今日のラノベ!

あなわた2



貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります 2

著者:
鈴木大輔

イラスト:
タイキ

レーベル:
ダッシュエックス文庫


【あらすじ】

連盟の襲撃を退け、神谷誠一郎と綾瀬真は一線を越える関係に。意気込む真を試すため、誠一郎はとあるテストを課すのだが、それは思いもよらない内容で…。時を同じくして、誠一郎の後輩・芹沢春香が池袋に現れる。彼女は吸血鬼による大量殺人事件に関わったとして追われる身。誠一郎はある条件と引き替えに春香の逃亡生活に手を貸すのだが―それは世界を巻き込むより大きな事件の始まりに過ぎなかった。年の差十四歳、狩る者と狩られる者の危険な恋物語、第二弾!





感想:★★★★☆




(´・ω・`)



(おあずけくらった顔)




相変わらずデニール数高そうな御御足が魅力的な真ちゃんの表紙が目印の、シリーズ第2巻。
広げるだけ広げて次巻に持ち越しとなったので、
焦らされてる感が……すごい……です……

3巻読む時のために、しっかりまとめておきましょう。
ということで、以下ネタバレ強めになります。







いいですね?







ではスタート




①芹沢春香

誠一郎の後輩にして綾瀬泉の元で働いていた研究員で、吸血鬼の恋人と共に研究所から血液製剤を持ち出し、その恋人が暴走して起こした六本木事件の重要参考人として指名手配中。
ここまでは提示された条件。


広げられたのは、彼女も吸血鬼であるという点。
単独で乗り込み秘事を指摘した真がどう立ち回るのか……


真があまりにも誠一郎の傍で堂々としているせいで忘れがちだけども、吸血鬼であるということはこれだけ問題になるレベルのこと。
下手したら春香を匿っていた誠一郎の身柄すら危なくなってきますから、真の立ち回りは非常に大事。
まさに恋人……いや、夫婦の未来をかけた戦いというやつです!





②綾瀬泉

閉鎖が決定された研究所の自室で死体として発見された泉さん。
しかし。
しかし、よく調べてみると人間なら確実に死んでいる状態にもかかわらず、細胞単位で見るとまだ生きていることが確認されてしまい、それが意味するところは泉さんも吸血鬼であるという事。

誠一郎からしたら寝耳に水もいいところでしょうが、読者としては「ですよねー」という状況。
何せ、泉さんのクローンである真が生まれつき吸血鬼なのですから!

そしてそして。
彼女が目覚めるまでの間がこの2巻であるならば、冒頭6pの「わたしわたし詐欺」は間違いなく泉さんなのでしょう。

……。
その冒頭を読み返してみると、因果が逆なのかもしれません。
調整(アジャスト)期間”という文言から推測すると、

「泉さんが吸血鬼だから、そのクローンの真も吸血鬼」なのではなく、

「泉さんのDNAを元に「泉さんが吸血鬼化したら」というIFのクローンとして真が作られ、それを元に泉さんが吸血鬼となるため仮死状態に陥った」という仮説
が立ちます。

はたして正解か不正解か……!?






③三夜

出てきましたね、誠一郎の妹。
誠一郎の(そして自らの)両親を惨殺した後に行方不明となり、指名手配されており、今巻で春香から殺害を依頼された吸血鬼。
それが彼女。

終盤で誠一郎を襲い意識を奪っていますが、その後の様子は描かれず。
はたしてその目的は?
今までどこに?
連盟、あるいは研究所との関わりがあるのか?


ここまでの物語は「綾瀬家」を中心に動いていたので、ここで全く別のベクトルが挟まってきたのは読者として非常に心躍ります。
さぁさぁ、先が読めなくなってきました!






大きく分類するなら、以上の三点が今巻の「風呂敷」ですね。
一番気になるのは泉さんの動向。
物語の根幹からして泉さんの影響があまりにもデカいので注目せざるを得ないですね!






以下少しだけ読書メモ




読書メモ




97p:わけわか
⇒訳が分からないとか言わないで!
サンシャイン水族館も頑張ってるのよ!!




128p:まとめ
⇒少し物語が広がってきての、このタイミングでのまとめはありがたいですね!
この後にそのまとめが用を成さないくらい色々動くのがネックですが。

もう完全に作者の手のひらの上で踊ってますよ、私。




148p:解体が余談
⇒研究所の解体が余談となる程の大事。
「いやいやまさか」と思ってましたが、マジで泉さん案件だとは……。

ひとまず、全裸で起きた時の泉さんのリアクションが楽しみでしょうがないです。




まとめ



そもそも一連の研究はどういう意図で行われていたのかが謎です。
泉さんの事だから、「誠一郎とずっと一緒にいるために吸血鬼になりたかった」とか宣いはじめても何も不思議ではないですからね!
むしろそういう展開こそ、真が1巻で予告していてくれたハッピーエンドなのではないかと強く申し上げたい!!


ひとまず夏発売予定の3巻を待ちましょう。


以上!




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