ちょろイン系ラノベブロガーのフリースタイルラノベブログ
ネタバレを含みます ご注意ください

どもー。
デスカイザーです。


モーレツ宇宙海賊の映画見てきました!
テレビキャストほぼ総出演の豪華な内容で面白かったです。
……1時間半1人ぼっちだったけどな!
平日昼間だからって1人ぼっちになるとは思わなかった…。


スクリーンに写るグリュンヒルデも可愛かった~


それでは、今日のラノベ!

放課後恋愛部! (電撃文庫)放課後恋愛部! (電撃文庫)
(2014/03/08)
美月りん

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輝く幼女の笑顔!
『放課後恋愛部!』です。


【あらすじ】
 俺は、ファストフード店の入口に立っていた。大きなクマのぬいぐるみを抱えて……。案の定、女子高生たちや通りすがりの親子に気味悪がられている。……うん、消えたい。なぜ、こんな羞恥プレイのようなことをしているかというと、ネットで知り合った、顔も知らない相手を待っているのだ。
 やがて女子小学生三人組が近くにやってきて、俺をじいっと見つめてくる。彼女たちは嬉しそうに宣言した。
「あなたを放課後恋愛部の恋愛サンプルに任命します!」


感想:★★★★☆

クラスメイトの緒方姫子のことが好きな主人公の山田孝男。
スクールカーストを気にして告白することもできず、気がつけば片思い7年目。
なんて残念なやつなんだ…。

そんなときたまたま覗いた「恋愛相談室 HIMEの部屋」というサイトで、今までの自分の思いを打ち明けることで少し気持ちが落ち着いた孝男だったが…。
なぜか自分の好きな人の名前を知られ脅されてしまい、しぶしぶ呼び出しに応じることに。

クマの人形を目印に。

そして現れた雛姫、華光、摩華路(まかろん)の女子小学生3人組に恋愛サンプルに任命されてしまった孝男は放課後恋愛部の一員として活動することに。

目標は孝男の恋の成就。
果たして孝男は姫子に思いを伝えられるのか!?




というわけで、ロリと行動を共にする男子高校生の物語です。(何も間違ったことは言っていない)

ロリ3人組の小学生らしい可愛さはもちろんのこと、ひょんなことから関わることになるクラスメイトの美作紋舞蘭と三条院宗光にも注目。
特に宗光と孝男の関係性の変化は読んでてとても面白かったです。


ストーリーは大きく分けると、「孝男、恋愛部に入る」「華光とその姉と恋愛」「摩華路とその姉と恋愛」「雛姫とその姉と趣味」って構成なんだけど、見てわかるとおり3人に焦点に当たる話の展開がだいたい同じ。

ただ、それこそが孝男の恋愛に対する臆病さ(ヘタレさ)とか、小学生特有の素直さみたいなのを際立たせてたので、残念ってわけではなくむしろ凄いと思いました。



小学生は最高だぜ!という方にはおすすめの1冊です。
ねっ!昴さん!!


ちなみにわたくしデスカイザーの守備範囲は小学校高学年からです!(`・ω・´)





以上!
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どもー。
デスカイザーです。


注文してた月火ちゃんのスリーブが届いたので、このあと遊戯王いじる予定。
白金ディスコ無限ループが止まらない!



それでは、今日のラノベ!

博多豚骨ラーメンズ (メディアワークス文庫)博多豚骨ラーメンズ (メディアワークス文庫)
(2014/02/25)
木崎ちあき

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ご当地ものに入るのかな?
『博多豚骨ラーメンズ』です。


【あらすじ】

 福岡は一見平和な町だが、裏では犯罪が蔓延っている。今や殺し屋業の激戦区で、殺し屋専門の殺し屋がいるという都市伝説まであった。福岡市長のお抱え殺し屋、崖っぷちの新人社員、博多を愛する私立探偵、天才ハッカーの情報屋、美しすぎる復讐屋、闇組織に囚われた殺し屋。そんなアクの強い彼らが巻き込まれ、縺れ合い紡がれていく市長選。その背後に潜む政治的な対立と黒い陰謀が蠢く事件の真相とは―。そして悪行が過ぎた時、『殺し屋殺し』は現れる―。第20回電撃小説大賞大賞受賞作。



感想:★★★★★

電撃小説大賞〈大賞〉受賞作です。

こんなにも「この物語はフィクションです。実際の地名・人名・建物などには一切関係ございません」が必要なラノベを初めて読んだ!

……って書こうと思ったけど『デスニードラウンド』があったわw


人口の3%が殺し屋といわれる九州・博多(フィクションです)。
とある「殺し屋派遣会社」に勤める斉藤がそんな博多に転勤になるところから物語はスタート。

はっきりとした主人公がいない群像劇的な作品で、博多で生きる殺し屋の運命が絡まることで予測不可能な展開が次々に起こります。

この「主人公がいない」というのが、高評価のポイントです。
例えば主人公が斉藤さんで全て斉藤さんの主観で物事を進めていくと、斉藤さんがピンチになってもなんだかんだで死なないことがなんとなく分かるじゃないですか。
(主人公のなかまが死ぬことはよくあるけど)
しかも、殺し屋っていう生死が深く関わる作品だからそれが割と致命的。

しかーし!
それがこの作品のように主観がどんどん切り替わっていくことで、実際に描かれるまで誰が誰に殺されるのか分からない。
ようは、安全圏にいる登場人物が1人もいない状態だからスリリングな展開が楽しめるのです。
ついでに、登場人物が多くてもそれぞれに主観があるとどういう関係性なのかがわかりやすくなる効果もあると思います。

ほんと素晴らしい表現技法だと思いました。

人の数だけ物語があるとはよく言ったものだ…。



これで新人なんだから、この先がほんとに楽しみです。




以上!
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