。
でも、離れすぎると死ぬ=餓死・追手による始末の再現、激痛=鞭打ちなど罰則の再現と捉えれば人の為せることなので魔術に分類されるのでしょうか……
しかしそれらを「自然に存在する現象」と捉えるには人の業が深すぎる……

↑ここまで考えて「まぁいいや」の一言で済ませました。
この本に限らず、魔術・魔法系の設定を理解せず進むのはいつものこと。



71p:彼氏じゃないです
⇒彼氏じゃないですが、と決まり文句で否定していくミリアちゃんの必死に淡々とする様が好きです。
もう少し後に出てくるバグミリアも可愛い……



87p~88p
⇒まるで乙女ゲームのように頬→額→口へとキスの雨を降らしていくとてもロマンチックなシーンかと思いきや……
ゲスさに笑いました



90p:今度
⇒今洗えすぐ洗え



113p:パニック
⇒多分ここが一番可愛い。
ベスト・オブ・ミリア!



124p:はじめての……
⇒だから直前までの良いシーンからの落差は何なんですか!?
流れもムードも何も無いな!?
それが面白いんだけどさ!!?



256p:トイレ
⇒「あやまってトイレに落ちる」という表現があるということは、ぼっとん便所方式ですね。
某王女さまのせいで妙に気になってしまう異世界トイレ事情。






まとめ





これで、DIVERSE NOVELは8月刊まで全て読んだことになります。

読後補正がかかっているのでまだ参考順位にはなりますが、今作はトップ3に入るくらいには好きかもしれません……!
ファラが居なかったら危なかった!
あのシーンが本編じゃなく番外編扱いとかだったらもっと危なかった!


でもファラも万能ではなく、ミリアと対照的に日常パートでの魅力がまだイマイチなのかなぁと。
ミリアの好感度初速に比べるとスロースタート気味でやや懸念かも。
そのあたり2人の性格が反映されているみたいで、それはそれで面白いです。





2巻が出るのなら、「ステータスマイスター」というタイトルが映えるようなストーリーが1つ2つ読みたいかなーと。
今巻でもジョブを変えることでステータスも連動して変わっていますが、もっとそこをフィーチャーした話というか……
ステータスを変えないといけない状況、っていう逼迫感が欲しいです。


でもそれはそれとして、そういうクエスト要素よりも日常パートを読み続けたい気持ちもあります。



つまり、2巻が出るなら無条件で嬉しいのでよろしくお願いします







以上!



今日のラノベ!

幼馴染で悪魔な騎士は、私のことが大嫌い

幼馴染で悪魔な騎士は、私のことが大嫌い

著者:
編乃肌

イラスト:
おの秋人

レーベル:
ビーズログ文庫


【あらすじ】

『精霊姫』に選ばれた庶民のスーリア。だけど護衛騎士が昔喧嘩別れした幼馴染みのレイスだなんて!?「お前の護衛なんて不本意だ」「こっちだて願い下げよ!」「スーに近づくなー!(怒)」精霊ウォルもお怒りの中、向かった王都では『精霊使い』の行方不明事件が頻発!しかもこの事件がレイスの素顔に迫る鍵になっていて……!?




感想:★★★★★




待ってたよ、デレイス……





『余命六ヶ月延長してもらったから、ここからは私の時間です』の編乃肌先生の新作!
8月の新刊ですね。






(ビーズログの新刊台が見つからない僕)
「すみません、ビーズログの新刊って……」

(品出し中の店員さん)
「あ、お盆なのでもうちょっと後です」

(その本屋の文具担当僕)
「あっ、そうですよね」






そんなやり取りもあったとか無かったとか。






本題。




帯文句の「こじらせ喧嘩ップルの精霊ファンタジー!」ってのが、攻め攻めのスレスレでよく内容を表していてすごく良いと思います!




面倒見が良かった主人公・スーリアは、近くの孤児院に皆のお姉さんとして幼い時から慕われていて、レイスもその孤児院にいた一人。
仲のよかった2人なのに、ある時レイスがスーリアのことを「大嫌いだ」と評している場面に本人が出くわしてしまい、思わず腹パン。
以降仲直りすることなく、レイスは騎士として、スーリアは領主様の屋敷で使用人見習いとして働く日々を過ごしていた……というところから物語はスタート。



……いたなー、領主様とかいうキャラ濃い人(遠い目)






精霊姫=三年に一度、精霊たちを統べる精霊女王のもとに赴き儀式を行う役割を担う精霊使いのこと。
本年の精霊姫に選ばれたスーリアはそれだけでもあたふたなのに、その護衛騎士がかつて喧嘩別れしたレイスだと知り愕然。
めっちゃ格好良くなってるのに、案の定つっけんどんな態度だし。

それでも名誉なことだと私情を割り切り、王都へ向かい精霊姫としての準備を進めていくなかで徐々に見えてくる「悪魔」という存在。
そしてレイスの「あの時」の態度の真相も徐々に明らかになっていき……?








