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どもー
デスカイザーです!



このラノのための読書期間が終わって数日、本日から通常更新に戻りますー。
9月の新作ほぼ読まなかったのでそれを取り崩しながら、
10月の月初新作を読みながら、
秋クールアニメの原作小説を読みながら……


ひとまずは、それらを片手間にできるくらいシンプルな3ターン周回パを編成するところからですね(ギル祭り #FGO )




ではでは、
今日のラノベ!

ステータスマイスター


ステータスマイスター

著者:
なめこ汁

イラスト:
武藤まと

レーベル:
DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 ある日、通販で買い物をしていると面白い商品が出品されていた。その名は『異世界生活権』。興味を持ち、軽い気持ちで購入すると、ジョブとステータスで全ての能力が決まってしまうゲームのような異世界に入り込んでいた!
 購入時に付けたオプションでジョブを自由に設定できるチート能力を使ってお金を稼ぎつつ、かわいい奴隷少女たちとハーレムスローライフを始める!
 書籍化に伴い大改稿!大ボリュームの書き下ろし2編も収録!




感想:★★★★★















異世界での生活権を自発的に購入するという目新しい転生方法で向かった先は、ステータスの存在する世界。
ジョブとかランクとかは手の甲から出し入れできるカードによって可視化されている一方、サブジョブや肝心の詳細ステータスは一般的には可視化されておらず、確認できるのは現状主人公・タカシのみ。
(上位の神官とかで確認できる人が出てきてもおかしくは無さそうですが)


そんなタカシが、ジョブを変えるとステータスも変わることをうまく利用しながら、モンスターを狩ったりミリアとファラを育てたりするお話。





とにかく声を大にして言いたいのは、

とにかくミリアが可愛い!!ということ












ギルドの手伝いで受付をしていたミリアは、哀れにも初手でタカシにロックオンされてしまい、宿=自分の家を紹介しただけで彼女認定を受けてしまいます。
実は奴隷なミリアですが、彼女を奴隷としてではなく子供として育ててくれていた親代わりで主のミーアさんも何故かノリノリでタカシへ援護射撃。
顔が利くミーアさんが皆に言いふらし、タカシが堂々と認めるものだから、ミリアの話は誰も聞かず……


真っ赤になってぷんすか否定して、でもタカシからのストレートに好意的な言葉には思わず別の意味で真っ赤になっちゃう。



そんなミリアちゃんが、私は愛おしい……!




普段は見た目のロリロリしさとは裏腹なしっかりした物腰なのに、絶体絶命のピンチを乗り越えた後に号泣しちゃったり、ステーキをめっちゃ美味しそうに食べたり。
魔術が使えるようになった時の反応だったり。



時折見せる年齢相応の姿が可愛い……!







日常パートが読んでいてとても楽しかったです!
……なので、(冒頭のツイートにも書いてありますが)逆に言うとミリアのHシーンが邪魔に感じてしまう部分もあったりしました。
魔力切れ or 恥ずかしすぎて気絶している時に睡眠姦の要領でサクッと弄ったり後ろに入れたりするんですが、「え、起きてなかったら反応無いじゃない」という睡眠姦の魅力を全否定する感情しか浮かばず……

処女をいただくと親バレするという奴隷の特性もありますが、おそらくはギャップにギャップを重ねようとした結果がこの睡眠姦だったのかなと邪推しています。
つまり「見た目とは不釣り合いな物腰」と「年齢相応の反応」という年齢にまつわるギャップに、「眠っている幼女」と「性的な行為」という同じく年齢を意識したギャップ。

そんな構造が見え隠れしていたからか、睡眠姦それ自体はすんなり受け入れられているんです。
ストーリーを選ぶ難しいシチュエーションですが、特に本編との段差も感じずスムーズに。
ただ、うーん……やっぱりミリアの反応が見たかったという感情が湧いてきます。
しょうがないにゃ。


睡眠姦シーンが割と淡白に描かれていたのも、日常パートの輝きに届かなかった1つの理由かもしれませんが。
そこは背徳感とのバランスよなー……











では実用度はと言いますと、後半登場した新キャラ・ファラとの1st SEXが全て補ってくれているのです!!!



