どもー!
デスカイザーです!



本日は……、






「デスカイザーのラノベ日誌」累計訪問者数10万名様突破記念の企画!
田丸しんしさんからいただいたリクエストに応えて、『青春失格男と、ビタースイートキャット』の再読prpr記事です!

(1ヶ月も経ってしまい申し訳ないです!)
(このラノには間に合わせました!)






ということで、今日のラノベ!

青春失格男と、ビタースイートキャット。



青春失格男と、ビタースイートキャット

著者:
長友一馬

イラスト:
いけや

レーベル:
富士見ファンタジア文庫


【あらすじ】

 高校に入学した日。野田進は桜の木から落ちてきた清楚系女子、宮村花恋と運命的な出会いをし、誰もが羨む高校生活を手に入れる。だが進は、そんな普通の幸せに満足できなかった。
「あなたは、青春不感症なんです」
 そこに、エキセントリックな孤高の天才児、西條理々が現れる。彼女の言葉で、進の日常は甘くきれいに溶け出した。
「私の足を舐めろ、です。大人の味を教えてあげます」
 友人も、家族も断ち切って、世間から孤立する。進と理々だけの秘密の共犯関係――“楽園追放計画”が始まった。
 目を背け、逃げ続ける。ふたりだけの幸せを信じて。





初回感想はこちらから






ふぇちふぇちした観点……
性癖全開マックスファイヤーなテンション……



これ楽園追放計画prprの疑似体験じゃないですか?
自分で気づいていなかった性癖に気づかされ、滑り落ちていくという意味で。

…………。
お願いですからブロックはしないで……








まずですね、表紙ですよ表紙!



口元のほくろとか、崩された足に視線が行ってしまう気持ちはよーく分かります!
分かりますよー?
でも、どっちを見たら良いのか悩んじゃったりしますね?
するんですよー?

でも何も難しいことはありません。
その彷徨う視線を真ん中に持っていけば……







   おへそ!!






あー、いけませんよお客様!
そんな可愛いおへそが「こんにちは」してしまって、あー困りますお客様!







ぱんつ隠してへそ隠さず















さっさと本編の感想書きやがれ、です





初手prpr ⇒ お姫様抱っこ
     ⇒ おっぱいラブレター
     ⇒『おいお前、勝手に青春、してんなよ(字余り)』
     ⇒  prpr THE 1st


開幕からここまで60数ページ、一気に読んでしまいますね……!




ぶっちゃけですね。
初手prprにはドン引きでしたし、今回書くにあたって再読しましたがやっぱりドン引きですよ。
意味がわからないですもん。

が、prpr THE 1st にはゾクゾクする何かを感じてしまいます。
つまりこの間でびっちゃりと物語に浸ってしまっているわけですよね。
このあたりじっくり読み込んで紐解いてみました。




初手prprからお姫様抱っこへの「プラスの落差」は安堵であり、餌。


そっちの水は苦いよ~、こっちの水は甘いよ~prprが待っているけど、とりあえず王道を楽しんでいってよ」っていう甘美な声。


水といえば、177pではシンが、



どっちの水が甘いかなんて、おれたちが決める。
その結果、やはり苦い水を飲んだとしても、自己責任だ。
(本文177pより)




と心中を語っていてひどく共感したものですが、この共感はここまで読んできたという直近の体験があるからかもしれません。
つまりは、

「この先に苦い水が待っていたとしても、この甘い水は飲みたい。
 苦い水も、味わえば旨みがあり、美味である」


という、ここまで読んできたことの自己正当化であり、背徳感への弁明であり、これから読み進めることへの言い訳。
これらを引っ括めたのがあの共感だったのだと思います。





で、私が理々ちゃんに堕ちたシーンはどこかというと、prpr ではありません。
その直前、木陰から射抜くような目つきで告白シーンを睨みつけるシーンです!
挿絵もありますね!!


だってここまで理々とシンの会話ゼロですよ?
自己紹介の後の視線以外に絡みが無かったのに、急に出てきて超絶不機嫌そうに板チョコ齧りながら登場とか好きになるに決まってるじゃないですか??

え、ならない??なれよ(威圧)



なりましたね?




