カテゴリ: 文庫レーベル(感想作品数・多)

今日のラノベ!


ひきこまり吸血姫の悶々


ひきこまり吸血姫の悶々

著者:
小林湖底

イラスト:
りいちゅ

レーベル:
GA文庫


【あらすじ】

「……ふぇ? な、なに?」
 引きこもりの少女テラコマリこと「コマリ」が目覚めると、なんと帝国の将軍に大抜擢されていた! しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。
 名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで「運動神経ダメ」「背が小さい」「魔法が使えない」と三拍子そろったコマリ。途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。
「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう!」
 はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー! 引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!?




感想:★★★★★



どもー!
読了直後のデスカイザーです!

早く2巻が読みたいので(既に手元に用意している)、今回の感想はいつもみたいに2時間とか3時間とか掛けずにブワアアアアアッッと思いつくままに書いていきたいと思います!!


大丈夫。できる。
何せ、言葉に迷わなくて済むくらいには面白かった!







①コマリが可愛い!





何はともあれ、この作品の良さを語るうえでは外せない主人公・コマリの可愛さを語ろうと思います!!



ビジュアル!! 100点!!!





サラッサラの金髪に芯を感じさせる紅の瞳!


慎重は小さいけれど、美の迫力でもって威厳すらをも感じさせる造形美!


薄めの胸と絶対領域!!







表紙だとちょっと困った顔してますが、表紙めくっての扉絵での嗜虐的な笑みがまた良いのなんの!!!






私やコマリ隊の面々がロリコンであるか否か、その真偽なぞ些事なのであります。
このオーラを前にしたら膝ついて頭垂れることに違和感は無いですね間違いない。




そんでもって、幹部クラスだけでなく部下のお悩み相談までしてくれる御心の大きさ……!

これで心酔しないわけがない。



あとあと!!
伊達に3年間引きこもって小説を読んだり書いたりしてきたわけじゃないんだな、っていうのが発揮されるシーンが良いんですよね。




それすなわち、
将軍として部下に虚勢を張るシーン!!





事あるごとにお披露目される口上は、内心冷や汗ダラダラなことを微塵も感じさせない素晴らしい文言の並びで、堅苦しいようでスルッと入ってくる分かりやすさなのがとってもコマリ様らしいと思います!!!








②コマリの周りを固める人たちも強い!






コマリの可愛さを全力で引き出していく、無茶ぶり四天王たちの活躍も忘れちゃいけない。




愛しい四天王たちを紹介するぜっ!!






娘のためなら何でもする(※比喩ではない)、父!


専属メイドにして凄腕の変態、ヴィル!


色情魔、皇帝!


アウトローの塊、コマリ隊!







うん、「ギャグ」の付かないファンタジーにしては盛りすぎなくらいにキャラが濃い!
よく空中分解しないな……




この四天王たちが休む隙もなく全力投球してくるのに、いささかも負ける事のないツッコミと涙目でもって相対しているコマリンの逞しさ!
そういう意味ではコマリはとても強いと言っても過言ではない……?









なお、こうした前半の「ぶっ飛んだおふざけ」が後半のシリアスパートを引き立たせているのは言うまでもなく、(少しだけ冷静になって文学作品として読み解くのであれば)私はこの点に小林湖底先生の力量の強さを感じました。


あ、そういう意味では「小難しいセリフ・情景描写」と「舌ったらずなセリフ・端的な内心吐露」の使い分けも素晴らしいと思ってます!
そういう文章ラブ!!!!!






③世界観




世界に存在する6つの種族がそれぞれ「魔核」を持ち、それの持つ無限の魔力のおかげで、死んでも回復する=魔核の範囲内では本当の意味では死なない、というベースが結構効いてきます。



ワンチャン、“コマリに隠された力がなかったとしても” 死んで蘇って逃げれば将軍職とはサヨナラできるという枠組み。
でも死ぬのは当然痛いから、頑張るしかない。
しかも無条件で死なないわけじゃない(魔核の範囲外だったらそのまま死んじゃう、etc)から、日頃から油断するわけにもいかない。


保険があるけど体をゆだねることもできないコマリの葛藤と、それに反してポンポン死んでいく周りの人たちとの温度差が面白かったです(笑)


また、そのベースによって戦争の価値観も現実のものとは大きく違っていて、コマリが曲がりなりにも将軍職をやれているのってコレのおかげなところがあるとも思います。
いくら名家の生まれだからって、なんの訓練もなしに「人を殺す指揮を執れ」だなんて言われたら病むもんね……








まとめ




結局感想書くの1時間はかかるんですよね知ってた






ということで、『ひきこまり吸血姫の悶々』の感想をネタバレしない程度にお届けしてきました。




真面目な引きこもりのコマリと周囲の変人たちとの掛け合いが面白かったですし、前半と後半の空気感の違いにグワシッと胸を捕まれて握りつぶされた気分です!
清々しい紅(あか)!!!!




