今日のラノベ!
ハートフルでありハートフルボッコであり……
ひきこもれないコマリの将軍生活2冊目。
1巻で暗躍していたテロ組織 “逆さ月” の影もチラつきつつも、今回のメインは何と言っても七紅天大将軍内の内輪もめ!
世間知らず(※ひきこもっていたから)のコマリがうっかり煽ってしまったフレーテさんが激おこ。
他の七紅天大将軍も巻き込んでの闘争へと発展します。
闘争と言っても、魔核の範囲内であれば本当の意味で死ぬことの無い世界。
遠隔中継を利用した一大イベントとしての側面が強いのはご愛敬。
……まぁフレーテたちがコマリに向ける殺気は本物ですが。
不参加の第一部隊を除く全六部隊の面々が、個性的で面白かったです!!
陣容としては以下のような感じ。概ね。
第七部隊・コマリ:主人公
第六部隊・サクナ:今巻のメインヒロイン
第二部隊・ヘルデウス:サクナの将軍就任推薦者
VS
第三部隊・フレーテ:コマリに煽られた人
第四部隊・デルピュネー:仮面被った怪しい人
第五部隊・オディロン:見た目がTHE・武人って人
とはいえ、七紅天闘争はポイントを争う個人戦(個部隊戦)かつ最下位は将軍罷免=爆破なので、あくまでも名目上はサバイバル。
普通にやってたら勝てない(と思っている)コマリがサクナと手を組み、サクナにヘルデウスが味方し……といった形でこんな感じに。
まぁ一国の戦闘部隊が総出でやってるこの闘争すら、テロリストからしたらコマリを殺す良い機会でしか無いわけですが……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
新キャラ・サクナをめぐる物語だったわけですが、こう、「良い話だったなー!」と纏めるには事の経緯の毒が強かったです。
サクナ目線で見ると、わりかしハートフルボッコです。
傷心です。
1巻でコマリと敵対したミリセントも境遇はなかなかでしたが、サクナはそれ以上……
でもそーゆーとこの魅せ方もうまいんですよね、この作品。
「こういう経験があったからこういう行動をした」ではなく、「こういう経験があったから、こういう考え方をするようになりました」なのが凄いです。
作品の中でキャラが生きてます。間違いなく。
そういうわけで、
サクナの二面性みたいなものを察してゾワッとした時の
……楽しさと言ったらもう!!
これからどんな葛藤をしてくれるんだろう!」ってウキウキしちゃいましたね!
……鬼か。
でも、しっかり最後はハートフル。
力を持たない(というかまだ自覚していない)コマリが敵に立ち向かう姿というのは王道カッコイイですし、覚醒してからの力の使い方もやっぱりカッコよくて心温まります。
あと今回はラストのあの人ですよね~~~~~~~~!!
かんっぜんに全部もっていきましたね!!!!
あんなことされたら入信しちゃう……
一生付いていっちゃう……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
っていうかイラスト力高すぎません???
扉絵のむっすーしてるヴィルがメチャカワなのに目次カラーのヴィルはカッコイーで、読む前から心臓やられましたし。
ちくしょおおおおおぉぉぉぉしてるコマリの躍動感やら、
サクナ初登場のきゅるるるるんって感じと、ヤバサクナ初登場の怖さの落差やら、
とどめにまさかの登場ミリセントさん!
え、美女……(昇天)ってなるのもやむを得ないと思うんですよ。
あのイラストだけ5度見くらいしました!
それくらい素敵!
GA文庫さん、最近イラスト偏差値がめちゃくちゃ高いのでとても信頼できますね!
ありがとうございます!!
信頼できる爺ちゃんほど怪しく見える説
国内で争える人もいないですし、次はいよいよ本格的な対外戦になるんでしょうか……?
いいぞー!
世界が広がるということはキャラが増える!
キャラが増えるということは推しが増える!
コマリの心労も増える!!
心労が増えるということはぶっ飛んだセリフが増える!
つまり面白い!!!
次もとても楽しみです!
ミリセントさんもまた見たいな……(ガチ恋勢)
以上!
