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今日のラノベ!


不屈の善戦帝王


不屈の善戦帝王
勝てずとも、誰であろうと追い詰める

著者:
アニッキーブラッザー

イラスト:
空色れん

レーベル:
DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 地下世界の少年・レパルト・コルシカは、戦いになるとどんな相手でも戦闘力がマイナス1弱くなってしまう呪いを持っていた。
 ゆえに、誰にも勝つことが出来ない彼は『善戦帝王』と呼ばれていた。
 ある日突然、地下世界にオーク族の魔王軍が侵略してくる。レパルトは呪いのスキルを駆使し、撃退するも重症を負ってしまう。
 ヴァンパイアの姫・ブリシェールはレパルトの傷を癒すため、体を交え、眷属への契約を行う。
 しかし、契約による交わいにも呪いが発揮され、レパルトは絶頂するもブリシェールは絶頂のギリギリで寸止めされ――。




感想:★★★☆☆




荒ぶる「初手」





ヴァンパイアの統治するアルテリア覇王国の地下で奴隷として働く人間・レパルトの「相手の能力より1だけ弱くなる力」が世界の行方を変える……?!な物語。


奴隷とは言っても最低限の衣食住が整っており、十分な休息もあり、結婚もできて。
そんな不自由をあまり感じない状態が千年続いていたために、既に人間には奴隷=悲惨といったようなイメージは無い様子。
地下で生活しているのも、ヴァンパイアが日光に弱いからという理由であって某カ○ジ的なアレではありません。
……現代社会の社畜のほうが、余程酷い状態なんじゃないかなってちょっと悲しくなりました






で、そんな奴隷のレパルトくんが、持つ能力がキーなわけですね。
地下世界の喧嘩大会で必ず名勝負を繰り広げ、必ず負けるため彼に付けられた二つ名が「善戦帝王」。
レパルトの能力値が完全相手依存なため、どんなに強い人が相手でも、どんなに弱い人が相手でも必ず拮抗してしまいます。





1VS1というリングの上では必敗の能力だったわけですが。




戦場という無限・無制限のフィールドなら?

レパルト側に付く存在があるのなら?

ベッドの上でなら?








その時々によって変わる能力の活かし方が面白かったです!
いやほんと、この能力をベッドの上で応用させること考えたのマジで天才だと思います!



だって凄くないですか?

初手寸止め地獄ですよ?

性癖特化の短編ならまだしも、長編、しかも戦記ものに近しいストーリーの濃厚さを感じさせつつのエロノベルで初手寸止め地獄ですよ??

惚れますよ!
賞賛するしかないですよ……!








レパルトと戦ったオーク族のイベリとの数少ない会話の中で、レパルトの感情が次々と動かされていくのも読んでいてとても印象的でした。
最初は親友を殺した相手と同じ種族として怒りを向ける相手だったのに、イベリが処刑される間際には彼の命がなくなることに酷く動揺していて……
レパルトが生死を間近に感じない一般人で、唐突に戦場に放り込まれた彼が異種族を相手にどんな感情の動きをしたのかな、と。
自分なら、親友を殺した相手の同種族に対して、同胞を蹂躙する種族に対して、拳を交えて命のやり取りをした相手に対して、「殺さないで!」と声をあげることはできるかな、と考えさせられました。

甘えと取るべきか優しさと取るべきか。
いずれにせよ「レパルトらしい」選択であると感じたわけなので、つまり物語の方向としてはそういう方面なのでしょう。


……うん、ちょっとふわっとしすぎてるかも!









★マイナス2は性癖の不一致です!(ずばり

ブリシェールの言う「えっちっち」、おねショタが好きな人には堪らないワードとシチュエーションだと思いますし、事実その部分での性的興奮がなかったかと問われるとNOとは返しづらいです。
……ですが、どうしてもメインストーリーの重み(国の存続的な意味でも命のやり取りという意味でも)を踏まえて見るとどうしても浮いているような気がしてなりません。



あと何度読み返してもキツいのが初手。
プロローグにあたる「追い詰められる者」

なんだかんだ確認も込みで5回くらい見返しましたが、その度に鳥肌立つくらいにはダメです……
表紙から読み取っていた作品の雰囲気を1ミリも汲まない語感のオンパレード、初見で崩壊しているキャラ、ギャグエロアニメあるいはエロゲのギャグパートでよくある嬉し喘ぎの共鳴。