ヤバい。
むちゃくちゃエロい。
本当に幼女かよ、ってくらいメスの顔してる挿絵もあります……!


やはり回復魔術とエロの相性は最高……!!!!!


ストライクゾーンは割と広いdeskyzerですが、その中でも割と真ん中に放り込まれた感です!
幼女のイキ狂いは素晴らしすぎるとしか言いようがない。






以下、細かいツッコミを読書メモにて。



読書メモ




36p:魔法と魔術
⇒「絶対の服従」が魔術に分類されることに、納得したような納得できないような……
主から離れすぎると死ぬとか、逆らうと激痛が走るとかの罰則効果が超常現象なのでそういう印象になってしまいます。
でも、離れすぎると死ぬ=餓死・追手による始末の再現、激痛=鞭打ちなど罰則の再現と捉えれば人の為せることなので魔術に分類されるのでしょうか……
しかしそれらを「自然に存在する現象」と捉えるには人の業が深すぎる……

↑ここまで考えて「まぁいいや」の一言で済ませました。
この本に限らず、魔術・魔法系の設定を理解せず進むのはいつものこと。



71p:彼氏じゃないです
⇒彼氏じゃないですが、と決まり文句で否定していくミリアちゃんの必死に淡々とする様が好きです。
もう少し後に出てくるバグミリアも可愛い……



87p~88p
⇒まるで乙女ゲームのように頬→額→口へとキスの雨を降らしていくとてもロマンチックなシーンかと思いきや……
ゲスさに笑いました



90p:今度
⇒今洗えすぐ洗え



113p:パニック
⇒多分ここが一番可愛い。
ベスト・オブ・ミリア!



124p:はじめての……
⇒だから直前までの良いシーンからの落差は何なんですか!?
流れもムードも何も無いな!?
それが面白いんだけどさ!!?



256p:トイレ
⇒「あやまってトイレに落ちる」という表現があるということは、ぼっとん便所方式ですね。
某王女さまのせいで妙に気になってしまう異世界トイレ事情。






まとめ





これで、DIVERSE NOVELは8月刊まで全て読んだことになります。

読後補正がかかっているのでまだ参考順位にはなりますが、今作はトップ3に入るくらいには好きかもしれません……!
ファラが居なかったら危なかった!
あのシーンが本編じゃなく番外編扱いとかだったらもっと危なかった!


でもファラも万能ではなく、ミリアと対照的に日常パートでの魅力がまだイマイチなのかなぁと。
ミリアの好感度初速に比べるとスロースタート気味でやや懸念かも。
そのあたり2人の性格が反映されているみたいで、それはそれで面白いです。





2巻が出るのなら、「ステータスマイスター」というタイトルが映えるようなストーリーが1つ2つ読みたいかなーと。
今巻でもジョブを変えることでステータスも連動して変わっていますが、もっとそこをフィーチャーした話というか……
ステータスを変えないといけない状況、っていう逼迫感が欲しいです。


でもそれはそれとして、そういうクエスト要素よりも日常パートを読み続けたい気持ちもあります。



つまり、2巻が出るなら無条件で嬉しいのでよろしくお願いします







以上!



今日のラノベ!

