今日のラノベ!
どもー!
読了直後のデスカイザーです!
早く2巻が読みたいので(既に手元に用意している)、今回の感想はいつもみたいに2時間とか3時間とか掛けずにブワアアアアアッッと思いつくままに書いていきたいと思います!!
大丈夫。できる。
何せ、言葉に迷わなくて済むくらいには面白かった!
何はともあれ、この作品の良さを語るうえでは外せない主人公・コマリの可愛さを語ろうと思います!!
ビジュアル!! 100点!!!
サラッサラの金髪に芯を感じさせる紅の瞳!
慎重は小さいけれど、美の迫力でもって威厳すらをも感じさせる造形美!
薄めの胸と絶対領域!!
表紙だとちょっと困った顔してますが、表紙めくっての扉絵での嗜虐的な笑みがまた良いのなんの!!!
私やコマリ隊の面々がロリコンであるか否か、その真偽なぞ些事なのであります。
このオーラを前にしたら膝ついて頭垂れることに違和感は無いですね間違いない。
そんでもって、幹部クラスだけでなく部下のお悩み相談までしてくれる御心の大きさ……!
これで心酔しないわけがない。
あとあと!!
伊達に3年間引きこもって小説を読んだり書いたりしてきたわけじゃないんだな、っていうのが発揮されるシーンが良いんですよね。
それすなわち、
将軍として部下に虚勢を張るシーン!!
事あるごとにお披露目される口上は、内心冷や汗ダラダラなことを微塵も感じさせない素晴らしい文言の並びで、堅苦しいようでスルッと入ってくる分かりやすさなのがとってもコマリ様らしいと思います!!!
コマリの可愛さを全力で引き出していく、無茶ぶり四天王たちの活躍も忘れちゃいけない。
愛しい四天王たちを紹介するぜっ!!
娘のためなら何でもする(※比喩ではない)、父!
専属メイドにして凄腕の変態、ヴィル!
色情魔、皇帝!
アウトローの塊、コマリ隊!
うん、「ギャグ」の付かないファンタジーにしては盛りすぎなくらいにキャラが濃い!
よく空中分解しないな……
この四天王たちが休む隙もなく全力投球してくるのに、いささかも負ける事のないツッコミと涙目でもって相対しているコマリンの逞しさ!
そういう意味ではコマリはとても強いと言っても過言ではない……?
なお、こうした前半の「ぶっ飛んだおふざけ」が後半のシリアスパートを引き立たせているのは言うまでもなく、(少しだけ冷静になって文学作品として読み解くのであれば)私はこの点に小林湖底先生の力量の強さを感じました。
あ、そういう意味では「小難しいセリフ・情景描写」と「舌ったらずなセリフ・端的な内心吐露」の使い分けも素晴らしいと思ってます!
そういう文章ラブ!!!!!
世界に存在する6つの種族がそれぞれ「魔核」を持ち、それの持つ無限の魔力のおかげで、死んでも回復する=魔核の範囲内では本当の意味では死なない、というベースが結構効いてきます。
ワンチャン、“コマリに隠された力がなかったとしても” 死んで蘇って逃げれば将軍職とはサヨナラできるという枠組み。
でも死ぬのは当然痛いから、頑張るしかない。
しかも無条件で死なないわけじゃない(魔核の範囲外だったらそのまま死んじゃう、etc)から、日頃から油断するわけにもいかない。
保険があるけど体をゆだねることもできないコマリの葛藤と、それに反してポンポン死んでいく周りの人たちとの温度差が面白かったです(笑)
また、そのベースによって戦争の価値観も現実のものとは大きく違っていて、コマリが曲がりなりにも将軍職をやれているのってコレのおかげなところがあるとも思います。
いくら名家の生まれだからって、なんの訓練もなしに「人を殺す指揮を執れ」だなんて言われたら病むもんね……
結局感想書くの1時間はかかるんですよね知ってた
ということで、『ひきこまり吸血姫の悶々』の感想をネタバレしない程度にお届けしてきました。
真面目な引きこもりのコマリと周囲の変人たちとの掛け合いが面白かったですし、前半と後半の空気感の違いにグワシッと胸を捕まれて握りつぶされた気分です!
清々しい紅(あか)!!!!
そもそも何故コマリが引きこもったのか、何故コマリが将軍になることを皇帝が認めたのか等々、気になる方は是非手に取ってみてほしいです!
ちゃんと1巻で纏まってるです!
何なら表紙を見て「可愛い」と思った人は手に取って損しないと思います。
あー……好きな子がボロボロになるのを見たくなかったら、そこだけ目を伏せましょう。うん。
では、感想、終わり!
2巻を読んできます!!!!!
以上!
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【あらすじ】 「……ふぇ? な、なに?」 引きこもりの少女テラコマリこと「コマリ」が目覚めると、なんと帝国の将軍に大抜擢されていた! しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。 名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで「運動神経ダメ」「背が小さい」「魔法が使えない」と三拍子そろったコマリ。途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。 「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう!」 はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー! 引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!? |
感想:★★★★★
どもー!
