カテゴリ: MF文庫J

今日のラノベ!


絶対彼女作らせるガール

絶対彼女作らせるガール!

著者:
まほろ勇太

イラスト:
あやみ

レーベル:
MF文庫J


【あらすじ】

この学園には必勝の女神がいる―。白星絵馬の手のひらに願い事を書くと叶う、そんなジンクスといつも笑顔な人柄で学園でも人気のクラスの太陽・絵馬を尻目に、目立たず冴えない自称幽霊の大地は生徒会室へ。憧れの生徒会長・獅子神玲花の雑務のためだ。が、ある日大地が偶然絵馬の「とある秘密」に触れたことで、絵馬が大地の恋愛を全力応援すると宣言!さらに絵馬を信奉する学園トップ美少女の猪熊みりあと鷹見エレナまで巻き込んで大地のモテ改革を開始!!大地の学園生活は瞬く間に一変していき―!?第13回新人賞“優秀賞”の正統派青春ラブコメ、爽快に登場!




感想:★★★☆☆




MF文庫Jの新人賞にて優秀賞を受賞し、好きラノ2017下期で1位を獲得した注目作!
文章の質は文句なしに高いですが、それゆえに疑問符を浮かべた部分もあり何とも評価しづらいところ。



まず面白かった点。

1つは「憧れの先輩を振り向かせる」という目標がブレないシンプルなストーリー!
王道中の王道。
もはや使い古されたと言っても過言では無いとすら思える題材。
しかしだからこそ、「2017年のライトノベル」という潮流においては目立ったのでしょう。
1巻から複数のヒロインを出す、サービスシーンも作る、主人公はイマイチ煮え切らない態度、etc…。
これらが最早当たり前のように繰り返されている中、それらの大筋を踏襲しつつも「主人公(男)が一途である」というただ一点で勝負し、見事成立させていることが凄い。
私もいつもなら「エレナ様に足を置いていただきたい!」とか叫んでいたかもしれないですが、今作ではどうしても生徒会長という絶対的な最終ヒロインの存在に目を奪われてしまいます。
悔しいくらいに術中にはまってしまって、故に面白い。


もう1つは豆知識要素!
豆知識というか、がっつり学習として楽しめる情報量でした。
今回取り上げられていたのは、猪熊ちゃんが教えてくれる「ファッションについて」と、エレナ様が教えてくれる「円滑コミュニケーション術」の2つ。
どちらもですね、知っているんですよ。半分くらいは。
情報源はTVだったと記憶しているので、世間的には「常識」の範疇かもしれないところが半分。
「ファッションの流行は意図的に作られている」とかですね。
そして、もう半分が初耳学。
「服は機械による自動縫製ではない」とかです。

全く知らないジャンル・情報についてドヤ顔で披露されても「……(ふーん…)」くらいなものですが、既に少しでも知っている事についての新情報となると「……へぇー!!」くらいまでリアクションが変わるもの(だと思っています)。
常識とトリビアの比率をうまく考えて、興味を最大限惹かれるような情報量に。
それを意図的にやったのであろう文章・展開が、個人的には今作最もツボです!






さて、問題は冒頭で申し上げた「それゆえに疑問符を浮かべた」という点です。

この主人公くん、女の子の容姿をそれはもう細やかな点まで美しい例えをいくつも重ねて褒めちぎるんですよ……。
その描写で女の子の魅力はバッチリ伝わるんですが、如何せん事細かすぎるのだよ……。

ぶっちゃけ一言で言えば、読むのが辛かったです。
上で挙げた良いポイントが、それなりに読み進めてから把握できる類のものだっただけ余計に。
クラスメイトにすら名前を把握されず、特に目立った特技もなく、成績が優秀というわけでもなく、コミュニケーションがうまいというわけでもない人間が、普段からボーッとクラスを眺めているという経験のみであれだけの比喩を重ねて女の子を褒めちぎることができるなら、さっさとその気持ちを行動に移してほしい。
その観察能力がありながら、好きな先輩の違和感に気づけない?そんなことは無かろうて。

まぁ、この点に関してはこの作品に限った話でも無いですし、逆に淡白すぎる描写というのも困るので難しいところなのですが。
難しいところだからといって評価外にするわけでもないので、正直に★-2させていただきます……。

いや、本当に。
特に中盤以降この作品の面白さが分かってからは、面白さを求める気持ちと「……でもあの描写量が待っているんでしょう?」という気持ちの葛藤で、「どうしよう……どうしよう!」って読む手が止まりましたから。






残りはいつもの読書メモで!




