にゃんにゃんにゃーん (。☌ ᴗ ☌。)

スモモちゃんだと思った?
残念、デスカイザーです!


今日は『→ぱすてるぴんく』のプチ聖地巡礼してきました!
もうちょっと回ってみたい場所はありましたが、実在するのか微妙な場所を特定するために歩き回るには今日は暑すぎました……
後々「雑記ブログ」のほうでまとめます~

※7/1追記
聖地巡礼についてまとめましたー!
興味がある方は以下のリンクからどうぞ!

ラノベ聖地巡礼NO.1『→ぱすてるぴんく。』
(デスカイザーの雑記ブログ)







では、そんな本日は当然この作品。
今日のラノベ!



→ぱすてるぴんく 2


ぱすてるぴんく。2

著者:
悠寐ナギ

イラスト:
和錆

レーベル:
講談社ラノベ文庫


【あらすじ】

スモモが引っ越してきたことから始まった“炎上”事件もどうにか収束を迎え、緋色とスモモは穏やかな日常を送り始める。スモモの家でお泊まり会を開いたりと二人のイチャイチャも加速しつつある連休前、緋色のクラスでは遠足に向けた班決めが行われるが―!?―渚と同じ班…だと?成り行きで緋色は渚たちのグループに加えられてしまい、遠足は波乱の展開に。そこで聞かされる、渚の想い。そしてスモモが願う、自分たちの“恋人”としての在り方とは―!?元カノと今カノの想いが混じり合ったその時、再び物語は動き出す。中高生に“刺さる”と話題を呼んだネットネイティブ世代の青春を描く新感覚ラブコメ、再始動の第2巻!




感想:★★★★★




壊れたスマホから始まる、過去の恋の決着。





大人気最先端型新感覚ラブコメ第2弾ということで、先述の通り発売日に合わせて聖地巡礼を敢行するくらいには楽しみにしていました!!
ひとまずその期待が悪い方向に裏切られることはなかったので一安心。
(ここまで盛り上げておいての★3とか洒落にならない)


メインヒロインを差し置いての渚回!!!
……というほどスモモが置いていかれるわけではありませんが、やっぱり最後に持っていくのは渚。
1巻で「空中分解した初恋」をお互いに認め合った2人が、「初恋を終わらせる」ためにどう動くか、というのが1つのメインストーリーでした。
永遠のサブヒロイン・渚の生き様がここにあります……!!

当然メインヒロイン・スモモとのデートや、小悪魔フレンド・檸檬ちゃんのメイドさんスタイルなど、どのヒロインもスポットライトが(表にも裏にも)うまいこと当たり続けていて、そこは1巻以上に良かったと思います!
誰も空気ヒロインにならなかったよ……すごい……
強いて言うならスモモの妹が空気。





和錆先生のイラストは、今回も最高に素晴らしかったです!!
唇がセクシーですよね……!
色合いとかスタイルとかも魅力的ですが、イラストのどこに目が行くかと言われたら唇なんですよ。
すももがあどけないのに大人びて見えたり。
超然とした雰囲気を纏いそうな渚が女子高生のラインに戻ってきたり。

そんなフェチ今まで全く持っていなかったはずなんですが……不思議です。







今回も「写真のクラウド保存」「スマホが無いと連絡が取れない」「戦略的なSNS」など現代の若者が共感できるようなネタと、「デート先で友達とエンカウント」「ぼっちに辛い遠足の班分け」などラノベの鉄板ネタを融合させていくスタイルが読んでいて楽しかったです。


そう、遠足。作中では懇親会という名称でしたが。
1年のスモモと檸檬ちゃんは高尾山へ、2年の緋色と渚は鎌倉へそれぞれ向かいます。
ねー。
普通に学校生活謳歌できていれば楽しいイベントなんですけどねー。






……中学の遠足が鎌倉だったんですよね。私。
いじられ男子三人衆+強気な女子2人の5人でグループ組んでいて、お世辞にも楽しいと言える遠足では無かったなぁってことを思い出しました。
お手洗い行って戻ったら居なくて、誰の連絡先も知らなかった為に小町通りを半泣きで右往左往したり。
お土産の鳩サブレがバッキバキに割れてたり。
そもそもずっと気まずい空気だったり。


緋色くんが悲しい思い出を作ることにならなくて良かったです……
危うくザキさん(柿崎さん)を好きになってしまうところでしたよ……



1巻に続いて2巻でも抉られるとは思いませんでした……やるな、悠寐ナギ先生……コフッ
恋愛に関しては相手も居ることですし渚の叫びを読んで理解した上で「黒歴史」として処理するようなことはしないですが、今回のに関してはガチの黒歴史と読んで差し支えないやつなので困ります。



