今日のラノベ!

雑巾になりた~~~~い
今回は最初からネタバレ有り、且つ私見多めなので注意です
体育祭編であり、姉ヶ崎妹回でもありって感じの何故かの5巻!
面白かった!!
ドキドキしたし、うるっとしかけた!
けれども、
どちらかといえば私は消化不良……
多分その原因はラストあのタイミングでの朝倉さんにあって、そう思ってしまう要因は地の文が無い『何故かの』だからこそであって、モヤっている今も逆説的には楽しんでいるということで……
というようなことをこれから書いていきます。
物語後半は姉ヶ崎妹が躍動するお話でした。
前の巻での選挙で安藤くんに絡みだした後輩ちゃんが、姉に対してどういう思いでいたのか、それがどうして安藤くんにちょっかいを出すことに繋がったのか、そして体育祭を通してどう変わっていくのか!
正直、そこまで他の子たちが強すぎてそこまで惹かれてなかったんですが、たった1エピソードで推しメン化するとは思いませんでした……!
姉への劣等感を抱きながらも自分なりに方法を見出して戦っていた彼女を、私は大きな拍手でもって労ってあげたい!!
涙を拭う綺麗な雑巾役はしょうがないから安藤くんに譲ってあげます。
また、そんな後輩ちゃんを見て自らを重ね合わせ、変わらなくちゃいけないと決意した安藤くん!!
今だけはハッキリ言える!
少年、かっこいいぞ!!!
からの、朝倉さんの叫び。
いや、こう、流れ的にそう返すだろうなっていうのはむしろ読む前から薄々感じ取ってはいましたけれども……(メタ読みダメゼッタイ)
一度安藤くんがやった事ですし、むしろこれでおあいこ位言う権利は朝倉さんにあるかもしれないですけど。
めんどくさぁぁぁ~~~~~
って唸ってしまいました。
メインヒロイン相手に。
三段跳びやってて、完璧なホップステップからの最後のジャンプで落とし穴に落ちたような感覚です。
そんな経験は無いですけども。
ここまで思ってしまったのは、地の文が無い=キャラの感情が常にダイレクトに入ってくる、というところが要因になっていると考えます。
まぁ、端的に言ってしまえばここまでの話を読んでいると、どうにもこういう構図に見えてしまうんです。
アクションを起こして
安藤くんの気を引こうとするモモ達
VS
ただただ待つ朝倉さん
モモや委員長、すっごく頑張ってるんですよね。
安藤くんを好きだという気持ちを認めて、朝倉さんに譲りたくないという気持ちを確かめたうえで、すっごい頑張ってる!
安藤くんの気持ちを全部知った上で、それでもアタックしてしまう恋心、エモい!!
だから、相対的になのかもしれないけれども朝倉さんが何もしてないように見えてしまって。
「なんで自分だけ見てくれないの!」と言われたら、当然じゃない……?という反応がどうしても先に出てきてしまう。
たとえ色仕掛けであろうとも、不意をついての作戦であろうとも、止められない好きという気持ちで突き進む委員長たちに感情移入してしまうから。
朝倉さんのシーンの後、安藤くんに契約を持ちかけた委員長なんてまさにそれが具現化されていて……
でも、メインヒロインに対してここまでめんどくせ~~~~って思える程他ヒロインに感情移入できる作品って、そうそう無いと思うんですよね。
それぞれのヒロインを余すことなく愛せているからこそ、今こうして面白さとモヤモヤの間に挟まっているわけで。
そういう意味じゃ、やっぱりこの作品って面白い!ってところに落ち着くのかなぁと思います。
打ち切りと存続の瀬戸際のようですが、
出来れば6巻も読みたいところであります。
……じゃないと私の中での朝倉さんの評価がうなぎ上りならぬ鯉のぼり!どころか急流下りのままに!!
最後にこれだけは言わせて欲しい。
姉ヶ崎妹が
表紙じゃないのは何故かのぅ!!
以上!
