カテゴリ:文庫レーベル(感想作品数・多) > ガガガ文庫

今日のラノベ!


妹さえいればいい。

妹さえいればいい。

著者:
平坂読

イラスト:
カントク

レーベル:
ガガガ文庫


【あらすじ】

妹バカの小説家・羽島伊月の周囲には、いつも個性的な連中が集まっている。愛も才能もヘビー級、残念系美少女のハイエンド・可児那由多。恋に悩み友情に悩み夢に悩む青春三冠王・白川京。鬼畜税金セーバー・大悠アシュリー。天才イラストレーター・ぷりけつ―。それぞれ迷いや悩みを抱えながらもゲームをやったり旅行に行ったり仕事をしたり賑やかな毎日を繰り広げる伊月たち。そんな彼らを温かく見守る完璧超人の弟・千尋には、大きな秘密があって―。『僕は友達が少ない』の平坂読が放つ青春ラブコメの到達点、堂々開幕!!




感想:★★★★★

妹かな?…弟かよ!…………妹かよ!!





冒頭の3ページを受け入れられるかどうか。
3ページを受け入れられたら作品全体を受け入れられるし、3ページの何が面白いの?ってなるなら作品全体が受け入れられないんじゃないでしょうか。
あるいは最初の1行を読んだ時点で派手なツッコミが来ることを予想できるかどうかでも。
平坂読耐性が求められる作品ですねこれ。
個人的には耐性あるので最高に面白いです!



ラノベ作家たちがメインキャラクターではあるけども、他のラノベ作家ものとは一線を画しているのが特徴でしょうか。
確かに「ラノベ作家の実態・生態」という意味では同じなのに、あくまでも青春群像劇であろうとする。
逆に言えば、今までのラノベ作家ものこそが教科書的なフィクションと美少女化にごまかされたもので、伊月や那由多のような本能をむき出しにしたこの作品のラノベ作家たちこそが、実際のラノベ作家さま方の姿に最も近いのかもしれません。
……決して悪い意味ではなく!



キャラたちはそれぞれ(悩みもありつつ)全力で自分の思うがままに生きています。
それが読んでいて本当に眩しいんです。
「暖房が壊れたのなら、沖縄に行けばいいじゃない」とマリーアントワネットみたいな発想で沖縄行ったりするのが羨ましいというのはもちろんあるけれども、羨ましいとは違う感情での眩しさを確かに感じるんですよね…。
なんていうんでしょうか……。
夢の形というのか。
楽しいことばかりでは無いだろうけど、こういう生き方ができたら面白いだろうなぁ、という形。
この作品でいう当人たちが楽しくないことって、トラウマ抉るか仕事に追われるかですからね。想定外のことが起きたとしても最終的には楽しんじゃう人種が集まっているので(千尋は除く)。
大変ではあるだろうけど、こういう生き方してみたい。


……もちろん那由多ちゃんみたいな子が身近に居るから最高だというのは言うまでもありませんが。初っ端ゲロられてもなんかしょうがないかな?っていう気になります。多分。
『物理さんで無双~』のセシリアといい今回の那由多ちゃんといい、オープニングリバースヒロインの気に入る率高いのは何なんでしょう…。






妹さえいればいい。
では、妹がいたら……?







以上!



妹さえいればいい。 (ガガガ文庫)
平坂 読
小学館 (2015-03-18)
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どもー。
デスカイザーです。

8月ですよ8月!
8月といえば……上空に寒気が入ってくることで大気の状態が不安定になることで引き起こされる雨の音をBGMがわりに家のなかで優雅に読書ですね!!

いや、ほんとあれは良いよ…。
すごく本に集中できる。



今日のラノベ!

どうでもいい世界なんて:クオリディア・コード

どうでもいい世界なんて
-クオリディア・コード-

著者:
渡航
(Speakeasy)

イラスト:
saitom

レーベル:
ガガガ文庫


【あらすじ】

正体不明の敵〈アンノウン〉によって、世界が崩壊した近未来。今も〈アンノウン〉との戦争を続ける防衛都市・千葉に暮らす千種霞は、今日も今日とて「終わらない残業と不毛な営業」と戦っていた―。成績不振により天然系うっかり女子の蓮華と共に戦闘科から生産科へと出向された霞を待ち受けていたのは、しっかり者の上司・朝顔が仕切るブラックな職場環境。生産科の立場向上を目指す朝顔の本当の目的とは―!?TVアニメ放送中の『クオリディア・コード』の「千葉編」前日譚、完全書き下ろし小説として登場!



