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今日のラノベ!



SAOAGGOⅣ

ソードアート・オンライン オルタナティブ
ガンゲイル・オンライン Ⅵ
-ワン・サマー・デイ-

著者:
時雨沢恵一

イラスト:
黒星紅白

レーベル:
電撃文庫


【あらすじ】

第三回スクワッド・ジャムの死闘から約一ヶ月。全国各地に散るSJプレイヤーのもとに、ある一通のメールが届く。それは、歴代大会の上位入賞チームのみが参加できるという新ゲーム、“20260816テストプレイ”への招待状だった。GGOの運営会社“ザスカー”からの依頼で開催される、SJとは全く趣旨の異なるゲーム。そのミッションとは、最新AI搭載の敵NPCが守る“拠点”を攻略するというもので―。SHINCと交わした再戦の約束のため、消極的ながらも参加を決意したレン。彼女が目の当たりにするNPCの脅威とは。時雨沢恵一&黒星紅白が贈る“もう一つのソードアート・オンライン”第6弾!!





感想:★★★★★




これ本当に時雨沢恵一先生が書いてるんですよね……?っていうくらい川原礫先生の本家『SAO』の読後感に近かったです。
銃撃戦のシーンはこれまでの『SAOAGGO』な感じなので……多分話の締め方ですね
主人公が間接的かつ無作為的に関わったところで、“VRMMOの有用性を思い知らされる”という今回の締め方が、SAOっぽいんだと思います。
ユウキ編のメディキュボイドみたいな。




そして同時に、仮想訓練というVRMMOがあまり役立たない方面もあるというのも今回改めて示されたのかな、と思います。
“改めて”というのは、1巻のプロの兵隊や2巻以降のシャーリーで繰り返し語られているからです。

ピトはともかく、やっぱりGGOは命のやり取りという感覚が薄いんですよね。
そりゃゲームなんだから当然なんですが。
「ゲームだと思って」プレイするか、「本当の戦場だと思って」プレイするかの意識の差は、相手に対する恐怖心や獰猛性に強く関連しそうです。








ストーリーに触れましょう!


今巻は『SAOAGGO』史上初の、スクワッド・ジャム(以下SJ)では無いお話でした!

SJ3の上位入賞者を対象に行われた新型NPCのテストプレイ。
猛烈に強いNPCを相手に2時間制限・3アウト制という新たな条件の中、全チーム協力というSJではまず見ることのできないドリームマッチが繰り広げられていました!!




デヴィッドとピトの共闘
ピトとターニャの共闘
T-S大活躍
理性が働いているZEMAL





こんなの、既刊今まで読んできていたら誰もが熱くなるでしょうよ!
特に個人的にはT-Sです……!
やっとまともに戦った……!
やっとその装備の本当の凄さが分かった……!




他にもGGOに新たに実装されたドローンや実装不明のRPGなど、恐らく次巻以降で開催されるであろうSJ4にも大きく関わりそうな武装・兵器類の新実装が大量に行われていたのも今回のテストプレイの面白いところだったと思います。
SHINCの持つ対戦車ライフルに負けずとも劣らないあれらの武装が登場するとなれば……
いや、どうなるか全く見当がつかないのはいつものことですが、いつも以上に先読みできない面白い展開になりそうですね!!






読書メモ




36p:ZEMAL!?
⇒普段は穏やかな塾講師……
えぇ……(困惑)

リアルとゲームが正反対というのはよくあることで、それこそレンやピトやSHINCの面々もそうなんですが、シノハラお前もか……。
てっきり昔ブイブイ言わせて今も建築か何かやっている人だと思っていたぞ……




51p:良い……
⇒女の子の親友同士がファミレスで机はさんでスマホ取り合ってるの、非常に良い百合だと思うのですが、百合クラスタの皆々様におかれましてはいかがでしょうか?
香蓮が完全に気の抜いたTシャツ1枚というのも非常に良いと思うのです。



106p:なんだかんだ
⇒3アウト制とはいえ、自殺の命令を「しゃーない」で実行してしまうのだから、なんだかんだエムに対するピトの信頼は篤いですよねー。
普段から殴っているのも、それで怒らず受け止めてくれることを分かってやっているんでしょうし。
死生観が狂っているように見えるけれど根本のところに人間をあまり信じない潔癖さがあるだけに、信頼している人というのは彼女にとって本当の味方。

