ちょろイン系ラノベブロガーのフリースタイルラノベブログ
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どもー。
デスカイザーです。


野暮用で 出かけたついでに 衝動買い
   デスカイザー日常の一句

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順調に積ん読が増えていく…。
おそろしい…。



では、今日のラノベ!

魔女は月出づるところに眠る 上巻 ―ローブを纏って生まれた少女― (電撃文庫)魔女は月出づるところに眠る 上巻 ―ローブを纏って生まれた少女― (電撃文庫)
(2013/12/10)
佐藤ケイ

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『魔女は月出づるところに眠る 上巻-ローブを纏って生まれた少女-』です。

【あらすじ】
 優しい両親や大切な友達に囲まれ、ごく普通の生活を送ってきた小学生・東島恵奈はある日、ボランティアで訪れた町外れの洋館に住む善良な魔女アボンドから魔法の存在について教えられ、弟子入りする事になる。だがそれは、魔女の“祖”復活を巡る争いに恵奈を巻き込む運命の始まりだった。暗躍する悪い魔女、魂を喰らう悪魔、取り憑かれる親友、そして見境無く魔女を狩る狼。平和な日常は、少しずつ蝕まれていく……!


感想:★★★★★

表紙の印象的にライトな魔法少女ものだと思って読み始めた。


冒頭も冒頭の、狼が魔女の心臓を引きちぎったところでそんな甘い考えがぶちのめされたのは言うまでもない…。
良い意味で表紙詐欺な作品でした。

恵奈・里弥・さくらの仲良し3人組が、それぞれの経緯で「あちら側」と「こちら側」という2つの世界や魔女といった非日常の世界に触れていくシリアス魔法もの。


この作品での「魔法」というのは、「あちら側」と呼ばれる死後の世界での想像の力のことで、その想像の力を「こちら側」で引き出せる人、言い換えれば「あちら側」のものを「こちら側」に持ってこれる人を「魔女」と呼ぶ。
死後の世界は魂が還る場所であると同時に魂の出発点でもある。
そのため赤ちゃんを産むことができる女性は、みな「魔女」であるとも言える(らしい)。

また、悪魔をとらえた魔女の石を心臓に埋め込んだ魔女が一人前と呼ばれる。


そんな魔女にも色々な派閥があるようで。
魔女の祖たる「オリエンテ婦人」の復活を巡る派閥間争いの中心が、どうやら恵奈らしいです。




思ってたよりシリアス……というか、ほどよく残虐な話でした。
まどマギを少しきつくした感じかな?

恵奈:まどか
里弥:さやか
さくら:マミ
ダイアナ:ほむら
アボンド:キュウベぇ
冒頭に出てきたナターシャ:杏子

スゲェ…
なんかドンピシャ。


中巻が今月、下巻はおそらく来月発売なのでテンポよく読めるのもいい。
ということで、次は中巻読みたいと思います。



以上!
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どもー。
デスカイザーです。

録画してたストブラと勇しぶ見てたらあっという間に1日が終わったー。
なんか理不尽


んじゃ、今日のラノベ!

新約 とある魔術の禁書目録 (9) (電撃文庫)新約 とある魔術の禁書目録 (9) (電撃文庫)
(2014/01/10)
鎌池和馬

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オティヌスちゃん表紙。『新約 とある魔術の禁書目録9』です。

【あらすじ】
 オティヌスの支配は、成就した。
 闘いの舞台であるグレムリンの本拠地、東京湾上に浮かぶ『船の墓場』は消失した。それどころか、世界そのものも消えて無くなった。共に来たインデックスも、御坂美琴も、レッサーやバードウェイ達も当然消えた。
 統一された闇の空間。黒一色のそこに、上条当麻だけが残されていた。その理由は、ただ一つ。世界の基準点であり修復点でもある『右手』を持つからだった。
 神と成ったオティヌスにとって、上条当麻はすでに微塵も興味の無い存在となっていた。いつものように、ここから彼の逆転劇が始まる可能性は、全くない。
 ここはそういう『世界』だった。
 そして。
 そして。
 そして。
 これは、上条当麻の心を挫く物語。


感想:☆☆☆☆☆

「上条さん最大のピンチ」
というより、「禁書史上最悪の結末の後」の話。



なにせ世界が滅んでるわけだからね。


それだけでも上条さんの理解が及ばない次元の話なのに、そこからさらに上条さんの心を再起不能にするまでズタボロにしようとするオティヌスちゃんマジ魔神。


「上条当麻」という人間の見方を変えた世界。
『上条当麻』という全くの別人がいる世界。
世界中の全ての人が幸福という、まさに完璧と呼ぶにふさわしい世界。

そんな今までの自分のやってきたこと、支えにしてきたことを根底からひっくり返すような世界を目の当たりにして、だんだん上条さんらしくない行動へ。


それでもラストは禁書らしく、そしてこれ以上なく上条さんらしいラストで10巻へ続きます。


いままで30冊以上続いてきて、はじめて上条さんが自分自身のために戦うという新約9巻。
いい形で既存の体型をことごとくぶっ壊しつつ、「らしい形」で締まってるから読後の充実感がすごかった。
ラストがラストだっただけに、10巻ではラスボスラッシュになりそうなので楽しみです。
早ければ4月、遅くても6月にはくるだろうからそれまでにもう1回くらい読みたいなぁ。



ところで





五和の出番、まだ?




以上!
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