どもー。
デスカイザーです。


電撃とスニーカーと講談社タイガと先月のMFの新刊を買ってきました!
読みたい超読みたい
ただ今月頭に買った作品が当然のごとく読み終わってない…

ので、このあと毎月恒例の優先順位決め会議!




んじゃ、今日のラノベ!

さすがです勇者さま! (講談社ラノベ文庫)

講談社ラノベ文庫より
『さすがです勇者さま!』です。


【あらすじ】

異世界に召喚され、人間離れした勇者の力を手に入れた高校生・鈴原悠理。だが、勇者として異世界を救おうとするものの、なんと世界はとっくに平和になっていた!「魔族との戦争は?」「もう終わりました」「…魔王は?」「バイトで学費を稼ぎながら学生してます」戦うべき敵も、悪の陰謀も、世界の危機も何もない。開き直ることにした悠理は、魔王の少女・シルヴィアたちとともに、平穏な学園生活を送ろうとする。だが、剣を振れば教室が崩壊、クシャミ一発で学院の魔術結界を破壊するなど、無駄に超人的なパワーを持ってしまったせいで、悠理の学園生活はトラブル満載で…!?ただ平和に暮らしたい勇者と魔王が贈る異世界学園コメディ開幕!


感想:★★★★☆

同じくラノベ文庫から出ている『契ってください魔王陛下。』のコンビの新作。

平和になった世界に降臨した”ドラゴン並みのパワーと耐久力”を持った元高校生の勇者が、魔王や魔術師や傭兵(いずれも美少女)と出会い、ドタバタする話!

とまとめてしまうと巷に溢れる転生モノとの差別化ができなくなるので、もう少し踏み込みましょう。


主人公の悠理は親の転勤に連れられて幼い頃から転校を繰り返していくうちに、とある真理にたどり着く。
それは、
「人付き合いなんて、くだらない」
仲良くなって、「また連絡するね」なんて言葉を掛け合い、転校し、疎遠になる一方でまた新たな人間関係を構築し、別れ、出会い、別れ……
「どうせ別れるんだったら、最初から仲良くならないほうが、良い」という思考になるのも、当然のこと。


そして、今作のヒロインたち、すなわち魔王のシルヴィ、魔術師のルチア、傭兵のエヴァの3人もまた、それぞれの過去から「人付き合いなんて…」と考えるようになっていました。

そんな4人が出会って少なからず関わることで、「人付き合いも、悪くない」となっていくのが今作の大筋になります。
無駄にコミュ障だったりすることはなく、あくまでも過去の経験に則したものなので「あの経験を乗り越えて、今ようやく心を開けるようになったのか…!」という感動がありました。
特にシルヴィ…を差し置いてルチアの過去は完全に明かされたわけではないものの結構ヘヴィー。
主観論で考えるならシルヴィもえぐいんだけど、ルチアのは時代の趨勢に巻き込まれた形での悲劇なので、イラストの割に結構ガツンときます。


本編も合間に挟まれている第0章も、簡単な叙述トリックだったり、意外な伏線だったりが結構綺麗に入っていたのが良かったです。
前作でもそうだったけど、キャラの過去に伏線を張るのがほんとうまい。
「彼女は~です。別の彼女は…です。そして実は彼女と彼女は***という関係でした!」
というパターンなんだけど、最初の「~」の部分の影が薄いだけに、後からそれが生かされたときの驚きがあるんです。

『まよチキ!』で培われたキャラの魅せ方が生かされているのかな?



来月もあさのハジメ先生の新作が出るようで。
『ビリギャル』の大体真逆のタイトル。
……だいじょうぶ?おこられない?



以上!

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