やっぱり序盤のレイスは、ツンデレイスもといツンドラレイス
スーリアに大嫌いだと言う過去シーンが一番グサッと来ます……
護衛騎士としてスーリアの前に現れたシーンも……ぅぉぁー……
事情が分かった今見返しても破壊力(乙女特攻)が凄まじいです。


王都に向かい出してからは言葉の端々から事情あるオーラを滲み出させていたので、面と向かって言われていたスーリアほどのダメージは受けずに読めるのかなー?と。
このあたりからどちらの意味でも取れる言葉が出始めてくるんですよね。

……お前は変わらず、年下に甘いな
   本文55pより


とか!
世話役であるロア君(可愛い)(少年)へのスーリアの態度を見たレイスの発言で、表面上は皮肉ですが言外に「俺はお前を昔から知っているぞ」ってヤキモチにも見えてはあああああ~~~~っっ!?尊っっっってなるやつ。

ツンデレイスの爆誕である。



そんなこんなで、ここから先も悪魔にまつわる事件が発生したり、ツンデレイスが猛威を奮ったりしながらレイスの態度の謎に迫っていき……





最後には世界の真理、女性特攻、全ての女性に愛され一人の女性のみを愛する、完全無欠の騎士様・デレイスとスーリアが結ばれ幸せになるというTHE HAPPY END !!!!









何が良かったかと問われれば、脊髄反射で「全部」と答えたくなるんですが、レイス以外だと個性的な脇役たちが素晴らしかったと思います。
精霊大好き!領主様とか冒頭のみの登場なのに強烈に印象に残ってます。
(美少女攻略ゲーによくいるキャラの濃いおっさんに似た印象。天神平パパ……)

スーリアの親友・リンスもまた登場自体は僅かな時間ながらも、スーリアを大事に思っていることが伝わる良いキャラでした。
孤児院の院長さんと共に名前だけはよく出てくるとはいえ、なんかずっとスーリアの傍にいたんじゃないかと思うくらい親しみが湧いています。
姐御肌というか、普段からめっちゃノブレス・オブリージュしてそうというか……
リンスがデレイスを見たらどんな反応するんでしょう……w


精霊たちも外せないですよね!
特にウォルはスーリアとずっと共にいながらも、実はスーリアの命の危機には傍にいることが出来ておらず……
危機が去って再会した時の可愛さとかもう……可愛い……!!
ウォル視点の短編とか読んでみたいですね!
あるかな……

・・・検索中・・・

あった……!!
WEB発だったらもしやと思って調べてみたらありました!!
勝った!!!




まとめ





約束された勝利のデレイス




やっぱり編乃肌先生の描く強気女子(時々乙女)は良いなぁ、と改めて思いました。
大嫌いって言われたら腹パンしたって良いじゃない!!


お幸せに!!!!!




以上!



今日のラノベ!

メモリーリライト


メモリーリライト
記憶改竄術で価値観操作

著者:
マルチロック

イラスト:
水平 線

レーベル:
DIVERSENOVEL


【あらすじ】

 芽森総太は登校途中で猫の死体を見つける。気まぐれに弔ったその後、夢の中で猫にそっくりな性愛の神・イシュタルに出会い、恩返しとして『記憶改竄術』を受け取る。これで情欲を発散せよと告げられた総太は、半信半疑で憧れの同級生に『ノート』を見せてと頼む。すると突如、相手の思考が文字になって目の前に浮かび上がった。試しに『ノート』を『下着』に書き変えると、彼女は服を脱ぎ始め――。




感想:★★★★☆





気に入りすぎて読み方を間違えるという致命的なミス








結論から申し上げますと、


「如月ちゃんと痴漢妹が好きすぎるあまり他のキャラへの興味が微塵も無くなる」


という状況に陥りました。









具体的には如月明衣との絡みが始まった第六話から歯車が狂いだしたんですよ。

陸上部らしい健康的でスラッとした肉付き、程よい日焼けというビジュアルはもちろん、思い込みの激しい性格、才能に恵まれている篠宮鈴羽への深い嫉妬心、気を許した相手への豹変ぶりといった内面まで含めて如月ちゃんが好きすぎてですね……