メモリーリライト


メモリーリライト
記憶改竄術で価値観操作

著者:
マルチロック

イラスト:
水平 線

レーベル:
DIVERSENOVEL


【あらすじ】

 芽森総太は登校途中で猫の死体を見つける。気まぐれに弔ったその後、夢の中で猫にそっくりな性愛の神・イシュタルに出会い、恩返しとして『記憶改竄術』を受け取る。これで情欲を発散せよと告げられた総太は、半信半疑で憧れの同級生に『ノート』を見せてと頼む。すると突如、相手の思考が文字になって目の前に浮かび上がった。試しに『ノート』を『下着』に書き変えると、彼女は服を脱ぎ始め――。




感想:★★★★☆





気に入りすぎて読み方を間違えるという致命的なミス








結論から申し上げますと、


「如月ちゃんと痴漢妹が好きすぎるあまり他のキャラへの興味が微塵も無くなる」


という状況に陥りました。









具体的には如月明衣との絡みが始まった第六話から歯車が狂いだしたんですよ。

陸上部らしい健康的でスラッとした肉付き、程よい日焼けというビジュアルはもちろん、思い込みの激しい性格、才能に恵まれている篠宮鈴羽への深い嫉妬心、気を許した相手への豹変ぶりといった内面まで含めて如月ちゃんが好きすぎてですね……




丁度この前後のエピソードが両方とも総太の姉・柚香なんですが、まぁ如月ちゃんを読む前後での色あせ方の凄いこと。
元々姉属性への興味が薄いというのもありますが、それにしても全く食指が動かない。
それどころかウザさすら感じ始める始末。


幸いその次の話で総太に痴漢されていた中学生らしき女の子のエピソードは性癖にハマってくれたのですが、それが多分トドメにもなりました。
同じエピソードに出てきた近所の奥さん(笹部さん)への興味がまたもや皆無だったのも良い対比だったんでしょう。




以後、性癖にクるかどうか、もっと言ってしまえば抜刀できるか否かで物語の色付きが決まってしまい、物語そのものは完全にそっちのけで読んでしまいました。
というか読めなくなっちゃったんですよね。
Hシーンに入るまではまだしも、入ってからはパラパラ飛ばして次の話へ……というような読み方。


姉は言わずもがな。
篠宮は如月ちゃん出てくるまで一番好きだったのに、如月ちゃんのライバルだからか全く興味が無くなってしまい。
高原さんは痴漢妹の存在があってギリギリ踏みとどまったというか、再登場するであろう痴漢妹を最大限楽しむために仕方なく。






一応読み切りはしたものの「これ感想書けないぞ?」という状態になったわけですね……



しょうがないので、そんな心境をそのまま書き残すことにしました。
一応読み飛ばしてしまった部分を読み直そうとはしたんですが……ダメでした。
興味なさすぎて苦痛でしかなく、気が付けば如月ちゃんの登場シーンまでスキップしてしまいます……












気を取り直して。

この作品の素晴らしいところは、「記憶」を操作することで「価値観」を変えていくことに主観を置いていること。
二次的、三次的に波及していく改竄の連鎖が面白いんですよね。




例えば痴漢の話。
記憶をいじる話では定番のシチュエーションです。
そして、概ね「恐怖」あるいは「羞恥」という感情を、「情動」や「喜び」へと変えてしまうことで擬似的に合意を得てプレイに及ぶという流れになるのが一般的かと思います。
私はそういう話が大好きです。



しかしこの作品では、「初めて痴漢されている」を「またいつものように痴漢されている」と変えることで痴漢を成功させています。

痴漢は犯罪です。絶対に現実でやってはいけません。

今まで何回もやられているなら、また今回も我慢していれば……という方向へ。
記憶の改竄によって思考を誘導しているわけです。
そして、その思考の誘導ルートが読めないために、想定以上の効果を持ってキャラの魅力が伝わってしまうことがある……のかもしれません。



如月ちゃんの可愛さはこうして生まれたのである







まとめ





姉妹丼が次巻へ持ち越しになってしまった悲しみ。




それはともかくとして、本当に読み方を間違えたのが致命的……
いや、うーん……抜き一辺倒なノベルとして読むのなら間違ってはいないですし、後半の物量から見るとそういう捉え方をしても良いんですが……
改竄術の使い方とかヒロインの配置とかを鑑みると、やっぱり抜きだけじゃないノベルという位置づけになるんですよね……







如月ちゃんが魅力的すぎるのが全部悪いんだ……





彼女が引き起こす修羅場が見たいです!!!!!






