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どもー。
デスカイザーです。


このタイトルは、このままブログに載せて規約的に大丈夫なのか、とか。
更新ツイートをTLに流していいのか、とか。


小さいことは気にしない!
それわかちk




今日のラノベ!


セックス・ファンタジー


セックス・ファンタジー

著者:
鏡遊

イラスト:
しおこんぶ

レーベル:
ノベルゼロ


【あらすじ】

「異性を誘惑し意のままに操る能力」を持つ度を超した女好きの青年シードは、世界に「愛」=「性」を伝えることを生きがいに大陸各地を放浪していた。そんな彼の次の目標は、かつて世界を破滅へと追い込んだ魔神の力を宿した衣、魔衣をまとう美少女―魔衣姫。アティナ王国の国王代理を務める姫君アリーシャだった。彼女とHするため、王国内に潜入したシードだったが、なんと姫様の方から「わたしを堕として欲しい」と持ちかけられ!?






感想:★★★★☆




やるならとことんやってみよう



抜きノベルとして文章をセックスに全振りするのではなく、
エロファンタジーとしてのちょいエロに留めるわけでもない。

その真なる価値はセックスにあり!!





ということで、内容は今時珍しいくらいタイトル通りです。
直喩とか隠喩とか考える余地なく、セックスに始まりセックスに終わるファンタジーです。
僕はあと何回セックスって打ち込むんでしょうか……?



まず、ファンタジーとしては王道中の王道といえるでしょう。
主人公が王女にスカウトされ、国防と政争に巻き込まれ、能力でなんとかする系です。
多分、そんな感じのストーリーだったと思います!
なぜ「多分」なのか?
それは、この後の感想を読んでいただければおのずと分かると思います……
最初の50pくらいだけな気がするんですよ……まともな政策議論してたの……




キャラの掛け合いは、さすが鏡遊先生といったところで面白かったです!
……先生の作品は初読みですが。
……「天色アイルノーツ」はまだ積んでるんですが。
……ネームバリュー的な意味で。

シードの色欲ぶりにリーシャがまともなツッコミを入れつつ、実はリーシャのほうこそシードに内心(と物理的に)突っ込まれてるとか最高でしたね!
基本的にダメ人間同士がダメっぷりを押し付けあうので、誰もがボケとなり、誰もが突っ込むというカオス空間が出来上がっています。
あるいは誰もが攻めにも受けにも回るというべきでしょうか。



エロも漫才も
極めれば夫婦なんだよ!!






で、皆様お待ちかねのセックスの話ですが。


リーシャは、端的に言えば「クズ男に興奮する」という性癖の持ち主。
ある意味これ以上なくシードとの相性は良いわけです(笑)
そんなわけで、シードの能力を確認するという名目で気丈に振る舞いながら喜んで涎を垂らすという、なんとも器用なセックスしてます。
ファーストセックスですが、個人的には一番お気に入りのシーンですね!
68pの、名目とか立場とか忘れて完全に蕩けきってるリーシャのイラストが最高です……!
扉絵の淫靡な表情も良いですよねっ!!

ノベルゼロ内作品ページのトップイラストのコレです)



エルフの魔衣姫・ラクシアルとは、48人の部下エルフを巻き込んだ1週間にも及ぶ淫らな宴!
リーシャと同じく、シードの能力の真偽を確かめるべくラクシアルの出したお題というのが、48人の部下を全員屈服させることができるかどうかというもの。

当のラクシアルさんですか?
1週間、部下の痴態を魔衣姫の“千里眼”の能力で覗いて興奮していたみたいですよ?

まぁ、そんなこんなで
朝目が覚めてから夜寝るまでずっと!!ヤってる!!
1週間!!!ずっと!!!!

部下との果てのないセックスもなかなかに乙なものでしたが、それを1週間見続け、しかも部下たちと感情を少なからず共有していたラクシアルさんのトロットロなセックスも大変よろしゅうございました。
ファンタジーファンタジーしてる爆乳はあまり好みではないんですが、ラクシアルの場合はアレがしっくりくるんですよねぇ……。



最後に天姫は……新しいヒロイン像ですね……!
ラスボスであるかのように出てきて、驚くべき速度で堕ちていく。
むしろ最初から堕ちている……。
最後にやってきた究極のチョロイン、それが彼女です!