読書メモ





12p:絵馬……えま……エマ……
⇒朝30pくらい読んでから出勤して、感想と今後の展開を考えながら仕事していたんですがね?
手越くんあたりが「おまえはわるい女」とか歌いそう、とか思ってしまったせいで仕事の手が止まりました(実話)



17p:修飾の嵐
⇒上に書いたとおり、女の子の容姿をこれでもかというくらい美しく描写していて、本当に描写だけは素晴らしいんですよ……!
その描写をしている主人公のキャラとの整合性に疑問を持ってしまう僕が悪いんですっ!
この描写を踏まえて「僕は至って平凡」とか言い出さなかったのは僥倖。



38p:「死」キーワード確定
⇒作中「女神スイッチ」として機能する、絵馬に対してのタブーワード「死にたい」。
明るい展開で騙した後に暗い展開にズドーンと持っていくタイプだと確信していましたが、そこまで深くズドーンと行かなかったのは精神衛生上は良かったです。
予測可能回避不可能な大きさの落とし穴に自ら突っ込んでいくのは楽しいですね!



42p:良い事言うのが早い!
⇒主人公くんに対して絵馬が語る言葉。とても良い。
辛い時、悲しい時の気持ちを的確に、されど重くなりすぎないように纏めてくれていて、「この子になら自分の悩みを相談したい」と素直に思える天使みがあります。
40pちょっとしか経ってないのに早くもクライマックス感あるシーンで、ここでコレ来るならラストはどんな良いシーンが……!とその後への期待値がグンと高まったシーンです。



81p:お前実はおしゃれできるやろ……!
⇒こうね、制服姿の猪熊ちゃんとかエレナ様の外見を描写するのはまだ分かるんですよ。まだ。
でもですよ?
「小さなリボンのあしらわれた繊細な白」とか服の感想込みで外見を描写されてしまうと、もう何も同感できなくなって……。



113~118p:瞬間火力
⇒このシーンの後、それまで読み渋っていたのが嘘のように気がついたら1冊読み終えていました。
それくらい火力あるシーン、「笑顔」。

主人公くんが初めて自分の意思を強く前面に出したことで今後の青春に期待が持て、それと同時に猪熊ちゃんやエレナ様がタダの絵馬の取り巻きに留まらない良キャラだということを知らしめられました。



188p:普通に考えたら父の部屋
⇒しかし、そんなことは無かった



207p:……デジャブ
「はは、さすがに無理だと思うな」

クラスの空気に一石を投じ、その一言が何故か教室に響き、クラスに馴染むきっかけになる。
読んでて本当にびっくりして鳥肌立ったんですが、「無理」という言葉も含め、これ僕が高校入学1日目にやらかしたのと同じなんですよ……!
会話の内容はもちろん違いますが(確か全校集会中にこのクラスのメンバーで黙ることができるかどうかとかそんな話)。

ろくに会話したことも無い、クラスという枠組みの中の不特定多数の人に否定の言葉を突きつける。
l怖いですよ。
失敗なんてしようもんなら……。
僕のは反射的に「いや、無理だろ」って出ちゃったのが良い方向に転がってくれただけなのでアレですが、コミュニケーション手段として、吟味した上で、自分の意思でこの一言からコミュニケーションをスタートしたというのはとても凄くて、感動すら覚えます。
いやぁ……、本当にびっくりしました。




まとめ





実は高校のクラスメイトが書いているとかそんなオチは……(無い)



終わってみればプロローグ。
それぞれのキャラが全く別々の方向に向けていた矢印が、主人公くんに向き始め、これからどんなラブコメが繰り広げられるのか期待に胸高まります!

絵馬の「女神スイッチ」、一瞬見せたその狂気の面が2巻でがっつり描写されることを期待しているのは僕だけかもしれませんが、それはともかくとして「人間は様々な側面を持ち、それぞれに信念を持ちながら生きている」ということを深く感じさせる良い物語だったと思います。
2巻でも彼女作らせるガール“たち”の、面白くも至極真面目なラブコメを見せてくれることを期待します!