以上!




今日のラノベ!


不屈の善戦帝王


不屈の善戦帝王
勝てずとも、誰であろうと追い詰める

著者:
アニッキーブラッザー

イラスト:
空色れん

レーベル:
DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 地下世界の少年・レパルト・コルシカは、戦いになるとどんな相手でも戦闘力がマイナス1弱くなってしまう呪いを持っていた。
 ゆえに、誰にも勝つことが出来ない彼は『善戦帝王』と呼ばれていた。
 ある日突然、地下世界にオーク族の魔王軍が侵略してくる。レパルトは呪いのスキルを駆使し、撃退するも重症を負ってしまう。
 ヴァンパイアの姫・ブリシェールはレパルトの傷を癒すため、体を交え、眷属への契約を行う。
 しかし、契約による交わいにも呪いが発揮され、レパルトは絶頂するもブリシェールは絶頂のギリギリで寸止めされ――。




感想:★★★☆☆




荒ぶる「初手」





ヴァンパイアの統治するアルテリア覇王国の地下で奴隷として働く人間・レパルトの「相手の能力より1だけ弱くなる力」が世界の行方を変える……?!な物語。


奴隷とは言っても最低限の衣食住が整っており、十分な休息もあり、結婚もできて。
そんな不自由をあまり感じない状態が千年続いていたために、既に人間には奴隷=悲惨といったようなイメージは無い様子。
地下で生活しているのも、ヴァンパイアが日光に弱いからという理由であって某カ○ジ的なアレではありません。
……現代社会の社畜のほうが、余程酷い状態なんじゃないかなってちょっと悲しくなりました






で、そんな奴隷のレパルトくんが、持つ能力がキーなわけですね。
地下世界の喧嘩大会で必ず名勝負を繰り広げ、必ず負けるため彼に付けられた二つ名が「善戦帝王」。
レパルトの能力値が完全相手依存なため、どんなに強い人が相手でも、どんなに弱い人が相手でも必ず拮抗してしまいます。





1VS1というリングの上では必敗の能力だったわけですが。




戦場という無限・無制限のフィールドなら?

レパルト側に付く存在があるのなら?

ベッドの上でなら?








その時々によって変わる能力の活かし方が面白かったです!
いやほんと、この能力をベッドの上で応用させること考えたのマジで天才だと思います!



だって凄くないですか?

初手寸止め地獄ですよ?

性癖特化の短編ならまだしも、長編、しかも戦記ものに近しいストーリーの濃厚さを感じさせつつのエロノベルで初手寸止め地獄ですよ??

惚れますよ!
賞賛するしかないですよ……!








レパルトと戦ったオーク族のイベリとの数少ない会話の中で、レパルトの感情が次々と動かされていくのも読んでいてとても印象的でした。
最初は親友を殺した相手と同じ種族として怒りを向ける相手だったのに、イベリが処刑される間際には彼の命がなくなることに酷く動揺していて……
レパルトが生死を間近に感じない一般人で、唐突に戦場に放り込まれた彼が異種族を相手にどんな感情の動きをしたのかな、と。
自分なら、親友を殺した相手の同種族に対して、同胞を蹂躙する種族に対して、拳を交えて命のやり取りをした相手に対して、「殺さないで!」と声をあげることはできるかな、と考えさせられました。

甘えと取るべきか優しさと取るべきか。
いずれにせよ「レパルトらしい」選択であると感じたわけなので、つまり物語の方向としてはそういう方面なのでしょう。


……うん、ちょっとふわっとしすぎてるかも!