手法として理解はできる。
そういう性癖の存在も認知している。
しかし拒絶感がある。
故に性癖の不一致であり、それはそれとして作品は好きであることを改めて申し上げる次第であります。
いやほんと、初手のブリシェール寸止め地獄は最高に好きなんですけどねぇ……






読書メモで残っていた話は書き尽くしたので割愛
DIVERSE NOVELさんの感想ってこのパターン多いな。何でだろう。





まとめ






最後になりましたが、表紙、とても素晴らしくないですか??
ヒロインたちは肌色が艶やかで凛々しくて、レパルトは百戦錬磨!って感じでかっこよくて、今気づきましたがオークたちも風情を漂わせいる気がします。
……びっくりしました。本当に今気がつきました、表紙のオーク。




性癖の不一致もあり、特にHシーンへの導入部への抵抗は強いですが、入ってしまえばこちらのもの。
また、レパルトの心情の揺らぎなどシリアスな面はすごく好きです!
イベリの言うオーク族の族長がどういった存在なのか気になりますし、これだけ巨乳揃いなヒロイン達を見ていると普乳、貧乳キャラの登場にも期待が膨らみます!

楽しみです!





以上!


どもー!
デスカイザーです!!


本日8/29の更新でDIVERSE NOVELの既刊をコンプリートです!
なんとか公式発売日の8/30に間に合わせることができました。
(追い詰められてからの3日連続更新)
(半分ここじゃねーか)





ということで、今日のラノベ!

復讐の為に鐘は鳴る


復讐の為に鐘は鳴る

著者:
ろく

イラスト:
三品諒

レーベル:
DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 クラスメイト全員からイジメられていた少年は、突然異世界にクラス転移してしまう。
 異世界に飛ばされても繰り返されるイジメに耐えかねた少年は一人逃げ出し、この世界で同じく迫害されていた魔女たちに与し、復讐を決意する。現実世界の名前を捨てて『ネロ』と名乗り、同志の魔女を集めながら復讐の機会を窺う。そうして見つけ出した復讐の手段は、魔女に催眠を施し、欲求を揺さぶることで発言する【固有魔術】を利用することだった――




感想:★★★★☆




良くも悪くも導入部、前半戦、プロローグ








転移前にイジメられていた少年が、転移先の世界で迫害されていた魔女と共に復讐を果たそうとする物語。





復讐ものとして見るなら、今巻は物足りなさの嵐

正確に言うならば、
復讐の"導入"としてはとても素晴らしいんです!




・転生前の復讐を果たすため同じく復讐を誓う魔女たちを集める、という大筋のストーリー


・確実に復讐を成し遂げるため、魔女の【固有魔術】を発現させ、練度・精度を引き上げながら信用も獲得


・ネロ本人のことは前半では敢えてぼかして魔女に徹底的に焦点を当てられていたことで、魔女の薄暗く少し複雑なバックボーンは確実に理解できましたし、


・(敢えてこういう言い方にしますが)「魔女でも人間でもない少女」の登場以降、それまで魔女に当たっていた焦点が一気にネロへ振られてからは、復讐の始動を今か今かと楽しみにさせられました






ただ、これから復讐が本格的に始まる!!!!というところで終わってしまったので、




「うがあああああ!!!!せめて委員長をもっと滅茶苦茶にしてから終わって!!




私の魔女たち、やっておしまいなさい(裏声)




…………お願いやってえええええぇぇぇぇ」




みたいな謎人格が表れるまでに荒ぶってます。はい。

ポケモンルビー・サファイアで例えるなら、カナズミジム戦が終わった後、カナシダトンネルでハギ老人のキャモメを助けて「さぁ、ムロタウンに行くぞ!」っていうところで終わる感じです。
段差をピョンピョン下りながらね。







でも、物足りなさを感じるということは、それだけ正しく期待を持てるスペックをこの物語が有しているということですからね。
この先がとても楽しみなのです。
とりあえずそこの森でマユルドとスバメを捕まえておくんだ、私よ。








読書メモは……残ってないんですよね。

前半は魔女一人一人に焦点を当て【固有魔術】を発現させる話が続くんですが、その能力とは「心の奥で本当に望んでいるもの、あるいはその逆のもの」が発現するというしくみ。
自分に自信の無い子が透過する能力だったり、高所恐怖症の子が任意のものを浮かせる能力だったり。

濃いキャラ紹介が続くような感覚だったので、特筆して書き留めるようなことは無か――クレアかわいい――あまり無かったんですね。


後半はネロの狂乱という最高の見どころに食い入るしかなく、要するにメモし忘れてるんですね。反省。





まとめ





……といった感じで、復讐の導入部であり、前半戦であり、プロローグといった感じの今作。
楽しみすぎて「復讐の鐘 クレア」で検索したら酷いネタバレを踏んだ気がしますが、気のせいでしょう。
ははは、まさか、そんな。
(書籍勢は試さないように!)