どうでもいいけど、リアルピト(全裸)を抱きしめるリアルエム(全裸)という前巻の構図が羨ましすぎて今更溢れてきました。



232p:NPCじゃない
⇒空が日本時間に連動していない描写があった序盤で薄々感づいていましたが、今回レンたちに立ちふさがりこのテストプレイの要たる敵NPCはNPCじゃないですね。
……というのをこのあたりで確信したというメモ。
後々の答え合わせを考慮すると、日本との時差はマイナス10~6時間というところでしょうか?
イギリスでマイナス9時間ですから……地理範囲的にはヨーロッパ~西アジアに限定されるのかな?
あくまでも敵の時間と連動した設定になっているとしたら、ですが。



273p:RPG
⇒「やべぇやつ」くらいの認識ですが、武装類に明るくない私でも知っているやべぇやつ。
出てきちゃった……☆





まとめ




「ソードアート・オンライン」という負の側面が最初に取り沙汰されてしまったVRMMOに対して、「デメリットはその通り。でもこういうメリットもあるんだよ?」って示し、一種贖罪のように正の側面を見せているのも『SAO』の大きな魅力ですよね。
『SAOAGGO』においても、「香蓮が長身コンプレックスに縛られたくない」という想いから始まりコンプレックスを軽く払拭するまでの精神浄化効果があったわけで、それもまたVRMMOならではのメリットだったのではと思います。
今巻はその基本に立ち返るような、そんなお話でした!




次回はSJ4か、短編集か、あるいは全く別のGGOが見れるのか。
SHINCと手を組んでダンジョン攻略とか、SJ関係ないところで本気の勝負とか、訓練してみるとか、今回の話のおかげでそういう広げ方がアリだと分かっただけに期待が膨らみます!




以上!




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今日のラノベ!

SAOAGGOⅤ

ソードアート・オンライン オルタナティブ
ガンゲイル・オンラインⅤ
-サード・スクワッド・ジャム
ビトレイヤーズ・チョイス<下>-

著者:
時雨沢恵一

イラスト:
黒星紅白

レーベル:
電撃文庫


【あらすじ】

 “さあ、存分に殺し合え。かつての仲間は、今は敵だ”
 生き残りチームから各一名が選抜され、ビトレイヤー(裏切り者)チームを結成する「特別ルール」が発動した第三回スクワッド・ジャム。優勝候補筆頭と目されていた“LPFM”からは、レンが最も戦いたくないプレイヤー、ピトフーイが選ばれてしまう…。
 激震が走る参加者たちをよそに、刻一刻と海へ沈むフィールド。その中央、濃い霧に隠されていた“UNKNOWN”エリアに鎮座していたのは、一隻の巨大豪華客船だった―。
 裏切りの銃弾が飛び交う、壮絶なバトルの結末とは!?




感想:★★★★★




だっまさっれたー!!







各チームから1人ずつ裏切り者が選抜された4巻の衝撃的なラストの続きな、SAOAGGO第5巻。



大きく分けて2パート。
海面上昇から逃れるためBTRY(ビトレイヤーズ=裏切り者たち)の待ち構える豪華客船に乗り込むまでの前半戦と、乗り込んでから船内での駆け引きが熱い後半戦。






前半はビトレイヤールールを決めた運営(というか銃が出てくる作品ばかり書いている小説家)へのチームごとの態度の差が興味深かったです。
MMTMは激怒から正々堂々の勝負、TOMSは激怒から「利用してやる」、SHINCは激情を呑み込んで互いに激励、ZEMALはマシンガン最強決定戦ヒャッハー!、T-Sは無感動、LPFMは個々人ごと。


激怒した2チームの反応が予想外でした……。
せいぜい怒るにしてもSHINCのように特定の誰かと戦うことを楽しみにしていたとか、そういう方向くらいだと勝手に思っていました。
私が今まで読んで感じてきた以上に、GGOに、スコードロンにかける想いは大きかったようです。


ZEMALのマシンガン愛も……凄まじさすら感じますね(笑)
なんだかんだトップ6に実力で食い込んでいるのに、あくまでも「マシンガン撃ちたい!」から離れないあの視野の狭さは尊敬に値すると本気で思います……。