★マイナス2は性癖の不一致です!(ずばり

ブリシェールの言う「えっちっち」、おねショタが好きな人には堪らないワードとシチュエーションだと思いますし、事実その部分での性的興奮がなかったかと問われるとNOとは返しづらいです。
……ですが、どうしてもメインストーリーの重み(国の存続的な意味でも命のやり取りという意味でも)を踏まえて見るとどうしても浮いているような気がしてなりません。



あと何度読み返してもキツいのが初手。
プロローグにあたる「追い詰められる者」

なんだかんだ確認も込みで5回くらい見返しましたが、その度に鳥肌立つくらいにはダメです……
表紙から読み取っていた作品の雰囲気を1ミリも汲まない語感のオンパレード、初見で崩壊しているキャラ、ギャグエロアニメあるいはエロゲのギャグパートでよくある嬉し喘ぎの共鳴。

手法として理解はできる。
そういう性癖の存在も認知している。
しかし拒絶感がある。
故に性癖の不一致であり、それはそれとして作品は好きであることを改めて申し上げる次第であります。
いやほんと、初手のブリシェール寸止め地獄は最高に好きなんですけどねぇ……






読書メモで残っていた話は書き尽くしたので割愛
DIVERSE NOVELさんの感想ってこのパターン多いな。何でだろう。





まとめ






最後になりましたが、表紙、とても素晴らしくないですか??
ヒロインたちは肌色が艶やかで凛々しくて、レパルトは百戦錬磨!って感じでかっこよくて、今気づきましたがオークたちも風情を漂わせいる気がします。
……びっくりしました。本当に今気がつきました、表紙のオーク。




性癖の不一致もあり、特にHシーンへの導入部への抵抗は強いですが、入ってしまえばこちらのもの。
また、レパルトの心情の揺らぎなどシリアスな面はすごく好きです!
イベリの言うオーク族の族長がどういった存在なのか気になりますし、これだけ巨乳揃いなヒロイン達を見ていると普乳、貧乳キャラの登場にも期待が膨らみます!

楽しみです!





以上!


どもー!
デスカイザーです!!


本日8/29の更新でDIVERSE NOVELの既刊をコンプリートです!
なんとか公式発売日の8/30に間に合わせることができました。
(追い詰められてからの3日連続更新)
(半分ここじゃねーか)





ということで、今日のラノベ!

復讐の為に鐘は鳴る


復讐の為に鐘は鳴る

著者:
ろく

イラスト:
三品諒

レーベル:
DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 クラスメイト全員からイジメられていた少年は、突然異世界にクラス転移してしまう。
 異世界に飛ばされても繰り返されるイジメに耐えかねた少年は一人逃げ出し、この世界で同じく迫害されていた魔女たちに与し、復讐を決意する。現実世界の名前を捨てて『ネロ』と名乗り、同志の魔女を集めながら復讐の機会を窺う。そうして見つけ出した復讐の手段は、魔女に催眠を施し、欲求を揺さぶることで発言する【固有魔術】を利用することだった――




感想:★★★★☆




良くも悪くも導入部、前半戦、プロローグ








転移前にイジメられていた少年が、転移先の世界で迫害されていた魔女と共に復讐を果たそうとする物語。





復讐ものとして見るなら、今巻は物足りなさの嵐

正確に言うならば、
復讐の"導入"としてはとても素晴らしいんです!




・転生前の復讐を果たすため同じく復讐を誓う魔女たちを集める、という大筋のストーリー


・確実に復讐を成し遂げるため、魔女の【固有魔術】を発現させ、練度・精度を引き上げながら信用も獲得


・ネロ本人のことは前半では敢えてぼかして魔女に徹底的に焦点を当てられていたことで、魔女の薄暗く少し複雑なバックボーンは確実に理解できましたし、


・(敢えてこういう言い方にしますが)「魔女でも人間でもない少女」の登場以降、それまで魔女に当たっていた焦点が一気にネロへ振られてからは、復讐の始動を今か今かと楽しみにさせられました






ただ、これから復讐が本格的に始まる!!!!というところで終わってしまったので、




「うがあああああ!!!!せめて委員長をもっと滅茶苦茶にしてから終わって!!