DIVERSE NOVEL8月刊の発売までに更新する宣言をなんとか達成するために、割と駆け足でしたがなんとか達成。
新作2作も楽しみですが、続刊も早く……


以上!



今日のラノベ!


トモハメ




トモハメ

著者:

懺悔

イラスト:

ポチョムキン

レーベル:

DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 マサキ・渚・友幸は、子供の頃から幼馴染の仲良し3人組。
 マサキは、渚と友幸が両思いで付き合うことになっても祝福し、変わらぬ友情を築いていた。
 夏のある日、いつものようにマサキの部屋で友幸が来るのを待っていた渚は、暑さに耐えきれず薄着になってしまう。普段は異性として意識しない渚の無防備な姿だが、溶けるような暑さに加え、若気の至りでついつい性的興奮を覚えてしまうマサキ。身近すぎる関係ゆえに、混じりっけ無しの友愛のみで二人は性を発散させてしまう――。
 書籍化に伴い読みやすく大幅改稿!熱望されていた『パパハメ』の他、書き下ろし短編を収録!




感想:★★★★★




DIVERSE NOVEL史上、最もエロく、最も気軽






幼馴染男女3人組の「付き合ってない組み合わせ」で友達ックスする話。





まず何が良かったかって、最後の最後まで渚とマサキは親友であり、2人の間にあったのが強すぎる友情であり、異性に向ける「愛情」が1ミリも無かったこと。
そして、それを逐一確かめ合いながらの行為だったこと!



恐らくどちらかが一線を超えたら、あるいは超えてしまいそうだと判断していたらこの行為はそこで終わっていたでしょう。
(一般的な考えで言えば余裕で一線超えていますが!)
だから、事後などで振り返る時に「お前に向けている感情は恋愛感情ではない」という宣言が必ず入っているんですよね。
とても、良き。


よくある「愛情を友情と誤魔化す」話ではありません。
当然そこに愛情が無いのですからNTRものとは一線を画しています。
…………本当に画しているのかな? まぁいいか。











友情を前提としているックスは全編通して共通でしたが、実は友達ックスの中でも軸が変わっていくというのもポイント。


最初はマサキが渚(下着姿)の爆乳を間近で見たところから始まるわけですが、この時点での友達ックスの成分って好奇心や肉欲。
小学生が河原のエロ本をよく分からないまま見入ってしまう感覚に近いんじゃないかなぁと。

あるいは数年ぶりに帰省したら当時仲の良かった男だと思っていた子が女の子らしい体つきになって目の前に現れた、という成年コミックでよくある奴が位置的には真横で時の隔たりも無く急に発生したような。
「異性の友人」であることを認識し、それでもなお「異性の恋愛対象」として扱わない、扱えないことをお互い把握しているからゴム付き友達ックスに踏み込めているわけです。
かなり、良き。








そして中盤から後半にかけて。
具体的にはゴム無し友達ックスを始めたあたりから、好奇心が薄まり、肉欲が(もっと言うなら性的な快感を求める欲が)強くなり、さらに新たな感情もプラスされていきます。




それはズバリ「子作り欲」



これを恋愛感情と別のものとして捉えるべきか悩みましたが(評価が変わってくるので)、何回かそのあたりの感情が強く出ているところを読み直してみるとやっぱり恋愛感情とは区別されているんですよね。
少なくとも渚とマサキの間では。
そして彼と彼女の認識について、違和感を覚えず読了したことから考えても、やはり区別されているのだと思います。









では、果たして子作り欲とは一体何なのか?