典型的な姫様口調で、高圧的な雰囲気もあり。
恋のライバルは国をかけての戦争になることも厭わずねじ伏せる。
ただしベッドでねじ伏せられると「にゃあああ」とか言っちゃう、それが彼女です!!

堂々と敵地に乗り込んでおきながら、
魔衣姫の能力を使い自室を再現しシードを招待しセックスする、それが彼女です!!!

なんだかんだ一番どストレートに可愛いかもしれません……。




さて、そしてリンちゃんですよ、リンちゃん。
見られて喜ぶ性癖を持ってるのに、忍びだから人前に出られないという矛盾を抱える不遇可愛い界期待の新人のリンちゃん!
事前の期待値が一番高かったのに、最後の最後にサラッと処女奪われただけでガッツリのシーンが無くて!






僕は!!
とても悲しい!!!







発売後読了までに3ヶ月かかった最大の要因はコレだと言っても過言ではありません。
パラッと先にイラスト見て、リンちゃんの挿絵の付近でセックスしてる様子が無かったので全てを察して机の上に放置していました。
(一応リーシャのシーンまでは読み終わっていました)
感想★5じゃない理由も、リンちゃんのセックスがあまりにも素っ気ないからという。
にゃーん





ということでストーリーに「多分」という注釈をつけた理由は察していただけたでしょうか?
大局で見れば上で書いたとおりですが、内容は「シードの能力を確かめていたら堕ちていた」に尽きて、特に国同士の抗争があったりするわけではないんですよね!



断言します!そんなgdgd感が魅力です!






これは是非2巻を読みたいですね……。
というかリンちゃんのシーンをもう少し長く、濃く読みたいです……。


ねぇ、リンちゃん。
ここで見ててあげるから、ちょっと拷問されてみない?
性的な意味で。





以上!


セックス・ファンタジー (Novel 0)
鏡 遊
KADOKAWA (2017-11-15)
売り上げランキング: 147,364

今日のラノベ!


初めて妻をなぐった

初めて妻を殴った

著者:
はな

イラスト:
氷川へきる

レーベル:
ノベルゼロ


【あらすじ】

いつ、いかなるシチュエーションでも、暴力はよくない。ましてや最愛の妻にだなんて。…でも、こんな場合は、殴っていいと思う。そうあれは、妻のカミングアウトから始まった。「実は私、レズビアンなの」…マジ!?「愛しているの、その人のこと」…愛しちゃってますか。そうですか。ってどうすんの!?まだローン返済できてねぇよ、結婚に人生賭けたんだよ!つーか、子供もいるだろうがよ!俺、子作りマシーンなの!?…このあと俺は、妻を殴ることになる。でもみんなきっと許してくれるはずだ。この女がどういう女かみんなに確かめてもらいたい。ということで、アホだけど(たぶん)可愛い嫁と、平凡サラリーマンが贈る、夫婦あるある(!?)系イチャイチャラブコメ開幕だ!



感想:★★★★★




はな先生……俺はあなたが好きだーーー!!
俺は、先生のことが、大好きだーーーー!


(206pのセリフを引用して)





『医療魔術師は、もう限界です!』のはな先生の新刊です!
あちらは攻撃(物理)が飛んでましたが、こちらは攻撃(イタズラ)が乱れ飛びます!


今回は読書メモメインでいきます!



読書メモ




13p:トゥットゥルー!
⇒ま○しぃ☆です
それはともかく、ファーストエピソードから「いけいけGOGO!!」って修ちゃんを後押ししていることに驚きです。
だって始まって6pしか経ってないんですよ?
なのに、この妻は夫をからかうためならどんなイタズラでもやってのけると確信できて、この夫はそんな妻のイタズラに毎回生真面目にひっかかって生真面目に怒るだろうことが確信できているんですよ?
まるで昔読んだ作品の続きを読んでいるかのように、頭にストンと入ってくる感じ。
コメディ全振りの今作最大の強みは、間違いなくこのキャラの分かりやすさでしょう!

