今日のラノベ!

新約とある魔術の禁書目録 20

新約 とある魔術の禁書目録

著者:
鎌池和馬

イラスト:
はいむらきよたか

レーベル:
電撃文庫


【あらすじ】

 自らの根城・学園都市を躊躇なく捨てたアレイスターは魔術大国イギリスへの総攻撃を開始する。一見非道な作戦には、しかし何故か上条やインデックス、一方通行、浜面や滝壺の姿も見え―。
 大天使エイワスの力をも凌駕する大悪魔コロンゾンの封印は遠からず解かれる。その前にロンドンでヤツの弱点を掴まなければならないのだが、大悪魔が憑依していたローラが率いていたイギリス清教にとっては、それは科学サイドからの侵攻としか見えない。誰も望まない決戦に、上条は挑んでいた。そんな熾烈な状況下で、彼の窮地を救ったのは、まさかの管理人系ほんわか天然お姉さん、オルソラで???




感想:★★★★☆




【悲報】五和、まだ出ない










アレイスターの「あったかもしれない可能性」の成れの果て、クロウリーズ・ハザードがイギリス及び関係53カ国を一斉に襲撃する混乱に乗じ、イギリスはロンドンを目指すアレイスターと愉快な仲間たち。
一方通行と浜面が本格的に魔術側に足を踏み入れる巻であり、イギリス側の懐かしい面々が続々と登場する原作ファン大歓喜の巻であり、オルソラファン大歓喜の巻であり、五和ファンはクロウリーズ・ハザードに飲み込まれる巻でもあります。



いや、本当に色々と『とある魔術の禁書目録』の懐かしキャラが登場しまくっているのですよ。


対クロウリーズ・ハザード防衛ラインとして展開されていた部隊っていうのが、イギリス清教の外様部隊と騎士派の方々だったわけですよ。
イギリス清教の外様部隊って、要するにアニェーゼ部隊天草式十字凄教のことでして。
アニェーゼ部隊は、アニェーゼ、ルチアとアンジェレネ、更に新しいネームドキャラとしてアガターさんですとかバリバリお喋りになられているのですよ。


物語のキーとなる「神威混淆ディバインミクスチャ」の輸送を担う「運び屋」として登場したのは、「黄金の夜明け」のレイヴィニア・バードウェイ、かつて上条と共にロシアの地を彷徨っていたけどぶっちゃけ設定とか忘れてる系魔術師・レッサー、そして「ビチャビチャお姉さん」こと大覇星祭編の敵キャラで今は改心?してイギリスで魔術に関わるお仕事(オブラート)をしているオリアナ・トムソン

アレイスターの囮作戦の餌にされイギリス側に捕縛された上条をロンドンは処刑塔で待ち受けていたのは、拷問担当ステイル・マグヌスと、お手伝いに来ていたシスター、今巻最重要人物たるオルソラ・アクィナス!


アレイスターに正面切って戦いを挑むのは、我らがプリエステス神裂火織と、イギリス王室編で登場した騎士団長

最後の最後に御坂に電話を掛けていたのは『SS』で登場していた御坂父!



ここまでのお膳立てが整っていて、天草式十字凄教の名もアニェーゼ部隊の描写と共に幾度も出てくるのに、そこに属するメインヒロインの名は出てこない……!!
何故だッッッ!!!!どうしてこんな酷いことをッッ!!!!







『禁書目録』の世界で最も平和を望み、非暴力によりそれを成し遂げようとしていた唯一の登場人物・オルソラ。
今回のボスキャラ。

今回はイギリス側の登場キャラが本来の行動様式を塗りつぶされているのが特徴的でしたが、その象徴的な存在がまさに彼女ですね。
もっとも上条さんが指摘するまで、「オルソラが非力を嘆き、力を求める」という一連の描写に違和感を持てなかったんですがね……
神裂のねーちんが「らしくない」戦いをしているのには気づけたのに……キャラへの関心の差?






それにしても何が起こっているのか分からなくなってきました……
まず、アレイスターという『禁書目録』ワールドのもっとも根元に近い人物の一人のエピソードなので登場キャラの数が尋常じゃないです。
レッサーとか本気で設定思い出せないですし(あとで調べます)、新約序盤に出てきたマリアン・スリンゲナイヤーとかもパッと本文中に出てくると誰だお前状態に陥ります。
一種の状態異常ですよね、キャラが分からなくなるって。

そしてキャラが多ければ、仕掛けがシンプルでも複雑さを究めます。
というか仕掛けが複雑さを増しています。
今回は「認識の歪み」を基本とした仕掛けが展開されていますが、ぶっちゃけ何が起こっているのか半分くらいしか理解しないまま読み進めているような気がします。
上条さんが強調中黒まで付けて喋っているのに「???」ですからね、その後のテンションがまぁ合わない。

でもこれからも食らいついて行かなければ……。









469p、最弱と最強による宣戦布告。
痺れました!
どういう理屈で何と戦っているのかよく分からなくなりつつありますが、次もまたイギリス編。
天草式壊滅が誤報であること、クロウリーズ・ハザードにより死者が出ていないという発言を信じて次巻を待ちます……






以上!



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