今日のラノベ!
自己評価、海抜マイナス30メートル
自己評価が何故か途轍もなく低い天才魔術師・ワイスが、周りを赤面させまくったり、忍び寄る敵の手から王女・アメリア様を守ったりするお話。
ワイスを周りから見た時の評価は、こんな感じです。
これが学院在学中の評価で、このシーンの3~4年後がこの物語の舞台ですから順当に行けば能力面では更に成長していると見て良いでしょう。
……にも関わらず、ワイスの自己評価はとても低いというのが今作最大のポイントです!
綺麗すぎて近寄りがたいのを、怖い顔だからと勘違いしたり。
その甘いマスクから放たれる騎士然とした言葉の破壊力を自覚していなかったり。
生徒会長になったのは侯爵家という家柄のおかげだと信じて疑わなかったり。
序盤はワイスをただのニートだと思って読んでいたので、周りの反応から「……あれ?コイツもしかして物凄く優秀……?」と本当のワイスを探っていく過程が面白かったですし、「そこまで来るといっそ清々しいな!」と思っちゃうようなシーンも度々あり、それに振り回される周りの反応が少しずつそれに慣れていくのも面白かったです。
語彙が面白かったに侵食されていますが、面白かったです。
全く慣れずに赤面し続けるアメリア様もいますが、可愛いのでOKです!!
むしろそのままでお願いしますm(_)m
最初の最初、冒頭3~7pのプロローグで少し苦戦しました。
というのも主要人物ほぼ全員となる10人の名前、爵位、立場などがこの数ページに凝縮されているのです!
読了後の今読み返してもちょっと頭が追いつかないです……(笑)
ただ、逆に言えばこの数ページを読み込んで理解することで世界観にダイブすることができるということでもあり、実際そのおかげで本編を楽しく読むことができたと思います。
もしこれから読むという方がいらっしゃれば、プロローグでめげないでほしいです!
そんなところで読書メモ
7p:どうしよう
⇒上述の苦戦した部分
8p:どうしよう
⇒超美形のワイスを前にしたアメリア様が可愛い……
34p:サンマ
⇒ちょっとお茶目が入ってる王様ラブ。
というかこの世界サンマあるのか……
45p:どうしよう
⇒この家族、意外とノリノリだ……w
プロローグでの会話から物凄く堅く真面目で融通のきかない家庭だと思っていましたが、ワイスへの反応や近衛騎士としての受け答えマニュアルを作ってるところからするに、とても楽しい家庭な気がしてきました……。
能力あって遊びもあるとか最高じゃん……
99p:イラスト
⇒シア先生のイラストはどれも美しくてこの作品の華をより鮮やかなものにしているのだけど、その中でもこのページのイラストは特に素晴らしいです……!
ともすれば幼いかのように読めてしまうアメリア様の言動が多いんですが、そんな彼女がこんなにも美しく女性として完成されているのだと知らしめるかのような一枚。
ワイスの美貌も合わさって絵画として完成されています……!
302:エトワール……
⇒ワイスの朴念仁ぶりに在学中から苦労したであろうことが伺えます……
313p:赤面
⇒序盤から中盤にかけて、ワイスが(無自覚に)相手を赤面させては「体温計が必要か……?」と考える一連の流れがあったので、折角なら最後自分が赤面した時にもそれを使ったオチを作ってくれたらなぁ、という願望。
強いて言うなら、くらいですが。
敵であることには間違いないものの、その目的が掴めない『薬指』(アニュール)という組織の動きが気になります。
アルカナを元にしている魔術結社……
うん、まだまだ分からないですね。
年頃の王侯貴族がメインということもあり見合い結婚か、恋愛結婚かというデリケートな話もどんどん出てきます。
願わくば登場人物が皆恋愛結婚してくれるのがベストですが、見合いから始まる恋というのも無くはないですからね。
幸せになってくれたらと切に願います。
以上!