丁度この前後のエピソードが両方とも総太の姉・柚香なんですが、まぁ如月ちゃんを読む前後での色あせ方の凄いこと。
元々姉属性への興味が薄いというのもありますが、それにしても全く食指が動かない。
それどころかウザさすら感じ始める始末。


幸いその次の話で総太に痴漢されていた中学生らしき女の子のエピソードは性癖にハマってくれたのですが、それが多分トドメにもなりました。
同じエピソードに出てきた近所の奥さん(笹部さん)への興味がまたもや皆無だったのも良い対比だったんでしょう。




以後、性癖にクるかどうか、もっと言ってしまえば抜刀できるか否かで物語の色付きが決まってしまい、物語そのものは完全にそっちのけで読んでしまいました。
というか読めなくなっちゃったんですよね。
Hシーンに入るまではまだしも、入ってからはパラパラ飛ばして次の話へ……というような読み方。


姉は言わずもがな。
篠宮は如月ちゃん出てくるまで一番好きだったのに、如月ちゃんのライバルだからか全く興味が無くなってしまい。
高原さんは痴漢妹の存在があってギリギリ踏みとどまったというか、再登場するであろう痴漢妹を最大限楽しむために仕方なく。






一応読み切りはしたものの「これ感想書けないぞ?」という状態になったわけですね……



しょうがないので、そんな心境をそのまま書き残すことにしました。
一応読み飛ばしてしまった部分を読み直そうとはしたんですが……ダメでした。
興味なさすぎて苦痛でしかなく、気が付けば如月ちゃんの登場シーンまでスキップしてしまいます……












気を取り直して。

この作品の素晴らしいところは、「記憶」を操作することで「価値観」を変えていくことに主観を置いていること。
二次的、三次的に波及していく改竄の連鎖が面白いんですよね。




例えば痴漢の話。
記憶をいじる話では定番のシチュエーションです。
そして、概ね「恐怖」あるいは「羞恥」という感情を、「情動」や「喜び」へと変えてしまうことで擬似的に合意を得てプレイに及ぶという流れになるのが一般的かと思います。
私はそういう話が大好きです。



しかしこの作品では、「初めて痴漢されている」を「またいつものように痴漢されている」と変えることで痴漢を成功させています。

痴漢は犯罪です。絶対に現実でやってはいけません。

今まで何回もやられているなら、また今回も我慢していれば……という方向へ。
記憶の改竄によって思考を誘導しているわけです。
そして、その思考の誘導ルートが読めないために、想定以上の効果を持ってキャラの魅力が伝わってしまうことがある……のかもしれません。



如月ちゃんの可愛さはこうして生まれたのである







まとめ





姉妹丼が次巻へ持ち越しになってしまった悲しみ。




それはともかくとして、本当に読み方を間違えたのが致命的……
いや、うーん……抜き一辺倒なノベルとして読むのなら間違ってはいないですし、後半の物量から見るとそういう捉え方をしても良いんですが……
改竄術の使い方とかヒロインの配置とかを鑑みると、やっぱり抜きだけじゃないノベルという位置づけになるんですよね……







如月ちゃんが魅力的すぎるのが全部悪いんだ……





彼女が引き起こす修羅場が見たいです!!!!!






以上!




今日のラノベ!


不屈の善戦帝王


不屈の善戦帝王
勝てずとも、誰であろうと追い詰める

著者:
アニッキーブラッザー

イラスト:
空色れん

レーベル:
DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 地下世界の少年・レパルト・コルシカは、戦いになるとどんな相手でも戦闘力がマイナス1弱くなってしまう呪いを持っていた。
 ゆえに、誰にも勝つことが出来ない彼は『善戦帝王』と呼ばれていた。
 ある日突然、地下世界にオーク族の魔王軍が侵略してくる。レパルトは呪いのスキルを駆使し、撃退するも重症を負ってしまう。
 ヴァンパイアの姫・ブリシェールはレパルトの傷を癒すため、体を交え、眷属への契約を行う。
 しかし、契約による交わいにも呪いが発揮され、レパルトは絶頂するもブリシェールは絶頂のギリギリで寸止めされ――。