……まぁ、ひとまず他人事として、対岸の火事として笑い飛ばそうと決意したファーストエピソードでもあります。
同情してたら胃に穴が開く。



57p:こwwれwwはwww
⇒隠していたガチのラブレターを暴かれる修ちゃんw
草を生え散らかしてでもいないと同情してしまいそうなので盛大に草生やしておきます
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

だっふんだ



59p:うんこドリル
⇒一番しょうもない話なのに一番記憶に残ってるのが悔しいですw
里佳の本能の赴くままに書き連ねていたであろううんこドリルに対して修ちゃんが「クソッ!」と悪態をつくところとか、もう反則だろってくらい好きです。
お食事中の方、失礼しました。



88p:君の名の由来は。
⇒ボケのストップ高
脊髄反射でボケる嫁と、脊髄反射で突っ込む夫
名前ネタで11pも使っていることに対してまた笑いがこみ上げてきますw

本名ネタは私も持っているんですが……さすがに自重します。



115p:なんだかんだラブラブなのよなー!
⇒【妻のターン】で時折漏れる修ちゃんへのLOVEがたまらないですね!
そしてこの漏れと、普段のイタズラがラストシーンでうまくまとまるのだから物語としての質も高いのですよー。
そのあたりのはもうちっと下じゃ ⇒182pのところ



149p:劣勢
⇒この本の中で唯一里佳が劣勢に立たされているのが、里佳の実家。
本性がバレているのだから、いくら外面を取り繕っても意味がないと。
この裏表のある感じ、幼稚園生の凛ちゃんはどういう表情で見ているのか気になってしょうがないです。
自分がこの夫婦の子供だったら……根が真面目なので1周まわってグレるかも……。



162p:チョコレイトディスコ
⇒一番笑いましたw
駅前チョコレイトディスコソロダンシングwww
修ちゃんのこういう純朴なところ、大好きです……



182p:手紙
⇒ほい、115pのところで書いたやつの続きです。
里佳はこの手紙で「この初めての気持ちがなんなのか理解できなかったんだよね。しょうがないしょうがない。」と、自らが咄嗟についた嘘を評していますが……多分里佳は今でもそんな感じなんですよ。
修ちゃんが好きという感情については揺るぎないけれども、その感情をどうやって処理したらいいのか未だに分からない。だから、その表しきれない気持ちを乗せて思いつく限りのイタズラをしかけてしまうんじゃないかと。
それでもなお積もっていく気持ちが、時折漏れて出てくるんじゃないかと。

そう考えるとこれまでのイタズラの数々に愛おしさすら感じるんですよ……!

ここに至るまで修ちゃんにはあまり同情しすぎないように、「他人事だから笑っていられる」くらいにも思っていましたが、ここで完璧にひっくり返されました。
あー、勿体無い読み方したかなー……と、残り僅かながら修ちゃんの立場で読むこと決意!
そして……



204p:いいえ、誓いません!
⇒……そして、本を掛け布団めがけてスローするまでが一連の流れ



225p
⇒……そして、不意打ちで悶える、と。





まとめ



あっさり流しているから見逃しそうになるけど、修ちゃん結構な社畜マン。
日付変更前後に帰ってきて、翌朝5時起きが普通。
その上でのこの嫁。
余程里佳のこと好きじゃないと、この生活には耐えられないでしょう!
(つまりそういうことだ!)


暴力的なまでのギャグ量と、いつの間にか忍び寄るラブコメ。
はな先生のこのスタイル、狂おしいほどに好きです。本当に。
ネタがつまらなければ最後にたどり着くまでに飽きが来てしまうでしょうし、ラブコメが強すぎるとありきたりな作品となってしまうでしょう。
このバランス感覚とセンスが良いんですよね~!

次の作品が待ち遠しい!!!
それともカクヨムに手を出してみようかしら……?




以上!




ほいほいほーい!!

今日のラノベ!