子孫を残すという行為について動物学的に見るならば、種の保存、優秀な遺伝子の継承などが端的でしょうか。
マサキから見て渚という存在のスペックは、スポーツ万能で学業もそこそこ優秀であり、何より身体、ひいてはおっぱいの女性的な魅力については本文中で幾度も触れられていることからも大いに認めていることが伺えます。
逆に渚から見たマサキは、至って平凡であり、腐れ縁で一緒にいる最高の友人という評価。
ただ一点、性交渉におけるマサキのテクニックと自らとの相性については本能的に認めざるを得ない責められ方をしています。

恋し愛されを抜きに、ただ単純に女性的特徴、男性的特徴の優位にあるものを選ぶ野性的なパートナーの選び方から考えてみると、実は以外と順当な関係なのかもしれません。
146pでマサキが「雄の本能」だと独白していることですし。







なお、特に根拠のある話ではない空想ですのであしからず。
頑張って小難しく書きました!!









書き下ろしの後日譚、友幸と渚が結婚してからの人妻ックスまで堪能して、とても良い読後感でした!

……が、ひとつどうしても考えなければならないことがあります。




仲良し三人組のなかで、友幸は恋愛対象になり得たのに、マサキは恋愛対象になり得なかったのは何故か?


文章的・物語的な存在理由で言えば、渚-マサキと同じようなポジションで「まともな」結末を迎える人を対比として間近に登場させることで、より背徳感を煽る効果が考えられます。
しかし感情の流れ的に見るとどうでしょう?
マサキとは幾ら身体を重ねても恋愛には発展しなかったのに、友幸とはまともに恋愛しているのです。
疑問に思いませんか?
同じ時を過ごしてきたはずの3人のうち、1人だけ矢印と無縁の関係になっていることに。




……とはまぁ煽ってみましたが、いくら考えたところで答えがでるはずもなく。
「お?顔か?将来性か?お??」と頭の中の悪魔の囁きがうるさいのでこの辺りで投げっぱなしにすることにします。







読書メモは既に触れた146pの件のみだったので、コーナーとしては無しで。



まとめ




ひとまず今、切実に思うのは。

渚の産んだ娘さんが大病や大怪我など、血液及び臓器の受け入れとは無縁の人生を歩んでほしいということです。

マサキとの血縁関係があるのか無いのかハッキリさせる事態になりかねないので。

『トモハメ 第2章 ~俺と妻と幼馴染が修羅場すぎる~』とか読みたくない。
……とても読みたくない(チラ




シリーズ終わって「このキャラたちには今後も幸せであってほしい!」と思うことは数あれど、こんな不穏な形で思うのは流石に初めてですね!!
バージン奪われたぜちくしょう!





以上!



どもー!
デスカイザーです。



今日からコミケですね!!!
コミケ休みを貰って万全の体制なdeskyzerですが、例年ほどの高揚はまだ無く……
ろくに調べていないからというのと、最近グッズや同人誌を少しずつ整理しているので、どうせ手放すのなら……と物欲がだいぶ収まってしまっています。

明日……というか寝て起きての後に、私は有明にちゃんと向かっているのでしょうか?



p.s.水着牛若丸7万円の悪夢はメイヴで繰り返されてしまうのか?





ではでは。
今日のラノベ!

姻神之島



姻神之島
~ゆったり島暮らしでハーレムを~

著者:
月夜野だんご

イラスト:
ももこ

レーベル:
DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 父の代理として、亡くなった母の故郷の島へと十数年ぶりに訪れた大学生、神堂悠護。幼い頃に訪れたことはあるものの、物心がつく前であったため当時の記憶がおぼろげな悠護。
 そんな悠護にとってはほとんど初対面なのに、出会う島民全員が自分のことを覚えていてくれた。
 島での生活の中で、思いもよらぬ自分の家系を知って驚いたり、久しぶりに会った幼馴染たちと遊んだり、なぜか必要以上に好意的に迫ってくる女性たちに困惑したり。
 しかし、ほのぼのとした日常はやがて島の女性たちによって官能的に彩られていく――。





感想:★★★★★





読まされた……悔しい……










故郷の島に戻った主人公・悠護が、いやに美人・美少女率の高い島でドギマギしたり懐かしんだりする物語。




もうね!
悠護が島に戻って最初に出会った守島母娘からしてね!
身体を密着させてくるわ、目があったらめっちゃにっこり笑ってくるわ、まるで取り合うかのように母娘で言い合うわでね!!
タイトルも相まって「お?これはドスケベ島に違いない!」と期待に胸が弾む思いでスタートダッシュを決めたわけですよ。







ふと気づいた時には半分くらいまで読んでてたのに、まだ新しい女性キャラが登場してきてですね。








気がついたら本編終わってました。












Σ(゚д゚lll)うぇぇっ!?!?




(確認)















Σ(゚д゚lll)うぇえっ!?!!?











