どもー。
デスカイザーです!


本日仕事納め。
4月の時点では仕事納めという概念が存在しないサービス業での就職だったので、年末を迎えた今仕事変わってるわ年末年始休暇が存在するわで少し嬉しかったりします。

なんというか……今年は色々あったなぁ!!
仕事面では本当に色々な方に支えられて頂いたおかげで決断できて、今普通に生活できているので感謝感謝です。
ありがとうございました!
そして今後のdeskyzerの仕事面での迷走を、是非ともtwitterと当ブログで見守っていただければと思います。



それでは、今日のラノベ!

出会ってひと突きで絶頂除霊!

出会ってひと突きで絶頂除霊!

著者:
赤城大空

イラスト:
魔太郎

レーベル:
ガガガ文庫


【あらすじ】

―絶頂除霊。それは突いた相手を生者死者問わず絶頂させ、もののついでみたいに昇天させる猥褻能力。絶頂除霊などという呪われた能力を宿した少年・古屋晴久は、同じような呪いの眼―淫魔眼を持つ少女・宗谷美咲に出会ってしまう。その眼によって弱みを握られた晴久は、半ば強制的に退魔師史上最低最悪なチームを組むことに。初めてのまともなお仕事は、怪異「乳避け女」との大活劇。今宵も街には嬌声が響き渡る。それは紛れもなく、昇天の証明。ポンコツ退魔師たちが卑猥な能力で大活躍?ちょっぴりエッチな退魔活劇!!



感想:★★★★★

ひっでぇタイトルwww



というファーストインプレッションは覆りませんでしたが、その感じ方は少し変わったかもしれません。






突いた相手を絶頂させる。
そう、確かに猥褻能力。
なのに、そこに至るまでのヒューマンドラマがそこまでエロく感じさせないんですよね。
真面目に悩んでいたからこその怪異化。
真面目なのに絶頂させるしか除霊方法の無い主人公。
バカらしさと真面目さが両立しているということをタイトルが見事に表現していると思うんですよねぇ…。ひどいタイトルですけど。

これが作者的に成功なのか失敗なのかは分かりませんが、読者としては期待を裏切られたのに納得感を持って読み終えることができました。





そう。
読み終えることはできました。
できたんですが、既に次の巻への期待値がですね?

というのも彼女の存在です。
主人公の幼馴染の、葛乃葉楓嬢。
エピローグⅡでとある秘密が明かされて楽しみ!……とかではなく、それについては本編読んでいる間に気づいていたので(へーんしん!)「お、予想とおりだ」で済んだのですが。


おい破壊力やべぇぞ?
この鉄面皮、膝枕、超笑顔、後輩、超笑顔(語彙力)



で、しかもこの子2巻で主人公への複雑な気持ちという隙を突かれて物の怪の類に取り憑かれてしまい、そこを主人公の絶頂除霊で解決するんですよね?
あらすじも何もまだ出ていませんが、そうなると信じています。
2巻が違ったら3巻でも良いです。
もう絶対そうなるというかそうなれ!!!!!
僕は赤城大空先生の書き記すそのシーンと魔太郎先生のイラストがかけ合わさった瞬間に立会いたい、ただそれだけなんです……っ!

別に楓嬢のあられもない姿が読みたいわけじゃないんです……っ!!





『下セカ』からギャグの切れ味はそのままに、ネタのアホらしさが薄れたような印象。
個人的にはあちらは癖が強すぎてあまり続きを読む気にならなかったので、今回のは結構ありがたい路線変更ですね。
こう、こちらは虚構を虚構のまま楽しめるけど、あちらは虚構が現実を狂わせる錯覚に陥るといいますか……。
ま、まぁともかく。




楓嬢のあられもない姿、楽しみです。





以上!





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