今日のラノベ!
眠いので一旦閉じます。起きたら読書メモ他追記します。
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著者: ゆうびなぎ | イラスト: つるしまたつみ | レーベル: 講談社ラノベ文庫 |
|---|---|---|
【あらすじ】 「もっと運命的な恋がしたいから」と彼女にフラれた高校生・砂川凍弥。空飛ぶプリンが現れ、恋愛がわからなくなり悩む彼に告げる。「おめでとうリン! キミはラブコメの《主人公》に選ばれたリン!」 翌朝、凍弥は転校生・百合ケ丘ミリカと曲がり角でぶつかり、キスしてしまう。現実味がないほどに可憐な彼女こそ、異なる世界線から来たラブコメの《ヒロイン》だった。凍弥は指定されたミッションをクリアし、ミリカを"攻略"しなければならない。できなければ、死ぬ!? ご都合主義とラッキースケベを追い風に、命がけのラブコメに挑む凍弥。さらに、もう一人の《ヒロイン》が現れて――。 これは、"好き"を見失った俺たちが、未完結の"愛"を探す物語。 | ||
感想:★★★★★
「好き」って何か、
考えてみる!!!
(帯文句を大声で復唱)
初めての恋人にフラれた直後、謎のプリン型AIを通して《未完結処理班》による未完結ラブコメのヒロインの処理役に選ばれたことを告げられる凍弥。
プリンの存在感が強くてその後が頭に入ってこない部分が無くはないんですが、つまりは現実を舞台にしたラブコメの主人公に選ばれたということですね。あんだすたん。
ただし、
失敗すれば死ぬ
というオマケ付き。
《未完結処理班》の課すミッションをクリアしラブコメを進めることができなければ、凍弥は死んでしまうのです……
しかし、しかし。
プリンによる「ゴリッゴリに定番なハプニング」という助け舟や、失恋前に身につけていた恋愛テクニックでもって割とあっさりクリアしていく凍弥さん。
やり手ですね。
調べて恋愛テクニックが身につくならこちとら苦労してねーですよ。
クッ……
……そんな主人公への黒い感情すらもマルっと収まる良い結末が見れて、大満足です!!
◎ヒロイン達の話。
元カノ、七瀬綾!
物語直前の試験まで入学以降学年1位を取り続けてきた努力型の頭良い子。
そんな彼女が「運命的じゃない」という理由で凍弥をフるなんて…………ねぇ?
ゆうびなぎ先生作品の元カノ枠、私の好みに刺さりすぎでは??
1人目のヒロイン・百合ケ丘ミリカ(表紙の子)は、ドジっ子属性が付加されている転校生。
この世のものとは思えないくらい美少女で、凍弥……というか他人への好感度が根っから高い子だなぁ、と思っていたら……(以下自主規制)
焦った時の「あのそのこの」って口癖が好きでした……!
後半めっきり言わなくなったけど!
2人目のヒロイン・御神楽未来は、凍弥たちの後輩にして4人組アイドルグループ「シュプールガールズ」のメンバー!
「はにゃ」とか「んにゃ」とか、独特な猫言葉が口癖なの可愛いすぎないですか?
可愛いですね!!
キャラづけ抜きにしても、彼女の精神性には尊敬の念を抱きます。
まぁ……
正直、冒頭の凍弥が振られるシーンのショックが強くてミリカ・未来どころではなかったんですけどね……
多分200pくらいまで引きずってましたからね……
「ネットで万全に調べ完璧に実践していた凍弥でさえ、あんな振られ方をするんだ」というショック。
ミリカや未来への対応がまともであればある程、強く冒頭シーンが頭をよぎっていました。
今まで読んできたラブコメ指南ものとも呼べるジャンルの作品からの乖離ですよね、この戸惑いの原因は。
紆余曲折を全て省いてしまえば、指南ものとは「ほら、あんたもこうすれば……少しはかっこいいじゃない」なんですよ。
空回りしたら失敗するけど、教えられたことをやっているうちは失敗しないんですよ、彼らは。
言わば非モテ童貞の目指す星こそが、指南ものの主人公……!!