読了直後のデスカイザーです!
早く2巻が読みたいので(既に手元に用意している)、今回の感想はいつもみたいに2時間とか3時間とか掛けずにブワアアアアアッッと思いつくままに書いていきたいと思います!!
大丈夫。できる。
何せ、言葉に迷わなくて済むくらいには面白かった!
①コマリが可愛い!
何はともあれ、この作品の良さを語るうえでは外せない主人公・コマリの可愛さを語ろうと思います!!
ビジュアル!! 100点!!!
サラッサラの金髪に芯を感じさせる紅の瞳!
慎重は小さいけれど、美の迫力でもって威厳すらをも感じさせる造形美!
薄めの胸と絶対領域!!
表紙だとちょっと困った顔してますが、表紙めくっての扉絵での嗜虐的な笑みがまた良いのなんの!!!
私やコマリ隊の面々がロリコンであるか否か、その真偽なぞ些事なのであります。
このオーラを前にしたら膝ついて頭垂れることに違和感は無いですね間違いない。
そんでもって、幹部クラスだけでなく部下のお悩み相談までしてくれる御心の大きさ……!
これで心酔しないわけがない。
あとあと!!
伊達に3年間引きこもって小説を読んだり書いたりしてきたわけじゃないんだな、っていうのが発揮されるシーンが良いんですよね。
それすなわち、
将軍として部下に虚勢を張るシーン!!
事あるごとにお披露目される口上は、内心冷や汗ダラダラなことを微塵も感じさせない素晴らしい文言の並びで、堅苦しいようでスルッと入ってくる分かりやすさなのがとってもコマリ様らしいと思います!!!
②コマリの周りを固める人たちも強い!
コマリの可愛さを全力で引き出していく、無茶ぶり四天王たちの活躍も忘れちゃいけない。
愛しい四天王たちを紹介するぜっ!!
娘のためなら何でもする(※比喩ではない)、父!
専属メイドにして凄腕の変態、ヴィル!
色情魔、皇帝!
アウトローの塊、コマリ隊!
うん、「ギャグ」の付かないファンタジーにしては盛りすぎなくらいにキャラが濃い!
よく空中分解しないな……
この四天王たちが休む隙もなく全力投球してくるのに、いささかも負ける事のないツッコミと涙目でもって相対しているコマリンの逞しさ!
そういう意味ではコマリはとても強いと言っても過言ではない……?
なお、こうした前半の「ぶっ飛んだおふざけ」が後半のシリアスパートを引き立たせているのは言うまでもなく、(少しだけ冷静になって文学作品として読み解くのであれば)私はこの点に小林湖底先生の力量の強さを感じました。
あ、そういう意味では「小難しいセリフ・情景描写」と「舌ったらずなセリフ・端的な内心吐露」の使い分けも素晴らしいと思ってます!
そういう文章ラブ!!!!!
③世界観
世界に存在する6つの種族がそれぞれ「魔核」を持ち、それの持つ無限の魔力のおかげで、死んでも回復する=魔核の範囲内では本当の意味では死なない、というベースが結構効いてきます。
ワンチャン、“コマリに隠された力がなかったとしても” 死んで蘇って逃げれば将軍職とはサヨナラできるという枠組み。
でも死ぬのは当然痛いから、頑張るしかない。
しかも無条件で死なないわけじゃない(魔核の範囲外だったらそのまま死んじゃう、etc)から、日頃から油断するわけにもいかない。
保険があるけど体をゆだねることもできないコマリの葛藤と、それに反してポンポン死んでいく周りの人たちとの温度差が面白かったです(笑)
また、そのベースによって戦争の価値観も現実のものとは大きく違っていて、コマリが曲がりなりにも将軍職をやれているのってコレのおかげなところがあるとも思います。
いくら名家の生まれだからって、なんの訓練もなしに「人を殺す指揮を執れ」だなんて言われたら病むもんね……
まとめ
結局感想書くの1時間はかかるんですよね知ってた
ということで、『ひきこまり吸血姫の悶々』の感想をネタバレしない程度にお届けしてきました。
真面目な引きこもりのコマリと周囲の変人たちとの掛け合いが面白かったですし、前半と後半の空気感の違いにグワシッと胸を捕まれて握りつぶされた気分です!
清々しい紅(あか)!!!!
そもそも何故コマリが引きこもったのか、何故コマリが将軍になることを皇帝が認めたのか等々、気になる方は是非手に取ってみてほしいです!
ちゃんと1巻で纏まってるです!
何なら表紙を見て「可愛い」と思った人は手に取って損しないと思います。
あー……好きな子がボロボロになるのを見たくなかったら、そこだけ目を伏せましょう。うん。
では、感想、終わり!
2巻を読んできます!!!!!
以上!
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