……そして、最後まで主人公くんの名前を書くことは無かったのであった。


以上!



どもー!
デスカイザーです。


雪!
めっちゃ降ってますね!

明日の朝が心配です……。
雪の上歩くのは良いけど、スリップした車に突っ込まれないかどうかが心配……。



今日のラノベ!

大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?3

大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?3 

豊富な嫁の力があれば神の試練も余裕です。

著者:
櫂未高彰

イラスト:
三上ミカ

レーベル:
MF文庫J


【あらすじ】

グロリア帝国の替え玉皇帝として、圧倒的物量を武器に大陸が誇る英雄『七勇神姫』をも己が嫁とした常信の下に次なる嫁が!?「鬼畜破廉恥外道皇帝、私と結婚しなさい。そうすれば、私があんたの歪んだ性癖を全て受け止めてあげましょう。あんなことやこんなことや、そ、そんなことだって、させてあげなくもないわよっ…。た、ただし!初めはなるべく優しくしなさいよねっ」突然やってきて常信に結婚を迫る慈愛の女神・クオーレ。さらには大陸の大神・ゼーバも登場し、クオーレとの結婚を認めるための試練(無理難題)を課してくるのだが…?帝国の物量は神をも超える!?あらゆる問題を物量で押し潰す、爽快にして痛快なる皇帝ファンタジー!




感想:★★★★☆



女神降臨!(超地獄級)(スタミナ50)(大神乱入あり)




3巻にして大国に立ち向かってくるのが人じゃなくなりましたが、やることはずばり大国チート!って言って良いのかなぁ……。
神に対して活躍するの、ラストを除いてほぼ全部『七勇神姫』だった気がするんですが……。
前巻ではそれぞれの姫の個性が爆発していて面白かったのは認めますが、彼女たちグロリア帝国籍じゃないし……
そうかといって「人VS神」という構図になるというわけでもなく……。
ちょっと中途半端さを感じました。


……みたいな難しいことは読後にふと思った程度です。
思ったは思いましたが、読んでいる間気にならなければセーフです!




というのもですねー!
人の話を聞かない子が増えすぎてカオスすぎてですねー!!
帝国組の4人に『七勇神姫』の6人、そして女神クオーレ。
11人がへーかの言うことを大体聞かずに突っ走っていくので、へーかも我々も付いていくのに必死です(笑)
いろんな意味で、へーかの理性よく持ってるな!!

新キャラのクオーレは殊更話を聞かないですが、仮にも女神なだけあってへーかの嫁になろうとした本当の理由であったり、本質的な行動指針はとても真面目な子でしたね。
水色髪に白ワンピースという出で立ちもGOOD!
コミュニケーションを誤差なく取れるようになったらヒロイン達の中で一番まともな気がします。
多分その「誤差なく」というところのハードルが非常に高くて、むしろ向こうからくぐってくるので厄介なんですよ……。
クオーレをハードルの向こうに押し戻しながら越えないといけないので。
押し戻さずに越えてもハードルの向こう側だし、かと言って押し戻してたら越えられないし、くぐってきたのを許容するのは反則だし。


旧キャラで活躍したのはロザリーとシエラ……ですかね。
奇しくも2巻後半で豹変した2人です(笑)
ロザリーはヒルデと共にへーかの寵愛を受けようと真面目に必死で報われず、シエラは変態。

(「あぁっ!紹介が雑!けどそれもいいっ!」って悶絶してそうだなぁ、って。)

このふたりには延々と従属魔法を発動させていたい……
悶えろ~
喘げ~
なんか色々汁を出せ~





ど、読書メモのコーナーだよ!




読書メモ





25p:スケールが……。
⇒2巻までは魔法有りとはいえ人間同士の争い。
今巻は冒頭から神からの試練(物理)ですから、もうスケールが全然違います!
この序章で「大国チートが神にも通じるの!?」と期待を煽られ、おかげで前半はワクワクしっぱなしでしたね!



