感想テーマは 「思ったことを、そのままに!」
ネタバレを含みます ご注意ください

今日のラノベ!



異世界ゲーム神話大系

異世界ゲーム神話大系
可愛い女神のお願いなので
ユニークスキルで異世界を少しひねってくる

著者:
山志多寿

イラスト:
すーぱーぞんび

レーベル:
角川スニーカー文庫


【あらすじ】

とある事件をきっかけにアニメやラノベの厨二設定が日常に反映されてしまった世界。稗田亜麗はポンコツ可愛い和女神・伊邪那美の願いにより、世界再編を果たすべく神々が住まう異世界へと旅立つことに。しかし、再編の条件として妄想力を武器に戦うゲームで勝ち続けることが必要で、創造神たちとの争いに到底勝ち目はないと思われていたのだが…いきなりカンストできちゃう武器の創造に成功して!?しかもいくらでも妄想して作り出すことが可能!?日常ではさえなかった男の大活躍劇が幕を開ける―!!第23回“春”スニーカー大賞特別賞受賞作。異世界クリエイトバトルコメディ!




感想:★★★☆☆










冒頭、古事記からの明るい両親からの急転直下で完全に心を掴まれました。
deskyzerです。






オタクであることが普通になった世界で、人類と黄泉国の滅亡を阻止するため「想像力(創造力)」と「妄想力(猛争力)」を駆使して戦うお話。


良くも悪くも「何も考えずに読むのが正解」なラノベだと思います。
少なくとも私は冒頭で心を掴まれて以降、パロとエロと小ボケが乱舞する世界に浸りきってとても良い読後感でした。

そして今、感想を書くために物語を振り返って考えて頭を抱えて、あらすじとタイトルを見返してちょっと「おこ」です。






先に良かったところを!

物語の本筋は、古事記に描かれた虚構により傷つき失ってしまった自信を伊邪那美に取り戻させること。
76pでちゃっかり記されていたそこを忘れていなければ、ラストシーンがスッキリして面白いと思います!!
……私は読書メモに書いてなかったら忘れ去っていましたね。


何故忘れてしまったのか?
それはパロとエロと小ボケの乱舞が最高だからです!!!

決して私の記憶力の問題ではない……はず。


登場キャラにまともに話を進めようとする人がほとんど居ないために、会話は終始どこから飛んでくるか分からないボールを食らい続けているかのように予想外の連続。
そもそもの大筋からして、「世界はオタクであることが当たり前になったが、それはともかくとして黄泉国と人類の滅亡を救うために戦う」というカオスっぷり。
世界の改変すら前半を盛り立てるための大道具ですからね!


で、それだけ巫山戯た世界観でありながら、要所で挟んでくるクソ真面目ターンでグッと引き締められるんですよね……
しかもそこで主人公・亜麗の隣にいるのは、メインヒロイン(推測)の幼馴染・麻実なんですよ。
普段は亜麗のセクハラ紛いに振り回され暴力ヒロインとして確固たる地位を築いてしまっていますが、亜麗の心の傷を誰よりも理解しているというのが伝わってきて、すごく良かったです……!








警告DANGER警告DANGER警告


ここから酷評と邪推の時間です



















公式あらすじですが……


応募原稿を基に書いていたりしません?










全然本編と噛み合わないんですが。




前半はまだ概ねストーリーに沿っています。

世界が変わったのは「とある事件」ではなく伊邪那美の神としての影響力であり、表出した最初の現象は地震なのでそれを指すにしても「とある事件」ではなく「ある日を境に」だろ、とか細かい部分はありますが後半よりはマシ。

その後半ですが……






「いきなりカンストできちゃう武器の創造に成功して!?」

⇒してませんよね!?!?
何度読み返してもマミミン・モンローしかしてませんよね!?
そもそもステータス上昇系の話、一ミリもありませんでしたよね!?






「しかもいくらでも妄想して作り出すことが可能!?」

⇒作り出すのは「想像力」ですよね!?
武器に力を注入する時の源が「妄想力」ですよね!?
しかも妄想力は、使いすぎると下半身にくる有限なものなんですよね!?!?
現に後半のバトルで、亜麗は盾を作り出せないほど疲弊しちゃってましたよね!!?






「日常ではさえなかった男の大活躍劇」

⇒さえなかった描写無かったですね!!!!
むしろ自作の漫画をクラスメイトに売るくらいには日常を満喫しているように見えましたが!!!
確かに過酷な過去はお持ちですが!!!さえないことは無くないですか!!!!??
ついでに今巻の段階では亜麗、あんまり活躍してないですね!!!
神器争奪戦を提案したという意味では参謀的に活躍してますが、以降感情の赴くままに動いていますからね彼!!
基本時間稼ぎしかしてないですし!!!!
むしろ麻実のほうが大活躍ですよ!!!