父さんな、デスゲーム運営で食っているんだ

父さんな、デスゲーム運営で食っているんだ

著者:
みかみてれん

イラスト:
いなほ咲貴

レーベル:
ノベルゼロ


【あらすじ】

デスゲームは誰もが参加を渇望する一大エンタテインメントとなっていた。これは革新的で刺激的なデスゲームを次々と発表し、卓越した運営手腕と恐るべき強運で数々の危機を乗り切る中間管理職・黒崎鋭司の物語だ。上司の無茶ぶり、部下の期待、市場のニーズには応え続けなければならない。時には同業他社や参加者から恨みを買い、巨乳の美人部下から尊敬以上の愛情を向けられても、決して動じてはならない。なぜなら、愛する妻子の生活がかかっているから。そう―父さんな、デスゲーム運営で食っているんだ。




感想:★★★★☆




これは発想の勝ち!



少年エースにて連載中の、同名作品のノベライズ。
原作・漫画タッグでのライトノベルというと、『政宗くんのリベンジ』や『終わりのセラフ』など人気作がたくさんありますが、この作品はそれらに続く作品となるのかというところ。
十分そのポテンシャルはあると思いますが、あとは世間に受け入れられるかでしょうか……?



読み始めてすぐに、






デスゲーム産業!?
どういうことなの!?







と、当然のように思いましたが、
人口とか賞金の出処とか倫理観とか事後処理とか、割と早い段階でそういった細かいことを気にするのをやめて「そういうもの」だと受け入れることにしました。
「テーマの特異性に反して、企業戦士としての黒崎の姿からは学ぶことがたくさんありそうだぞ?!」というほうに気を囚われたとも言う。

恐らく社会の中での扱いは某カイジほど闇社会の産業というわけではなく、一昔前あるいは現在のパチンコ産業に近いものです。
合法だけど後ろめたさがあるアミューズメント枠です。
あれです、入社早々に風適法学ばないといけないやつですよ。




風適法はともかく。

黒崎の人間性がとても魅力的でした!!
家族のことも仕事のことも、どちらも捨てず、そしてどちらからも高い満足度を得られるよう立ち回っているように見えて素敵だと思いました。
仕事って、それ自体に真剣に取り組まなければならないのは当然なんですが、それ以上にその仕事の先に何が待っているのかが大事なのかもしれません。
いわゆるモチベーションですね。
「あれを買いたい」「あそこに行ってみたい」、そして「あの子の笑顔が見たい」。
そのような目標を自然に設定し、それに向かって励めることが凄いです。
尊敬。
そん&けいです。



序盤読んだ段階で
「愛する娘 or 嫁がデスゲームに参加し、それを運営側からバレないようにサポートしたが(エピローグで)バレて、作品名セリフで締め」
という結末を予想しましたが、全然そんな展開ではなく、部下を想い怒れる黒崎の姿がとても眩しかったです。
わたしのこころはけがれている。





残りは読書メモにて!




読書メモ




10p:うん、開幕から狂ってるなこれ!
⇒やっぱりですね、最初はこうなりますよね……。
だって、デスゲームですよ、デスゲーム。
死んじゃうゲーム!
ある意味古代ローマの剣闘士のような感覚なんでしょうか?
……あっ、そう考えると結構理解できるかも。


17p:乳!
⇒でっけぇおっぺぇだな!!!



45p:信頼の上のハッタリ
⇒黒崎のハッタリは、それ以前に獲得した信頼を担保としたもの。
そして、これが出来る人っていうのは人生で得をする……というのがdeskyzerの持論です。
まぁ、なんといいますか。
もっと単純に言えば、ファーストインプレッション(あるいはそれに近い初期)の段階で「出来る人」と分類される事が大事だというものです。

「出来る人」に分類された人は、些細なことで褒められ、多少のミスは「あれ?珍しいじゃん」で済むんですよ。
でも「出来ない人」に分類されたら、特別に褒められることは少なく、多少のミスでも「またお前か……」と言われてしまうんです。
今作で言ったら「出来る人」は黒崎や山羊山さん、「出来ない人」は伊藤ですね。
実際仕事があまり出来ていないというのが何とも庇いづらいんですが、それでも第三話での伊藤に対しての黒崎のような、畏怖ではなく信頼でやる気を出させようとすることができる上司になりたいものです。

……薄々感じていましたが、今日の感想ちょっとブレ気味?