40p:あぁロザリー……
⇒快感を耐えたりしてるうちにおかしくなっちゃったのね……可哀想なロザリー……。
彼女にとっては皮肉なことに、従属魔法を望まぬうちはイカされたのに、従属魔法を自ら受け入れてからはイカされるほどやられていないというね!!
  →327p



42p:一言投稿
⇒知恵袋、ネット掲示板、動画サイトに続いてTwitterもどきが登場!
よりリアルタイムで帝国民の反応を見ることができるようになりました。
やっぱり見覚えのあるHNがチラチラ……?
  →278p



120p:まともクオーレ
⇒人の話を致命的に聞かないだけで、アホの子っていうわけじゃないんですよ。
むしろすごく真面目で頭の回転が早く、自分の中で理論を組み立てることができるので人の話を聞かないのかなぁ…?と。
静かにしていれば女神なところは、某作品の「花鳥風月!」神に通じるところがあるかもしれません(笑)



135p:神降臨!……したんだけどなぁ……。
⇒鏡の神様、スペキア様降臨!(2p、立ち絵無し)
対大神ゼーバな前半パートの中でほぼ唯一帝国の大国っぽさが伺えるシーンがダイジェストってどういうことですかねぇぇ!!
しかもわざわざ幼女神という設定を付けておきながら!!
嫌がらせですかねぇぇぇぇぇ!!!!

幼女を蔑ろにした罪は重い



145p:表紙
⇒劇中の1コマを挿絵ではなく表紙にしてしまうというのはあまり見かけないですよね。
それっぽい構図はあるにしても、そのままってなると……岬鷺宮先生の『踊り場姫コンツェルト』(メディアワークス文庫)とかくらいしか思いつかないです。
扉絵を別のことに使いつつ、カラーイラストをぶち込めると考えると画期的かつ合理的と言わざるを得ない。



166p:ヒルデエエエエエエエエ!!!
⇒言ったあああああああ!!!??
お慕いしてるってヒルデがへーかに直接言ったああああ!!!!!

可愛いなぁもう。



234p:本領発揮
⇒後半戦の正妻戦争は、まぁ酷い状況でしたからね……。
絶対王政の大国でろくな説明もなく民主制度である選挙を取り入れた結果、票の売買、武力の行使、戦争、蜂起と大混乱!

選挙 #とは

なまじ選挙の実例を知っているへーかなだけに、民主的に収めようとしますが最後にはブチ切れて帝国の本領発揮となりました。
ここに至るまでの200pで大国っぽさが薄かったのは、このシーン(とこの後のルーレット)でのへーかの暴れっぷりを映えさせるためだったみたいです。
うん、これでこそ『大国チート』ですよ!



237p:逆寄進
⇒新しいwww
教会から貴族にお金を出させるってどういうこっちゃねんwww



271p:たった
⇒今作最大の名言がへーかから飛び出しました。

たった20892333943217000000オーロだ



2089京2333兆9432億1700万。
某超インフラ通貨でもあるまいしwww
神へのはったりとはいえ、これを言えるへーかはやっぱりへーかだよ……。
5000兆円欲しい!はまだまだ甘かったようですよ?



278p~:リアルタイム
⇒見開き右側の本文で中継の様子、左側でそれに対しての一言投稿での反応を見るという非常に画期的な発想。
まさにTVを見ながらTwitterやっている時の気分でした!
まさかラノベでこれを味わえるとは!すごい!!!



282p:お前だったのか!
⇒1巻当初から、パオラが知恵袋に質問をするたびに「まず服を脱ぎます」などの回答を繰り返していたHN・深淵なる紅蓮の碧眼さんの正体がシエラだったなんてっ!!!!
マライカが濫用する前から帝国ネットワーク筒抜けだったんじゃねぇか!っていうのはともかく、正体にはすごく納得。
これからは匿名の変態発言が来たらとりあえずシエラだと思えば良さそうです。



298p:「私は……イキ顔なら負けない!
⇒それで良いのかロザリー!?



327p:ロザリー……
⇒ついに本編で自慢のイキ顔を晒すことなく終わったのに、イラストレーターあとがきで辱められるロザリー……。




まとめ




表紙にいるのにここまで名前が出てこないベアトリーチェ△



これまでの2巻とはまた違った側面がフィーチャーされていたところが面白かったです!

