今日のラノベ!
仮にそこを切り抜けたとしてですよ??
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著者: 有象利路 | イラスト: かれい | レーベル: 電撃文庫 |
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【あらすじ】 「ところでコレ、ホントに出版するの?」 編集長の鋭い眼光とその言葉に、担当編集の命は風前の灯火であった。 本作は『賢者にして勇者である最強の称号《賢勇者》を持つ男が、弟子(おっとり巨乳美少女)とともに社会の裏に隠れた悪を断罪する』という“ザ・今時のライトノベル作品”としてスタートした。 だが作家からあがってきた原稿は、全裸のイケメン(賢勇者)をはじめ、筆舌に尽くしがたい変態仲間たちが織りなすナンセンスギャグギガ盛りの――いわば「なぜか堂々としている社会悪」的な何かであったのだ(ついでにヒロインの胸も削られていた)。 「だ、出版(だ)します! 面白いですから!」 超言い訳っぽい担当の言葉は真実か!? ――その答えは、君の目で確かめろ! |
感想:★★★★★
deskyzer /^o^\ラノベブロガー@nagahide324『賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 〜愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド〜』読了!
2019/06/09 18:13:04
これはひどいwww(褒めてる)
まさしく電撃文庫の汚点、同時に傑作!
この作品を生み出した三人の犯罪者達(作中呼称)と、それに巻き込まれ… https://t.co/SzRpCsABMU
いやぁ、酷かったです……(褒めてる)
何故これが天下の電撃文庫から発刊されたのか、読み終わった今とにかく不思議でしょうがない(褒めてる)
まず、読了後……というか表紙捲って扉絵見た瞬間からずっと頭の中をグルグルするワードを紹介しますね。
「ヤバい」
「酷い」
「よく商業に乗ったな」
いやだってさぁ!!!
deskyzer /^o^\ラノベブロガー@nagahide324電撃文庫『賢勇者シコルスキー・ジーライフの大いなる探求』
2019/06/09 01:06:43
絶対声出して笑わないぞ……負けないぞ……!って決心、扉絵の快楽天2017年8月号で崩れ去ったよね。
余談だけど、この号なら雛原えみ先生とユズハ先生の作品が好き。 https://t.co/9pdk8J3SvE
これだもんなぁ……!!!
仮にそこを切り抜けたとしてですよ??
その先に待ち受けているのは本文始まって6p、掴みの挿絵で繰り広げられる…………蛮行!
まさに悪逆非道!!
何なんですか??!!
巻通して、何でこの作品の肌色比率の9割を男が占めているんですか???
罵倒(褒めてる)してると不安になってくるので何度でも繰り返しますが、クッッソ面白かったです!!
「クッッソ面白かった」の「クッッソ」にアクセント記号8つくらい付いてますけど。
本当にコレを成立させているバランス感覚、凄いです。
アウトかセーフかで言えば余裕でアウトなパロディと、汚い絵面を面白おかしく描き切る文章画力、最終的に1本の筋のある作品として纏めあげる展開とそれを踏まえた空気感の作り方。
そして、これらの真面目な考察をハチ公前でしてる自分に、つい「俺、何やってるんだろう」って思ってしまうくらいヤバくて酷くて馬鹿みたいなネタの奔流。
想定の3倍くらい酷かったです!
最高に面白かった!!!
読書メモなど、ネタバレ込の感想は後日追加致します!
以上!
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