今日はコミック!
「すべての物語に触れる者たちへ贈る!」
と言わんばかりの熱を受け取りました!!
元の世界ではプロのラノベ作家だった方が主人公。
一週間の徹夜の果てに暗転した視界、気が付けばまだまだ未熟な学生時代に執筆していた小説の世界へ!
未熟な文章故に生じる世界の歪みを、プロ作家の矜持と大魔導師の誇りにかけて修正するっ!!なお話。
Twitterから1話試し読みはしていたので概要は知っていましたが、1巻通して読んでみて改めて面白かったです!
作家として踏み出したばかりの頃に陥りやすい(のであろう)諸問題を分かりやすく、そしてちょっぴりHに描かれているので頭に入りやすいのが利点。
……利点?
いや、利点ですね。
小学生男子の99%は「π(パイ)」を初見で覚えたという勝手な推測からも間違いないでしょう。
計算され尽くされた小説だって、基礎の基礎たる文章そのものは本能レベルで刻み込まれたノウハウが生きてくるのです!
故に、本能と結びつけることに疑問の余地はない!!!
閑話休題。
今巻で取り上げられているのは以下のトピック。
(目次引用)
第1話 ~と言った問題
第2話 視点問題
第3話 描写過多問題
第4話 書き直し問題
第5話 比喩問題?
第6話 それでも、自分の文章には自信を持つべき問題
構成がエモくないですか!!
1~5話で過去の原稿の指摘や修正を行っていくわけですが、これって受け取り方によっては痛烈なダメだしの嵐なわけなんですよ。
ミヤがHだったり、全体的にギャグテイストだったりで作品としてはマイルドになっていますが、こと自分の書いたもの故にモフの指摘は容赦ナシです。
私もブロガーとしてにはなりますが、今結構ビクビクしながら感想打ち込んでいたりします。
「作中で指摘されていること(=特に3、4話)を活かせなかったらどうしよう……」と。
でも6話
えっちな修正に困っているミヤを前に、モフが決意を叫ぶシーン。
あの一言と、とどめのもう一言が前に進ませてくれるんですよね……!
どんなセリフだったかは是非作品を手に取って確かめていただきたいですが(ダイマ)、今一度ひとつひとつの作品への愛を確かめ直したいなぁ、とラノベブロガーとしても只の読者としても思いました。
また、1話や3話のテクニックや6話で抱く熱量などは、仕事上の資料作成やプレゼンテーションなどにも活かせるものだと思います。
単調すぎる、あるいは逆に構成が大きすぎて要点の掴めないプレゼンになっていないか、上司からの指摘が多すぎるばかりに商品への自信も失っていないか、などなど。
あと脇役の部長が良い人すぎるんですよね……!
モフたちと同じ世界に存在していないのがキャラとして勿体無く感じるくらい、指摘が的確で、後輩思いで、褒め上手で、超良い人(語彙
今後の部長の御指摘にも期待です。
そろそろ真面目なことは十分でしょう。うん。
ミヤのおっぱい!!!!
すごいぞおっぱい!!!!
おっぱいがいっぱい!!!!!
このくらいで真面目感想成分を中和できてますかね……(笑)
あくまでもこの漫画はエンタメですからね!
教科書では無いのです。
楽しんで、楽しんで、そのうえで何かひとつでも「文章を作る」という行為における技を学び取れれば最高だと思います!!
2巻も出るなら是非読みたいです!
以上!
原作: | 漫画: | レーベル: |
---|---|---|
【あらすじ】 異世界添削スタート!! 僕、大魔導師モフは「世界添削屋」というものをやっています! 獣耳ロリ勇者ミヤの身に降りかかる数々の異常現象を、魔法で解決!……と思ったら、ミヤがあられもない姿に!? 実は、異常現象の原因は僕。この世界、僕が昔書いた未熟な小説の世界なんです。 なので、僕は今日も自分のしりぬぐい《添削》を続けるのです。この世界がもっと良くなるように! |
感想:★★★★★
「すべての物語に触れる者たちへ贈る!」
と言わんばかりの熱を受け取りました!!
元の世界ではプロのラノベ作家だった方が主人公。
一週間の徹夜の果てに暗転した視界、気が付けばまだまだ未熟な学生時代に執筆していた小説の世界へ!
未熟な文章故に生じる世界の歪みを、プロ作家の矜持と大魔導師の誇りにかけて修正するっ!!なお話。
Twitterから1話試し読みはしていたので概要は知っていましたが、1巻通して読んでみて改めて面白かったです!
作家として踏み出したばかりの頃に陥りやすい(のであろう)諸問題を分かりやすく、そしてちょっぴりHに描かれているので頭に入りやすいのが利点。
……利点?
いや、利点ですね。
小学生男子の99%は「π(パイ)」を初見で覚えたという勝手な推測からも間違いないでしょう。
計算され尽くされた小説だって、基礎の基礎たる文章そのものは本能レベルで刻み込まれたノウハウが生きてくるのです!
故に、本能と結びつけることに疑問の余地はない!!!
閑話休題。
今巻で取り上げられているのは以下のトピック。
(目次引用)
第1話 ~と言った問題
第2話 視点問題
第3話 描写過多問題
第4話 書き直し問題
第5話 比喩問題?
第6話 それでも、自分の文章には自信を持つべき問題
構成がエモくないですか!!
1~5話で過去の原稿の指摘や修正を行っていくわけですが、これって受け取り方によっては痛烈なダメだしの嵐なわけなんですよ。
ミヤがHだったり、全体的にギャグテイストだったりで作品としてはマイルドになっていますが、こと自分の書いたもの故にモフの指摘は容赦ナシです。
私もブロガーとしてにはなりますが、今結構ビクビクしながら感想打ち込んでいたりします。
「作中で指摘されていること(=特に3、4話)を活かせなかったらどうしよう……」と。
でも6話
えっちな修正に困っているミヤを前に、モフが決意を叫ぶシーン。
あの一言と、とどめのもう一言が前に進ませてくれるんですよね……!
どんなセリフだったかは是非作品を手に取って確かめていただきたいですが(ダイマ)、今一度ひとつひとつの作品への愛を確かめ直したいなぁ、とラノベブロガーとしても只の読者としても思いました。
また、1話や3話のテクニックや6話で抱く熱量などは、仕事上の資料作成やプレゼンテーションなどにも活かせるものだと思います。
単調すぎる、あるいは逆に構成が大きすぎて要点の掴めないプレゼンになっていないか、上司からの指摘が多すぎるばかりに商品への自信も失っていないか、などなど。
あと脇役の部長が良い人すぎるんですよね……!
モフたちと同じ世界に存在していないのがキャラとして勿体無く感じるくらい、指摘が的確で、後輩思いで、褒め上手で、超良い人(語彙
今後の部長の御指摘にも期待です。
そろそろ真面目なことは十分でしょう。うん。
ミヤのおっぱい!!!!
すごいぞおっぱい!!!!
おっぱいがいっぱい!!!!!
このくらいで真面目感想成分を中和できてますかね……(笑)
あくまでもこの漫画はエンタメですからね!
教科書では無いのです。
楽しんで、楽しんで、そのうえで何かひとつでも「文章を作る」という行為における技を学び取れれば最高だと思います!!
2巻も出るなら是非読みたいです!
以上!