豪華客船へ乗り込むまでの攻防戦は、1人ずつ欠けながらもそれぞれのチームの特徴が失われることなく発揮されていたのが印象的。
ほぼ全チームリーダー格が裏切り者として選出されているのだから、最悪統率が取れなくなっても不思議ではなかったわけです。
特にMMTMとSHINCはリーダーのカリスマ性が特徴だったので余計凄さを認識することになりました。
ルール的に邪道なところはあるけど、リーダーに頼りすぎないチーム力の向上という意味では一定の効果があったかもしれません。

LPFMなんかはね。
GGOに慣れてないフカ次郎以外誰がリーダーでもおかしくないから、チームとしてあれだけ強いわけですから。(4巻参照)




後半は、全20フロア・全長500メートル・幅90メートルの広大な船内をフィールドにした室内戦!
フロアマップをわざわざ用意してくださっていたのが本当にありがたかったです……。


フカ次郎のグレランが使いづらかったり、エムの巨体が仇となったり、頭脳プレーで一網打尽にしたり。
今までのSJとはひと味もふた味も違う戦闘の連続で新鮮味があって面白かったです!
SHINCとLPFMの出会い頭の瞬間的な反応とか本当に最高です……
左子打っちゃうのもしょうがない。




ここまで緊張と驚きの連続なんですが、一番驚いたのは何といっても……





ネタバレ注意報

























LPFMから選ばれた裏切り者が、


ピトじゃなくてレンだった  


っていう310pのシーンですよ。
レンのアホたれええええ!がとても可愛い。

可愛いはともかく。

・BTRYに混じっていた裏切り者はTOMSのコールだけじゃなかった。
・エルビンとT-Sを倒し、MMTMリーダーのデヴィットを倒したピトの行動は「最初から裏切りっていた」以外の点について何ら責められるものではなかった。
・エヴァはやっぱりレンと戦えない運命にあった。



色々なことが過ぎりましたが、


レンがまたピトに振り回されて激おこ


というのが何より堪らないですね~( ̄∀ ̄)
イカれたレンとピトの戦闘は、何度見ても情け容赦なく奇抜で無遠慮で予想外の動きの連続だから面白い……!


むふぅ……(満足げ)





読書メモ




45p:いいと思います
⇒強そうな女達が恥ずかしそうに顔を赤らめながら容赦なく銃弾を撃ち込んでくる映像はよ



71p:ZEMAL
⇒ついに個々人の名前まで登場した全日本マシンガンラバーズ。
1巻じゃただのかませ犬だったのに……成長したね~……。
ショッピングカート型移動砲台とか、本人達的には「強そうかっこよさそう!」でやってるんだろうけど、それが結果的に戦場の特性に合っているんですから彼らのマシンガン愛はやっぱりバカにできないです。



156p:読まれてるなぁ……
⇒ピトが、元彼の行動を把握している女性みたいに見えてきます……(笑)



189p:ZEMALに栄光あれ!
⇒ここまで来たのに味方同士で撃ち合い、遊んで退場する彼らに呆然とする酒場風景がw
もう本当に最高……むり……とうとい……



264p:やっぱりナーヴギアなのな……
⇒ピト、どうやって政府の回収をくぐり抜けたのか……。



289p:羅生門
⇒渋いネタ放り込むなー……



331p:キリトか……!?
⇒このやけに格好つけたイケメン優男のベータテスターは……キリットさんかな?かな?



363p:蹴りやがった……
⇒奇しくも翌ページの観客と全く同じ言葉を(笑)





まとめ




いい加減SHINCとレンを戦わせてあげて!?



次は誰がレンを“イカれたレン”に変えるのか。
楽しみ。




以上!

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どもー!
デスカイザーです。


昨日ですね?
高校以来だから……実に6年ぶりくらいに引越し補助のバイトをしまして。
荷物量がそれなりに凄まじかったのもあり、全身筋肉痛でございます……。
いやぁ……やっぱり物流で働いているひとは凄いですよ……。



久々の日記終わり。
今日のラノベ!


