今日のラノベ!

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何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが? 2

著者:

出井愛

イラスト:

西沢5㍉

レーベル:

MF文庫J


【あらすじ】

 クラスメイトを前にした大胆な告白の末に、晴れて『友達』となった“学校一の美少女”こと朝倉さんと、“ぼっち”の安藤くん。これ、付き合う流れじゃないの? というクラスメイトの気持ちをよそに、連絡先交換やカラオケ、クラスの演劇で距離を大きく(当事者視点)縮めていく二人。そんな交流(どう見てもイチャイチャ)を続けていた、ある日――「あたしが安藤くんの彼女になってあげるよ♪」まさかの恋敵登場で朝倉さんがピンチ――!? 怒濤の展開に今度こそ二人の関係は大きく進展する……はず? Webで悶死報告多数! すれ違いが絡まり合う新世代の学園ラブコメディ第2弾、まさかの結末に刮目せよ!!





感想:★★★★★





1巻の感想で、"「あと一歩」が残されているような感覚"と書きましたが、なるほどその一歩とはつまりLOVE BATTLEだった……!
サクッとカチッと隙間を埋めてもらった感覚です。


ほら、天井がゆっくり落ちてくる間に地面の隙間に逃げ込むゲームあるじゃないですか。
1巻は委員長が的確とはいえ肝心の朝倉さんがアレなので難易度ノーマルくらい――安藤くんも余裕の避難だったところが、2巻では桃井さん・妹ちゃんも攻勢に加わり次第に逃げ場を失って…………そんなイメージでした。


いいじゃん!!

桃井さんと朝倉さんのおっぱいに挟まれてるんだから、天井と地面の間にも挟まれちまえよ!ほら!!!


(作中店員さん並みの荒れ方)

(ここまで前書き)










ということで『何故かの』2巻!



クラスでの演劇「ぼっちとジュリエット」を成功させるべく、

まさかの主役・安藤くんと当然のヒロイン・朝倉さんが四苦八苦し、

委員長役の委員長が委員長し、

ナレーターの桃井さんが……裏方として奔走し、

妹ちゃんがふわふわり、ふわふわる。


そして皆で、








山田ァアアアアアアアアアアア!!!!







……と叫ぶ物語。

彼の鶏のようなぶっ飛び方好きです……w









今回の見どころは、もうなんと言っても「演劇と現実のリンク」でしょう!!



朝倉さんたちが今回演じた演劇「ぼっちとジュリエット」は、クラスでシナリオを公募した中で安藤くん自ら書き上げたもの。
まさに安藤くんと朝倉さんそのもののような役回りに、「これは流石に安易すぎでは……」と思っていた時期が私にもありました(白状)




違ったんですよ……
「そのもの」であることに意味があったんですよ……!


そういう見せ方してくるか!!と気付いて唸るタイプの仕掛けでした。
素晴らしかったです!!
(この点、詳細はネタバレパートで













「あと一歩とはLOVE BATTLEだった」と前書きで記しましたが、これは幾つかの意味を込めてになります。



1つは朝倉さんと安藤くんが自身の心へ向き合うという意味。

お互いにお互いの立場を慮り、そして安藤くんは加えて自己評価の低さも加わり中々気持ちに素直になることができない――それが『何故かの』の根底にあるトゲだと思います。
そのトゲを抜くこと……だけでなく、「その先」までしっかり考えているからこそ2人は自分の気持ちと戦っているのかなと。




もう1つはズバリそのもの安藤くんを巡っての女性陣のやり取りという意味で。

……とはいえ2巻の段階では本格的な戦いは起きていn……胸囲の格差社会是正運動くらいしか起きてないですが。スカ-ン
これから起こるかも?を察せるだけの反応が見れただけでも、一歩を埋めるには十分です。

2巻の段階では家族愛との間で揺れる妹ちゃんが、何気に一番戦ってたのかもしれません。









妹ちゃんの挿絵可愛かったですね!!


(・ω<) テヘペロシスタ-
  













1話が短く、パロも面白く、軽快で読みやすい。
そしてそこに1冊通してのストーリー、シリーズ通しての物語性もハッキリ見えてきました!
1巻よりも確実に面白くなっていたと思います!


色んな意味で楽しい読書でした!
夏発売予定の水着回3巻も楽しみです!



ひとまず以上!










〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜










今宵も安定のネタバレパート
  ↓ ↓ ↓ ↓















〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜














『ぼっちとジュリエット』第二幕はじまっちゃうぅぅぅぅぅぅ〜〜〜!!!








いやもう読んだ方はきっと分かってらっしゃると思うんですが、改めてしっかり口にさせてください!!




劇の配役は安藤くんに指名されての「ナレーター」で、朝倉さんと安藤くんの恋路を「サポート」する立ち回りをしていた桃井さん。


そんな彼女が「(ナレーターのままとはいえ)アドリブで」朝倉さんの思い描く劇のハッピーエンドを完成させ、無自覚な安藤くんに後押しされ朝倉さんとの恋のバトルの「舞台にあがる」……









エモォォォォォォい!

(声の出演:井戸田さん)









読み終わった瞬間は「桃井さんやっぱり参戦かー」くらいにしか思ってなかったんですけどね!
舞台にあがることを決意した彼女の配役がナレーターだったことに思考が辿り着いた瞬間鳥肌でした……


何よ……
幕が降りてからスポットライト当てるとか、何よ……
カーテンコールだと思ったら第二幕序章とか天才ですかよ……





いいですぞー……!







何が良いって、道中でそういう素振りを見せているのに「まさか本気にはしないだろうな」っていうキャラしてる桃井さんがまた良いんですよ……!


朝倉さんは、(自覚してるかと素直かどうかは別として)最初から安藤くんにほぼ惚れてますし、チョロくて薄くてどこか抜けてる特別天然記念物美少女なので、安藤くんが放り込む甘い言葉にも入れ食い!って感じですが、


一方の桃井さんは、親友である朝倉さんの恋路を応援する為に安藤くんに近づいて、クラスの空気をコントロールして大きくて完全無欠な血統書付き美少女なので、安藤くんが放り込む無自覚な甘い言葉にも自制心働かせて「待て」が出来る子なイメージじゃないですか。



それがまさか陥落するとは……
チャオチュール安藤、流石ですね……









あるいは彼こそがハーレムを作る未来の魔王なのでは?
(ここで扉絵のジオウネタを拾っていく)



以上!

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