そもそも何故コマリが引きこもったのか、何故コマリが将軍になることを皇帝が認めたのか等々、気になる方は是非手に取ってみてほしいです!
ちゃんと1巻で纏まってるです!

何なら表紙を見て「可愛い」と思った人は手に取って損しないと思います。
あー……好きな子がボロボロになるのを見たくなかったら、そこだけ目を伏せましょう。うん。




では、感想、終わり!
2巻を読んできます!!!!!




以上!



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今日のラノベ!

シンデレラは探さない。




シンデレラは探さない。

著者:
天道源

イラスト:
佐伯ソラ

レーベル:
講談社ラノベ文庫


【あらすじ】

 先月できたばかりの、五十階建てのタワーマンション。高校生の俺こと荒木陣は、買い物帰りに、妹の舞と一緒にそれを見上げる。
 おとぎ話に憧れる舞は、そのマンションを、お城みたいと表現した。お城ならお姫様がいるはず。お姫様に会いたい……そうつぶやく舞。でも俺は知っている。お姫様なんて、俺たちには関係のない存在だ。そう思っていた俺だが、世の中は俺が願うほど、単純ではなかった。お城の住人の一人である真堂礼と、俺はふとしたきっかけで出会う。そして俺は知った。俺の前にいる礼は、お姫様ではなく、学園のアイドルでもなく。ただの、可愛い女の子なんだと――。webで人気の青春ストーリー、書下ろしエピソードも加えて待望の書籍化!



感想:★★★★★





人を想う日常とは、おとぎ話のように不思議で色鮮やかなものである
しかしそれはおとぎ話ではなく、たしかな日常でもある







今考えた名言です。

みなさんこんにちは!

第23回スニーカー大賞特別賞受賞作『顔が可愛ければそれで勝ちっ!!』(受賞時タイトル『ググれんあい。』)の斎藤ニコ先生が新作を出されたということで馳せ参じました、デスカイザーです!





今作『シンデレラは探さない。』は、web名義の天道源というPNでカクヨムにて連載されていた同名作品の書籍化になります。(web版リンクはこちら

例によって例の如くwebで作品はほぼ読まない私なので改稿については分かりませんが、書き下ろし部は多いです!
80p!!
それも後日譚というか、映画で言うとEDテーマが流れながら描かれるその後の日常みたいなパートが80pですよ!

綺麗にまとまった物語でありながら、半永久的な「その後」を想像する余地を貰えたのがとてもうれしかったです!!
家族って……いいね……









逆順で感想書いちゃってごめんなさい。
本編の感想書きます。





主人公・荒木陣くんが、熱で寝込んでる妹・舞ちゃんの看病のために学校を休んでいた時のこと。
学校から至急のプリントが配られ、それを家が近かった“シンデレラ” 礼ちゃんが届けに来たところから物語は動き始めます。


第一印象は無表情で気難しい子

でもその翌日に些細な理由を付けて再び荒木家を訪れたあたりから、要するに割とすぐにその印象は崩れていきます。
あえて「変わっていく」とは言わないです。
「崩れていく」です(笑)



まるで好きな人を前にしたかのような可愛い反応をちょこちょこ見せるレイちゃん。
かわいい。
とてもかわいい……!







でもそんな好きになるようなシーン無かったし、チョロインってわけでも無いだろうし……

いや待てよ、そういえば陣くんはやけに忘れっぽいだとかの描写が多い……

どことなく不穏な空気も漂っているし……





そうか、これは陣くんの記憶が飛んでるパターンなんだな(名推理)








と、無駄に覚悟を決めて読んでいましたが、結論から申し上げれば違ったので恥ずかしい……









そんな勘違いをぶっ放したちょっと前のシーンの感想にはなりますが。
「あ、斎藤ニコ先生の面白さが健在だ!」となったのが、63p。
レイちゃんからの謝罪のお礼をするため、陣くんがレイちゃんに話しかけるシーン。



「皆、ごめんなさい。わたし、陣くんと出かけてくるわ」
『よろこんでー!』
なんだよその掛け声……。
本文63pより




このワードセンス、やっぱりすごくないですか??