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著者: | イラスト: | レーベル: |
---|---|---|
【あらすじ】 父は宰相、母は前国王妹。兄は宮廷魔術師。代々バスカビル王家に仕える名門・フォーマルハウト侯爵家。その次男であるワイスもまた、最難関の特務級魔術師試験を突破した俊英。将来を有望視されていたが、就職先が見つからず―ニートとなった。日々をぼんやりと過ごしていたワイスは、『親の七光り』で庶民出自の王女・アメリアの近衛騎士を強制的に務めることに。果たしてワイスは首にならずに職務を全うできるのか…!? |
感想:★★★★☆
自己評価、海抜マイナス30メートル
自己評価が何故か途轍もなく低い天才魔術師・ワイスが、周りを赤面させまくったり、忍び寄る敵の手から王女・アメリア様を守ったりするお話。
ワイスを周りから見た時の評価は、こんな感じです。
本文317pよりワイス様ほど総合強化の学力に長け、親和獣の制御に長け、個別学科の魔術に長け……そ、そ、その……容姿にも長け、家柄にも長け、近寄りがたく畏れ多い、声をかけるのも憚られるような、素敵な王立学院の生徒は、一人もおりませんわ。
これが学院在学中の評価で、このシーンの3~4年後がこの物語の舞台ですから順当に行けば能力面では更に成長していると見て良いでしょう。
……にも関わらず、ワイスの自己評価はとても低いというのが今作最大のポイントです!
綺麗すぎて近寄りがたいのを、怖い顔だからと勘違いしたり。
その甘いマスクから放たれる騎士然とした言葉の破壊力を自覚していなかったり。
生徒会長になったのは侯爵家という家柄のおかげだと信じて疑わなかったり。
序盤はワイスをただのニートだと思って読んでいたので、周りの反応から「……あれ?コイツもしかして物凄く優秀……?」と本当のワイスを探っていく過程が面白かったですし、「そこまで来るといっそ清々しいな!」と思っちゃうようなシーンも度々あり、それに振り回される周りの反応が少しずつそれに慣れていくのも面白かったです。
語彙が面白かったに侵食されていますが、面白かったです。
全く慣れずに赤面し続けるアメリア様もいますが、可愛いのでOKです!!
むしろそのままでお願いしますm(_)m
最初の最初、冒頭3~7pのプロローグで少し苦戦しました。
というのも主要人物ほぼ全員となる10人の名前、爵位、立場などがこの数ページに凝縮されているのです!
読了後の今読み返してもちょっと頭が追いつかないです……(笑)
ただ、逆に言えばこの数ページを読み込んで理解することで世界観にダイブすることができるということでもあり、実際そのおかげで本編を楽しく読むことができたと思います。
もしこれから読むという方がいらっしゃれば、プロローグでめげないでほしいです!
そんなところで読書メモ
読書メモ
7p:どうしよう
⇒上述の苦戦した部分
8p:どうしよう
⇒超美形のワイスを前にしたアメリア様が可愛い……
34p:サンマ
⇒ちょっとお茶目が入ってる王様ラブ。
というかこの世界サンマあるのか……
45p:どうしよう
⇒この家族、意外とノリノリだ……w
プロローグでの会話から物凄く堅く真面目で融通のきかない家庭だと思っていましたが、ワイスへの反応や近衛騎士としての受け答えマニュアルを作ってるところからするに、とても楽しい家庭な気がしてきました……。
能力あって遊びもあるとか最高じゃん……
99p:イラスト
⇒シア先生のイラストはどれも美しくてこの作品の華をより鮮やかなものにしているのだけど、その中でもこのページのイラストは特に素晴らしいです……!
ともすれば幼いかのように読めてしまうアメリア様の言動が多いんですが、そんな彼女がこんなにも美しく女性として完成されているのだと知らしめるかのような一枚。
ワイスの美貌も合わさって絵画として完成されています……!
302:エトワール……
⇒ワイスの朴念仁ぶりに在学中から苦労したであろうことが伺えます……
313p:赤面
⇒序盤から中盤にかけて、ワイスが(無自覚に)相手を赤面させては「体温計が必要か……?」と考える一連の流れがあったので、折角なら最後自分が赤面した時にもそれを使ったオチを作ってくれたらなぁ、という願望。
強いて言うなら、くらいですが。
まとめ
敵であることには間違いないものの、その目的が掴めない『薬指』(アニュール)という組織の動きが気になります。
アルカナを元にしている魔術結社……
うん、まだまだ分からないですね。
年頃の王侯貴族がメインということもあり見合い結婚か、恋愛結婚かというデリケートな話もどんどん出てきます。
願わくば登場人物が皆恋愛結婚してくれるのがベストですが、見合いから始まる恋というのも無くはないですからね。
幸せになってくれたらと切に願います。
以上!
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