私の魔女たち、やっておしまいなさい(裏声)




…………お願いやってえええええぇぇぇぇ」




みたいな謎人格が表れるまでに荒ぶってます。はい。

ポケモンルビー・サファイアで例えるなら、カナズミジム戦が終わった後、カナシダトンネルでハギ老人のキャモメを助けて「さぁ、ムロタウンに行くぞ!」っていうところで終わる感じです。
段差をピョンピョン下りながらね。







でも、物足りなさを感じるということは、それだけ正しく期待を持てるスペックをこの物語が有しているということですからね。
この先がとても楽しみなのです。
とりあえずそこの森でマユルドとスバメを捕まえておくんだ、私よ。








読書メモは……残ってないんですよね。

前半は魔女一人一人に焦点を当て【固有魔術】を発現させる話が続くんですが、その能力とは「心の奥で本当に望んでいるもの、あるいはその逆のもの」が発現するというしくみ。
自分に自信の無い子が透過する能力だったり、高所恐怖症の子が任意のものを浮かせる能力だったり。

濃いキャラ紹介が続くような感覚だったので、特筆して書き留めるようなことは無か――クレアかわいい――あまり無かったんですね。


後半はネロの狂乱という最高の見どころに食い入るしかなく、要するにメモし忘れてるんですね。反省。





まとめ





……といった感じで、復讐の導入部であり、前半戦であり、プロローグといった感じの今作。
楽しみすぎて「復讐の鐘 クレア」で検索したら酷いネタバレを踏んだ気がしますが、気のせいでしょう。
ははは、まさか、そんな。
(書籍勢は試さないように!)



DIVERSE NOVEL8月刊の発売までに更新する宣言をなんとか達成するために、割と駆け足でしたがなんとか達成。
新作2作も楽しみですが、続刊も早く……


以上!



今日のラノベ!


トモハメ




トモハメ

著者:

懺悔

イラスト:

ポチョムキン

レーベル:

DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 マサキ・渚・友幸は、子供の頃から幼馴染の仲良し3人組。
 マサキは、渚と友幸が両思いで付き合うことになっても祝福し、変わらぬ友情を築いていた。
 夏のある日、いつものようにマサキの部屋で友幸が来るのを待っていた渚は、暑さに耐えきれず薄着になってしまう。普段は異性として意識しない渚の無防備な姿だが、溶けるような暑さに加え、若気の至りでついつい性的興奮を覚えてしまうマサキ。身近すぎる関係ゆえに、混じりっけ無しの友愛のみで二人は性を発散させてしまう――。
 書籍化に伴い読みやすく大幅改稿!熱望されていた『パパハメ』の他、書き下ろし短編を収録!




感想:★★★★★




DIVERSE NOVEL史上、最もエロく、最も気軽






幼馴染男女3人組の「付き合ってない組み合わせ」で友達ックスする話。





まず何が良かったかって、最後の最後まで渚とマサキは親友であり、2人の間にあったのが強すぎる友情であり、異性に向ける「愛情」が1ミリも無かったこと。
そして、それを逐一確かめ合いながらの行為だったこと!



恐らくどちらかが一線を超えたら、あるいは超えてしまいそうだと判断していたらこの行為はそこで終わっていたでしょう。
(一般的な考えで言えば余裕で一線超えていますが!)
だから、事後などで振り返る時に「お前に向けている感情は恋愛感情ではない」という宣言が必ず入っているんですよね。
とても、良き。


よくある「愛情を友情と誤魔化す」話ではありません。
当然そこに愛情が無いのですからNTRものとは一線を画しています。
…………本当に画しているのかな? まぁいいか。











友情を前提としているックスは全編通して共通でしたが、実は友達ックスの中でも軸が変わっていくというのもポイント。


最初はマサキが渚(下着姿)の爆乳を間近で見たところから始まるわけですが、この時点での友達ックスの成分って好奇心や肉欲。
小学生が河原のエロ本をよく分からないまま見入ってしまう感覚に近いんじゃないかなぁと。

