どもー。
デスカイザーです。


テストが終わって夏休み!
※ただし絶賛体調不良

もう!
……もう!!

ラノベ買いに行くのを断念するレベルなんで相当だったんですけど、とりあえず寝てなんとかなりました。
もう1晩寝ればある程度回復する…んじゃないかなぁ。
そしたら7月のMF文庫J~8月のラノベ文庫までの新作を明日買いに行く!



んじゃ、今日のラノベ!




GA文庫より
『最弱無敗の神装機竜《バハムート》』です。


【あらすじ】

五年前、革命によって滅ぼされた帝国の王子・ルクスは、誤って乱入してしまった女子寮の浴場で、新王国の姫・リーズシャルテと出会う。「…いつまでわたしの裸を見ている気だ、この痴れ者があぁぁっ!」遺跡から発掘された、古代兵器・装甲機竜。かつて、最強の機竜使いと呼ばれたルクスは、一切の攻撃をしない機竜使いとして『無敗の最弱』と、今は呼ばれていた。リーズシャルテに挑まれた決闘の末、ルクスは何故か、機竜使い育成のための女学園に入学することに…!?王立士官学園の貴族子女たちに囲まれた、没落王子の物語が始まる。王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル、開幕!


感想:★★★★☆

やっと読めた!
実に2年越し。
あの時は電撃文庫の帯集めるのに必死だったからなぁ…。
しょうがないとはいえ、やっぱりこの作品は早々と読んでおくべきだったと後悔するレベルでは面白かったでっす!!


とりあえずまずはキャラ紹介。

ルクス…主人公。男尊女卑を徹底する旧帝国の王子で、現在は新帝国のもとで「みんなの雑用係」として東奔西走する生活を送っている。

リーズシャルテ…新王国の第一王女、通称”朱の戦姫”。そして機竜の工房の所長でもある。王女らしい凛々しさがあってスラっとした体型でほんと良いと思いますっ!!

フィルフィ…アイングラム財閥の令嬢で、旧帝国時代のルクスの幼馴染。おっとりしてて表情が表に出にくいけど、そのぶん本音で会話するため気恥ずかしいやら嬉しいやらでほんと良いと思いますっ!!

クルルシファー…北の大国ユミル教国からの留学生でルクスたちのクラスメイト。”北”というイメージどおりクールで冷静でほんと良いと思いますっ!!

アイリ…ルクスの実の妹=旧帝国の生き残り。ルクスとは違い新王国の目の届く範囲でしっかりとした生活を保証されている、というかそれを維持するためにルクスは気を抜かず一生懸命。そんな間もアイリはしっかりルクスのサポートや安定した人間関係の構築など、王家の血筋らしく何事もそつなく抜け目なくこなしている。明らかに浮いている文章量からも分かる通り今のところ一番好きなキャラです!

ノクト…アイリのルームメイトで学園の”三和音(トライアド)”と呼ばれる三人の実力者の一人。フィルフィと同じく感情が表に出にくいタイプだけど、あっちはおっとり系なのに対してこちらは毒舌物静か系(?)



……とまぁ、ルクスのハーレム候補ヒロインたちが1巻からたくさん登場してきます。
何せ女子のみの学園に男子が1人だからね。
『銃皇無尽のファフニール』然り『IS インフィニット・ストラトス』然り。
実際トイレとか着替えとかめんどくさいだろうねー。



1巻のストーリーの軸は、
①キャラ見せ
②旧帝国を滅ぼした”黒き英雄”の正体
③リーズシャルテのひみつ
でした。

闇を抱えすぎて1周まわって飄々としている主人公って、本当に先が読めないね。
割と一般的な評価として、「闇を抱えてる人間がこんなに騒がしい日常を送っていることはおかしいだろ」みたいなのがあるけど(探せば昔の自分も言ってると思う)、それはおかしいんじゃなくて「狂気」なんじゃないかということに気づきました。
一度壊れ、少しずつ穴を埋めてきた心っていうのは表面上は明るく、でもいざという時にはこの上ない闇を見せてくる。
ルクスに関してのそこまで絶望的な心理描写は無かったんだけど、ラストで明かされた旧帝国の滅びの真相を知ると、そんな感想が自然と浮かんできました。


これは……想像以上に明るく闇が深い作品なんじゃないか?(大好物)


あとはこの先ラブコメとシリアスの比率がどうなるかで評価が分かれそうですね。
シリアス寄りでもラブコメ寄りでも、デスカイザー的には損はしないのでどっちでもというかむしろどっちもくれ。



あ、そうそう。
裏表紙折り返しにある作品リストを見て、『眠らない魔王とクロノのセカイ』の著者と同じ方ということを知りました。
本格的にラノベにハマり出した頃に買った作品。
事前情報無しで新作じゃ無くて衝動買いした作品という枠では……『彼女はつっこまれるのが好き』と『選ばれすぎしもの』に続いて第3作品目くらいなんじゃないかな?
というくらい初期に読んだ作品なので、ちょっと運命感じてます(笑)
ちなみに背表紙・タイトルだけで手にとった作品、という枠だと一番最初の作品です。


夏休み中に既刊まで追いつきたいところ(目標は高く)




以上!

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