感想:★★★★☆

東京編、神奈川編とはまた違った『クオリディア・コード』。
戦闘科とのやり取りも〈アンノウン〉との戦いもあるけど、話の主軸としては生産科といういわば裏方にスポットが当たっています。

東京編では完全な落ちこぼれがフィーチャーされていたけど、それとはまた別の意味で評価されにくい場所。

「戦闘科を含め日々の生活をたしかに支えているのに過小評価されている」

そんな思いを胸に、朝顔ちゃんが生産科らしい戦いを挑むも…?というのが前半パートたる今巻のお話。
私自身班行動とかグループワークとかだと、裏方というか影の軍師的ポジションにいることが多いので、朝顔ちゃんのそういう気持ちはすごい良く分かります!
……分かるだけで、「もっと評価しろ!」とは私は思いませんが…。
何せ朝顔ちゃんの場合は、戦闘科以外の生徒たちの将来の生活がかかってるから。
それに「無ければいけない」存在であるのも最も。

でも逆にいえば自分たちの将来を確約させる自己中心的な考えとも言えるし、無ければならないのは個人ではなく機能であるというのも忘れちゃいけない。
(朝顔ちゃん本人の素質のみは個人として評価されるとしても)

アニメ1話という「着地点の形」が既に見えているなかで、「着地点の中身」がどういう風になるのか。
蓮華ちゃん、朝顔ちゃん、霞がどういう道を選択するのか…。
楽しみですね。





話は変わって章タイトルが面白いという話!

『クオリディア・コード』既刊作のタイトルをもじってる1、2、5章がハマってて良いですw
特に1、2章は「あれ?これ営業マンがブラック企業の内情を暴露する話だったっけ?」という前半の内容にピッタリ!
なんとなく渡先生が橘先生とさがら先生をネタにして遊んでいる日常風景が垣間見えた気がします…


あー、あとどうしても書いておきたいのはねー?

千葉のホテルでお偉いさんが正月に会議とかやめようねー!?
あぶないよー!?





以上!

どうでもいい 世界なんて: ークオリディア・コードー (ガガガ文庫 わ 3-20)
渡 航(Speakeasy)
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どもー。
デスカイザーです。


ラノベ大量買いしようとしてた日に就職関連講座あるじゃんうわーー!!!
とか思いながらバイトして、帰って確認したら気のせいだった。
良かったよ…。



それじゃ、今日のラノベ!




ガガガ文庫より
『GEφグッドイーター』です。


【あらすじ】

いつものダンジョン最下層。そこで繰り広げられるキャッチ&イートの毎日。一般人の少年カインは、ひょんなことから、“おいしいものを食べる”ことを目的とする“グッドイーター”に参加することになった。そこで出会ったのは、元勇者と元魔王と元暗殺者という、いわくつきの三人。彼女たちに囲まれて、やっつけたモンスターのお肉を食べたり、看板娘・エルマリアがいるいきつけのお店“腹ぺこ赤竜亭”で満腹になったり。「GJ部」コンビの最新作は、ごはんのおいしい4コマファンタジー小説!今回も36編収録で、みんな満足でお腹いっぱい。


感想:★★★★★


一応新シリーズだけど、目新しさといえば部室じゃなくてダンジョンの中だったり酒場での朝ごはんだったりくらいでした。

つまりあれです。
大体キャラの性格同じ。

元気なリーダー。
理知的なお姉さんポジション。
無口で大食い。
謎が垣間見れるほわほわ天使。
流される主人公。


そして様式美となっている4コマ小説という部分も。




……落ち着くわぁ…………





え?感想?
エルマリアまじ天使


以上!
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やっはろー。
デスカイザーです。

バイト再開が決まった途端にパズドラの課金を再開してしまうあたりどうしようもない…。
育成用だから…(震え声)
ガチャはしばらく引かないから(重ねて震え声)



それじゃ、今日のラノベ!