まず、パッと読んで面白い!

次にじっくり考えてみると、「いってらっしゃい!」ではない所からレイちゃんが陣くんについていくことをレイちゃん以上に喜んでる状況が見えてきます。

それが野次馬的なものなのか友情的なものなのかは分かりませんが、無表情という印象がまだ残っていたレイちゃんのキャラも、ここで更に緩んできます。
少なくともイジられることを許容できる距離感、もしかしたら恋バナもしているのでは?というところまで考えると最早最初の印象はどこへやら。

また、レイちゃんが舞ちゃんのお見舞いに来るという所から始まり荒木家での今後のシーンを想像していたところに、「学校パートも面白いキャラがいそうだぞ??」というイメージを置いていくというおまけもあります。

そして最後に、ツッコミまで込みでやっぱり端的で面白い!









作者買いして良かった!!!










シンデレラ




タイトルにも入っているこの物語のキーワード。
舞踏会の後、ガラスの靴を頼りに王子様がヒロインを迎えに来るというところから、タイトルの「シンデレラは探さない」という状況も見えてきます。

名前の語感だったりその美貌だったりで、シンデレラと称されるレイちゃんの存在はまさしくキーワードそのままではあるんですが……仕込みはそれだけじゃありませんでした!
これのおかげで面白さが一段階上がってるんじゃないかなぁ、と思うくらいには巧妙。
是非読んで「そういうことね!」と唸ってほしい……!



落とされたガラスの靴とは、王子様とは……そゆことなんですよ~~!
んふふ~~~~









まとめ





「シンデレラ」以外にも、この物語の根幹を形成する仕込みとしてラノベの常道的なことも1つありまして。
しっかり読書メモには残していたんですが、ばっちり天道先生があとがきで解説されていたので私からの説明は自粛いたします(笑)
気になる人は……本編を読んだうえであとがきをチェックだ!!!





ということで『シンデレラは探さない。』の感想でした!



掛け合いでのワードセンス、キーワードの出し方、会話で逸るテンポを地の文で落ち着けるタクト捌き、ストーリーのアップダウン……


どれを取っても好きです!!

そしてレイちゃんの可愛さが上乗せされてさらに好き!!




絶対2巻も読みたいです……!



以上!



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今日のラノベ!



何故かの 5



何故か学校一の美少女が休み時間の度に、
ぼっちの俺に話しかけてくるんだが? 5

著者:
出井愛

イラスト:
西沢5㍉

レーベル:
MF文庫J


【あらすじ】

 朝倉さんと『友達以上恋人未満』の関係になった安藤くん。体育祭の準備もあり、これをきっかけに二人の恋路がもっと前進――かと思いきや、桃井さんが体育祭実行委員の相方に安藤くんを指名……!? さらには、委員長と二人三脚で一緒に走ることに……!!これに焦った朝倉さんは、安藤くんの浮気を防止するために『浮気防止条例』(全108項目)を突きつけて迫る――! その甲斐あってか、確実に一歩ずつ二人の距離が縮まっていくのだが、何やら安藤くんを巡る“噂”が流れはじめ……。
 Webで悶死報告多数! すれ違いが絡まり合う新世代の学園ラブコメ第5弾! ついに、朝倉さんが安藤くんにその“想い”を告げる!?



感想:★★★★☆






雑巾になりた~~~~い











今回は最初からネタバレ有り、且つ私見多めなので注意です













体育祭編であり、姉ヶ崎妹回でもありって感じの何故かの5巻!




面白かった!!


ドキドキしたし、うるっとしかけた!





けれども、

どちらかといえば私は消化不良……



多分その原因はラストあのタイミングでの朝倉さんにあって、そう思ってしまう要因は地の文が無い『何故かの』だからこそであって、モヤっている今も逆説的には楽しんでいるということで……


というようなことをこれから書いていきます。







勢いつけての落とし穴 スカーン




物語後半は姉ヶ崎妹が躍動するお話でした。


前の巻での選挙で安藤くんに絡みだした後輩ちゃんが、姉に対してどういう思いでいたのか、それがどうして安藤くんにちょっかいを出すことに繋がったのか、そして体育祭を通してどう変わっていくのか!


正直、そこまで他の子たちが強すぎてそこまで惹かれてなかったんですが、たった1エピソードで推しメン化するとは思いませんでした……!