SAOAGGOⅣ

ソードアート・オンライン オルタナティブ
ガンゲイル・オンラインⅣ
-サード・スクワッド・ジャム ビトレイヤーズ・チョイス<上>-

著者:
時雨沢恵一

イラスト:
黒星紅白

レーベル:
電撃文庫


【あらすじ】

ピトフーイのリアルな死をかけた第二回スクワッド・ジャムから約三ヶ月。突如アナウンスされた第三回大会に、レン、ピトフーイ、フカ次郎、エムの最強チーム“LPFM”が挑む!優勝候補筆頭と目される彼らを待ち受けていたのは、“時間経過とともに海へ沈むフィールド”“MAP中央に潜む“UNKNOWN”エリア”“無名チームの結託”という過酷な状況だった!―そして大会中盤、突如全プレイヤーに告げられる特別ルールとは!?時雨沢恵一&黒星紅白による「もう一つのソードアート・オンライン」が、再び動き出す!!




感想:★★★★☆




ビトレイヤー=裏切り者
そのタイトルの意味するところは……?



そんなSAOAGGO第4巻


SJ2から3ヶ月あまりの時を経て、みたび開催される事となったスクワッド・ジャム。
SJ2の時もあまり乗り気ではありませんでしたが、今回もまた同様に「やりきった感」から出場しない方向に傾いていました。
レンの場合は毎回の戦いが濃いので、燃え尽きてもしょうがないですよね……。


しかししかし、ピトフーイとSHINCは違います!
ピトは、自分を負かし、自分の正体まで推理でたどり着いたレンを今まで以上に気に入り、一緒のチームで出る気まんまん!
SHINCは、SJ2で果たせなかったリベンジを、レンとの全力勝負を今度こそしたいとやる気十分!

ということで押し切られて出場。
チームは、レン、エム、ピトフーイ、フカ次郎の4人。
本文でも繰り返し触れられていましたがこのチームの成績は、

第1回大会優勝(レン、エム)
第2回大会準優勝(レン、フカ次郎)
同じく第3位(エム、ピトフーイ)

……と、最早せこいw
戦力的に見ても、SGI重視、狙撃、オールラウンダー、破壊力とそれなりにバランス良いですし。
周りからしたら「何組んでるの!?」状態ですよね……きっと……




SJ3最大の特徴は「時間経過で水没していくフィールド」!
水中ではHPが削られる仕様のGGOですから、どんなに良い場所を確保したとしても中央に向かって動かなければなりません。
動かなければ……SJ2優勝チームT-Sのようにビルの上に取り残されるなんて事が(笑)
……島中央部にあるUNKNOWNにもよると思いますが、島中央部よりもビルの屋上が高い位置に存在するというような奇跡があるのなら、T-SによるSJ連覇も無くはないですが。
うわー、ありそう。



レンたち“LPFM”の戦闘は、今回は控えめだったと思います。
というか、今までがあまりにもヒリつく戦闘続きだったので、今回の鏖殺がすごく可愛く見えますね。
すごく高度なことをしているけど、「いつも通り」なのでヽ(*´∀`)ノ


むしろシャーリーとクラレンスの2人が凄かったですね!良い意味でも悪い意味でも!

シャーリーはSJ2で覚醒しちゃったようで、リアルでは対人使用が原則禁止な炸裂弾を作成して持ち込み。
狩猟で培った腕をGGO内で更に磨き、炸裂弾の威力も掛け合わさりエグい戦闘力でした……!
それにしても本当に良い顔しますね!シャーリーは!!


クラレンスは、隠れてなかった本性が露わになった感じでしょうか?
他チームと連携すると見せかけて背後から各個撃破とか、彼女なら絶対やると信じていました!
クラレンスとピトは絶対仲良くなれると思うんですよね……
早く出会わないかな……



ラストシーンについては「まとめ」で。



読書メモ




26p:あるある
⇒仰向けでスマホ操作してて、ふとした拍子に落として顔面直撃するやつ。
地味に痛いんですよね……



140p:幸運を祈る
⇒エムからレンへ、恒例の「囮」命令発動!
定番のセリフではありますが、SJ1でレンに運があるほうかどうか聞いたことを思い出してちょっと感慨深い気持ちになったり。
エムなりのジョークだったのかもしれません。
……ジョークだろうと囮作戦は実行されるんですが。