でも、失敗した……ッ!!
しかもフラれた理由がふんわりしてる……ッ!?
最終的にはこの動揺とか全てひっくるめて「なるほど確かに!!」って頷ける結末だったのでスッキリですが、結末に至るまではビビり倒してましたね……
そんな感じの捉え方をしていたので。
ミリカや未来が「未完結ラブコメのヒロイン」であるならば、凍弥もまた「未完結ラブコメの主人公」として存在しているというような解釈も面白いのかなー、と思ったりします。
お互いに片割れを失った者同士が出会い、奇跡的に嵌れば経過観察、嵌らなければ自壊=死。
片割れ同士を処理してしまうことで、総数に対しての「余分」を口減らしできる。
《未完結処理班》とは根本的に何なのかについては追究されていなかったので、そのあたりはプリンちゃんと合わせて今後の展開に期待したいです!
……ブラックボックスでも良いですけどぉー(未練タラタラな口ぶり)
ネタバレパート、追記しました!
ひとまず以上!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以下ネタバレあり
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「好き」って
何なんだろう
というのが、読み終わって率直に抱いた感想ですね。
凍弥より10年近く、ミリカの自覚年齢から比べたら10倍以上長く生きてて、それでも尚よく分からないです。
いやなんちゅーか、「いける」「いけない」で考えていた凍弥の気持ちがすごい分かるんですよ。
勝利を確定させてから戦を仕掛ける山本勘助じゃないですけど、ある程度の勝算は見込みたいわけで。
逆に「何とも思ってなかったけど勝算はありそう」な人に出会った時、つまり相手が自分のことを気に入ってそうだぞ?って時にこちらから仕掛けるのは「好き」に入るのかどうか。
状況は一例としても、自分の感じる「好き」という気持ち、発信している「好き」という気持ちについて、もっと深く意味を考えてみるという視点は持ってて然るべきなのかなぁ……
と思ったり思わなかったり。
だから多分今これを考えている私も、七瀬には方向性の違いでフラれる。
読書メモ
14p:つらい
⇒七瀬に別れを切り出されるシーン。辛さしかない。
しかも、皆さん覚えてますか?
前作『→ぱすてるぴんく。』の冒頭シーン。
交際1周年にビデオ通話して、2人が「これからもよろしく!」ってシーンだったんですよ!
狙ってやってるのかどうかは分からないですけど、同じ交際記念日というメモリアルデイからこうも真反対な感情を引き出されるとは思わなかったです!! 106p:逆もか
⇒プリンちゃんに憑かれている凍弥と同じように、ミリカにも何かが憑いていてミッションを与えられてるのではないかとか推理した形跡。
全然そんなことはなかった。
シャワー浴びるのを切り出すかどうかでこのピンク空間を描けるの、ほんと才能だと思うんですけどいかがですか?(?)
154p:なんて?(服)
⇒言葉だけで服をイメージできたの、かろうじてミリカだけでしたね……
未来のカシュクールブラウス、凍弥のテーラードジャケットが本日の初耳学でした。
カシュクールはなんとなく調べたら分かったんですけど、テーラードまじ謎……
他のジャケットと何が違うん……
172p:偉いぞ
⇒偉い
247p:運命があったとしても変える
⇒未来ちゃんの好感度(↑▽↑)アゲアゲになったシーン!
今巻、メインヒロインはミリカなんですけど、2ndヒロインの未来ちゃんがカッチリクッキリ作品の歯車として仕事してるのが印象的です。
七瀬もですね。
陰ってない。
まとめ
失恋したくない……
というかおいプリン!
34pで「らぶえっちし放題だリン!」とか言ってたのに、告白成功してキャラの掘り下げ終わったらミリカが死ぬとかどういうことだおいプリン逃げるな待て!!!!!
以上!

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