あるいは数年ぶりに帰省したら当時仲の良かった男だと思っていた子が女の子らしい体つきになって目の前に現れた、という成年コミックでよくある奴が位置的には真横で時の隔たりも無く急に発生したような。
「異性の友人」であることを認識し、それでもなお「異性の恋愛対象」として扱わない、扱えないことをお互い把握しているからゴム付き友達ックスに踏み込めているわけです。
かなり、良き。








そして中盤から後半にかけて。
具体的にはゴム無し友達ックスを始めたあたりから、好奇心が薄まり、肉欲が(もっと言うなら性的な快感を求める欲が)強くなり、さらに新たな感情もプラスされていきます。




それはズバリ「子作り欲」



これを恋愛感情と別のものとして捉えるべきか悩みましたが(評価が変わってくるので)、何回かそのあたりの感情が強く出ているところを読み直してみるとやっぱり恋愛感情とは区別されているんですよね。
少なくとも渚とマサキの間では。
そして彼と彼女の認識について、違和感を覚えず読了したことから考えても、やはり区別されているのだと思います。









では、果たして子作り欲とは一体何なのか?








子孫を残すという行為について動物学的に見るならば、種の保存、優秀な遺伝子の継承などが端的でしょうか。
マサキから見て渚という存在のスペックは、スポーツ万能で学業もそこそこ優秀であり、何より身体、ひいてはおっぱいの女性的な魅力については本文中で幾度も触れられていることからも大いに認めていることが伺えます。
逆に渚から見たマサキは、至って平凡であり、腐れ縁で一緒にいる最高の友人という評価。
ただ一点、性交渉におけるマサキのテクニックと自らとの相性については本能的に認めざるを得ない責められ方をしています。

恋し愛されを抜きに、ただ単純に女性的特徴、男性的特徴の優位にあるものを選ぶ野性的なパートナーの選び方から考えてみると、実は以外と順当な関係なのかもしれません。
146pでマサキが「雄の本能」だと独白していることですし。







なお、特に根拠のある話ではない空想ですのであしからず。
頑張って小難しく書きました!!









書き下ろしの後日譚、友幸と渚が結婚してからの人妻ックスまで堪能して、とても良い読後感でした!

……が、ひとつどうしても考えなければならないことがあります。




仲良し三人組のなかで、友幸は恋愛対象になり得たのに、マサキは恋愛対象になり得なかったのは何故か?


文章的・物語的な存在理由で言えば、渚-マサキと同じようなポジションで「まともな」結末を迎える人を対比として間近に登場させることで、より背徳感を煽る効果が考えられます。
しかし感情の流れ的に見るとどうでしょう?
マサキとは幾ら身体を重ねても恋愛には発展しなかったのに、友幸とはまともに恋愛しているのです。
疑問に思いませんか?
同じ時を過ごしてきたはずの3人のうち、1人だけ矢印と無縁の関係になっていることに。




……とはまぁ煽ってみましたが、いくら考えたところで答えがでるはずもなく。
「お?顔か?将来性か?お??」と頭の中の悪魔の囁きがうるさいのでこの辺りで投げっぱなしにすることにします。







読書メモは既に触れた146pの件のみだったので、コーナーとしては無しで。



まとめ




ひとまず今、切実に思うのは。

渚の産んだ娘さんが大病や大怪我など、血液及び臓器の受け入れとは無縁の人生を歩んでほしいということです。

マサキとの血縁関係があるのか無いのかハッキリさせる事態になりかねないので。

『トモハメ 第2章 ~俺と妻と幼馴染が修羅場すぎる~』とか読みたくない。
……とても読みたくない(チラ




シリーズ終わって「このキャラたちには今後も幸せであってほしい!」と思うことは数あれど、こんな不穏な形で思うのは流石に初めてですね!!
バージン奪われたぜちくしょう!





以上!



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