へーかの嫁たちもそうですが、たくさん集まれば個性が増える。
十人十色、百人百色と個性が増えれば、それをまとめあげることは対数的に増えていく。
どこに折り合いをつけるか、あるいはどこに折り合いをつけさせるか。

人間関係はミクロにしろマクロにしろ、妥協の押し付け合いによって成り立っているのかもしれません。
そして妥協を受け入れることが敗北となるのか親切となるのか勝利となるのか。
それを決めるのは当事者の心持ち次第。
何が起こっても喜び狂える変態を見て、もう少しだけ柔軟に生きてみようかな?と思ったり思わなかったり。





以上!



今日のラノベ!


大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?2

大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ? 2
英雄嫁を増やすのも皇帝の大事な仕事です。

著者:
櫂未高彰

イラスト:
三上ミカ

レーベル:
MF文庫J


【あらすじ】

グロリア帝国の替え玉皇帝として、圧倒的物量を武器に連合軍を退けた常信だったが、彼の目下の悩みは迫り来る四人の嫁だった。「むーっ。みんな、へーかの嫁だけど、わたしが一番なの!」「正妻として、陛下に一番に愛していただくのは私でなければなりませんわ」それはさておき、帝国の捕虜となった『風の姫』ロザリンド救出に、残る『七勇神姫』の五人が立ち上がり―!?「彼女を虜囚とし、あんなことやこんなことや、あまつさえそんなことまで…?一国の姫だぞ!?一国の姫に、まさかそんなことまでやるだなんて…この、破廉恥外道皇帝!」「…(やってねぇよ)」妄想激しい彼女たちを追い返すため、常信はまたも物量無双を繰り広げることに!?




感想:★★★★☆

5ヶ月越しの感想とかもう無理だって(泣)




おはようございますこんにちはこんばんはdeskyzerです。
「今年の感想、今年のうちに」と思い、既読且つ未投稿の本の感想の投稿を最近続けておりますが、そろそろ本気できついです。

何せメモすら…………残ってましたけどー!
希望見出して開いてみたら




大国チート (ここだけ見出しで表示されてる)



96








…………。



オンリィィィィィィー!




ロザリンドの調教エロ動画配信しよう!ってムツィオの意見に心の底から賛同しているとしか思えないメモぉぉぉー!!






いや、うん、分かるよ!?

5ヶ月経った今覚えてるのが、


①ロザリンドを従属魔法でビクンビクンさせている動画
②マライカのアイドル動画(かわいい)
③ナタリアとソニアの音読。蜜とおマメは卑猥じゃない
④ぶひいいいいいいいい



だけですもん!
自分がこの作品の絶妙なエロシーンにどれだけ感銘を受けたかをまざまざと示してるし、もう大体全部覚えてるんじゃねーかっっ!!!




今巻は、1巻よりも真面目な政治部分が少なく、姫対策の特殊な作戦にウェイトがほぼ全部振られていました。
なので、ベアトリーチェが皇帝に付くまでとかが大好きだった自分としては少し物足りなさも感じる部分も。
決して今巻でそういう描写が無いわけではなかったはずなんですが……
どちらかというと、この作品ではそういう描写こそが例外で、スレや知恵袋と大国の物量を使った特殊作戦群こそが平常運転なのでこればかりはしょうがないですね。





どれだけ嫁が増えても圧倒的ヒルデ派なdeskyzerとしては、

「頑張れ!そこでもう一歩!そうだ、そのポジションだいけ!!!」

って感じで応援を続けます。
ロザリンドをだしに使って意外な一面をへーかに見せる作戦をもっと活用していくべきですね。
姉妹丼も可。






以上!



今日のラノベ!

大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?


大国チートなら異世界征服も楽勝ですよ?
替え玉皇帝になったので美少女嫁も豊富です。

著者:
櫂未高彰

イラスト:
三上ミカ

レーベル:
MF文庫J


【あらすじ】

平凡な高校生・日和常信が目覚めると、異世界に召喚され替え玉皇帝にされてしまっていた。従属魔法により自由を奪われた―かと思いきや、召喚主である帝国の姫・パオラが良い子だったため、主従関係が逆転してしまう。自由の身となった常信は、帝国内を見て回るのだが…「この国でかすぎだろ!!!」国土は大陸の八割以上を占め、人口や資産は他国全ての千倍を誇り、これまで滅ぼした国は優に万を超える。―そう。このグロリア帝国は圧倒的大国!その全てが皇帝=常信のものなのだ!その上、パオラだけでなく、エルフの姫、獣人娘、姫騎士なども愛妾にと志願してきてしまい…!?これぞまさに大国チート!悠々自適の皇帝ライフが今始まる!