「あたしとの思い出を黒歴史だなんt「お前は誰じゃアレは黒歴史じゃ!!!!」」

ってやつです。







私の黒歴史の話はここまでにして、「等身大」と「顔」をキーワードにしてネタバレしない程度に踏み込んでいきましょう。



「等身大」と言うと、本心をありのままに~とか、偽りのない姿で~、とかをイメージすることが多いと思います。
少なくとも私はそうで、多分緋色くんもそうなんですよ。
それ自体間違っているわけではありませんが、それが満点回答かというとそうではなく。

「等身大」が1つに収束しなくても良い、というのが緋色くんの見落としていた部分。

それを表現するのに一番良い言葉が「顔」かなぁ、と。




例えば渚なら、

・ザキさん、南雲と3人で居る時の「顔」
・後輩の檸檬ちゃんを前にした先輩としての「顔」
・緋色を前にした時の素「顔」




と、それぞれ微妙に異なる「顔」でそれぞれコミュニケーションを取っていますが、そのどれもが「等身大」の彼女であることに間違いはありません。
檸檬ちゃんもその辺りうまいですよね。
普段マイペースそうなザキさんでさえ、SNS上では「顔」を使い分けていました。


必要な時に適切な「顔」を使い分ける。
その使い分けも含めて「等身大」である。


スモモと平等であろうとすることと、渚と程よい距離感で接すること。
それを同時に行うことの難しさに翻弄されるのが今巻の緋色くんでした。
言ってしまえば1巻の本質もこの「顔」の在り方に帰結するので、実は同じようなところでグルグル回っている緋色犬だったりします。






「緋色くんが犬って可愛いですね!」
すももさん、カットインやめてください。誤字です。







1巻と同じような展開、されど青春ってそういうものだと思います。
特に人間関係について、一回学んだから「はい、次から完璧に直せます!」なんて無理です。
少しずつ、まわりの助けを借りながら、矢印の行き先を少しずつ調節していくんです。
それが青春。それで青春。
振り返りたくない記憶で成長し、振り返りたくない記憶になるかもしれない出来事を積み重ねていくことが青春。





緋色の矢印の向かう先がすももで終わると書いて『→ぱすてるぴんく。』
本当によくできたタイトルですよ……





読書メモ




105:マジ卍
⇒寺だけにね!
……いや八幡宮は神社枠だな!!!



116p:壊れたスマホ
⇒緋色のスマホで渚のアカウントにログインして連絡を取れたのでは……?
いやいや、緋色が気づかなくても渚がそれに気付かなかったとは思えないですから、これは渚らしさの出るシーンということで。



174p:木製の電卓
⇒何ですかそれ欲しいんですけど……
これは聖地巡礼ついでに買えというお導き……?



183p:アンジ……

⇒このカフェ実在するんでしょうか……
西船橋は軽く駅周り一周しただけなので写真とか残してないんですよね……
今度また行ってみます。



210p:ふらふら
⇒なるほど。
これが後のスモモの状態のフラグでしたか!



228p:駅まで10分
⇒うーん……フラワーロードのオ○ジン弁当あたりを右折するのかな……
2巻のほうが特定の手がかり多かったのが今回の聖地巡礼最大の誤算なんですよ……
小岩のあたり歩き回っていた時、まだ2巻の60pくらいしか読んでいなかったので「商店街を抜けて」「自宅から見て駅とは違う方向に中学がある」「公衆トイレとブランコとツツジのある公園」「中学までチャリ通&川沿い?」とかくらいしか手がかり無かったんですよね。






まとめ




なーんかまた気がついたら長い感想になってますねー……
あっちこっちに書き留めたい感想が落ちたので、それを掬い上げていったらこうなってしまいました。

3巻も読みたいですよー!!
檸檬ちゃんについてもっと深く掘り下げた話になりそうな予感がビンビンしますからっ!



最初は「フォロワーさんが受賞してる!読まなきゃ!」から気にしていた作品だったんですが、いつの間にかというか恐ろしいスピードで人生に食い込んでくる作品になってしまっています。

でも、しょうがないですよね。
男の理想を凝縮して生まれたような後輩系彼女と、男の理想を凝縮して生まれたような美女元カノと、男の理想を凝縮して生まれたような後輩小悪魔萌え袖っ子ですよ?
こんなバカ正直に「私はこういうヒロインが好きです」って宣言されたら「私も大好きです」って返礼するしか無いじゃないですか?

ストーリーは見覚えのあることないことズバズバ抉ってくるから心にも深い傷を残していって、記憶に残る可愛いヒロインがいて。

面白い面白くないとかの前に、こんな理想の集大成を忘れろというほうが無理ですよ!
全くもう!!全くもう!!!!




はい!以上!!!





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