200p:人数は関係なし
⇒三十人集めようが四十人集めようが、優秀な銃使いの前では無意味で無謀。
逆に一人や二人でも、優秀かつ致命的な判断ミスが無ければ負けないと。
ここに至るまでの全ての話がそう物語ってますよね……。

そもそも第1回スクワッド・ジャムの優勝者が2人チームだったということを踏まえて作戦を練っていれば、「人数に頼る」なんて作戦は採用しないはずですが……。
こと現代の銃撃戦においては100人くらいの戦力差はどうにかなるんじゃないでしょうか?
知らないですけど。


239p
そもそも人を殺傷するための武器に非人道的もへったくれもあるかという話でもあるのですが。


いや、本当におっしゃる通り(笑)
余談ですが、ジュネーブ条約やハーグ陸戦条約で禁止されている「不必要な苦痛を与える兵器の禁止」に該当するんじゃないかと言われているもののなかに、対物ライフルの対人使用があります!
SJ2でSHINCが思いっきりやってますね!!!





まとめ





ピトとエムのリアルの生死が関わらず、
特別猟奇的に強い敵と戦わなければいけない状態にもなく、
SHINCとの戦いは楽しみで。

そんな、レンにとって初めての穏やかなスクワッド・ジャムでしたが、やっぱり今回もそんなに甘くはありませんでしたねー……

最後の最後、残りチームが6チームにまで減ったところで、1チームにつきランダムに1人ずつ選ばれ選ばれたメンバーで新たに1チームを作るというサプライズルールが発表されました。
そう、裏切り者になるのです!
そして“LPFM”からはピトが……!
ピトはとても嬉しそうにしていましたが、レンにとってはまさに寝耳に水。
またあの化物みたいにつよい人と戦わないといけないんですから(笑)
多分同じくらいエムも戦々恐々としているんでしょうが。




5巻も安定して楽しみです!

……いや、それにしても今巻表紙のレン、よくよく見ると凄い態勢ですね


以上!



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どもー!
デスカイザーです。


『SAOAGGO』から神崎エルザの曲が配信されましたね!
曲名は「ピルグリム」
意味は「巡礼者」や「旅人」

今後も放送に合わせて順次配信だそうです!!
絶対に見逃さないようにせねば……!


神崎エルザ 公式HP



では、今日のラノベ!


SAOAGGOⅢ


ソードアート・オンライン オルタナティブ
ガンゲイル・オンラインⅢ
-セカンド・スクワッド・ジャム<下>-

著者:
時雨沢恵一

イラスト:
黒星紅白

レーベル:
電撃文庫


【あらすじ】

“リアル世界のピトフーイの死”をかけて戦う第二回SJ。最悪の事態を回避できる唯一の方法は、レンの手によってピトフーイを殺すことだった…。参加を決意したレンは“ALO(アルヴヘイム・オンライン)”からコンバートした地元の親友・美優とタッグを組み、次々と強敵をなぎ倒していく。一刻も早くピトフーイのもとに辿り着こうと焦るレンたちをよそに、鬼のような強さと狂気をみせるピトフーイは「死」を愉しむかのように参加チームを壊滅させていき―。果たしてレンはピトフーイを救うことが出来るのか?79,408発の弾丸が乱れ飛ぶ緊迫&白熱のクライマックス!!





感想:★★★★★




イカレたレン、
最高にイカしてるぜ!!!








セカンド・スクワッド・ジャム(以下SJ2)、後半戦の物語なSAOAGGO第3巻。

LF、PM4、SHINCのメイン3チームはもちろん、シャーリーやMMTMらここまで生き残っていたチームも自らに考えつく限りの知恵と意地で戦いを挑んでいて……500pオーバーでしたがあっという間でした!!
いやー、これをアニメで見れる可能性が高いっていうんですから、贅沢な時代に生まれたもんですよ!


特に感想書きたいのは3つの戦闘について。
レンによる鏖殺、シャーリーの豹変、レンVSピトの3つです。



◎レンによる鏖殺

この戦闘に関しては、事前の準備がうまくハマった上に、銃の音を聞き分けて敵の罠を看破するなど完璧でした!
まぁここで使うために準備したものではない、というのはレンにとっては腑に落ちないものだったとは思いますが、戦闘なんて全てが思い通りにいくはずがないんですから。
最低限の要素だけを使い最大の戦果を上げたこと、それ自体は大いに評価されるべき!