感想:★★★★★

「寝る前にちょっとだけ…ちょっとだけ…」と読み始めて、気がついたら読破してしまったくらいにはドはまりしました!



まずなんと言ってもヒロインたちが魅力的すぎる!

めっさ良い子のパオラ(表紙右上)でしょ?
性別や種族という枠を超えた改革を望む英才のビーチェ(同左上)でしょ?
猫耳発明堕落娘のキャラ(同左下)でしょ?
主に忠実で直情的なヒルデガルト(同右下)でしょ?


年齢もキャラも胸囲も髪型もバラバラなことってハーレムの基本だと勝手に思っているんですが、ドンピシャでそれに沿っていて。
尚且つその4人を1冊の間で活かしきっているのがまた凄い。
パオラは後述の知恵袋、ビーチェは宰相補、キャラは発明と制御、ヒルデガルトは戦場と、それぞれ活躍の場がはっきり違うからっていうのもあるけど、毎回それらを使い切って作戦を立てているのに全然飽きないんですよね。




では、なぜ飽きないのか?




多分ですが、作戦の規模がこちらの想像を軽々と上回っていくっていう作品の特徴がうまくハマっているんでしょう。
敵からしたら「論外」という理由で考慮せず、知恵袋やスレのような民意では「空想上」として非現実的であることをふまえていることを、数と金の暴力でなし得てしまう。
それも一人一人、一つ一つで見れば決してTUEEEでは無いものを、積み重ねていく感じがすごく面白かった!
百八人いる十二星姫だったり、広間を埋め尽くすほどの兵士・使用人VSチート敵軍師だったり。

今までありそうで無かった、もしくはあっても控えめだったところを突き抜けてやりやがってくれたことに賞賛を送りたい!




そんな「大国チート」な魅力に加えてもう1つある魅力が、知恵袋の存在。
いまだかつて、知恵袋の回答で政治が動くことがあっただろうか…?
あったかもしれないが、少なくとも私は知らない。

キャラの発明(魔力を使った擬似ネットワーク)を迷うことなく登用した主人公もすごいけど、そこに実名でがっつり政治課題を聞いちゃうパオラちゃんマジ天使…。
スレで自分の役職バラして実況している人も相当だけどね…!もうそれバレるって!




作品全体のテーマとして「利権貴族からの脱却、埋もれた平凡の活躍」っていうのがあって、それはビーチェやヒルデガルトにも関わってくるんですが、それ以上に表しているのが知恵袋やスレだったと思うんです。
だって、名前が出ないモブが成り行きとはいえ王様に意見を具申している形になっているですよ?
究極的な庶民の活用じゃないですか。

いちいち選挙をして間接民主主義体制を敷くよりもよっぽどリアルタイムに多様で専門性のある意見を回収できる、まさに現代版直接民主主義とも言えるでしょう。
デメリットは情報の真偽が問われることと、半端じゃない大国なだけに民意として投稿される情報量があまりにも多いことですかね…。

そう考えると、主人公やキャラが必要な情報をササッとスレから拾っていたのはやや非現実的だったのかもしれませんね…。
逆にパオラが実名で知恵袋やっていたのは、知名度と特定性を考えたら合理的!
パオラ、恐ろしい子…っ!




イラストが伝説的同人誌「おやすみ○っくす」(さすがに伏字にします…)の三上ミカ先生で、比較的イラストが多いMF文庫Jからの刊行だったことも飽きずに読み続けられた理由でしょうね!
三上ミカ先生も櫂末先生もTwitterに宣伝する際に上げていたTHE・KENZENなイラストはもちろん、162pのヒルデガルトが組み伏せられているシーンも大好き!
もはや魅力しかない





最後の最後まで「大国チート」でしたが、敵軍師の正当な戦う理由がなくなってしまった(というか解決した)だけに、次巻以降の異世界征服がどういった形になるのか楽しみです。
今巻の大収穫祭のように、平和で民が喜ぶユニークな作戦だと良いですねー!
あともっとロザリンドをめちゃくちゃにしてしまおう(ゲスな顔)




以上!



今日のラノベ!