え、いや、え?待って。
表紙の女の子たちとどころか、本編での本番は一切ナシ……だと……?




なのに、何なんでしょうこの気持ちは。
普通だったら「てめぇ散々期待させておいて挿入もナシとはどういう了見じゃいいくらでもブチ込むタイミングあったじゃろうがい!」くらい思いそうなものですが、今、とても穏やかな気持ちです。
なぜか?






そう、例えば井戸水
「何故、甘みを感じていたのか」




例えば水筒の間接キス
「何故毎回争うかのように間接キスさせるのか」




例えば静さん。
「何故悠護の童貞は奪わなかったのか」




例えば村長さん。
「(娘の)秋緒の方もよろしくお願いします」




そしてタイトル『姻神之島』
「舞台となる2つの島は神堂家のもの」






つまり、そういうことじゃないかなぁ、と思うわけですよ。
祭りは本編終了の翌日、金曜日から。
1冊まるまる、壮大なプロローグ。


もちろんただグダグダ~っとしていたわけではなく、幼馴染たちと改めて距離を縮め夏を満喫している姿はこの時期にピッタリでしたし、そんな牧歌的な穏やかさの合間でお姉さん達に性的にからかわれてしまうのも最高でしたし。
悠護は二十歳を超えていますが、それでもどこか十歳前後の少年の夏休みの風景を見ているようで。
でもふとした時に「この子たちは思春期の最後、あるいはそれを通り過ぎた所にいるんだなぁ」と感じて、それがまた言いようのない郷愁を漂わせます。










あと、静さんがとってもエロい(迫真)






読むためのエンジンをかけたのが守島母娘だとするならば、そこに燃料を注ぎ続けたのは静さんでした。
妖精のような儚さと淫魔のような淫靡さを兼ね備えた不思議な方でした。






読書メモは……1つだけなのでこのまま。

本土から計28時間ほどの船旅でたどり着く島。
父島までの片道がざっくり24時間程なので、そこより遠い場所ということになりますね。
沖縄、奄美となると地理的・文化的な特徴がもっと出てくるはずですし、何より「本土から」わざわざ船で行かなければならない理由も無いでしょう。
ということで、なんとなく小笠原諸島の南の果てあたりをイメージして読んでいました。
硫黄島の東側とか、南鳥島の西側とかですね、きっと。





まとめ






2巻、はよ!!!!







ですよね、何はともあれ。
宴はこれから。
二十歳を過ぎながら純真に純朴に反応し、淫らに飲み込まれていく悠護の姿が楽しみでなりません!!!



いや祭りが淫らなものとは誰も言っていないですけど。
もしかしたら滅茶苦茶洗練された阿波踊りが見れるかもしれませんが。







以上!



今日のラノベ!



ぼくがビッチになったワケ

ぼくがビッチになったワケ

著者:
ピジョン

イラスト:
さめまんま

レーベル:
DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 高校3年生の梅雨の日の放課後。御影悠希は喋ったこともないクラスメイト・新城馨から2000円で貞操を買われることになった。
 とある事情からお金が必要だった御影は、深く考えずに彼女の誘いに乗ってしまう。
 新城の行動をきっかけに、御影を狙う女子たちの欲望が絡み合い、後戻りのできない深みにハマっていく――





感想:★★★★☆





犯人は深山
※本編とは一切関係ないですが、何故か頭から離れないのでここに公開し供養とさせていただきます。
※でも事件が起きたら深山がヤンデレ化したことを真っ先に疑うんだろうと思ったり。
※あるいはスポーツドリンクの仕返し








DIVERSE NOVEL公式さんにフォローいただいたからチョロインと化したdeskyzerさんシリーズ第2弾!
今回はKindleにて半額だったタイミングで購入していた『ぼくがビッチになったワケ』です!
同じく半額で購入している『姻神之島』『不屈の善戦帝王』、それと書籍で購入している『復讐の為に鐘は鳴る』『トモハメ』の計4冊も8月刊の発売までには読み切っておきたいところです。





さてさて。





読み始めの印象は「逆援交から始まる恋物語/成り下がり譚」
新城馨(表紙右上)に童貞を2000円で買い叩かれ、偶然居合わせた優等生の秋月蛍(表紙左上)に失望され……という導入部。
「さては主人公虐げられる系かな?」と思いきや本編一章開始時点で既に形勢逆転済で、主人公・御影との性交に溺れる新城の姿が。
一方の御影は、導入部からの1ヶ月で“すれた”感じ。
後暗いことへの心理的な抵抗がなくなり、むしろ自分の境遇と合わせて鑑みて積極的に生かしていこうとしていきます。