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)
(2011/03/18)
渡 航

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ガガガ文庫より
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』です。


【あらすじ】

孤独に負けず。友達もなく、彼女もなく。青春を謳歌するクラスメイトを見れば「あいつらは嘘つきだ。欺瞞だ。爆発しろ」とつぶやき、将来の夢はと聞かれれば「働かないこと」とのたまう―そんなひねくれ高校生・八幡が生活指導の先生に連れてこられたのは、学校一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」。さえない俺がひょんなことから美少女と出会い…どう考えてもラブコメ展開!?と思いきや、雪乃と八幡の残念な性格がどうしてもそれを許さない!繰り広げられる間違いだらけの青春模様―俺の青春、どうしてこうなった。


感想:★★★★★

色々と分かってはいるけどもあーえーて声を大にして言いましょう


誰だこのヒロイン!?
あとうしろの目力強い少年!


長続きするシリーズは作者の文章力・キャラの成長以上にイラストレーターの画力・画風の変化が面白いよね。
『禁書目録』も1巻見返すと……




感想…だけど、アニメで大体ストーリーは知ってたから目新しいものが少ないんだよね。
だからアニメ→ラノベの順番で入るのは嫌なんだよ…。

そうさねぇ…。
カースト女王の言動がより一層ムカついたってのはアニメとの感想の違いかなぁ。
ストーリーの概要は覚えてるけど、詳細までは覚えてないからアニメとの詳しい差まで語れないし。

『俺ガイル』は結構世間的には盛り上がってるけど、実はデスカイザー的にはそんなに盛り上がってなかったりするんです。
もちろんラノベ枠だからほかのアニメに比べたら真剣に見守ってたし今季も見るけどね!
ひっきーの思考は好きだけど、トラウマまわりをチクチクされてるようで…
あっ、この話やめますね?



読んでて思ったけど、本当にさがら総先生と質が似てるよね。
『クズと金貨のクオリディア』でタッグを組んだ時にぱっと見だと区別がつかなかったのも納得。
変態王子から変態要素と王子要素抜いてひねくれさせればひっきーだもん。
……別人だこれ。

まぁとにかく文体が似てる。本当に。そっくり。



二期が終わるまでにはアニメに追いつきたいな…




以上!
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どもー。
デスカイザーです。

本日2回目の更新はツインテールです。


デスカイザーと弟は広い部屋を一緒に使ってるんだけど、今お母さんと弟がよく分からない喧嘩しててつらい…。
騒ぎ続けるのは収まったんだけど、山を越えたあとの少ししんみりしたムードがこちらにも流れてきて……!

たすけて

あっ、また叫びだした。



今日のラノベ!(2回目)

俺、ツインテールになります。〈3〉 (ガガガ文庫)俺、ツインテールになります。〈3〉 (ガガガ文庫)
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俺、ツインテールになります。4 (ガガガ文庫)俺、ツインテールになります。4 (ガガガ文庫)
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ガガガ文庫より
『俺、ツインテールになります。3、4』です。


【あらすじ】
省略


感想:★★★★☆

アニメでいうと7話あたりから最終話までの話。

具体的には
ダークグラスパー登場、腹話術
→会長、えろほんを買う(未遂)
→会長母登場。婚約へ。(このあたりから作画崩壊開始)
→「俺のツインテールは、輝光(ひかり)だ!」
→キス
→メガ・ネプチューンMkⅡ(CV.田村ゆかり)
までが原作3巻。

テイルブルー踏み続けるだけでエレメリアンを撃破
→寝てる間に変身
→総二、女体化
→トゥアールから、あの…ツインテールとめる…そう!バレッタをもらう
→水着
→覚醒
→「俺のツインテールは、絆だ!」
までが原作4巻です。


んで、今書いてて思ったんだけど、俺まだ最終回見てないや。
忘れてた(*ゝω・)てへぺろ☆


ダイジェストで振り返るの面白いな。
要点抜き出せるし、ぼかせばネタバレ回避にもなる(?)し。
また気が向いたらやってみよう。

それはおいといて。



結局総二のツインテールは輝光なのか絆なのか聞くのは無粋ですかそうですか。

会長がえろほん買うときにでてきたオウルギルティとは1回殴り合いをしないといけないね。
肌色多めのイラストがついた小説がだめで、おっぱい連呼する幼女の詩は聖典とまでいうとか頭沸いてるだろこいつ。
とりもちまみれになって死んでしまえ!!(※既にテイルレッドにより討伐済み)



ツインテールはしっかり最新刊まで揃えてあるから、隙を見て一気に読み切りたいです。



俺のツインテールは、ラノベだ!(錯乱




以上!
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