著者: | イラスト: | レーベル: |
---|---|---|
【あらすじ】 「ごめん。お前、誰だっけ?」 コマリが意図せず煽ってしまったのは七紅天大将軍の一人、フレーテ・マスカレール。これがきっかけで事態はどんどんエスカレートし、ついに将軍同士が覇を競う「七紅天闘争」にまで大発展してしまう! 敵となる将軍どもは手ごわいヤツばかり……かと思いきや、コマリは新たに七紅天となった少女、サクナと打ち解ける。文学趣味で、コマリのことを「姉」と慕うサクナは、コマリ以上に内気で気弱な子だった。 一方その頃、宮廷内では要人暗殺が横行。さらにはヴィルがサクナに微嫉妬したりと、コマリの周囲は大さわぎ。コマリの平穏な引きこもりライフは、はたしてどうなる!? |
感想:★★★★★
ハートフルでありハートフルボッコであり……
ひきこもれないコマリの将軍生活2冊目。
1巻で暗躍していたテロ組織 “逆さ月” の影もチラつきつつも、今回のメインは何と言っても七紅天大将軍内の内輪もめ!
世間知らず(※ひきこもっていたから)のコマリがうっかり煽ってしまったフレーテさんが激おこ。
他の七紅天大将軍も巻き込んでの闘争へと発展します。
闘争と言っても、魔核の範囲内であれば本当の意味で死ぬことの無い世界。
遠隔中継を利用した一大イベントとしての側面が強いのはご愛敬。
……まぁフレーテたちがコマリに向ける殺気は本物ですが。
不参加の第一部隊を除く全六部隊の面々が、個性的で面白かったです!!
陣容としては以下のような感じ。概ね。
第七部隊・コマリ:主人公
第六部隊・サクナ:今巻のメインヒロイン
第二部隊・ヘルデウス:サクナの将軍就任推薦者
VS
第三部隊・フレーテ:コマリに煽られた人
第四部隊・デルピュネー:仮面被った怪しい人
第五部隊・オディロン:見た目がTHE・武人って人
とはいえ、七紅天闘争はポイントを争う個人戦(個部隊戦)かつ最下位は将軍罷免=爆破なので、あくまでも名目上はサバイバル。
普通にやってたら勝てない(と思っている)コマリがサクナと手を組み、サクナにヘルデウスが味方し……といった形でこんな感じに。
まぁ一国の戦闘部隊が総出でやってるこの闘争すら、テロリストからしたらコマリを殺す良い機会でしか無いわけですが……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
新キャラ・サクナをめぐる物語だったわけですが、こう、「良い話だったなー!」と纏めるには事の経緯の毒が強かったです。
サクナ目線で見ると、わりかしハートフルボッコです。
傷心です。
1巻でコマリと敵対したミリセントも境遇はなかなかでしたが、サクナはそれ以上……
でもそーゆーとこの魅せ方もうまいんですよね、この作品。
「こういう経験があったからこういう行動をした」ではなく、「こういう経験があったから、こういう考え方をするようになりました」なのが凄いです。
作品の中でキャラが生きてます。間違いなく。
そういうわけで、
サクナの二面性みたいなものを察してゾワッとした時の
……楽しさと言ったらもう!!
これからどんな葛藤をしてくれるんだろう!」ってウキウキしちゃいましたね!
……鬼か。
でも、しっかり最後はハートフル。
力を持たない(というかまだ自覚していない)コマリが敵に立ち向かう姿というのは王道カッコイイですし、覚醒してからの力の使い方もやっぱりカッコよくて心温まります。
あと今回はラストのあの人ですよね~~~~~~~~!!
かんっぜんに全部もっていきましたね!!!!
あんなことされたら入信しちゃう……
一生付いていっちゃう……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
っていうかイラスト力高すぎません???
扉絵のむっすーしてるヴィルがメチャカワなのに目次カラーのヴィルはカッコイーで、読む前から心臓やられましたし。
ちくしょおおおおおぉぉぉぉしてるコマリの躍動感やら、
サクナ初登場のきゅるるるるんって感じと、ヤバサクナ初登場の怖さの落差やら、
とどめにまさかの登場ミリセントさん!
え、美女……(昇天)ってなるのもやむを得ないと思うんですよ。
あのイラストだけ5度見くらいしました!
それくらい素敵!
GA文庫さん、最近イラスト偏差値がめちゃくちゃ高いのでとても信頼できますね!
ありがとうございます!!
まとめ
信頼できる爺ちゃんほど怪しく見える説
国内で争える人もいないですし、次はいよいよ本格的な対外戦になるんでしょうか……?
いいぞー!
世界が広がるということはキャラが増える!
キャラが増えるということは推しが増える!
コマリの心労も増える!!
心労が増えるということはぶっ飛んだセリフが増える!
つまり面白い!!!
次もとても楽しみです!
ミリセントさんもまた見たいな……(ガチ恋勢)
以上!