今日のラノベ!
エビフライ!
ハンバーグ!
チキンライス!
大人向けお子様ランチ食べた時の「結局こういうの好きなんだよな~~」って感覚に近いものを味わえる1冊。
……大人向けお子様ランチ食べたこと無いですけど(おい
帝国が大艦隊を引き連れて連合の懐へ仕掛けるも、“指揮官席での謎の爆破事件”により多くの戦艦・巡洋戦艦の艦長・指揮官クラスが死亡。
各艦では臨時昇格による艦長の交代を余儀なくされ、指揮官の技量不足はそのまま絶望的な戦況へと如実に反映されていた。
巡洋戦艦カプリコンでは継承権の低い皇女でありメインヒロインであるソハイーラが臨時艦長となっていたが、それと同時にAIの不調も発生。
AI「カプリコン」の不調、その代替人格となるかのように現れたのが、主人公であり人間であった頃の記憶を持つAI・アサガヤシン
つまりですよ。
◎艦長は何故、どのような手口で殺された?(ミステリー)
◎AIは規範で機能を制限されている(「超」現代科学)
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著者: | イラスト: | レーベル: |
---|---|---|
【あらすじ】 意識を取り戻した鬨、普通の男子高校生・阿佐ヶ谷真は、なぜか異世界で帝国艦隊所属・宇宙戦艦カプリコンのAIになっていた。当の戦艦カプリコンはといえば、敵の連合艦隊に針路を完璧に包囲され僚艦もわずかという絶体絶命の大ピンチ。しかも艦長は儀礼的に乗艦していたお飾りの皇女で、彼女からの戦術的な助言は見込めそうにない。AIとなった真は「人間」でもある自分の特性を活かし、生き残るため斬新な戦術を駆使して撤退を試みる――。 「小説家になろう」発の作家が描く「まだ誰も見たことのない最強の撤退戦」がここに始まる――! |
感想:★★★★★
エビフライ!
ハンバーグ!
チキンライス!
大人向けお子様ランチ食べた時の「結局こういうの好きなんだよな~~」って感覚に近いものを味わえる1冊。
deskyzer /^o^\ラノベブロガー@nagahide324先日の『普通のリーマン〜』に続き、レジェンドノベルス創刊ラインナップが1冊である『無双航路』読了!
2019/04/08 03:14:20
大人向けお子様ランチみたいに好きなもの全部詰め込みました〜!旗が可愛いー!あ、チキンライス食べたらお皿にくまさん居る〜!!
っ… https://t.co/EetKJwW3Ng
……大人向けお子様ランチ食べたこと無いですけど(おい
あと皿に描かれてるくまさんは、デフォルメされてないガチの熊の絵なので リアルッ
人間としての自我が強いことでAI規範に縛られずに行動することができるAI・アサガヤシンが、完全包囲された状態から本国への撤退を試みる壮大なスペースファンタジー!
まず最初に、アサガヤシンが放り込まれた状況をおさらい。
主人公の属する帝国と、帝国から独立した唯一神の存在を根幹に据える連合との星系を股にかけた大戦。
人間としての自我が強いことでAI規範に縛られずに行動することができるAI・アサガヤシンが、完全包囲された状態から本国への撤退を試みる壮大なスペースファンタジー!
まず最初に、アサガヤシンが放り込まれた状況をおさらい。
主人公の属する帝国と、帝国から独立した唯一神の存在を根幹に据える連合との星系を股にかけた大戦。
帝国が大艦隊を引き連れて連合の懐へ仕掛けるも、“指揮官席での謎の爆破事件”により多くの戦艦・巡洋戦艦の艦長・指揮官クラスが死亡。
各艦では臨時昇格による艦長の交代を余儀なくされ、指揮官の技量不足はそのまま絶望的な戦況へと如実に反映されていた。
巡洋戦艦カプリコンでは継承権の低い皇女でありメインヒロインであるソハイーラが臨時艦長となっていたが、それと同時にAIの不調も発生。
AI「カプリコン」の不調、その代替人格となるかのように現れたのが、主人公であり人間であった頃の記憶を持つAI・アサガヤシン
つまりですよ。
物語が始まった時点で、
◎絶望的戦力差の撤退戦(戦記)
◎宇宙艦隊のドンパチ(F寄りのSF)
◎絶望的戦力差の撤退戦(戦記)
◎宇宙艦隊のドンパチ(F寄りのSF)
◎アサガヤシンは何故AIに?(S寄りのSF)
◎艦長は何故、どのような手口で殺された?(ミステリー)
◎AIは規範で機能を制限されている(「超」現代科学)
◎代理艦長ソハイーラの受難(ライトノベル)
……と、これだけの要素が確約されているわけです!
さらに中盤までに追加される要素として、
◎継承権・権力争い(政争)
◎AIと魂(「超」現代科学)
◎指導者の資質(戦記)
……などがありまして、濃いです!濃密です!って感じです。うんうん。
基本的に今巻では撤退戦がメインに……つまりは敵の目をいかに欺き、いかに想定外の戦略を打ち出し包囲を突破するかが最大のポイントとなります。
……何はともあれ「生きてこそ」ですからね。
危機を乗り越え対応していくなかで色々な事実に直面し、それに対してAI・アサガヤシンはどう思うのか、人であるソハイーラはどう思うのか。
存在のあり方が違っても、魂を持つ存在であるならば同様に接するべきなのか。
星系レベルの広大なフィールドを舞台にしつつ、実は焦点の当たっているポイントは脳や魂といった人間の内面にあるものっていうのが今作を読んで心を動かされる理由なのかなー、と思います。
ロマンというか何というか。
宇宙に進出し、自由に行き来することができるようになっても尚、AIの取り扱いに神経質になってるあたりが「人間」だなぁと。
今作の感想って「書きたいことがいっぱいある!!」ではなく、「色々……あったなぁ……(遠い目)」ってなるタイプだなって10日近くかけてこの記事書いてて思います。
いや、違うんですよ!
途中までは「あー……ここ好き……書く……メモ」とか、「ここあの時のアレかー!メモ」ってしてるんですけど、ラストまで読むと全部飛んじゃいます…………!
ええっ!?
そう来る???
今までは何だったというか、むしろこれからどうなる???!??
…………って。
それで落ち着くならまだしも、区切りがまぁ絶妙で最後に投下された爆弾を何も処理せず終わるんですよね!
爆弾処理班!爆弾処理班はまだか!!(左手の感覚で残り20ページ)みたいな感じで終わっていくわけですよ。
でも俯瞰してみるとしっかりスパッとそこで物語がしっかりひと段落してる。
そういう意味ではスッキリした読後感に繋がっている面があるわけで。
でも、そこでアレがこうなった(ネタバレ対策)ということはアサガヤシンとしてのスタンスもまた変わることになるわけなので、2巻読むためには前提からまた1度世界観について理解し直さなければならないわけです。
物語がひと段落しても、世界は続いているって良いですよね……
末筆になりますが、
無人在〇線爆弾大好き!!!!
以上!
以上!
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