53p:ごまめんモン、愛々娘
⇒サーモンをめんつゆとごま油で漬け込んで1晩置く「ごまめんモン」はいずれ作るとして。
愛々娘という日本酒、存在するのかと思って調べたら……ヒットしませんでした!!
架空だったか…!!
……待て何だこのビキニ娘って日本酒!?



60p:デスゲーム知識 #とは
⇒正しいデスゲーム知識って、何なんでしょうね……
ルールを守って人を殺す…………
うん、やっぱりこういうところで引っかかっちゃうのがにゃぁ……



61p:天網恢恢疎にして漏らさず
⇒天の張る網の目は荒いが、悪人は決して漏らさない。
悪には必ずバツが与えられる、という意味の言葉ですね。
……今調べて初めて意味を知ったのですよ。
言葉そのものは知っていたけれど!(強がり



83p:デス通
⇒大丈夫!デス通の攻略本だよ!



190p:本名……
⇒思いっきり本名晒されてるけど、大丈夫なんでしょうか?
デスゲーム運営会社の人の顔写真は危険だからと撮らないようにしているのに、本名は思いっきり公開しちゃって……。
ついでに嫁さん娘さんがググっちゃったら一発アウトな気がします。
あるいは専門誌をたまたま見ちゃったら。
あとこのシーン、ちゃんと仮面付けてます……よね?
じゃないと……ね?



218p
⇒名誉毀損とか、産業スパイとかその辺りの倫理観は残ってるんだよなぁ……



257p:孤島好きだな!?



264p:因果応報じゃねぇか!?
⇒びっくりした!
びっくりするほど本人のせいでそれを本人も自覚した上で逆恨みしててびっくりした!!

ある意味衣笠くらいクズい人間こそが「デスゲーム運営」と聞いた時にパッと浮かぶ人間かもしれません。
でも明らかに良い業績を出しているのは黒崎たちの会社。
となると、やっぱりどんな仕事でも真摯に取り組まなければならないという結論が浮かんできますね。
おしごと、頑張ろー!




まとめ




書き残したことがあるはずなんですが、思い出せそうにないので一旦ここまでです。
思い出したら追記します!
ちょっともう眠くてだめじゃ。



―ここから追記―


朧げながら書きたかったことを思い出せたので追記しますー。
Twitterでリプ貰ったおかげでなんですがね?


★5じゃなかった理由です。
冒頭であげた「デスゲーム産業ってなんだよ!?」っていうところは、やっぱり気にはなります。
それが成り立つような状況がどのように生まれたのか、無限に好奇心湧きますよ。
……そう、好奇心なんです。
なので、それは★-1の理由ではないんですよね、やっぱり。
自分の中で整理しててもなかなかこんがらがるところではありましたが。

で、文章そのものが酷いとか、受け入れられないキャラが居るとか、そういうわけでもなく。
ストレートに好みじゃないというわけでもないんです。
むしろシリアスとコメディのバランス・緩急が良い(特にVS大正義の章)ですし、必要最低限かつ魅力的なキャラ造詣で、一見暗めな題材の作品は好み。

「じゃあ、何なんだ?」という所がうまく言葉にまとまらなかったせいで、そのまま忘れてしまっていたんですよね、たぶん。

2日くらい考えた結果、その答えが出ました。
「デスゲーム産業ってなんだよ!?」という疑問を飲み込ませつつ、産業スパイや「人の嫌がることが好き」な大正義、などを非道として描いていることに釈然としなかった……ようです。
我ながら細かい。
細かいけど……どうしても引っかかる……魚の小骨のように……
デスゲームの普及に対して「そういうもの」以上の理屈があれば、それ以外の威力業務妨害まがいに対しても毅然とした態度で「あなたは悪者です」というレッテルを貼って読むことができますが……。
恐らく他の誰も引っかからないような所なので……アレです。
この感想は外れ値的な扱いでお願いします……。

だってやっぱり面白いもん!!
家庭を守るために誇りを持って仕事をする黒崎の姿は、オーソドックスながらも幸せに溢れていて、平々凡々ながら魅力に溢れています。
どんなに小骨が引っかかろうと、めちゃくちゃ脂のったアジの開きがあと1分で下げられてしまうって分かったらがむしゃらに掻き込むに決まってます!
つまりそういうことです!!!!


