今日のラノベ!


トモハメ2


トモハメ
友情音痴でぼっちな僕が、
クラスで一番人気な彼女に懐かれたワケ

著者:
懺悔

イラスト:
ポチョムキン

レーベル:
DIVERSE NOVEL


【あらすじ】

 土屋巧(つちや たくみ)は空気でぼっちの無愛想な一生徒。
 そんな彼にも「ツッチー」と気さくに笑顔で話し掛けてくるちょいギャル美少女・鈴音真理(すずね まり)。二人は些細なきっかけから親友同士になった。幼少時のほろ苦い記憶から他人に興味が持てずにいた土屋だが、ただ一人だけ心を動かされる人がいる。それは行きつけの書店で働く『三つ葉ちゃん』。
 本名も知らない彼女に何も出来ない状況を鈴音に相談すると、ハイスペックな彼氏持ちの恋愛強者な彼女から告白の練習を勧められる。しかし練習するも中々自信が付かない土屋。そこで鈴音は『恋人になった後』のイメージを持たせて奮起させようと、より親密な特訓を提案する――。
 話題の著者・懺悔による『トモハメ』ワールド新作完全書き下ろし!



感想:★★★★★


おまけがおまけしてないんですよっ!!!

(前のめりでむっちゃ目ぇ輝かせながら)







 



大人気! 爽やか友達ックス小説第2弾!


あとがきで懺悔先生が述べられていたのがとても分かりやすいです。
『トモハメ』1巻がサイダーのような爽快感だとしたら、2巻はホットミルクティーのような安らぎの作品。





メイン登場人物は2人。

「友情音痴でぼっちな僕」こと主人公・ツッチーと、「クラスで一番人気な彼女」ことヒロインの鈴。


鈴は完璧なスペックの彼氏と完全無欠の幸せラブラブ生活の経験も加味しながら、ツッチーの恋を応援していきます。
お相手は、行きつけの本屋さんのカウンターにいつも居る女の子。エプロンに付いた刺繍から通称・三つ葉ちゃん。
連絡先どころかちょっとした会話すらできないほど純真なツッチーの恋、もう拗らせていると言っても良いでしょう……!(笑)



でもそんな彼を、鈴は笑いません。



それは自分の経験があったからかもしれないですし、「好き」の形が様々だとツッチーとの関係から学んでいるからかもしれません。
いずれにせよ、全く相容れないように見える2人は深く深く繋がりあい「友達」として進化していきながら、「好き」の表現の仕方を一緒に考えていくんです。

鈴の、そんな友達に対する親愛の表現方法が素晴らしい!!ということです。はい。



でも一方で、(これは本編では深くは描かれていない部分ですが)鈴もまたツッチーに励まされている面があると思うんです
年上の彼とは既に付き合い始めて長い為に最初の頃のような緊張は薄れてきているものの、未だ同年代でないことから生まれる微妙な壁があるんだと思います。
壁というか、「好きの示し方」に関する感性の違いみたいな。


そこをツッチーと確かめ合うことで、「これで良いんだ」と自信を持つこと、「これは友達、これは恋人」と明確な区別を付けることができるようになってるんじゃないかな、って。



品行方正で頭脳明晰とはいえ、どこまで行っても高校生ですから。不安に思うことの1つや2つあるでしょう。
かといってカーストや仲間内でのキャラ付けを踏まえれば、何でもかんでもクラスメイトに相談するようなことはできないでしょう。


だから、鈴にとってもツッチーは貴重な存在なんです。
もちろん本文中で描かれていた「異性としてではなく人として見てくれる」みたいな点も含めて。







そう、つまり今巻は、






それぞれの恋路を励まし合うための友達ックス






っていうことです。










だがしかし、ちょっと待ってくれ。






実用性は実用性で凄いんです!




というか、これだけ心にスポット当てた話を濃密にやってるのにほぼずっとヤってるの、紙幅の偽装工作疑惑がありますからね??(※偽装は無いです)


身体で繋がり心も繋がり、そして男は強さを得る……
痺れます……ッ


ある意味ここらは前作を超えていると言っても過言では無いでしょう……
あとパイ〇リ好きは無条件で読むべき
カラー口絵で1度タヒに、本文で2度タヒぬ。




そして、ね。
前作では(私には)ついぞ得ることのできなかった「友達ックスからの性的興奮の別離の感覚」が、今巻ラストのおまけパートで得られたんです……!!

ここまで前のめりに書きなぐってる燃料、ほぼここから湧いてきてます(笑)



本編で経てきたツッチーと鈴の会話、練習、そして励ましックスが決集したかのような。
否、決集したあのHシーンには涙ですし、その後の鈴の僅かだけど大きな心境の変化にはちょっとした苦味も感じ……。


そこまでやや実用性に傾いていたバランスを、一気に「書を読む」の方向に傾け直してくれるような。
胸がおっぱい、もとい、いっぱいになります……
なるほどミルクティー。



なんで「早く寝なきゃ……」って急いでるのに下ネタぶちかましてるんでしょうね。私は。(発売日当日/午前4時前)











同じ題材でここまで読後感が変わるとは思いませんでした。

ただ正直に言えば、中盤くらいまでは読んでいる間のちょっとした表現にはややマンネリを感じた部分があります。
キスの境界線だったり、「今の「好き」はもちろん恋人としての好きではなく友達としての……」って注釈だったり。


キスに関してはふふふはふははははははは(壊)って感じで、通しで見るとしっかり前作との違いは出ているんですが序盤はですね、しょうがないんですけどね。

注釈も性質上しょうがないというか、友達ックス慣れしてるせいで流したくなってしまうのかもしれません。

そんな慣れはいらないんだよなぁ!!








予習記事で触れていた「指輪」というキーは、前作以上のラブラブっぷりの示唆……というところでしょうか。
本文にも指輪に触れる描写がありまして、そかの背徳感はふふふはは(壊)
シーン的には、この表紙はラブホにツッチーを引っ張っていくところかな??










昨日2月27日には『トモハメ3』の発売が2019年5月に控えていることも発表され、ますます勢いにのる『トモハメ』ワールド!


勢いしかない感想になりましたが、ここまでお付き合いいただいた諸兄・諸姉方には是非とも今作品を手に取っていただきたいです……!

1巻を読んでいると「ふふふ」ってなるシーンが少しだけありますが、あとがきで補足があったので2巻から読んでもノープロブレムです!!
むしろその「ふふふ」を読んでから1巻行くのも面白いかもしれない……





最高でした!!!









以上!






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