どもー。
デスカイザーです。

先輩に聞ける就職相談会みたいなやつに行く友達についていったら、なんだかんだタメになる話が聞けて結局3時間くらい居座ってました(笑)

一番の収穫は
「話し方によっては”趣味=ラノベ”をアピールしても良い」
ということ。
要はそこから何を得られたかというのが大事で、それに関してはブログでいつも書いているので得意分野!
面接への懸念がひとつ払拭されたので、すこーしだけ就活へのモチベーションが上がりました!


それじゃ、今日のラノベ!

株式上場を目指して代表取締役お兄ちゃんに就任致しました~妹株式会社 (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)

ぽにきゃんBOOKSより
『株式上場を目指して代表取締役お兄ちゃんに就任しました ~妹株式会社』です。


【あらすじ】

「俺の妹になってください!」
政府の景気対策に基づいてビジネスパートナーを探していた五條田譲は、
渋谷街頭で見かけた西森舞華をスカウトした。
全国のお兄ちゃんを募り、妹を資本として株式を発行し、全国の投資家お兄ちゃんたちに
妹株式を購入してもらう。
そのためには譲にはどうしても妹が必要で、舞華は譲にとって理想的妹だったのだ。
それが『妹株式発行による会社設立に関する法律』に基づいて出来たとある妹株式会社の
代表取締役お兄ちゃんと妹資本の出会いだった。
兄と妹と株式と、ちょっとだけビジネスに詳しくなれるかもしれないサクセスストーリーここに開幕!


感想:★★★★☆

真面目な内容をやってるのに、用語でここまで笑ってしまう作品も珍しい…
代表取締役お兄ちゃんを筆頭に、妹株式会社、シスダック(妹株式市場)、妹株法、シスコレ(妹株式会社のお披露目会的なイベント) etc……


五條田さんの設立した妹株式会社は、マーケティングプランを提供する会社。
妹を広告塔として起用する新たな戦略の提案、というところですね。

用語がふざけ倒してる(褒め)けど、中身は経済学・経営学の基本的なことが盛り込まれているので、中々興味深い内容でした。
さすがにビジネスマナーを文章で表現しきるのは無理があるというのは分かってるけど、文章で表現できるところ、例えば電話対応、プレゼン、企画立案の手法(ブレストの成功例)とかは、知識だけでは感じ取れない空気感を得られたので良かったです。


もちろんラノベとしても優秀。
五條田さんの設立した妹株式会社「シスコム」の3人の妹は、それぞれイマドキ女子高生(根は真面目)、元気な京都っ子、引っ込み思案の美少女と、タイプは違えど皆人を惹きつける魅力を持った子たち。
「やる時はやる!」というところで共通しているので、そういう思い切りの良さは見習いたいですね…。


唯一残念だったのは、シスコレ衣装の全身イラストが無いこと!
扉絵(つまりカラーイラスト)はあるんだけど、へそまでなんだよ…

折角本文中で「雅美(次女)の白い太もも」が強調されていたというのに!
なんたることっ!!



そうねぇ。

この本で一番印象に残ってるセリフは、舞華(長女)の父が五條田さんの見せた事業企画書の感想を述べているシーンでのこの言葉

「企画書に必要なのは、これは面白そうなビジネスだと思わせるツカミと、このビジネスは成功するという根拠を載せる事だ」(p.54)

基本的なことだと思うけど、企画書を具体的なものにしていく過程で忘れてしまいそうな点ではあると思います。
絶対将来必要になる心構えだと思うから、しっかり忘れないようにしたいと思います。




とりあえず、雨音ちゃん(三女)の株を100株ください!


就活がきつくなったら読み返そうかな。

以上!