どもー。
デスカイザーです。


とりあえず5月中に就活終わる目処が立ちました。

ラノベまったく関係ない話になるかもしれないですけど、5月末か6月の頭あたりに就活の総決算的な記事書こうと思ってます。
何を大事にしていたとか、どんな話で盛り上がったかとか、どんな失敗したとか(笑)



んじゃ、今日のラノベ!

緋天のアスカ

緋天のアスカ

著者:
天那光汰

イラスト:
218

レーベル:
ノクスノベルス


【あらすじ】

人生に退屈していた柏木悠斗は、不慮の事故であっけなくこの世を去った。そして目覚めた死後の世界。別の世界に行きたいという悠斗の願いは神に受理され、神域の宝具を自由に創造する能力を宿し、異世界の地に立つ。早々に巨大なドラゴンと対峙することとなったが、与えられた能力は極めて強力。即興で作った一振りの剣によって、ドラゴンを一撃で葬り去ってしまう。「…あ、貴方。な、何者なの…?」そして、その場に居合わせた勇者志望の少女アスカと出会い、物語は動きだす―。発想の数だけ伝説が生まれ、見習い剣士も一気にエリート勇者!万能クラフターと女勇者による異世界サクセスストーリー!




感想:★★★★☆

できるかぎり健全な感想を心がけます。




良くも悪くもギャップがすごい作品でした。

特に主人公。
なんとなく「人生に退屈している=無気力=スペック低め」っていう連想のもと読み始めたんですが、転生で与えられた能力を抜きにしてもそんなことはなかったです。
っていうのも、素の喋り方と転生直後アスカとの関係をでっちあげたときの雰囲気があまりにも違いすぎる。

最初は、あまりにも変わりすぎてて「キャラぶれてるなぁ…」って批判的に受け止めてたんですが、読み進めていくとどうにもそういうわけじゃないことに気がつきました。
抜くときには全力で抜くのに、自分の計算に基づく状況へ持っていくためにはいっそ異様ともいえる演技力と頭の回転を見せてるんですよ。
末恐ろしいわ…

……と認識を改めつつも、そこはやはり高校3年生といいますか。
想定外のこと、とりわけHシーンのときのウブさは歳相応でしたね。
ここがノリノリで躊躇ない展開だったら、「お前なんで転生前あんなに腐ってたんだよっ!」とつっこむところでした…。
たまによくあるんですよね。
「一度人生失敗してるのに、再度異世界でやり直しただけで欠点を全て克服して、H三昧」みたいなの。
それは、あまりにも、チョロすぎる。


愚痴はやめましょ。愚痴は。(自戒)


正妻のアスカは王道な「素直になれないっ子」なんだけども、メイドのサシャと先輩騎士のリスティは……色々な意味でギャップが…ね?

社会的弱者には社会的弱者なりの生き抜く術があって、でもそれはその世界の価値観を理解していないと受け入れるのに苦労するもので。
その一方で、絶対的強者には絶対的強者なりの苦労や悩みがあって、でもその悩みは外面的強さに隠れて、あるいは隠されてしまいやすく。

正反対の境遇だけど、抱えるものの本質は似ているのかな?と感じました。
性癖に関しても熱弁したいんだけども、ハラスメントコード的な以下略




宝具の解説パートもサブコンテンツながらすごく面白かったです。
神域なだけあってやけにハイスペックかつ無駄のない機能と、あくまでも武器・武具としてのカテゴライズがされているのがツボw





感想書きたいことはもう少しあるんだけど、「そういうカテゴライズ」してないのでここいらで。



218先生の褐色っ娘……さいっっっこうっ!





以上!

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