今日のラノベ!
細かい感想は全部読書メモにぶん投げて、全体的な感想を。
全体的なテーマは、遍歴商人のマルコが故郷へ戻ることを決める話から始まりベルトホルトさんのお子さんが産まれる話で終わるというところから、「家族」あるいは「故郷」あたりがピッタリだったと思います。
故郷って「あるもの」と「できるもの」の2種類あると思うんですよ。
「あるもの」は産まれた時の場所で、マルコにとっての北方、ベルトホルトの子にとっての古都のような。
「できるもの」は人生をより深く色付けした場所のことで、ヨダにとっての連合王国、ハンスにとっての古都のような。
きっと居酒屋のぶこそもまた1つの故郷であると言う人が多くいると思います。
そうした古都の人たちの想いを受け着実に成長を続けるしのぶちゃんと信之にとっても、古都がもう1つの故郷のように思い始めているのは確か。
「ある故郷」と「できた故郷」
日本と古都、どちらかに留まることを強いられる状況に追い込まれないことを願います。
46p:可愛いぞこの婆ちゃん
⇒かつての先輩に図星さされたイングリドさん赤面の図。
まだ若い時分のトラウマとあっては「食わず嫌い」とするのも可哀想ですが、それを弟子のカミラに強要しようとしてしまったのは……酒の肴にされてもしょうがないですね。
それにしても鰹のタタキが美味しそうです……!
私もつい先日、粗塩でいただくめっちゃ美味しい鰹のタタキを食べて一口ごとに「ックァー!うめぇ!」と零していましたが、タイショーの作る鰹のタタキはそれを上回ってきそうで……よだれが……
72p:竹と月と美少女
⇒KAGUYA姫だ……
KAGUYAだとして……双月のあちらの世界においてどちらの月のKAGUYAなのだろうか……。それとも双月合わせて一人のKAGUYA?はたまたこちらの世界のKAGUYAがあちらに移ったという説……?
73p:鯖の唐揚げ
⇒美味しいですよね……鯖の唐揚げ……
多分青魚苦手な人にとっては劇薬だけど、青魚好きな人にとっても劇薬。
99p:勉強熱心
⇒しのぶちゃんって、満面の笑みで接客していて、お客さんの要望をしっかり汲み取っていて、鋭敏な舌を持っていて、知識も豊富で。
舌は生まれつきのものとしても他のことを身に付けるために一体どれだけの努力をしてきたのでしょう……。
多分しのぶちゃんはそれを意識してやっているタイプだけど、ハンスはそれと対照的に無意識にがむしゃらにやっているんだろうなぁ、と思ったらちょっと面白かったです。
「才能ある人が努力も重ねる」という至極当たり前のこと、忘れないようにしたいです。本当に。
117p:ゲーアノートさんw
⇒弁当でも麺を求めるゲーアノートさんの姿に、私もナポリタン好きを加速させねばならないと思いました……
169p:ロンバウト
⇒居酒屋のぶで紡がれた縁の数々が、めぐりめぐって古都を守る方向に帰結したビッセリンク商会の一連のお話。
今までもちょっとずつはありましたが、居酒屋のぶ以外のシーンがここまで続いたのは初めてなのでは……?
あくまでも主体が居酒屋のぶからズラさずに1都市の商業を描ききっているんですから凄いですよね
182p:良かった!
⇒本当にハンスは愛されていますね……!
196p:こういう描写
⇒ストーリーの最初と最後に、同じ意味の文章持ってくるの最高にエモいと思います!
大好き!
206p:しのぶちゃんが褒めた!
⇒ハンスさん、信之超えの偉業を達成!めでたい!というか凄い!!
248p:狐さんお疲れ様です。
⇒いつも心にあなたの狐様
267p:誤字
⇒「旅」→「度」ですね
勿体無い!と思いつつも文庫版では訂正されているんだろうなぁ、と思ったりする大きいほう初版勢。
ヘルミーナが産気づいてからのベルトホルトさんのうろつきぶりと、リオンティーヌの不思議な態度。
これがあるから、『異世界居酒屋のぶ』って感じ伝わりますか……?
ここまで一切伝えてないですから伝わるはずもないですが、伝わっていたら嬉しいです。
特にリオンティーヌについては特にもう特にすごい特にやばいです
アニメも順調に面白いですし、作中に出てきた料理で食べたいものも増えていきます……!
五杯目読むのも楽しみです!
最後に作中の日本酒まとめ
羅生門(田端酒造・和歌山県)
蛍川(天山酒造・佐賀県)
十四代(高木酒造・山形県)←幻と言われる日本酒!
能登誉(清水酒造・石川県)
豊の秋(米田酒造・島根県)
以上!