姉への劣等感を抱きながらも自分なりに方法を見出して戦っていた彼女を、私は大きな拍手でもって労ってあげたい!!

涙を拭う綺麗な雑巾役はしょうがないから安藤くんに譲ってあげます。




また、そんな後輩ちゃんを見て自らを重ね合わせ、変わらなくちゃいけないと決意した安藤くん!!
今だけはハッキリ言える!

少年、かっこいいぞ!!!




からの、朝倉さんの叫び。
いや、こう、流れ的にそう返すだろうなっていうのはむしろ読む前から薄々感じ取ってはいましたけれども……(メタ読みダメゼッタイ)

一度安藤くんがやった事ですし、むしろこれでおあいこ位言う権利は朝倉さんにあるかもしれないですけど。








めんどくさぁぁぁ~~~~~







って唸ってしまいました。
メインヒロイン相手に。

三段跳びやってて、完璧なホップステップからの最後のジャンプで落とし穴に落ちたような感覚です。

そんな経験は無いですけども。









ここまで思ってしまったのは、地の文が無い=キャラの感情が常にダイレクトに入ってくる、というところが要因になっていると考えます。

まぁ、端的に言ってしまえばここまでの話を読んでいると、どうにもこういう構図に見えてしまうんです。


アクションを起こして
安藤くんの気を引こうとするモモ達

VS

ただただ待つ朝倉さん








モモや委員長、すっごく頑張ってるんですよね。
安藤くんを好きだという気持ちを認めて、朝倉さんに譲りたくないという気持ちを確かめたうえで、すっごい頑張ってる!
安藤くんの気持ちを全部知った上で、それでもアタックしてしまう恋心、エモい!!


だから、相対的になのかもしれないけれども朝倉さんが何もしてないように見えてしまって

「なんで自分だけ見てくれないの!」と言われたら、当然じゃない……?という反応がどうしても先に出てきてしまう。

たとえ色仕掛けであろうとも、不意をついての作戦であろうとも、止められない好きという気持ちで突き進む委員長たちに感情移入してしまうから。


朝倉さんのシーンの後、安藤くんに契約を持ちかけた委員長なんてまさにそれが具現化されていて……







でも、メインヒロインに対してここまでめんどくせ~~~~って思える程他ヒロインに感情移入できる作品って、そうそう無いと思うんですよね。

それぞれのヒロインを余すことなく愛せているからこそ、今こうして面白さとモヤモヤの間に挟まっているわけで。

そういう意味じゃ、やっぱりこの作品って面白い!ってところに落ち着くのかなぁと思います。






打ち切りと存続の瀬戸際のようですが、
出来れば6巻も読みたいところであります。
……じゃないと私の中での朝倉さんの評価がうなぎ上りならぬ鯉のぼり!どころか急流下りのままに!!









最後にこれだけは言わせて欲しい。






姉ヶ崎妹が
表紙じゃないのは何故かのぅ!!







以上!




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今日のラノベ!



何故かの 4


何故か学校一の美少女が休み時間の度に、
ぼっちの俺に話しかけてくるんだが? 4

著者:
出井愛

イラスト:
西沢5㍉

レーベル:
MF文庫J


【あらすじ】

 夏休みは終わり今日から新学期! しかし、朝倉さんの精神は崩壊寸前!? そんな中始まる生徒会長選挙!! 何故か安藤くんは委員長と一緒に立候補する羽目になって……って、何で朝倉さんまで立候補しているのぉおお!?
 選挙に勝つため委員長と休日デートしたり、金髪縦ロールの生徒会長を安藤くんがバニーガールにしたり、ウザ可愛い後輩ちゃんに気に入られたりなど、新キャラクターも続々登場!
 悩む安藤くん、暴走する朝倉さん。そして、安藤くんと委員長の出会いの秘密が今明かされる――。
 Webで悶死報告多数! すれ違いが絡まり合う新世代の学園ラブコメディ第4弾! “ヒロイン”と“ぼっち”の関係が動く!?




感想:★★★★★








大どんでんどんでん!!(壊












夏休みが明け、生徒会長選挙編!!
図書室を守るため選挙に出馬する委員長、そしてその推薦人に(半ば強制的に)就任した安藤くん。
対するは現副会長の石田くん……そして、夏祭り(3巻)での爆死により正気を見失いかけていた朝倉さん!?

