デスカイザーです。
選挙でしたねー。
与党が伸びて野党が足踏み、という全体的な流れは概ね予想通りだったんですが、山田太郎氏が現段階絶望的というのが少し残念ではあります…。
国政、特に今回改憲発議が現実的な席数になったのでそこに今後注目ですね。
では、今日のラノベ!
著者: | イラスト: | レーベル: |
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【あらすじ】 ぼっちで辛いサラリーマン生活を送っていたハジメ。そんな彼の心を癒すVRRPG「Dive to the Fantasy」が遂に発売される。その世界では他のプレイヤーは誰もおらず、自分だけが楽しめる夢のような世界だった。ハジメは、拠点となる村での生活を快適にする為、Modと呼ばれる改造チートファイルを使用し、その恩恵でかわいいNPC(女の子)達とムフフな事まで出来るようになるのだった。だがNPCに人口知能を搭載する改造ファイル「AIMod」を使った瞬間、ログアウト出来なくなってしまい―。ゲームの知識とチートファイルで村人を守り、NPC達と楽しく暮らす異世界ハーレムストーリー! |
感想:★★★☆☆
VRゲームと聞いた時に世の男性が真っ先に考えることは、大きく二分されるとおもうんです。
表向きのものとして、RPG。
そして本能として、Hなこと。
この作品は大体私が考えていた「HなことができるRPG」そのものでした!
……「なに言ってんだこいつ」みたいな目で見ないで…
もしかしたら失礼な意見になるかもしれないですが、各ゲーム世代の黎明期特有のチープさ・荒削りさが作品の雰囲気に感じられたんですよね。
新しい技術へのワクワク感とか、ちょっと穴を感じさせるシステム、作り込みの余地がまだまだありそうなゲーム設定、そしてテンプレを踏襲しつつ新技術を活かすストーリー。
革新的な設定な作品もそれはそれで好きなんですが、逆に想像通りっていうのも自分の妄想が進化したみたいで良いですよね…!
その想像っていうのも、いわゆる3D抜きゲーにダイブするパターンと、ちょっとらぶH度高めなファンタジー世界のエロゲにダイブするパターンの2種類が、この作品で一気に楽しめたのが嬉しかったです。
さて中身。
ストーリーは……正直チープに感じました。
特に攫われたヒロイン(未亡人)を助け出そうとしだしたところからは、
・主人公は最強では無いにしても世界の平準的なレベルを大幅に上回る水準にある
・ヒロイン’sがとにかくチョロい
・姫様もチョロい
・村の人たちが結局危険に遭遇しなかった
・せめて戦力合流の過程とかのあたりの時系列の主観があれば…
などなど。
危険が無いわけではなかったものの、特に村人関係の部分をハラハラ感として演出しきれていなかったのが残念でならないです。
どうしてもらぶHになる時点で甘い空気になるので、シリアス感を演出しようとするならしっかり振り切ってくれないとバランスとれないんですよね…。
一歩踏み出す勇気は大切。
とはいえ複雑なところで…。
先述のとおり、「妄想の現実化」という意味ではそんなリスク無いほうがありがたいわけでして。
ちょっとピンチを演出しておいて、あとはいろんなタイプの女の子とあんなことやこんなことをする。
最高じゃないですか。
まぁなので、あれですね。
感覚としては「一応ストーリーはあるけどメインはHなことである抜きゲー」をやる感覚で読むと重宝すると思います。
Hシーンだけは間違いないと保証します!
百合ありがとうございます!!
2巻も買います!
以上!
フロンティアワークス
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