心配な点もありましたが。
ピンクの煙幕を張った後、バレットラインを見て確認する以外の判別方法を用意していなかったのは詰めが甘かったと言わざるを得ないです。
レンのAGIに追いつくアバターは滅多にいないでしょうが、AGI至高論が流行していた時代(第3回BoBの後なので)ですからレンに匹敵するアバターが居てもおかしくはないんですよ。
また、レンからも見えていないことを想定してグレネードを有るだけ実体化した状態でレンの突撃を待っているアバターが居たら完全に「詰み」ですし。

対ピト用の戦術とはいえ、いや、対ピト用だからこそ二手三手先を読んでの対策をするべきだったと思います。
手厳しい意見かもしれませんが。



◎シャーリーの豹変

見事なまでに変わっちゃいましたw
「ゲーム内とはいえ猟師が人を打つのはどうか」とチーム内で一番気にしていたのに、気がついたら復讐の鬼に……。

猟師としての雪山行軍に慣れ、人よりも周囲の気配に敏感な動物相手に気取られないで近づく技術を持ち、「確実に当てる自信が無ければ打たない」のが鉄則の猟師ならではの銃の腕を持つ彼女。

ふつーーーに驚異的なんですよ、殺る気になったら。
で、殺る気になっちゃったものだから……。

レンもそうでしたが、普段冷静な女の子が「ぶっ殺す!」って本気で言ってるの最高に興奮しますよね!
…………しますよね?




◎レンVSピト

何といっても今巻一番盛り上がったバトル!
実力、機転、パートナーへの信頼、運、そして愛情。
どれをどってももう互角と言ってもいい2人の、意地と意地のぶつかり合い!
このバトルを見るために2巻から合わせて800p近くを読んできたと言っても過言では無いですからね!
想像通りの、いや想像以上でした!!

レンは、作戦を考えてる間に周りが勝手に突撃し、次々と新手が現れ、思い通りにならないあまり怒りが爆発、やけくそ発動!通称“イカレたレン”モードへ。
1巻ラストでSHINCと戦った時の、いわゆる行き当たりばったりモードですね(笑)

対するピトも、開始時点からずっとレンとの戦いを心待ちにしていたわけですから気合十分!
戦場となるであろう間欠泉地帯の、間欠泉の場所と噴出し時間を完璧に覚えるほどには。

お互いに奇抜な一手を次々と繰り出すので、最後の最後までどちらが勝つのか分からずハラハラしましたー。
決着の一手も「そこまでするか!」というようなもので……アニメでアレやって大丈夫かなぁ……




後日譚まで含めて、本当に面白かったです!




以下、
ネタバレ解禁で読書メモ。




読書メモ




56p:ピンクの悪魔
⇒2回目の公式大会にしてここまでの言われようw
得意の迷彩待ち伏せを擬似的にスモークでやろうとしているんですから、何も擁護はできないんですけどね!!

でもよくよく考えると、レンの格好って「荒廃した地球」という環境が前提ならそこまでおかしい格好では無いですよね。
欧米や西アジアなどでの市街地戦闘が主なら白・クリーム色基調の迷彩。
東南アジアや南米など草木の多い場所での戦闘が主なら緑・紺基調の迷彩。
ロシア、アラスカ、極地など氷雪地帯での戦闘が主なら白基調の迷彩。

ならば、空気組成が狂い昼間でも赤い空気で、屋外は基本荒野のGGO世界では、薄いピンクを基調とした迷彩が最も合うのは自明の理。
もちろん緑地帯や水際ではカバーが必要ですが、それもレンの用意しているようなポンチョを使えば良いこと。
室内はカバーするも何も見つかったらアウトですから色は関係なし。

SJ用に装備を変えなくても、くすんだピンクやオレンジのポンチョを持ち込むだけで大分違うと思うんだけどなぁ……。



134p:鹿
⇒鹿の増えすぎによる害、ハンターの不足などの問題は茜屋まつり先生の『ブラッドアイズ 北海道絶対防衛戦線』で詳しく描かれていました。
タメになる事が多く書いてあったので、『ブラッドアイズ』は軽い参考書くらいの気持ちでも良いので是非読んでいただきたいです!