見失いかけているというか見失ってますよね。
もっとも、この件に関してはどう考えても安藤くんの伝え方が悪かったせいだけれども……





はい、ということで 今巻の軸は「安藤くんの自意識改革」ではないかと思います。


オタクで、ぼっちで、コミュ障で……
そんな自分の現状を理解し受け入れているのは彼の美徳かもしれません。
でも、そのせいで好きな人を傷つけてしまったのであれば、変えなきゃいけない。

変わらなきゃいけない。

安藤くんもそう思っていたのかもしれないけれど、現実はそのまま。

何故か?

ぼっちだから。

そんな堂々巡り。





委員長と共に石田くん陣営・朝倉さん陣営と生徒会長選挙を戦っていき、「それぞれが」どんな結論を出したのか。


それは是非皆さんの目で確かめていただきたいので、

ネタバレ無しパートでは控えさせていただきますー!!!
追記のほうで喋りますー!!!









イェーーーー!!

山田のYはYeah!のイェーーーー!!


(アイキャッチ)











新キャラを振り返りましょう





まずは副会長・石田くんと、その推薦人の書記・藤林さん


石田くんは「一に規律、二に規律! 三四も規律で! 五に規律!」という選挙公約がまさに彼を体現していましたね。

正しいと思うことをする。
悪いと思うことを断じる。

その真面目さに救われる人もいれば石頭にイラッとする人もいる……そんなお人。


一方、藤林さんは石田くんとは真逆の、影が薄い引っ込み思案。
何故石田くんと一緒に行動を……?というエピソードが微笑ましくて好きです!
ある意味4巻最大のキーパーソン。








次に朝倉さんの推薦人になった、生徒会長・姉ヶ崎先輩!

えーっとー……
なんやかんやあって「ポンコツ」という印象しか残らなかったのだけども、どうしてこうなった??

自らの思い描くプランの為にいろいろ頑張っている。
でも動機が動機なので才能の無駄遣い感がすごい。
バニーガール(重大なネタバレ)






最後に後輩ちゃん!

妹ちゃんと同じ学年で、どうやら顔なじみ……?
ギャル属性強めなのに安藤くんが打ち解けちゃうというあたりに、妹VS後輩の気配が漂います……
年下属性による仁義なき戦い……







読書メモ


ネタバレ薄めなのでこちらで。



62p:これはヘタレ

間接キスを回避していく安藤くんのシーン。
あー……でもこれ後々のシーンと合わせて考えると……

大体わかった




69p:口の悪い安藤きゅんも素敵!

副会長・石田くんと対峙した時の安藤くん、ナチュラルに口悪くてびっくり。
警戒していると捉えるべきか、むしろ無意識に警戒を解いていると捉えるべきか……




83p:ボールは友達!

とても自然な流れでボールにされる山田、最高に山田だなって。
そういうとこ好き




98p:大盛り味噌ブタチャーシュー麺

大盛り味噌ブタチャーシュー麺って言葉、繰り返し出てくるとこんなに面白いとはww
大盛り味噌ブタチャーシュー麺の可能性を感じるww



110p:山田ァァァァァァァァ!!

これは「山田の奇跡」として語り継がれるべき




147p:オンドゥル語だ……

オンドゥルラギッタンディスか!?



195p:あわわわ


209p:あわわわわ





まとめ






というわけで、『何故かの』4巻の感想でしたが……ふんわりした感想すぎました?





改めて全体の感想を。
朝倉さんと安藤くんが気まずくなっちゃってほとんど会話していないので、序盤が比較的スロースタートに感じました。
選挙戦をしているものの、安藤くんはほぼ何もしていないので張り合いに欠けていたり……

でも、そこで蒔いた種が終盤になってグググッと回収されて一気にグワシッと面白くなり!!
桃井さんや委員長もそれぞれの意思で行動に出てきて!!!


2巻でも感じましたが、今作の特筆すべき美点が「巻の閉じ方」である ことを確信しました。
毎回毎回、叫ばずにはいられない花火を打ち上げて終わるのすごいです!
好きです!!


それを我慢して感想を書いた結果、ふんわりしちゃった☆キャピ




追記パート(ネタバレ有)で叫びます。





以上!



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今日のラノベ!

何故かの 3


何故か学校一の美少女が休み時間の度に、
ぼっちの俺に話しかけてくるんだが?

