どもー。
デスカイザーです。


やりたいこと全部やろうとした1日だったけど、最終的に読書が予定に追いつかなかった…。
新書サイズはまだ時間間隔がつかめないデスカイザーでした。


それじゃ、今日のラノベ!




富士見ファンタジア文庫より
『空戦魔導士候補生の教官2』です。


【あらすじ】

“魔甲蟲”という脅威によって地上を奪われ、天空の浮遊都市に人類が住まう世界。人類は魔力をもって“魔甲蟲”に対抗するウィザード―空戦魔導士を生み出していた。変異種との戦闘で自信をつけたミソラたちだったが、ランキング戦ではいまだ勝ち星ゼロ。空戦魔導士科長は、ついにカナタに更迭を申し渡す。カナタは自身の進退とある条件を賭け、特務小隊のユーリ率いるチームとE601小隊の模擬戦を提案するのだが…。一方、学園の地下研究所では変異種を使った実験が進められていて―。裏切り者と落ちこぼれ少女たちの学園バトルファンタジー!


感想:★★★★★

化けたー!!!

1巻の感想は以下から~
『空戦魔導士候補生の教官1』


2巻にしてユーリのメイン回!
1巻ではやけにカナタに絡んでくる後輩だなぁ、しかも確実に何かあったんだろうなぁ、という雰囲気を出してはいたもののその詳細がわからずじまいで、それ1巻の微妙さの一助となっていました。
その過去が明かされたことで……ものすごいすっきり。
そして、こういうすっきり感が今後も繰り返されるんだという期待が持てるというのがさらに良い!

何せまだまだ真相が伏せられている人間関係はたくさんあるからねっ!
自然に馴染んでるところから、ちょっと触れられたにすぎないところまで。
とりあえず今のところはカナタとクロエ、あとリコとフロンの関係と過去かなぁ。



さてさてユーリですよユーリ!

カナタに助けられ、憧れるかたちでカナタと同じ小隊に所属。
持ち前の才能をカナタに見出されるかたちで槍使いとして開花。
が、そんな折にカナタに「何かがあり」、Sランクへの昇進をかけた戦いに出られず。
以降小隊の任務をサボるようになったカナタに、ユーリは憧れていたぶん、強い憎しみを感じるようになった、という経緯でした。

彼女が度々言っていた「裏切り者」という言葉は、世間的に言われている「裏切り者」という意味のほかに、自分の憧れや信頼への「裏切り」という意味が含められていたんですね…。
それを知った上で、だったらユーリの態度の強さにも大いに納得、共感できました。

そーしーて!
そのユーリの想いを知った上で、それでも絶対に話すことができないカナタの立場の悲愴さがまた一段と際立つ…。
2巻のラストでユーリの知るところとなってその悲しみはとりあえずは和らいだけど、カナタはユーリだけでなくほかのほぼ全員に対して同じだけのものを背負ってるんですよね…。
その上でのあの態度。
……もう尊敬できる。
決して声優繋がりという意味ではないけど、キリトさん並に尊敬できる。
よし。これからはカナタさんと呼ぼう!



E601小隊が3人から4人になったことで、より賑やかに、よりカナタさん色強い特訓が繰り広げられるのかと思うと楽しみすぎる!
楽しみすぎて4巻まで買ってしまった!
今月は買うつもりなかったのに!

買ったからには、
読むぞ!





以上!

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