そしてSAO世界でも同様に問題が深刻化しているようで、それに対して銃刀法の緩和という形でハンター不足に対応しているようです。
シャーリーもその緩和のおかげでライフルを打てるようになっているわけですから、多少以上の効果があったのでしょう。
現実世界ではどんな対応が取られていくんでしょうね……
この問題を知っているから「じゃあ猟師になろう!」とまではなりませんが、募金などの形で力になれることがないかアンテナは立てておくべきかもしれません……。




180p:六人
⇒わざわざダブルクォーテーションで括っているんですから、当然意味があってのこと。
となると……レンが聴いてるとかかな?



232p:レンだ!
⇒180pでの予想が当たってお兄さん大歓喜



234p:匍匐前進
⇒そうですよね……
敏捷全振りだったら当然匍匐前進も早くなりますよね……w



354p:戦い慣れ
⇒一世一代の大勝負前に駄洒落混じりだったり、意味深な言葉を残してみたり。
SHINCもフカ次郎も、場数が違うだけあって冷静です。
逆にレンはパニックになって、戦いどころではなくなってしまってます……。
がんばれんちゃん……



374p:ゴルディアスの結び目
⇒ほほう……アレクサンドロス大王の逸話ですか……
初耳ですね……
レンが「何で気付かなかった」みたいな反応してるってことは、もしかして常識の類だったりします?



466p:よっしゃ正解!
2巻の感想でしていた予想が見事に合ってました!
わーい!!
約束が、金打がピトの命を!
ちょうどアニメ2話でそのシーンが登場したので、ひとりニヤニヤしながら見てました(笑)



497p:そっちか→504p:よっしゃあああああい
⇒今度は1巻の感想での予想が的中!
こっちはさっき以上に嬉しかったです!!!!
住所氏名のくだりは流石に当てられませんでしたが……十分勝利したと言えるでしょう!
でも……そうなると疑問なのが、「ピルグリム」歌ってるのが誰なのかという。
『Angel Beats!』におけるLiSAパターンなんでしょうけども。(CVと歌が別)





まとめ




ラストのキスシーンが最高すぎて……!!
ありがとう!そして、ありがとう!!!!!


4巻は何をするのか非常に楽しみです。
強いて挙げるならシャーリーが復讐に燃えているのと、SHINCとの一騎打ちが伏線としては残ってます。
となると……SJ3の開催でしょうか?

よし!
さっさと読むことにします!
折角まとめ買いしたので!




以上!






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今日のラノベ!

SAOAGGOⅡ

ソードアート・オンライン オルタナティブ
ガンゲイル・オンラインⅡ
-セカンド・スクワッド・ジャム<上>-

著者:
時雨沢恵一

イラスト:
黒星紅白

レーベル:
電撃文庫


【あらすじ】

突如、全ての“GGO”プレイヤーにアナウンスされた、第二回スクワッド・ジャム。知らせを受けた第一回大会優勝者のレンこと小比類巻香蓮だったが―あまり気が乗らない様子。そんな中、香蓮に忍び寄る、謎のストーカー男が口にしたのは、こんな言葉だった。「第二回スクワッド・ジャムの夜に、人が死にます」敵として出場するピトフーイを“SJ2”内で倒すことでしか、“最悪の事態”を避けられないという男。香蓮は苦悩の末、大会への参加を決意するのだが…。『キノの旅』コンビが贈るもう一つの『SAO』、第二弾が登場!





感想:★★★★★




ピトを救うため、ピトを殺す!




セカンド・スクワッド・ジャムの開催前と大会前半部分のお話なSAOAGGO第2巻。
決着は3巻への持ち越しでした。
2巻と3巻、合わせると900p近いボリュームになります……!



開催前の話ではレンとエムを苦しめた6人のアマゾネスチームの中の人、香蓮の後輩の新体操部6人組が登場!
アニメ1話でもラストにチラッと出てましたね。
ちんまい子たちで可愛いです!

そして……覚えられないです!!(嘆き)

リアルの顔と特徴と名前、アバターの顔と特徴と武器と名前を覚えないといけないわけですが、現実でも二次でも人の顔と名前を覚えるのに苦労するタイプの私としては結構なピンチ。
今3巻を途中まで読んでいるところですが、自信持って解答できるのは未だにボスだけですね……。
あとは金髪っ子が黒髪アバター、短髪は短髪、大和撫子が金髪、まではなんとか。
まぁ追々慣れていくでしょう!



