どもー。
デスカイザーです。


このタイトルは、このままブログに載せて規約的に大丈夫なのか、とか。
更新ツイートをTLに流していいのか、とか。


小さいことは気にしない!
それわかちk




今日のラノベ!


セックス・ファンタジー


セックス・ファンタジー

著者:
鏡遊

イラスト:
しおこんぶ

レーベル:
ノベルゼロ


【あらすじ】

「異性を誘惑し意のままに操る能力」を持つ度を超した女好きの青年シードは、世界に「愛」=「性」を伝えることを生きがいに大陸各地を放浪していた。そんな彼の次の目標は、かつて世界を破滅へと追い込んだ魔神の力を宿した衣、魔衣をまとう美少女―魔衣姫。アティナ王国の国王代理を務める姫君アリーシャだった。彼女とHするため、王国内に潜入したシードだったが、なんと姫様の方から「わたしを堕として欲しい」と持ちかけられ!?






感想:★★★★☆




やるならとことんやってみよう



抜きノベルとして文章をセックスに全振りするのではなく、
エロファンタジーとしてのちょいエロに留めるわけでもない。

その真なる価値はセックスにあり!!





ということで、内容は今時珍しいくらいタイトル通りです。
直喩とか隠喩とか考える余地なく、セックスに始まりセックスに終わるファンタジーです。
僕はあと何回セックスって打ち込むんでしょうか……?



まず、ファンタジーとしては王道中の王道といえるでしょう。
主人公が王女にスカウトされ、国防と政争に巻き込まれ、能力でなんとかする系です。
多分、そんな感じのストーリーだったと思います!
なぜ「多分」なのか?
それは、この後の感想を読んでいただければおのずと分かると思います……
最初の50pくらいだけな気がするんですよ……まともな政策議論してたの……




キャラの掛け合いは、さすが鏡遊先生といったところで面白かったです!
……先生の作品は初読みですが。
……「天色アイルノーツ」はまだ積んでるんですが。
……ネームバリュー的な意味で。

シードの色欲ぶりにリーシャがまともなツッコミを入れつつ、実はリーシャのほうこそシードに内心(と物理的に)突っ込まれてるとか最高でしたね!
基本的にダメ人間同士がダメっぷりを押し付けあうので、誰もがボケとなり、誰もが突っ込むというカオス空間が出来上がっています。
あるいは誰もが攻めにも受けにも回るというべきでしょうか。



エロも漫才も
極めれば夫婦なんだよ!!






で、皆様お待ちかねのセックスの話ですが。


リーシャは、端的に言えば「クズ男に興奮する」という性癖の持ち主。
ある意味これ以上なくシードとの相性は良いわけです(笑)
そんなわけで、シードの能力を確認するという名目で気丈に振る舞いながら喜んで涎を垂らすという、なんとも器用なセックスしてます。
ファーストセックスですが、個人的には一番お気に入りのシーンですね!
68pの、名目とか立場とか忘れて完全に蕩けきってるリーシャのイラストが最高です……!
扉絵の淫靡な表情も良いですよねっ!!

ノベルゼロ内作品ページのトップイラストのコレです)



エルフの魔衣姫・ラクシアルとは、48人の部下エルフを巻き込んだ1週間にも及ぶ淫らな宴!
リーシャと同じく、シードの能力の真偽を確かめるべくラクシアルの出したお題というのが、48人の部下を全員屈服させることができるかどうかというもの。

当のラクシアルさんですか?
1週間、部下の痴態を魔衣姫の“千里眼”の能力で覗いて興奮していたみたいですよ?

まぁ、そんなこんなで
朝目が覚めてから夜寝るまでずっと!!ヤってる!!
1週間!!!ずっと!!!!

部下との果てのないセックスもなかなかに乙なものでしたが、それを1週間見続け、しかも部下たちと感情を少なからず共有していたラクシアルさんのトロットロなセックスも大変よろしゅうございました。
ファンタジーファンタジーしてる爆乳はあまり好みではないんですが、ラクシアルの場合はアレがしっくりくるんですよねぇ……。



最後に天姫は……新しいヒロイン像ですね……!
ラスボスであるかのように出てきて、驚くべき速度で堕ちていく。
むしろ最初から堕ちている……。
最後にやってきた究極のチョロイン、それが彼女です!

典型的な姫様口調で、高圧的な雰囲気もあり。
恋のライバルは国をかけての戦争になることも厭わずねじ伏せる。
ただしベッドでねじ伏せられると「にゃあああ」とか言っちゃう、それが彼女です!!

堂々と敵地に乗り込んでおきながら、
魔衣姫の能力を使い自室を再現しシードを招待しセックスする、それが彼女です!!!

なんだかんだ一番どストレートに可愛いかもしれません……。




さて、そしてリンちゃんですよ、リンちゃん。
見られて喜ぶ性癖を持ってるのに、忍びだから人前に出られないという矛盾を抱える不遇可愛い界期待の新人のリンちゃん!
事前の期待値が一番高かったのに、最後の最後にサラッと処女奪われただけでガッツリのシーンが無くて!






僕は!!
とても悲しい!!!







発売後読了までに3ヶ月かかった最大の要因はコレだと言っても過言ではありません。
パラッと先にイラスト見て、リンちゃんの挿絵の付近でセックスしてる様子が無かったので全てを察して机の上に放置していました。
(一応リーシャのシーンまでは読み終わっていました)
感想★5じゃない理由も、リンちゃんのセックスがあまりにも素っ気ないからという。
にゃーん





ということでストーリーに「多分」という注釈をつけた理由は察していただけたでしょうか?
大局で見れば上で書いたとおりですが、内容は「シードの能力を確かめていたら堕ちていた」に尽きて、特に国同士の抗争があったりするわけではないんですよね!



断言します!そんなgdgd感が魅力です!






これは是非2巻を読みたいですね……。
というかリンちゃんのシーンをもう少し長く、濃く読みたいです……。


ねぇ、リンちゃん。
ここで見ててあげるから、ちょっと拷問されてみない?
性的な意味で。





以上!


セックス・ファンタジー (Novel 0)
鏡 遊
KADOKAWA (2017-11-15)
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