今日のラノベ!

素で強ぇんじゃん……!!
パーティー追放⇒覚醒系の冒険者ファンタジー作品。
表紙力が高い!
スルスル読めた割に、振り返ってみるとイベントがギュ~~~ッと詰め込まれていたように思います。
追放され、即拾われ。
初クエストでカイルの力が発揮され。
レミアの謎、新メンバーの加入、旧パーティの闇、ギルドからの依頼、etc……
面白かったです!!
周りからの「カイル……それは無理だよ……」って声を置き去りにする物理戦闘の強さにはスカッとしますし!
カイルが抜けた後のレオのパーティーが物語の主軸になっていたのはなかなか無い構図で新鮮でした。
いや、レミアパーティーが蔑ろにされてるとかではなく。
あくまでもカイルの物語であり、それを救い見守るレミアの物語でありつつ、軸はレオのところにあったような。
もっと言えば、そのレオのところにある軸も回収が終わることにはちゃんとカイルの物語になっているところはポイント高いです!!
ただ、手放しで「面白かった!」というにはちょっと躊躇いがあります。
キャラが悪い意味で大渋滞を起こしているのがまず1つ。
連休初日の首都高並に次から次へと濃いキャラが参戦してきます。
特にカイルの元保護者とか! あとショタとか!!
上述の通りイベントも詰め込まれているので、必然ひとりひとりに当たるスポットは目まぐるしく変わっていくわけで……
表紙のレミアに惹かれて「これは発売したらすぐに読まなくてはー!」となっていた私からすると、少しどころか圧倒的にレミア成分が足らない状態。
初めて出会った男女がボロ屋でひとつ屋根の下で、何のイベントも無いとは思わないじゃないですかー!!!
あれは本気でビックリしました。
もっとも、これは読める話が多くなれば勝手に解決する問題なので2巻が出ればそれで良いという話かもしれません。
そして、レミアの正体に関する話がもう1つ。
理性では「カイルたちの居る世界では常識では無いのだから、むしろ出会ってからこれだけの短時間でカミングアウトに至ったのは早いくらい」だと分かっていても、40p前後で察したレミアの正体を最後の最後まで引っ張られると堪えますねー……
いや、レミアの正体はこっちの世界でも常識では無いですけど(冷静になった)
確かにカイルがレミアの正体を察せるくらいなら、まずレオのパーティーに居る段階から自分が近接前衛職として異常な能力を持っていることに気づくでしょうからね!!
そこの整合性は取れてるんですけど、それはそれとして生肉食べてることにはもっと激しめにツッこもうぜ!!?
……と、ちょっと熱くなりましたが。
最後の最後まで信用できる友人の存在のありがたさ、支えというのは素晴らしい!!
というのをまとめと致しまして、感想を閉じさせていただきます。
以上!

著者: | イラスト: | レーベル: |
---|---|---|
【あらすじ】 冒険者が集まる街――アルディアナ。 とあるパーティーの一員である魔法使いの青年カイルは、魔法能力の低さから仲間の足を引っ張り続けていた。 その結果、幼馴染みでもあるリーダーのレオからパーティー追放を言い渡されてしまう。 慣れ親しんだ仲間を失い途方に暮れていたカイル。 そんな彼の前に赤い髪、赤い瞳の少女レミアが現れて…… 「妾のパーティーに入るがよい!」 誘われるがまま彼女のパーティーに加わることにしたカイルだが、この出会いが、彼の真の能力を解放させることに――! |
感想:★★★★☆
素で強ぇんじゃん……!!
パーティー追放⇒覚醒系の冒険者ファンタジー作品。
表紙力が高い!
スルスル読めた割に、振り返ってみるとイベントがギュ~~~ッと詰め込まれていたように思います。
追放され、即拾われ。
初クエストでカイルの力が発揮され。
レミアの謎、新メンバーの加入、旧パーティの闇、ギルドからの依頼、etc……
面白かったです!!
周りからの「カイル……それは無理だよ……」って声を置き去りにする物理戦闘の強さにはスカッとしますし!
カイルが抜けた後のレオのパーティーが物語の主軸になっていたのはなかなか無い構図で新鮮でした。
いや、レミアパーティーが蔑ろにされてるとかではなく。
あくまでもカイルの物語であり、それを救い見守るレミアの物語でありつつ、軸はレオのところにあったような。
もっと言えば、そのレオのところにある軸も回収が終わることにはちゃんとカイルの物語になっているところはポイント高いです!!
ただ、手放しで「面白かった!」というにはちょっと躊躇いがあります。
キャラが悪い意味で大渋滞を起こしているのがまず1つ。
連休初日の首都高並に次から次へと濃いキャラが参戦してきます。
特にカイルの元保護者とか! あとショタとか!!
上述の通りイベントも詰め込まれているので、必然ひとりひとりに当たるスポットは目まぐるしく変わっていくわけで……
表紙のレミアに惹かれて「これは発売したらすぐに読まなくてはー!」となっていた私からすると、少しどころか圧倒的にレミア成分が足らない状態。
初めて出会った男女がボロ屋でひとつ屋根の下で、何のイベントも無いとは思わないじゃないですかー!!!
あれは本気でビックリしました。
もっとも、これは読める話が多くなれば勝手に解決する問題なので2巻が出ればそれで良いという話かもしれません。
そして、レミアの正体に関する話がもう1つ。
理性では「カイルたちの居る世界では常識では無いのだから、むしろ出会ってからこれだけの短時間でカミングアウトに至ったのは早いくらい」だと分かっていても、40p前後で察したレミアの正体を最後の最後まで引っ張られると堪えますねー……
いや、レミアの正体はこっちの世界でも常識では無いですけど(冷静になった)
確かにカイルがレミアの正体を察せるくらいなら、まずレオのパーティーに居る段階から自分が近接前衛職として異常な能力を持っていることに気づくでしょうからね!!
そこの整合性は取れてるんですけど、それはそれとして生肉食べてることにはもっと激しめにツッこもうぜ!!?
……と、ちょっと熱くなりましたが。
最後の最後まで信用できる友人の存在のありがたさ、支えというのは素晴らしい!!
というのをまとめと致しまして、感想を閉じさせていただきます。
以上!