リアル割れしたのはもう一人。
エムさん。
1巻で全裸だったのはエムさんとピトだったのね!

香蓮に壁ドンしながらピトへの愛を叫ぶシーンは最高でしたw



1巻でも一応登場していましたが、香蓮の親友美優が本格参戦!
ALOでのアバター・フカ次郎をGGOにコンバートし、レンのパートナーとしてSJ2に出場します!

そう、今回の目玉は何といってもエムさんがレンのもとに居ないということ。
レンが全て判断し、さらにGGO初心者(アバターは強いですが)のフカ次郎を率いて戦わなければなりません!
レンなりにしっかり準備していますが、やっぱり要所での判断ミスが(結果論かもしれませんが)目立っています。
最終的には機転を利かせアイディアをひねり出し、俊敏さでゴリ押ししているので今のところなんとかなっていますが、本命のピトの前に立った時にはたしてこの実力が通用するのかどうか……



そう思ってしまうほど、ピトの実力は規格外でした……。
エムと同じくバレット・ラインを発生させない狙撃が可能、殺戮には一切の容赦がなく、狙いは的確。
過剰なほどの装備を可能にする筋力値があり、いざとなれば肉弾戦も。
相手の武装まで含めて柔軟に戦術を変えるだけの頭脳も持ち合わせ……

いやー……これは倒せないでしょー?
無理無理、はい解散ー!!
……っていうわけにはいかないですもんね、レンは。
本っ当にこの化物相手にどう挑むんでしょう……!



ではではではでは。
残りは読書メモにて。



読書メモ




55p:ユウキ!
⇒十一連撃オリジナルソードスキルと言えば……ね!
こうしてアスナやキリトとは全く関わりないところからユウキの情報を聞くと、感慨深いものがあります……
彼女の生き様は未だこうして受け継がれているのだと。



61p:こわぁっ
⇒ストーカーの様子を敬語で淡々と描写するの怖い……



71p:しっかりバレてるねぇ!
⇒55pでリアルの住所氏名が割れてない限りは心配すんな!という美優のありがたいお言葉がありましたが、しっかりリアルの住所氏名が割れてるので猛烈に心配



108p:伏線
⇒はたして何故レンがピトを殺すと、ピトが自殺することを思いとどまるのか。
この場面では語られず、唯一の手がかりは188pでレンが使った“約束”という言葉のみ。
んー……
1巻77pのじゃあ、こうしよう!いつか、レンちゃんが私と真っ向勝負をして、勝つことができたらリアルで会おっか!住処が日本中どこであろうと、私から会いに行ってあげる!というピトの言葉くらいですね、ピンとくるのは。
どうやら約束は必ず守る性格なようですし、ピトのことだから嬉しくてエムに話していたとしてもおかしくはないですし。
合ってるといいなぁ!



120p:FBにもいた?
⇒『ファントム・バレット』の時にキリトさんに声をかけた方かな?



145p:ゲームであっても、遊びではない
⇒まさかこの言葉が出てくるとは……



170p:メメント・モリ
ラテン語で「自分がいつか死ぬことを忘れるな」
本気メモ。



181p:猛毒
⇒ピトフーイは鳥で猛毒持ち。
なるほど、確かにピトっぽい。
……鳥が毒持ってるのか!なんかワクワクする設定だな!(実在するから設定ではない)



210p:女は地図が読めない
⇒チラッと調べてみたんですが、『話を聞かない男、地図が読めない女』という書籍がそこそこ世間を賑わせていたようなのでコレが元ネタなんでしょうか?
読める読めないはともかく、こういうところから性差を埋めようとお互いに歩み寄る姿勢は良いと思います。



235p:あ――っ!
⇒レンちゃんそれはだめええええええええ
股間はやめたげてえええええええええ



287p:タマなし
⇒今巻一番笑いましたw
そうだけど!睾丸だけど!w




まとめ





何はともあれ急いで3巻を読まなければっ!!
SJ2の結末とかピトの生死とか気になりすぎて!!
……リアルタイムで追ってなくて良かったー……。



以上!


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