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どもー。
デスカイザーです。


コミケ1日目、お疲れ様でしたー!

例年の酷暑を考えると非常に過ごしやすかった開場前。
そしてやっぱり暑くなる開場後。
始発組は雨に怯え、後発組は太陽に怯える。
そんな二面性が楽しめるコミケだったんじゃないでしょうか。

私…ですか?
とあるサークルさんに1時間並んで完売宣言を買えないまま聞いて、ゾンビと化して東1~3と4~6をウロチョロしてました。
今年は個人的に企業が不作なのでほぼずっと同人側にいました。
ラノベ枠がどこもかしこも『ダンまち』『SAO』ばっかりなんだもん…。
『ゲート』と『空戦』と『オーバーロード』はなぜこんなにグッズが少ない(or無い)のか…。
私……気になります!

ロウリィ様の抱き枕カバーとかあったら10k出すよ?まじで。

明日は行かない予定です。
行かれる方は猛暑日になることが予想されているので、例年通りしっかりとして暑さ対策をお忘れなきよう!


それじゃ、今日のラノベ!

オーバーロード2 漆黒の戦士
丸山くがね
エンターブレイン
2012-11-30


エンターブレインより
『オーバーロード2 漆黒の戦士』です。


【あらすじ】

異世界に転移して約1週間。アインズと戦闘メイドのナーベラルは、城塞都市エ・ランテルに「冒険者」として潜入していた。目的はこの世界の情報収集およびエ・ランテルでの名声。二人は薬草採取の依頼をうけ、「森の賢王」なる魔獣がひそむ森へと向かう。同じ頃、エ・ランテルにしのびよる邪悪な秘密教団の影…。最凶の女戦士と、偏執の魔法詠唱者が操るアンデッドの群れが鎧を纏ったアインズの前に立ちはだかる。


感想:★★★★★

なるほど。
こういうことをしてくるわけですか。
デスカイザー、把握した。

1巻の感想は以下からどうぞ!
『オーバーロード1 不死者の王』



モモンガ改めアインズ、1巻での発言どおりエ・ランテルの街に暮らすことで文明やパワーバランスを探ることにしたようです。
ただし、法国の切り札を圧倒するマジックキャスターとして潜入したのでは余りにもアレなので、自らを戦士と偽ることで戦力を「底下げ」した状態で冒険者として生活をすることに。
……それでも普通の冒険者なんか目じゃないだけの力はある(レベルの暴力)

お供に選んだのは蛇蝎のごとく人間を嫌うアルベドではなく、戦闘メイドのナーベラル。
……ただし、こちらも人間=下等生物という思考だったり(笑)


アインズが宿屋のトラブルを収めるために渡したポーションから物語は動き出し、冒険をし、ジャンガリアンハムスターを手懐け、そして自らの知人を攫っていったテロリストを容赦なくベキョッと。しちゃいます。
そんなお話でした。

アニメでのベキョッのシーンが楽しみだったりします。



わざわざ膂力だけで戦うことで戦力を底下げして、ユグドラシルでの金貨を使わないようにして…
という努力をしていたにも関わらず、ポーションひとつで大騒ぎを起こしてしまうアインズの魔王っぷりがかっこよかったし面白かったです。
あと可愛い(骸骨だぞ)



ストーリーは、途中までは裏で動いていた”何か”を除けば平和でした。
単調とまではいかないけど、世界の実情の合間にモモン(アインズの世を忍ぶための仮の名)の膂力のみを頼りにした剣士としての強さを見せ付けられる展開ばかり。
このまま終わりか?というところで、例の”何か”が目覚め、一気に血なまぐさく、緊迫感あふれる方向へ。
この緩急がとても良かった。

日常の終焉。
表から裏へ。
被支配層から支配する側へ。

ナーベ(ナーベラルの冒険者名)がナーベのままでは敵を倒せない、というシーンでの「アインズ」の言葉がさらにそれを象徴していて痺れました。

「ナーベラル・ガンマ!ナザリックが威を示せ!」 (p.328)

そこから先は一方的な殺戮。
1巻ラストでの天使相手の赤子の手を捻るかのような戦いの再現。
それはアインズでなくても、守護者でなくても、メイドでさえそれが可能だということを大いに示しているわけですね。


これだけ予想を遥かに下回る過小戦力を目の当たりにし続けても、それでも警戒を続けるアインズにただただ感服します。
普通、これだけの状況証拠が出たら「世界征服?1週間あれば十分だろ」って思考になってもおかしくはないと思うんです。
ポケモンで言うなら、レックウザ100Lv.を通信で持ってきた状態(ただし言うことをきくことを前提)でホウエン地方の冒険をスタートさせながらも、トウカの森のケムッソ相手に補助技使って相手ののうりょくを下げつつりゅうのまいでこうげきとすばやさを底上げしてげきりんでぶちのめす感じです。

ただ、アインズは「自分が通信でポケモンを連れてきてるんだから、道端のトレーナーがラティアス使ってきてもおかしくない」という思考で行動するわけです。
そういう思考を前提にしているから、普段からシュミレーションできることはしておいて、できないことでも「そういう状態になったらどうするか」を明確にできてるんだと。

……強すぎる「呆れ」という感情が、アンデット特典の感情抑制に引っかかってるだけかもしれないけど。



スピード的にアニメは3巻までっぽいからそこまでは今月中に読みます。


どうやら3巻の相手は……シャルティア?