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著者: | イラスト: | レーベル: |
---|---|---|
【あらすじ】 朝倉さんと『友達以上恋人未満』の関係になった安藤くん。体育祭の準備もあり、これをきっかけに二人の恋路がもっと前進――かと思いきや、桃井さんが体育祭実行委員の相方に安藤くんを指名……!? さらには、委員長と二人三脚で一緒に走ることに……!!これに焦った朝倉さんは、安藤くんの浮気を防止するために『浮気防止条例』(全108項目)を突きつけて迫る――! その甲斐あってか、確実に一歩ずつ二人の距離が縮まっていくのだが、何やら安藤くんを巡る“噂”が流れはじめ……。 Webで悶死報告多数! すれ違いが絡まり合う新世代の学園ラブコメ第5弾! ついに、朝倉さんが安藤くんにその“想い”を告げる!? |
感想:★★★★☆
雑巾になりた~~~~い
今回は最初からネタバレ有り、且つ私見多めなので注意です
体育祭編であり、姉ヶ崎妹回でもありって感じの何故かの5巻!
面白かった!!
ドキドキしたし、うるっとしかけた!
けれども、
どちらかといえば私は消化不良……
多分その原因はラストあのタイミングでの朝倉さんにあって、そう思ってしまう要因は地の文が無い『何故かの』だからこそであって、モヤっている今も逆説的には楽しんでいるということで……
というようなことをこれから書いていきます。
勢いつけての落とし穴 スカーン
物語後半は姉ヶ崎妹が躍動するお話でした。
前の巻での選挙で安藤くんに絡みだした後輩ちゃんが、姉に対してどういう思いでいたのか、それがどうして安藤くんにちょっかいを出すことに繋がったのか、そして体育祭を通してどう変わっていくのか!
正直、そこまで他の子たちが強すぎてそこまで惹かれてなかったんですが、たった1エピソードで推しメン化するとは思いませんでした……!
姉への劣等感を抱きながらも自分なりに方法を見出して戦っていた彼女を、私は大きな拍手でもって労ってあげたい!!
涙を拭う綺麗な雑巾役はしょうがないから安藤くんに譲ってあげます。
また、そんな後輩ちゃんを見て自らを重ね合わせ、変わらなくちゃいけないと決意した安藤くん!!
今だけはハッキリ言える!
少年、かっこいいぞ!!!
からの、朝倉さんの叫び。
いや、こう、流れ的にそう返すだろうなっていうのはむしろ読む前から薄々感じ取ってはいましたけれども……(メタ読みダメゼッタイ)
一度安藤くんがやった事ですし、むしろこれでおあいこ位言う権利は朝倉さんにあるかもしれないですけど。
めんどくさぁぁぁ~~~~~
って唸ってしまいました。
メインヒロイン相手に。
三段跳びやってて、完璧なホップステップからの最後のジャンプで落とし穴に落ちたような感覚です。
そんな経験は無いですけども。
ここまで思ってしまったのは、地の文が無い=キャラの感情が常にダイレクトに入ってくる、というところが要因になっていると考えます。
まぁ、端的に言ってしまえばここまでの話を読んでいると、どうにもこういう構図に見えてしまうんです。
アクションを起こして
安藤くんの気を引こうとするモモ達
VS
ただただ待つ朝倉さん
モモや委員長、すっごく頑張ってるんですよね。
安藤くんを好きだという気持ちを認めて、朝倉さんに譲りたくないという気持ちを確かめたうえで、すっごい頑張ってる!
安藤くんの気持ちを全部知った上で、それでもアタックしてしまう恋心、エモい!!
だから、相対的になのかもしれないけれども朝倉さんが何もしてないように見えてしまって。
「なんで自分だけ見てくれないの!」と言われたら、当然じゃない……?という反応がどうしても先に出てきてしまう。
たとえ色仕掛けであろうとも、不意をついての作戦であろうとも、止められない好きという気持ちで突き進む委員長たちに感情移入してしまうから。
朝倉さんのシーンの後、安藤くんに契約を持ちかけた委員長なんてまさにそれが具現化されていて……
でも、メインヒロインに対してここまでめんどくせ~~~~って思える程他ヒロインに感情移入できる作品って、そうそう無いと思うんですよね。
それぞれのヒロインを余すことなく愛せているからこそ、今こうして面白さとモヤモヤの間に挟まっているわけで。
そういう意味じゃ、やっぱりこの作品って面白い!ってところに落ち着くのかなぁと思います。
打ち切りと存続の瀬戸際のようですが、
出来れば6巻も読みたいところであります。
……じゃないと私の中での朝倉さんの評価がうなぎ上りならぬ鯉のぼり!どころか急流下りのままに!!
最後にこれだけは言わせて欲しい。
姉ヶ崎妹が
表紙じゃないのは何故かのぅ!!
以上!
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