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どもー!
デスカイザーです!





暑い!!!




C94、2日目東待機列にゃうです!!!
台風でだいぶヒヤヒヤしましたが、始まってみればいつもどおり太陽に焼かれ汗が止まらぬ待機列!!


寝不足極まってるので、体調には気をつけます。
コミケに来てる皆様もそうでない皆様も、熱中症にはお気をつけください。





今日のラノベ!


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飼い猫になって百合カップルの

イチャラブ生活を見守る話

著者:

みかみてれん

イラスト:

ゆぞうに

レーベル:

みかみてれん文庫


【あらすじ】

社畜ОLたま子はある日不慮の死を遂げる。だが気がついた時、彼女はもふもふの仔猫になっていた! 小学生から大人になるまで、大好きなご主人様の成長を見守り、恋を応援する! 女子三人+飼い猫(百合厨)の、甘くてちょっぴりほろ苦い百合ラブストーリー!




感想:★★★★★





「愛してる」の力








みかみてれん文庫、コミケ当日更新第2弾!
次はせめて前日に更新しようと思います……





本日8/11、西2ホール「あ01b」にて今回も百合小説が頒布されるらしいですよ?














『観葉植物百合』に続いて、転生百合観察のお話。
今回は足のある猫なので、視点がゴリゴリ動きます。
カラスと戦ったり、守衛さんと血で血を洗う戦いが繰り広げられています。


それはともかく、霧吹き・剪定が良いとこだった前回との一番の違いは、3人の関係に猫(タマ)がダイレクトに関わってくることでしょう!

「百合は見守るもの」という鉄の掟を遵守しながらも、3人のコミュニケーションに関わり続けるタマ。
ちゅー友という絆で結ばれていた3人ですが、たまの存在もまた絆の要素として必要不可欠なんです。
でも、舞台に居ながらも傍観者、立役者。
さながら観客からは見えないピットで演奏するオペラの奏者のよう。






これは3人の百合に非ず
これは3人と1匹の百合である







無邪気に過ごす小学生編。
少しずつ未来を考え始める中学生編。
それぞれ一歩を踏み出す高校生編。 

それぞれ違う年齢、違う思惑にある3人ですが、お互いのために成長しようとする尊さは共通していたかなぁ、と思います。
それぞれのアーキタイプというか素の性格たる小学生編を読後に読み返すと、変わっていないようで雰囲気の違う3人を感じられて、その変化は163pでタマが言っていたような居場所を見つけるためであって、その居場所を見つける理由とは隣に居たいからで隣にいて欲しいからで。




はぁ〜、尊い(諦めの語彙)





読書メモ



3p:死に方!
⇒過去最高にドジ……
でもこの死に方と猫転生後の雨に打たれる描写がその後の展開に大きく関わってきたり、そんな内心との立ち向かい方でタマと深優を比べたり(いわゆる内面百合だ!)。
結構こだわっているので、決して雑な死に方ではないんです。
ただただ最高にドジ。



46p:ベンジャミン・バロック
⇒同じ世界線\(^O^)/
観葉植物×猫という新たな可能性も微レ存
……というか同じ学校なのか、そうか……



189p:25歳
⇒サラっと流しかけましたが、エピローグの深優たちの年齢ってたま子の享年と同じですよね。
ブラック企業に務め1人百合に逃避していたたま子と、紆余曲折を経ながらも3人の共同生活を手に入れた深優たちが良い対比です。
猫生14年目とおばあちゃん猫になりつつあるたま子が、ベンジャミン・バロックでいつまで百合を見守れるのか。
接ぎ木ができないが故にその限界が迫るラストの状況が、完全勝利!ハッピーエンド!でありながら物悲しさも感じさせました。




まとめ



さぁ、みかみてれん文庫を手に取るのです……


 

ウブな子がエッチに開発されていくのほんと好き……
好き……
尊い…………




好きなカプはみゆひな
デスカイザーでしたー


以上!



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どもー。
デスカイザーです。



12月31日、大晦日です!
今年も1年ありがとうございました!
来年もdeskyzerとデスカイザーのラノベ日誌を、よろしくお願いします!!

2017年最後の今日は「今年の感想、今年のうちに」ということで、まだ感想を書けていない3作品、それとこれから読む読み収め本1冊の計4冊分の感想を投稿する予定です!
終わるんでしょうか!分かりません!!

大晦日、勝手に感想チャレンジ、開幕です!



では1冊目。
当ブログ史上初の同人作品の感想です。

今日のラノベ!

観葉植物になって百合カップルのイチャラブ生活を見守る話

観葉植物になって百合カップルのイチャラブ生活を見守る話

著者:
みかみてれん

イラスト:ゆぞうに

レーベル:
みかみてれん


【あらすじ】


百合もの大好き女子高生、植田華はある日不慮の死を遂げる。だが目覚めた彼女は、妹の部屋にある観葉植物へと変わっていた! 小学生から大人になるまで、成長していく妹とその恋(百合)(尊い)を、植木鉢からじっと見守る、時に笑えて、時に切ない百合ラブストーリー!




感想:★★★★★


目が覚めたら体が縮んでいた高校生探偵がいるので、死んで観葉植物になる女子高校生がいても何らおかしくありませんとも。えぇ。



華の妹・葵ちゃんと、その友達の千晴ちゃんと泉美ちゃん。
3人の友情と親愛と友愛と愛情が生み出す、尊さに満ちた三角百合関係!

小学生編から始まり、中学生、高校生を経て最後は社会人エピローグ、完全勝利!
「ちょっと仲の良い女の子同士」から、「いつも考えちゃう存在」になり、「好き」に変わっていくその様をつぶさに見て取れることが、最大のポイントですよね!
約1名最初から百合に染まっている泉美ちゃんもいますが、彼女は彼女でその百合の想いを葵ちゃんにぶつけてしまって良いのか、千晴ちゃんに譲らなきゃいけないのでは、と思い悩んだり吹っ切れたり。
スタート地点がちょっとゴールに近かったからこその戸惑いです。
作品は作品、現実は現実という区別がしっかり付いていたことを褒めようと思いましたが、自分の友人を百合っぷるにしようとしていたような気もするので付いていないのかもしれないです。




あくまでも観葉植物視点なので能動的に動くことはできず、定点観察による成長記録なのでもどかしさはあります。
でもそのもどかしさが良いんです!
「おまじない」のちゅーで元気になった葵ちゃんが小学校に登校したとき、千晴ちゃんがどんな顔で出迎えるのかとか。
泉美ちゃんと葵ちゃんがあんなことやこんなことをした後に、葵ちゃん絶対泉美ちゃん見るたびに顔真っ赤にしつつ申し訳なさそうにしつつだろうなとか。
全ての状況を与えられるわけじゃないからこそ、妄想の余地が加わり、尊さが生まれる……。




最高でした……!
タイトルを初めて見た時は笑っちゃいましたが、内容は計算された百合の宝庫。

百合を見たときに間に入りたいとかいう男は爆発四散すべきだとは幾人もの百合神たちが口を揃えてきましたが、この作品は間に入りたい勢へのメッセージでもあります。

即ち、百合は見守るもの!




本日12/31、冬コミ3日目。
東5ホールポ47aにて、今シリーズ第2弾『飼い猫になって百合カップルのイチャラブ生活を見守るお話』が頒布されていると思いますので、もしコミケの暇つぶしにこの記事を読んだ方がいらっしゃいましたら足を運んでみてほしいです。
そこに百合があります。
勝手に宣伝おわり。




以上!



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