以上!
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どもー。
デスカイザーです。

ようやくバイトづけから解放されました!
そして明後日からは夏コミ!!

今回はホテル取らずに自宅近くから始発で行くので会場に6時半着くらい。
今のところ1日目と3日目に参戦する予定です!
……1日目が雨降りそうなのがネック。



んじゃ、今日のラノベ!



エンターブレインより
『オーバーロード1 不死者の王』です。


【あらすじ】

その日、一大ブームを起こしたオンラインゲーム、“ユグドラシル”は静かにサービス終了を迎えるはずだった。―しかし、終了時間をすぎてもログアウトしないゲーム。意思を持ち始めたノンプレイヤーキャラクター。なにやらギルドごと、異世界に飛ばされてしまったらしい…。現実世界ではゲーム好きの孤独でさえない青年が、骸骨の見た目を持つ、最強の大魔法使い“モモンガ”となる。彼が率いるギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の伝説が、いま始まる!圧倒的人気のWEB小説の書籍化。


感想:★★★★★

実は2周目。
3年前の発売当初からおすすめして貸してくれた友人に、この場で感謝を。
ありがとう。たぶん君が勧めてくれてなかったらアニメ化してても買ってなかったよ。
だって重いんだもん…(笑)


てことで、覚えてたところ、覚えてなかったところの差を楽しみながら読んでました。


モモンガがユグドラシルに取り残されるまでの最初の50ページくらいはなぜかはっきり覚えていたので、眠くて眠くて……。
だから余計に、0時まわって異変に気づいてからのモモンガのショックとか動揺が鮮明に感じられました。
めっちゃ目が覚めたもんそこで。


必死にモモンガを演じて状況を把握し、
まさかと思いつつも「ゲームの中ではない」という仮説を立て、
確信をもつためにアルベドの胸を揉む。

この流れ大好き。


そして階層主との邂逅…というか確認?
ゲームではなくなった世界で、変わらずモモンガへの忠誠があるかどうかの。
動転してもおかしくないこの状況で、身内の裏切りにまで頭がまわるのは、やはりモモンガがアンデットだからこそできること(必要以上の感情の動きを抑制する)。

さ、その階層主たちのご紹介。

第1~3階層守護者/シャルティア・ブラッドフォールン
第4階層守護者/ガルガンチュア
第5階層守護者/コキュートス
第6階層守護者/アウラ・ベラ・フィオーラ
            マーレ・ベロ・フィオーレ
第7階層守護者/デミウルゴス
第8階層守護者/ヴィクティム
守護者統括/アルベド

真祖にしてエロゲ要素てんこ盛りのシャルティア、アウラとマーレの男装女子女装男子コンビが好きです。
デミウルゴスの裏が読めない感じは、たぶん話が進むにつれて味が出てくるだろうから楽しみ。
コキュートスは戦闘シーンで映えそうだよね~。
そして1巻の段階ではガルガンチュアとヴィクティムは謎の存在。
「動かすわけにはいかない」とあるけど……どういう意味で動かせないのか…。

アルベド?
至高だよ。



1巻のストーリーは、モモンガたちの力がこの世界でどの程度のものかをはっきりさせるためのものでした。
端的に言うなら、
・王都最強の剣士より遥かに強い
・法国の切り札を軽くひねりつぶす
・レベル差は見積もりで軽く3倍強
といった感じですね!

まわりの強さや他にゲーム内に取り残された人がいる可能性を考慮して、警戒に警戒を重ねていたモモンガ…改めアインズは大いに呆れます。
そこがまた面白い!
ポケモンで言うなら、ものすごい尊大な態度で出迎えてくれたタケシを4番どうろあたりで初めてのジム戦を前に戦々恐々としながらレベルを上げたカメールでタコ殴りにする感じですね!
はいはい、みずでっぽうみずでっぽう、とばかりにアインズが放つ〈獄炎(ヘルフレイム)〉だったり〈暗黒孔(ブラックホール)〉は、この世界でのアインズのこれからの道を暗示しているかのよう。
すなわち、「世界を我が手に!」


”世界”という名の宝石箱をアインズに献上するために奮闘する、階層守護者たちの今後の活躍にご期待ください。




以上!
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