感想:★★★☆☆




荒ぶる「初手」





ヴァンパイアの統治するアルテリア覇王国の地下で奴隷として働く人間・レパルトの「相手の能力より1だけ弱くなる力」が世界の行方を変える……?!な物語。


奴隷とは言っても最低限の衣食住が整っており、十分な休息もあり、結婚もできて。
そんな不自由をあまり感じない状態が千年続いていたために、既に人間には奴隷=悲惨といったようなイメージは無い様子。
地下で生活しているのも、ヴァンパイアが日光に弱いからという理由であって某カ○ジ的なアレではありません。
……現代社会の社畜のほうが、余程酷い状態なんじゃないかなってちょっと悲しくなりました






で、そんな奴隷のレパルトくんが、持つ能力がキーなわけですね。
地下世界の喧嘩大会で必ず名勝負を繰り広げ、必ず負けるため彼に付けられた二つ名が「善戦帝王」。
レパルトの能力値が完全相手依存なため、どんなに強い人が相手でも、どんなに弱い人が相手でも必ず拮抗してしまいます。





1VS1というリングの上では必敗の能力だったわけですが。




戦場という無限・無制限のフィールドなら?

レパルト側に付く存在があるのなら?

ベッドの上でなら?








その時々によって変わる能力の活かし方が面白かったです!
いやほんと、この能力をベッドの上で応用させること考えたのマジで天才だと思います!



だって凄くないですか?

初手寸止め地獄ですよ?

性癖特化の短編ならまだしも、長編、しかも戦記ものに近しいストーリーの濃厚さを感じさせつつのエロノベルで初手寸止め地獄ですよ??

惚れますよ!
賞賛するしかないですよ……!








レパルトと戦ったオーク族のイベリとの数少ない会話の中で、レパルトの感情が次々と動かされていくのも読んでいてとても印象的でした。
最初は親友を殺した相手と同じ種族として怒りを向ける相手だったのに、イベリが処刑される間際には彼の命がなくなることに酷く動揺していて……
レパルトが生死を間近に感じない一般人で、唐突に戦場に放り込まれた彼が異種族を相手にどんな感情の動きをしたのかな、と。
自分なら、親友を殺した相手の同種族に対して、同胞を蹂躙する種族に対して、拳を交えて命のやり取りをした相手に対して、「殺さないで!」と声をあげることはできるかな、と考えさせられました。

甘えと取るべきか優しさと取るべきか。
いずれにせよ「レパルトらしい」選択であると感じたわけなので、つまり物語の方向としてはそういう方面なのでしょう。


……うん、ちょっとふわっとしすぎてるかも!









★マイナス2は性癖の不一致です!(ずばり

ブリシェールの言う「えっちっち」、おねショタが好きな人には堪らないワードとシチュエーションだと思いますし、事実その部分での性的興奮がなかったかと問われるとNOとは返しづらいです。
……ですが、どうしてもメインストーリーの重み(国の存続的な意味でも命のやり取りという意味でも)を踏まえて見るとどうしても浮いているような気がしてなりません。



あと何度読み返してもキツいのが初手。
プロローグにあたる「追い詰められる者」

なんだかんだ確認も込みで5回くらい見返しましたが、その度に鳥肌立つくらいにはダメです……
表紙から読み取っていた作品の雰囲気を1ミリも汲まない語感のオンパレード、初見で崩壊しているキャラ、ギャグエロアニメあるいはエロゲのギャグパートでよくある嬉し喘ぎの共鳴。

手法として理解はできる。
そういう性癖の存在も認知している。
しかし拒絶感がある。
故に性癖の不一致であり、それはそれとして作品は好きであることを改めて申し上げる次第であります。
いやほんと、初手のブリシェール寸止め地獄は最高に好きなんですけどねぇ……






読書メモで残っていた話は書き尽くしたので割愛
DIVERSE NOVELさんの感想ってこのパターン多いな。何でだろう。





まとめ






最後になりましたが、表紙、とても素晴らしくないですか??
ヒロインたちは肌色が艶やかで凛々しくて、レパルトは百戦錬磨!って感じでかっこよくて、今気づきましたがオークたちも風情を漂わせいる気がします。
……びっくりしました。本当に今気がつきました、表紙のオーク。




性癖の不一致もあり、特にHシーンへの導入部への抵抗は強いですが、入ってしまえばこちらのもの。
また、レパルトの心情の揺らぎなどシリアスな面はすごく好きです!
イベリの言うオーク族の族長がどういった存在なのか気になりますし、これだけ巨乳揃いなヒロイン達を見ていると普乳、貧乳キャラの登場にも期待が膨らみます!

楽しみです!





以上!


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