著者: | イラスト: | レーベル: |
---|---|---|
【あらすじ】 「こっちにヒガワリ定食!」「この席にも同じもの二つ!」春が訪れた古都で、威勢のいい声が上がる。昼のランチ営業をはじめた居酒屋「のぶ」は連日大賑わい。その最中で見習い料理人のハンスが気になったのは、連合王国から来た商人が持ってきた豆―大豆だった。さらには、大豆の入った壺からは醤油の匂いがして…。異世界にも醤油が存在するかもしれないという事実に、ハンスの胸は高鳴る。連合王国にその答えがある…? |
感想:★★★★★
細かい感想は全部読書メモにぶん投げて、全体的な感想を。
全体的なテーマは、遍歴商人のマルコが故郷へ戻ることを決める話から始まりベルトホルトさんのお子さんが産まれる話で終わるというところから、「家族」あるいは「故郷」あたりがピッタリだったと思います。
故郷って「あるもの」と「できるもの」の2種類あると思うんですよ。
「あるもの」は産まれた時の場所で、マルコにとっての北方、ベルトホルトの子にとっての古都のような。
「できるもの」は人生をより深く色付けした場所のことで、ヨダにとっての連合王国、ハンスにとっての古都のような。
きっと居酒屋のぶこそもまた1つの故郷であると言う人が多くいると思います。
そうした古都の人たちの想いを受け着実に成長を続けるしのぶちゃんと信之にとっても、古都がもう1つの故郷のように思い始めているのは確か。
「ある故郷」と「できた故郷」
日本と古都、どちらかに留まることを強いられる状況に追い込まれないことを願います。
読書メモ
46p:可愛いぞこの婆ちゃん
⇒かつての先輩に図星さされたイングリドさん赤面の図。
まだ若い時分のトラウマとあっては「食わず嫌い」とするのも可哀想ですが、それを弟子のカミラに強要しようとしてしまったのは……酒の肴にされてもしょうがないですね。
それにしても鰹のタタキが美味しそうです……!
私もつい先日、粗塩でいただくめっちゃ美味しい鰹のタタキを食べて一口ごとに「ックァー!うめぇ!」と零していましたが、タイショーの作る鰹のタタキはそれを上回ってきそうで……よだれが……
72p:竹と月と美少女
⇒KAGUYA姫だ……
KAGUYAだとして……双月のあちらの世界においてどちらの月のKAGUYAなのだろうか……。それとも双月合わせて一人のKAGUYA?はたまたこちらの世界のKAGUYAがあちらに移ったという説……?
73p:鯖の唐揚げ
⇒美味しいですよね……鯖の唐揚げ……
多分青魚苦手な人にとっては劇薬だけど、青魚好きな人にとっても劇薬。
99p:勉強熱心
⇒しのぶちゃんって、満面の笑みで接客していて、お客さんの要望をしっかり汲み取っていて、鋭敏な舌を持っていて、知識も豊富で。
舌は生まれつきのものとしても他のことを身に付けるために一体どれだけの努力をしてきたのでしょう……。
多分しのぶちゃんはそれを意識してやっているタイプだけど、ハンスはそれと対照的に無意識にがむしゃらにやっているんだろうなぁ、と思ったらちょっと面白かったです。
「才能ある人が努力も重ねる」という至極当たり前のこと、忘れないようにしたいです。本当に。
117p:ゲーアノートさんw
⇒弁当でも麺を求めるゲーアノートさんの姿に、私もナポリタン好きを加速させねばならないと思いました……
169p:ロンバウト
⇒居酒屋のぶで紡がれた縁の数々が、めぐりめぐって古都を守る方向に帰結したビッセリンク商会の一連のお話。
今までもちょっとずつはありましたが、居酒屋のぶ以外のシーンがここまで続いたのは初めてなのでは……?
あくまでも主体が居酒屋のぶからズラさずに1都市の商業を描ききっているんですから凄いですよね
182p:良かった!
⇒本当にハンスは愛されていますね……!
196p:こういう描写
⇒ストーリーの最初と最後に、同じ意味の文章持ってくるの最高にエモいと思います!
大好き!
206p:しのぶちゃんが褒めた!
⇒ハンスさん、信之超えの偉業を達成!めでたい!というか凄い!!
248p:狐さんお疲れ様です。
⇒いつも心にあなたの狐様
267p:誤字
⇒「旅」→「度」ですね
勿体無い!と思いつつも文庫版では訂正されているんだろうなぁ、と思ったりする大きいほう初版勢。
まとめ
ヘルミーナが産気づいてからのベルトホルトさんのうろつきぶりと、リオンティーヌの不思議な態度。
これがあるから、『異世界居酒屋のぶ』って感じ伝わりますか……?
ここまで一切伝えてないですから伝わるはずもないですが、伝わっていたら嬉しいです。
特にリオンティーヌについては特にもう特にすごい特にやばいです
アニメも順調に面白いですし、作中に出てきた料理で食べたいものも増えていきます……!
五杯目読むのも楽しみです!
最後に作中の日本酒まとめ
羅生門(田端酒造・和歌山県)
蛍川(天山酒造・佐賀県)
十四代(高木酒造・山形県)←幻と言われる日本酒!
能登誉(清水酒造・石川県)
豊の秋(米田酒造・島根県)
以上!