そんなタイミングで始まる、初めてのprpr
君とprpr
I will gi……これ以上はやめておこう。

どうでもいいですけど「はじめてのチュウ」のあの独特な歌声って、あんしんパパがめちゃくちゃゆっくり歌って録音したものを早回しにすることで出しているって知ってました?






ここのprprの最大のポイントって、衆人環視の下で行われていることなんですよね。
他のprprは「見られるか見られないかの瀬戸際」という興奮があっていとをかしなんですが、ここは違います。
見られています。
ガッツリ見られています。
うわぁ……案件です。


最初のprpr以降、シンは次のprprを求めるようになります。
prprしてもし足りない身体になっているように見えます。
一周目を読んだときは腋を渇望していたこともあったので足以外の部位をprprしたいという方向の欲望だと思っていましたが、「見られたい」という欲望の不完全燃焼こそがprprの原動力なのでしょう。


そう、あまりにもprprを当たり前のこととして受け入れてしまっているので本質的な部分をつい忘れがちになってしまいますが。
prprが目的なのではなく、prprを見られることによって周りの世界から隔絶されることこそが目的なんですよね。
でも見てもらえない。
すんでのところで回避する。
冷や汗が出て、心臓が跳ねて……隔絶されない。
だから、シンは今日もprprする。







そして、私はシンが誰かにprprを見られるシーンを読みたくてノンストップで読んでしまう、と。







理々とシンの楽園追放計画が始まる第2章以降、ノンストップで読むと本当にズブズブで気持ちが良いです……!
(午前3時半から午前5時まで身動ぎひとつしなかった人←)





理々とシン、ふたりの中で世界は熟成されていくのが快感で。

熟成されればされるほど、積極的な善意の縄がふたりを徐々に縛り上げていくことに悲壮感を覚え。

本当に大事な人を切り捨てることができない優しさと中途半端さに胸が締め付けられ。



宮村さんを贄として捧げたことにビクンビクンする。







いやー。
実は私がこの本で一番興奮したシーン、prprじゃないんですよね。


宮村さんには、事前になんの連絡もしていなかったが、話を合わせてくれた
本文282pより



この一文でビクンビクンで、その後告白に対して全てを悟りながらも満面の笑みを咲かせるシーンでさらにビクンビクンでした!
おっぱいラブレターのあたりから(つまりはほぼ最初から)ヤバさを滲ませていましたが、あの満面の笑みは本当にヤバいです!
目が笑ってないとか理々への殺意が漏れているとかそういう危ない思想を1ミリも浮かべていないあたりが最高に興奮します!!



再読で発見しましたが、理々よりも宮村さんのほうが好きかもしれません……!
これだけのことをされてヘラってないメンヘラっぷりが愛おしすぎます……!!


はー 好き 





まとめ





リクエストをいただいた段階では、それぞれのprprについて語ることになるのかなぁと漠然と計画していましたが、いざ書いてみようとするとなかなか難しいんです。

何故なのか?

それはつまりは、prprそのものの魅力はさることながら、その裏に秘められた目的や関係の歪さにこそ興奮するのではないか。




そう考えて書き始めたら、こんな感じの感想になりました!
宮村さん大好き!!




(あー!逃避行中に理々とシンが浦島太郎伝説の島に行ったのって、二人がしがらみに塗れた現し世を離れて楽園という隔り世に身を寄せていることを表現しているんですね!!
夫婦木には近寄らなかったのは、現し世でない場で縁結びをしてしまえば強制力が余計に働いてしまいそうだと理々が直感したから?
あるいはそれが竜宮城の踊りや料理のように儚いものだと思っているから?
現し世に戻って開けた玉手箱は、白く無機質で消毒の匂いがする病院という名の白い箱ですね)



締めようと思ってから電撃的に思いついてしまった浦島太郎の供養。








改めまして累計訪問者数10万名様突破という1つの大きな区切りを迎えることができたことに、最大級の喜びと感謝を。
一見さんも常連さんも、ご覧いただきありがとうございます!


文字数が文字数なので流石に毎日更新することは難しいですが、これからも「思ったことを、そのままに!」という基本理念は忘れず、作品への愛情マシマシで感想をお届けしていきたいと思っております!

ので!!
これからもよろしくお願い致します!





以上!




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