―追記終わり―



以上!


どもー。
デスカイザーです。



竜と正義 人魔調停局 捜査File.01 (NOVEL0) 

竜と正義 人魔調停局捜査File.01

著者:
扇友太

イラスト:
天野英

レーベル:
ノベルゼロ


【あらすじ】

血霧と硝煙に覆われた任務の果てで彼らが正対するのは、魔物の本能か、それとも人間の業か。人間と魔物が共存する現代。人魔社会の平和維持のため、調停局の新人実働官ライルは今日も事件と、上司であるオーロッドの叱責と戦っている。第9回MF文庫J新人賞・最優秀賞受賞作が加筆修正、完全版として登場。




感想:★★★★☆

「新しいヒーローを」というレーベルコンセプトに合致した、良い作品でした。


あらすじにもあるとおり、MF文庫J新人賞最優秀賞受賞作の加筆修正版。
MF文庫Jでは『MONSTER DAYS』というタイトルで刊行されているようです。
近々買って読み比べてみるつもりですのでお楽しみに(?)



世界観としては、人と魔族が共存している世界。
とはいえやはりどんな世界でも、”混ざりもの”を排除しようとする組織はあるわけで。
そんな人類至上主義団体と主人公属する人魔調停局、そして人類社会に新たに加入しようとしている”竜羽の里”の3つの組織の思惑が絡み、一人の竜のお姫様の運命が弄ばれるお話。


魔族の排斥を許せない主人公・ライルは、竜のお姫様・クーベルネを守るため、同僚のアルミスと共に数々の難局を乗り越えていくわけですが…。

如何せん、ライルが弱い。


というのも、

ライル=人
クーベルネ=竜
アルミス=ユニコーン
敵=マンティコアとかアホみたいに強い化物魔族とか

っていう状態なんですよね。
魔族は基本的に普段は人形態、戦闘などでは魔物形態、っていう使い分けがあるんですが、元来持っている魔物の性質(鱗持ち=防御力、爪=攻撃力、ユニコーン=回復みたいな)はパッシヴスキル判定。
要するに、普通にしてたら人が魔物に勝てる道理が無いんですよね!
そこをアルミスとの共闘と知恵でなんとかするのが今作の見所でもあるんですが、さすがにライルが大怪我負いすぎて臨場感を味わう以前に心配になる…。

「鍛えてるから骨が折れても動ける!」の感覚がよく分からないんですよね…。
これは戦闘入る作品だと大体どれにも言えることなんですが。


それが絆の力なのか……






お話の結末、クーベルネをめぐって何が起こっていたのか/誰が黒幕だったのか、については概ね予想通りだったので評価は辛め。
概ね、に含まれない部分は主に人類側の組織が一体どれがどれなのか読み終わった今も把握できてないっていうところですね。
司法局とか軍とか調停局とか大統領とか、ろくな説明もなくポンポン出てくるんですもん…。
苦手なのよ…こういう組織を覚えるの…



1巻にしては主人公が死にかけすぎてるしパワーインフレ(主に敵の)も凄まじいんだけど、これ2巻で何やるの?
主人公の葬儀?

いや、ほんとライル、死ぬなよ?




以上!

どもー。
デスカイザーです。


就活って予想以上に忙しいですね……
十分な準備をしていなかったというのもありますが…。
とにかく予定立てるのと調べ物するので手一杯!
……と言い切るには間に読書なりFGOなりやってるけど。



んじゃ、今日のラノベ!