そして幕間「新城馨」にて明かされる新城と御影の微かな繋がり。

ここで作品の印象が最初に感じていたものから変わりました。
「始まっていた恋物語/沈みきっていた主人公」







自分がバカだということは百も承知で、それでも自分に考えついて自分にできることは何でもやる覚悟で突き進む新城は、不格好ながらも格好良かったです!
御影の各ヒロインへの態度は、主導権を握っている者として相応し“すぎる”姿であったことが今作のダークに感じる部分の大半を占めていたように思います。
自分の体に刻まれた無数の傷跡に達観し、純粋な行為と善意から来る言動を容赦なく撥ね退け、それでも向けられる好意を「諦めと共に」受け入れる姿、そして何よりも御影父の御影への接し方・話し方がかつての彼の体験を物語っているようで恐ろしかったです。






父と言えば。
私の頭の中では今回、「うまいこと動いてくれないキャラ」と「恐ろしさを感じるほどリアルに動いてくれるキャラ」にハッキリと二分されたこともまた印象的でした。



うまいこと動いてくれなかったのは、新城・御影・秋月・皆川……ほぼ主要メンバー。
対してリアルに動いてくれたのは、深山(表紙右下)・葛城(表紙左下)・御影父……どちらかというとサブキャラ。



皆川はまだ登場が少ないので別として、新城は好意が突出するあまり歪んでいるように見えてしまうタイプ、御影と秋月は狂気すら感じる二面性が滑らかな想像を停止させてくるタイプでした。


逆に深山・葛城・御影父は御影への想いが純粋で一本な分、勝手に動いてくれるタイプ。
特に深山が秋月に一喝するシーンと御影父の出てくる全シーンでは、御影を案ずる気持ちが痺れるほど感じられました。


ただこの純粋組も、純粋なあまり狂気の片鱗をちらつかせてくることもあり油断ができず(新城がそもそもこのタイプ)。
故にページを捲る手が止まらないこと止まらないこと……
あるいは、ただひたすらに葛城のお泊りHが読みたいあまりに読み急いでいたともいう……!!

はい、deskyzerの推しは葛城ちゃんです!
見た目・性格が好きなのはもちろんですが、御影との関係が新城にバレた時の双方のリアクションが面白そうなので……!
新城が無言で折りたたみナイフを取り出すとか、黙って御影を刺すとか、色々想像できます……ウフフ




読書メモ(Kindleロケーション標準)





ロケーション1308:出ていきなさいッ!!
⇒上述の深山が秋月に一喝するシーン。
痺れました!
ここに至るまでの物語ではそれぞれのキャラの役割や立ち位置が微妙に定まらず、個として分散している感じがありました。
なので、僅かにですが惰性で読んでいる感覚もなくはなかったんですよね。
ですがこの一喝で一変。
御影から見た秋月のポジションが「善を押し売りしてくる奴」に固定されたことで、他のキャラも次々と定まっていき見事にカチッとハマりました。

その後偶然にも御影と同じく、深山が激情を顕にするシーンを待ち望んでいましたが中々訪れず、おあずけを食らったかのような目をしているアカウントはこちらです。




ロケーション1526:自主性
⇒剣道部のマネージャー的な存在として動く御影を見て深山が感じた漠然とした不安。
それは見事に的中していて……。
「怒られたくない」「殴られたくない」
だから少年は言われる前に察して動く力が伸びているんですよね……
もしかしたら御影は、既にこの頃から秋月をかつての母の姿に重ねていたのかもしれません。






まとめ




Hシーン的には葛城のお泊りックスが最高だったのだけれども、物語的に瞬間火力の高いシーンに大体深山がいるのがとても不思議です。
個人的にはどちらかというとあまり好きじゃないタイプの子なのに……

電子書籍だったこともあって引きのタイミングが掴めず、「えぇっ!?ここで終わり!?」感がとても強いので2巻が今から楽しみです!
皆川の巻き込まれる事件とか、秋月の御影への態度とか、葛城との秘密愛とか、楽しみなシーンはいくらでもありますから!!


また「御影がビッチになったわけ」が最終回答としてどこに落ち着くかというのも、楽しみなところです。
1巻終了段階では……「父のため」が端的でしっくりくるかな?



以上!


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