ゼロの使い魔22

ゼロの使い魔 22 <ゼロの神話>

著者:
ヤマグチノボル

イラスト:
兎塚エイジ

レーベル:
MF文庫J


【あらすじ】

ハルケギニアを滅亡の危機から救うため、ついに“聖地”に到達した才人たち。だが、教皇の開いた“ゲート”の先に映し出されたのは、才人の故郷…地球の姿だった。ルイズの唱える“生命”を使い、地球を奪還することこそがハルケギニアを救う唯一の方法だと語る教皇。「そんなこと、させてたまるかよ!」才人は抵抗しようと剣を取るが、“リーヴスラシル”のルーンに命を触まれ、意識を失ってしまう…。才人に残された時間はあとわずか。だが、才人を救うただ一つの方法があると教えられたルイズは…。ルイズと才人の最後の物語が、いまここに始まる―。恋と冒険の異世界ドラマティックラブコメ、堂々の完結!



感想:★★★★★

作品に関わる全ての人の想いによって紡がれた最終巻。
ライトノベル史に燦然と輝くこの作品の最後に立ち会えたことを、とても嬉しく思います。



さて。
「あれは……地球!?」で終わった21巻の続きです。

風石の暴走からハルケギニアの民を守るためには“聖地”=地球を奪う聖戦をしなければならないが、奪うためにはルイズの始祖の虚無で今の地球に住む人類を滅ぼさなければならない。

それもサイトとルイズにとっては、お互いの故郷のどちらを滅ぼすのかという選択に等しいわけです。
六千年前、愛し合っていた始祖ブリミルとサーシャが、お互いの故郷を滅ぼし合ったという真実をなぞるかのように。



そして……ここからは良くも悪くもいつもの『ゼロ使』ですね!
ルイズはサイトの命を蝕む虚無の力を消すために聖地を奪うことを「サイトに相談せず」決意してしまい。
サイトはそんなルイズの様子を確かめるべくロマリアの船に乗り込み…エルフ管轄の監獄島へタバサともども幽閉。

はい、お決まりの主従別行動ー!

「お互いに隠し事は無し」と決めたあの約束はどこにいったのか……!
いや、ルイズの気持ちもわかりますよ?
サイトを守るためにサイトの故郷を滅ぼすなんて選択、サイトが聞いたら絶対に止めるでしょうよ。
そんな恐ろしいこと、最愛の人に告げるのは怖いでしょうよ。

でも!
それでもあの約束からガラッと変わった二人の関係をもとに戻してしまうような決意だけは、思いとどまって欲しかった…。

ただし今回に限ってはそれが物語上はとても良かったです。
それだけ思いつめていたということが伝わってきたし、その後でシエスタがするもらい泣きが一層映える結果となっていたので。




お決まりの救出作戦を経て。
(もぐら大活躍!)




第十一章「ゼロの使い魔」からエピローグに至るまでの、最上の物語。


7万の軍勢を前にした時以上の死闘を繰り広げるサイトに心揺さぶられ。
シリーズ後半の因縁の敵・ジュリオとの、使い魔同士の本当の決戦。
六千年前をなぞるかのようなガンダールヴとその主人のひとつの結末。
そこで終わらず、六千年前と違う結末を迎えるために施された仕掛け、“親友”の消滅。
アンリエッタの物語でキーとなっていた誓約の湖での結婚の誓い。
そして、たった二人の新たなる旅立ち、Fin.



最終巻前半を含めシリーズがここに至るまでの物語は、ルイズとサイトが離れることで愛を深める物語でした。
すれ違い、勘違い、時にはお互いを想うあまりの別れということもありました。
ですが、ここからの二人の物語はルイズとサイトが共に居ながら愛を深めていく物語となるでしょう。
その転換点こそが、ラスト1ページに詰まっていたと思います。


正直なところ私の理想のEDは、ド・オルニーエルの屋敷でサイトとルイズはもちろん、シエスタやタバサ、ティファニア、たまにアンリエッタも交じり長閑に過ごすようなものでした。
ただまぁ、理想は理想。
こうして未来の生活や冒険を想像できる終わりに、なんの文句がありましょうか。



ルイズ、サイト、以下略その他大勢!
ありがとう!!





以上!

ゼロの使い魔22 ゼロの神話 (MF文庫J)
ヤマグチノボル
KADOKAWA (2017-02-25)
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