どもー。
デスカイザーです。


テスト終わったら読書しまくるはずだったけど、テスト明けにゼミの課題1個あるの忘れててちょっと意気消沈気味。
しかも今までは先生の助言を事前にもらってからレジュメ作ってたのにそれがなく、しかも同じ範囲をやる相方の連絡先を知らないから役割分担できない。
そもそもゼミの知り合いで連絡先知ってるの20人中4人だけだし!!

まぁ、なるようになるか。
今回ばかりは全力でダメ学生を演じきるぞ!!(失礼)



それじゃ、今日のラノベ!

VRMMOをカネの力で無双する4 (HJ文庫)VRMMOをカネの力で無双する4 (HJ文庫)
(2014/12/27)
鰤/牙

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HJ文庫より
『VRMMOをカネの力で無双する4』です。


【あらすじ】

ついに美人デザイナー・ネムとゲーム内のファッションショーで直接対決をすることになったアイリス。しかしその正体とは、アイリスがデザイナーとして憧れていた人物、芙蓉めぐみであった。
自身に才能が無いと思いつつも、イチローの助けをきっぱりと断るアイリス。
あがき続ける彼女のとった、自身の力のみで勝利するための手段とは――。


感想:★★★★★

アイリス、奮闘す。

大まかには3巻の続き。
御曹司がリアルで身につけていたセンスの欠片もない(ネム談)蝶のブローチの良さを理解するために、製作者のアイリスに大人げない喧嘩をふっかけた話の続きです(3巻を大雑把に)。

「大人げない」と書いたけど、彼女には彼女なりのプロとしての矜持があるというのは今巻でも彼女の講演会というかたちで語られています。
……奇しくもそれを聞いて感銘を受けたアイリスことあいりが、その直後にネム=めぐみさんということを本人から知らされるわけだけど。

その後、お金の大切さを身を持って改めて実感したりして色々と境地にたどり着いたアイリス。
アラサーに向かってこの発言。

「(略)~。でも、あたしねー、センスも才能もないかもしれないけど、あなたに勝っていると言える部分がひとつだけあるわ」
「あら、それは何かしら」
「若さよ」

(本文255pより)


これはひどい……。
いや別に喧嘩を売ったわけではなくはないけど、悪意とかではなくて彼女なりの戦意の現れなんだよ!
自分の憧れの存在と戦うんだから、それなりの覚悟が……ね!(強引)



それにしても、ほんとこのシリーズ読むとやる気が出る。
自分のやりたいことに対して微妙に才能を出しきれないアイリスには今の自分を投影しちゃって応援したくなるし、将来への漠然とした不安をたまに覗かせるフェリシアには共感するし、御曹司の完璧っぷりは清々しくて真似したくなる。
完璧な御曹司を超人的なスペックで支えつつも自分の趣味は全力で楽しむ桜子さんは、ぶっちゃけデスカイザーの将来像を具現化した人なのですごく参考になります。

……いや、別にメイドになりたいわけでもお金持ちに仕えたいわけでもないぞ!!
俺は男だ!!!(特定方面への防御)

なんというか、不特定多数の人と日常的に話すようなことがない職場で縁の下の力持ちとして働きつつも趣味に全力投球できるほどお金を稼ぐスタイルに憧れてます。
たまには周りに流されて「キャストオフ!!」せざるを得ない状況に持ってかれちゃう桜子さんヨザクラ萌え~


もしかしたらこのシリーズが俺の人生を変えるかもしれない!
ってことで、今後も楽しみにしたいと思います。
明日感想書く予定の『VRMMOをカネの力で無双する THE ORIGIN』も合わせて。


最後に4巻で一番好きなやりとりを。

「あれは、なんだ!?」
「鳥か!?」
「飛行機か!?」
「いや……」

「やぁ、僕だ」


(本文281pより)

惚れるわこの登場の仕方。



以上!

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