著者:
出井愛

イラスト:
西沢5㍉

レーベル:
MF文庫J


【あらすじ】

 桃井さんの大胆な告白により、大ピンチに陥った朝倉さんは『隣の席』というアドバンテージを活かして。安藤くんとの距離を縮めようとするのだが――。え、明日から夏休み!?
 何故か朝倉パパにご挨拶!? するため朝倉さんの家に訪問したり、プールに行って遊んだり――学校で会えない障壁を乗り越えて、二人の距離はもどかしくも確実に縮まっていく。
 しかし、夏休みの間も止まらぬ、桃井さんから安藤くんへのアプローチ(ちょっとエロい)を目撃した朝倉さんは遂に大胆な行動に出る……。
 WEBで悶死報告多数! すれ違いが絡まり合う新世代の学園ラブコメディ第3弾! “学校一の美少女”と“ぼっち”の恋路やいかに!?



感想:★★★★★





ライバルと 鎬を削る 夏休み

バイトは居ても 山田はおらず~(字足らず)










ということで 夏休み編!


親友の桃井さんが強力なライバルと化し、追い込まれた朝倉さんが怒涛のメール魔となることも当然なく、ラノベオタクANDOは至福の時間を過ごしていました!

最初だけね!!





夏休み……夏休みかー……
私は大学への通学の電車内で読み進めることが多かったのと、アルバイトがフルタイムだったので、夏休みの読書量はむしろ減っていたような記憶があります。
高校時代は遊〇王に明け暮れていましたし。
今同じ程度の休みが貰えたら……たくさん読書するのになー……

今のような緊急事態(コロナ禍)ではなく、誰もが当たり前に長期休暇を取れる世の中になりますように……






閑話休題



ラノベ天国もつかの間、朝倉さんを義姉と慕う妹ちゃん(メインヒロイン)の策と、宣戦布告で勢いづく桃井さんからのアプローチなどもあり徐々に安藤の平穏は失われるのであった……
読者大喜び




書店デートやプールなどもありましたが、ドキドキしたのはやっぱりお家デートですかねー!


朝倉家の謎コミュニケーションにひとり放り込まれた安藤くん……
おいたわしや……
朝倉父がマジ面白いんですけどね……外野としては……
あれは当事者にはなりたくないですね……

朝倉父の魅せ方、イラストの使い方も含めて完璧すぎるんだよなぁ……w



逆に安藤家にやってきたヒロインズパートのほうは、こう……安藤くんには強くまともに生きてほしいですね!
騙されてる事ではなく、無自覚に騙していることを疑われる子……
誰も自信を持って擁護できないあたりが、こう……







結論




この親にして、この子あり












安藤くんをめぐる恋のバトル!


朝倉さんと桃井さんの一騎打ち……とは一概に言えない状態が続いていますねぇ。

「そうかしら? 根暗ボッチラノベオタクの安藤くんに不可解にも好意を持つような人が、これ以上現れるとは思えないのだけれど」


委員長……残念ながら貴女です……




普通のラブコメとしてなら、朝倉さんと桃井さんのみが安藤くんに好意を持っていて、妹ちゃんと委員長がそれぞれの立ち位置からそれをフォローするという筋道が自然でしょう。





しかし、しかしですよ。


その立場に徹するには、委員長があまりにも正妻……ッ!



安藤くんのことを身内以外では唯一「理解」している圧倒的強ポジ……ッ!!



そして朝倉さん曰く、唯一「安藤くんが目を見て話している」存在……ッッ!!








そう、つまり生活を共に送っていくことになるかもしれない恋人同士において最も大事な価値観の共有がすでに行われている委員長こそが、朝倉さんにとって最も手ごわい恋敵となるのではなかろうか!!!!!






「不名誉だわ……」
「そこまで言う!?」








まとめ




妹ちゃん大好きクラブの会員として236pの挿絵が見れたことはとても名誉なことであると同時に、発売してから9か月近く拝むことができなかった己の不運と不誠実さを嘆くばかりです……





はい、というわけで『何故かの』3巻の感想でした!


表紙からババンと受けていた印象ほど妹ちゃんが前に出てくるストーリーではありませんでしたが、逆にそれこそが妹ちゃんの魅力と言えるのではないでしょうか?
兄の恋路をサポートし、時には兄だけに見せるわがままな一面ものぞかせ、なんだかんだ自分の望むままに人生を謳歌する天真爛漫な姿が魅力的です!!
大好き!!




ストーリー的には、なんかとんでもない終わり方しましたけど朝倉さんは大丈夫なんでしょうか?
その真相を確かめるべく、私は4巻を手に取るのであった……





以上!

少しだけ読書メモあるので、追記パートでにて。






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