皿の上の聖騎士〈パラディン〉1 ‐ A Tale of Armour ‐ (NOVEL0) 

皿の上の聖騎士 1
A Tale of Armour

著者:
三浦勇雄

イラスト:
屡那

レーベル:
ノベルゼロ


【あらすじ】

フィッシュバーン家には伝説がある。大平原“大陸の皿”を統べる大国レーヴァテインがまだ皿の中の小さな辺境国にすぎなかった頃、ご先祖様が大陸中の霊獣を訪ね歩いて防具を授かり、集まったそれらは一着の聖なる甲胄と成った。―それが全ての始まりだった。伝説の甲胄が纏われた瞬間、新たな神話が開闢る。




感想:★★★★☆


ノベルゼロ創刊っ!!


「ヒーローを見て育ってきた世代に新たなヒーローを」

みたいなコンセプトのレーベルで、最近流行りのラノベと一般図書の中間レーベルですね。
帯を外すと普通の本に見えるように工夫されているためより手にとりやすくなっていることと、文字が大きいメディアワークスと違って一般的なラノベと同じ文字の大きさというのが特徴ですかね。
表紙の手触りも厚紙みたいで気持ちいいです。
厚紙みたいという例えは明らかに何か間違えている気がするけど、大体そんな感じのザラザラしつつも手になじむ感じのあれです。はい。



さて。
そんな新レーベル1発目として選んだのは『聖剣の刀鍛冶』の著者・三浦勇雄先生の作品。


序盤のストーリーをコナン風にやると…、


フィッシュバーン家に伝わる伝説の甲冑。
”聖母”の生まれ変わりという表現が言い過ぎでないほどの美しさをもったフィッシュバーン家のブラコン姉・アシュリーは、成人の儀と共にその甲冑をまとう儀式を執り行うこととなった。
王やその側近、そしてアシュリーの弟であるアイザックというごくわずかな者たちが見守るなか甲冑を身にまとったアシュリーは…

気がついたら体がバラバラになっていた!
(これがやりたかっただけ)

バラバラになった甲冑とアシュリーの肉体は幼い幻獣に姿を変え、大陸中へ…。
なんとか頭=ヒュドラ部分だけを確保してその場から逃げるアイザックの運命は…!?




そんなこんなでアイザックと蛇になったアシュリー、そして幻獣ドラゴンと人とのハーフであるイザドラの3人が100年越しの幻獣の恋心を相手に、体を取り戻す命懸けの旅をする物語です。





まぁ、何が問題かって幻獣のスケールがね?

ドラゴンは山と見紛うほど、ヒュドラもそれに負けず劣らず、グリフィンはそこまで巨大というわけではないものの…グリズリーくらい?の大きさで刃を通さない皮膚と爪の延長線上をウォーターカッターかよ!っていうくらいの滑らかさと鋭さで両断する必殺技持ち。

それに立ち向かうのが一応サッキュバスの血を継いでいるから治癒力が少し高めなだけのアイザックと、ヒュドラの能力〈千里眼〉を使えるだけの戦闘力がない白蛇と、ドラゴンの怪力とか硬さ等々をスケールダウンして受け継いでいるイザドラ。



いやぁ…これは……。





そういう力関係でいかに「払える犠牲」で乗り越えるか、っていうのがこの作品のポイントになりそうですね。
逆にいえば命とか仲間みたいな「払えない犠牲」以外は何でもやる、っていうことですが。
大丈夫。腕の1本2本だったら問題ない。



基本的にみんなボロボロになっていくし状況的にもどんどん追い詰められていくけど、そんな中でも奏でられる姉弟の会話のハーモニーが作品の雰囲気を暗くしすぎない役割を担っていて良かったと思います。
アシュリーのアイザックの呼び方が「アイザック」という名前呼びじゃなくて、「弟よ」なんだけど、これで焦って叫ぶときの「弟よおおおおおお!?」が好きですね。
名前呼びよりも愛に溢れてる感じがする。



今後も楽しみ。




「トール?アイザック達、遺体、集める、敵対?」
「いいかチャイカ、あいつらが集めてるのはガズ皇帝のじゃねえ。
ついでに言うなら死んでないから遺体ですらないからな?」
「いくら兄様でもうら若き乙女の脚部を集める趣味があるとは思わなんだ…」
「だから集めないって言ってるよな!?」





以上!

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