どもー。
デスカイザーです。


今日、バイト中に猛烈にカラオケに行きたくなって死ぬかと。

まぁ、それだけですね。



んじゃ、今日のラノベ!

文句の付けようがないラブコメ5 (ダッシュエックス文庫) 

文句の付けようがないラブコメ 5

著者:
鈴木大輔

イラスト:
肋兵器

レーベル:
ダッシュエック文庫


【あらすじ】

九十九機関の走狗としての己を貫いたユウキだが、そのことにより神との関係は振り出しに戻ってしまった。ふたたび始まる変わらぬ日々。セカイが身を削つて世界を保ち、対価としてユウキがセカイに身を捧げるという、歪なかたち。それが続けられるならまだいいが、セカイの命は限界に近づき、いずれにせよ近いうちに世界は終わる。運命を変えられる可能性を持つのは、神として奇跡の力を揮える神鳴沢セカイしかいない。自分の役割と、愛する人を想う気持ちとの狭間で苦悩するユウキは、最終的に“新婚旅行”という奇妙な答えを導き出す。果たして彼の真意とは―?




感想:★★★★☆

”この世界”での前後編の後編。
前回ラストで九十九機関の狗であることを選択したユウキ。
”今回”はいつもとは違って殺伐とした空気が最後まで続くのか…?

と思いきや、セカイはそんなユウキを含みをもたせつつも称え、受け入れると表明。


そして二人(とおチヨさんとクルミとハルコ)は「最高の新婚旅行」へ!
セカイを神の役目から解き放ち、世界の隅から隅まで、本当の自由を与える旅行。

これまでのどの世界でも神の役目という鎖を本心から捨て去ることのできなかったセカイが、今回ようやくその鎖から解放されて、全力のはしゃぎっぷりを見せていたのが嬉しかったです。
嬉しかったけど…。
鎖から解放、と言っても要は九十九機関がセカイに世界を守らせることを放棄しただけなので。
そんなことしたら世界がどうなるかは前回の物語で痛いほど思い知らされてるわけで。



読んでる最中はセカイやハルコの滅多にないはしゃぎっぷりを見てるのが楽しかったけど、さすがに3回目ともなると今回の物語がどんな幕引きになるのかが予想できちゃってね…?
それでもしっかり身を引き裂かれる思いではあるんだけど、1巻でのインパクトを考えると慣れてきたな~と。


段々とこの”ゲーム”の真相に近づきつつあるハルコ。
(頑張れ推理担当)
デスカイザーも一応仮説は立てたけど、さすがに当たるわけが…
今までこの物語にどれだけ希望を打ち砕かれてきたと思ってるんですか!?

一応予想メモ。

このゲームを始めたのはセカイ本人。
おそらく無意識に。
ただ神として苦行を耐え忍んできたセカイにユウキが唐突に「結婚しないか?」と迫り、結婚し、人生(否、神生)の中で初めて幸せというものを知ったセカイ。
神は願ってしまった。
「いつまでもこんな幸せが続けばいいのに。」
そして、同時にこうも願ってしまった。
「神の役目から解放された状態でユウキと過ごしたい。」

その2つの願いを無意識のうちに、”神の力”が歪んだ形で叶える。
すなわち、
「ユウキはセカイを助け出さなければならない。助けられなければ最初からやり直し。」


どうよ!?


真相は次巻または次々巻で!





以上!

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