今日のラノベ!


永遠姫の嫁入り

永遠姫の嫁入り

著者:
葉原鉄

イラスト:
みやま零

レーベル:
美少女文庫


【あらすじ】

 「この年で生娘だなんてみっともないねぇ」
 異形の鬼。千年生きつづける桃姫。可憐な童女にして鬼女。そして、俺の初恋のひとで今夜からは俺の妻……。
 「俺もはじめてで……というか俺、トワさまとはじめて会ったときから大好きで……」
 あふれ出す気持ちと一緒に、初夜だというのに腰が加速する。つなぎあった粘膜をこすればこするほど想いが伝わるような気がして。
 「そんなまっすぐ言われると、照れるねぇ」
 トワが、にへぇとだらしない笑顔で応える。
 俺しか知らないトワの笑顔。俺しか知らない、最高に可愛い俺のお嫁さん。
 「ああ、もう!鬼っていうか小悪魔だろ!可愛い、ああ可愛いッ、超エロいッ!ああ、くそッ!俺、トワさまが好きすぎる!」
 何度も妻の名を呼び、彼女の内面を掘り起こす。いとしくていとしくて仕方がない。



感想:★★★★★



ぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁああぁぁぁっぁっぁあ




最初から最後まで身悶えることになるのは想定通りでしたが、少しくらいは期待を裏切ってくれても良かったと思います。
じゃないと骨抜きになってしまって生活に支障が。鬼だけに。






大学一年の香坂幹春と、齢千年の鬼・トワの新婚生活の一部始終。

不器用ながらも誠実にトワにふさわしい夫になろうとする幹春の姿はトワ目線に見るととても微笑ましく、無性にナデナデしたくなるというか、ぎゅーってしてあげたくなるというか。
「入魂王子」という過去が影響したのかどうなのか、折角持っている自分の意思を胸に留めてしまうために周囲との関係を一歩引いてしまうところが可愛いです。
そのくせ夜になり、トワを体を重ねる段になると途端に自らの欲望に素直にトワを求めるようになってキャー


逆に年甲斐もなく照れりんこしちゃうトワさまは誰が見ても「何だこの可愛い生き物は」になりますし、照れりんこさせてる幹春本人からしたら「何だこの可愛い嫁は」になるのも当たり前。
もう一度だけ言わせてください。
何だこの可愛い鬼幼妻は。




「口に出さなきゃ分からない」
という教訓を得ることもできますが、何はともあれトワの照れりんこを愛でるために読むことをオススメします!

(難しいことを考えることができないほど脳髄を蕩けさせた挙句の結論)
(難しいことを考えないほうが良い)





荒れ狂う感情の発露 
と書いて読書メモと読む。

読書メモ


18p:ご婚約
⇒もう既に胸いっぱいでハッピーなんじゃが?
え、あと300pもあるの?
いいの?そんなにいいの?やったー!!

……というメモが残されていたのでそのまま掲載。
いや、でも本当にこの通りで、まるでアニメ最終回のような涙と感動に包まれる告白シーンでした。
扉絵の「封印された右腕」とか序盤でご婚約とか、普通に考えれば後々大喧嘩して大変な騒ぎになるフラグです。
が、この告白シーンを見たらそんな不安は杞憂に過ぎないと言うしかなくなりますね(笑)
何があってもこの二人なら大丈夫。
そもそも喧嘩が起きるにしても、それはお互いを想うが故のものだろうことが明らかですもん。

そういうわけで、18pにして深く考えることを辞めました。
トワを愛でることに集中することこそが、この本を初見で最も楽しく読む方法です!



27p:つよいブラック
⇒気になってメモしておいたけれど読み終えて振り返ったらそういうことですか戦隊ものねそういうことですか!!!!!(早口)

え?むり。とうとい。



75p:あぁ!年上幼妻呼び捨てぇ!!ぁぁぁぁ!!
⇒ここまで「トワさま」だったのが、新婚初夜もフィニッシュ間近のこのタイミングで勢いあまって呼び捨てキタ━(゚∀゚)━!キタ━(゚∀゚)━!キタ━(゚∀゚)━!

幹春が自制してトワに接しているのは傍から見て明らかで、その彼がうっかりで距離を詰めているこのシーンの尊さについてはトワさまと語り合いたい……。
それで、たまに幹春をイジって遊びたい……



126p:あー
⇒このシーンのトワの可愛さを伝える言葉。
私には「あー」しか思いつきませんでした。

あー



154p:ギャップこそトワそのもの
⇒幹春くん良い事言う……
すごい……
部外者の私はこの段になっても「あー」しか言い表せないのに、彼はこんなにも的確にトワのことを形容してしまうのだから……
すごい……



209p
⇒最早「あー」すら無くなってますね
幹春の男らしさが光るシーンでもあり、それを見て好きだという気持ちを再確認しているトワさまの可愛さに悶えるシーンでもあり。
どちらか一方でも劇薬なのに、それを混ぜるんですから……ね?
洗剤を混ぜたら危ないのと同じくらい危ない。



271p:美しい
⇒物語が、文章が素晴らしいのは言わずもがなですが、その素晴らしさに拍車をかけているのがみやま零先生の透明感ある美麗なイラストであることは表紙でご理解いただけると思います。
そしてもちろん挿絵についても同様に素晴らしく、もう素晴らしいしか形容詞を持ち合わせていないことが腹立たしくなるほど素晴らしいのですが、その中でも一番素晴らしいのが271pのイラスト。
トワが返り血を浴びて振り返る構図の一枚。
彼女が鬼であることを否応なく意識させ、且つこれまで感じてきた色気や美麗さも損ねることなく混在していて。
猛毒的に蠱惑的。


まとめ



そういえばここまであまり触れていませんでしたが、夫婦の営みはそれはもう激しくエッチでした!
これだけ深く想い合って愛し合っているんですから当然と言えば当然ですが!



もっと二人の生活の良い所を語りたいような気もするんですが、如何せん語彙が足りません。
むしろ言語としての様相を成してないとも言います。

しかし、愛とはそういうものなのかもしれません。
遥か古から星の数ほど語り継がれてきた愛の物語も、その恋の当事者の気持ちを語り尽くすことができたものなど存在しないのです。
そして読者の気持ちもまた同様に千差万別でありながら唯一無二。

語り尽くせないからこそ言葉を重ねるのです。




そういうわけで。






ぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁんんんんんnぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁっぁぁあぁぁ




以上!




スポンサードリンク