今日のラノベ!
VS"偽大公"ワーテイス編、終了。
1巻でのジノ、ヘネシーの成長を描いているとするならば、2巻はターシャの成長こそがもっとも魅力的なポイントだったのかもしれません。
◎父の喪失、爵位の格上げ、領主就任などの経験を経て、戦場での武威は元々十分に持っていた彼女が、滅ぶか滅ぼすかのこの一大局面において精神的に強く逞しくなったこと。
◎ジノを、ヒトという種族に対して心の底から尊敬の眼差しを向けられるようになったこと。
そのどれもが今回の決戦には欠かせるものではなくて、故に最も魅力的に映りました。
いわゆるMVP。
クライマックスは「叙事詩」の副題に違わぬ美しさがありました!!
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著者: 上総朋大 | イラスト: 細居美恵子 | レーベル: 富士見ファンタジア文庫 |
|---|---|---|
【あらすじ】 大公暗殺から始まったストーリア公国の混乱と戦争。矮小と思われていたヒトの軍師・ジノは痛みを伴いながら勝利をもぎ取り、最少勢力から快進撃を重ねていた。しかし、その進軍を叩き潰すべく、ワーテイスは最大の要塞兵器『浮遊城』を起動。圧倒的な敵戦力に怯む味方軍。それでも、辺境姫・ヘネシーは折れることなく、自ら剣を抜き、戦場を駆け巡る。その姿が辺境軍に力を与え、ジノは大きな覚悟を決めた。「オレがヒトであること。それが、あの城を沈める最大の鍵だ」国を治めることを目指すヘネシーと、ヒトの解放を目指すジノ。それぞれの夢のため、天才軍師は逆転の采配を振るう! | ||
感想:★★★★★
deskyzer@ラノベブロガー@nagahide324
読了!!
2019/01/29 07:27:16
素晴らしかった!!
終わってみて初めて理由が分かるピタゴラスイッチのような、緻密に計算されつくされた軍略、政略にゾクゾクする。そしてこれらが更に巨大なピタゴラスイッチの一部でしかないようで……。最後の最後、旗が上がるまでしっかり見届けたいシリーズですね。
VS"偽大公"ワーテイス編、終了。
1巻でのジノ、ヘネシーの成長を描いているとするならば、2巻はターシャの成長こそがもっとも魅力的なポイントだったのかもしれません。
◎父の喪失、爵位の格上げ、領主就任などの経験を経て、戦場での武威は元々十分に持っていた彼女が、滅ぶか滅ぼすかのこの一大局面において精神的に強く逞しくなったこと。
◎アリューゼという、似た境遇の友を得られたこと。
◎ジノを、ヒトという種族に対して心の底から尊敬の眼差しを向けられるようになったこと。
そのどれもが今回の決戦には欠かせるものではなくて、故に最も魅力的に映りました。
いわゆるMVP。
読者から見てこういう風に映っているということは、民衆から見てもそういう風に映っていることの何よりの証左であり…………つまりはジノの掌の上ということですね! やはり天才……!
そんなジノに匹敵する才覚の持ち主が続々と現れたことで、高次元の読み合い・会話が展開されていたのも2巻から出てきた良さだと思います!
読書途中ツイートにも記したように、1つの盤面で何人もが組んで将棋を指そうとしているような、超人的な(ヴァンパイアだけに。)状況がずっと続くんです。
面白くないわけがない。
情景も相まって洋画みたいな感じの。
油絵とかでも見てみたいな、あの景色……
取り急ぎ。
取り急ぎ。
以上!


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