「異世界クリエイトバトルコメディ!」
⇒想像力を武器にして創造する要素を入れたかったのは分かるんですが、その字面だと世界創造系になっちゃいますね!!!





以上のことから、少なくとも出版されている完成稿とは別の文章を基にあらすじを作っているのだと思われます。
もしかしたら最終稿直前くらいで丁度このあたりを書き直して修正が間に合わなかったとかなのかもしれませんが……
私はあらすじ読まずに買うタイプなので問題なかったですが、これ詐欺レベルですよ?
カンスト武器の無限創造による戦闘と、柔軟な発想で戦況に応じた創造をしていく戦闘じゃ、全くの別物です。
陽気最速スカーフガブリアスと、さめはだゴツメ耐久ガブリアスくらい違います。








あとタイトル。


「異世界」
⇒分かる


「ゲーム」
⇒三国神合戦を「ゲーム」という括りにして良いのであれば良いですが。
本文ではルールブックは存在していましたが、誰かゲームと評していましたっけ……?
一番最後に「ゲームのような戦争」と亜麗が称しているように、これは戦争であってゲームではないと思うのですが。


「神話大系」
⇒「大系」とは、ある分野についての著書は文献をまとめたもの。
古事記をきっかけに日本神話の神々と戦をする話にこの単語を使うセンスは素晴らしい!
ここは褒める



「可愛い女神のお願いなので」
⇒可愛い女神のお願いだから引き受けたわけでは無いですよね。
亜麗が豊かな想像力で最後の人類の心を慮り、そんな寂しい想いをさせたくはないと思ったからですよね?
防波堤での亜麗と麻実のシーンを否定するかのような理由付けに、流石におこです。



「ユニークスキル」
「神職」とそれに付随する特殊効果はありましたが、ユニークスキルは登場していませんね。
今後登場するのでしょうか?
……そんなネタバレある?


「異世界を少しひねってくる」
⇒これも1巻時点での話ですが、亜麗には「ひねってくる」って言えるほどの戦闘力は無かったですよね?
むしろひねられるくらいの勢いでしたが。




あと、出版戦略上仕方ないのかもしれませんが、あの終わり方をしておきながらタイトルに数字も上下も付いていないのが不思議でなりません。
2巻の発売が前提となった構成なのに……






しょうもないことしかメモってなかったのと、あらすじへのツッコミで疲れたので読書メモは省略。






まとめ





読み終わったその瞬間までは面白かったので、本文的には何も問題なく楽しめたというべきでしょう!
「オタクであることが普通な世界」を作っておきながら異世界が舞台かい!!という高度で大掛かりなボケだと捉えれば、ギミックの無駄遣い感も消化できるので問題なし。

問題はあらすじとタイトルが本文と乖離しているというところで……
酷いってもんじゃないですよ、最早別作品ですもん。




何というかそんなわけで。
大きなプラスを大きなマイナスで相殺して、総合的には小さなプラスくらいの不完全燃焼感が強い作品になってしまっています……
これだけのマイナスを感じさせながらプラスに留めるくらい、本文は大好きなので2巻以降のパロネタ&シリアス展開には期待したいです!!




超個人的なまとめですが
26000円投資で27500円回収した昨日のスロット稼働みたいな一冊を昨日のうちに読み終えたのは、何か縁を感じます。




以上!





どもー!
deskyzerです!



夜勤と夕勤で不規則な生活していたら、何故か4時起きが定着しつつあります。
まぁ、出勤が昼過ぎなので午前中に昼寝はするんですが。
夜中に舟を漕ぎながら書くよりも朝ブログ書いたほうが、トータルの時間も短くて済むので偶然の産物ですが色々捗ります。
……身体にはあまり良くないとは思うんですけどもね。



ということで、今日のラノベ!

吸血鬼メイドは甘やかしたい

吸血鬼メイドさんは甘やかしたい

著者:
ちょきんぎょ。

イラスト:
47AgDragon

レーベル:
美少女文庫


【あらすじ】

「不束者の吸血鬼ですが……」母からの手紙で訪れた山奥の屋敷にいたのは、銀髪紅瞳巨乳メイドのシルヴァさん。ご主人様として甘やかされて――吸引フェラに、五百年の処女を捧げられる初体験!授乳手コキ&騎乗位奉仕も。呪いで屋敷を出られない君へ――約束する、必ず僕が外の世界へ連れて行く。





感想:★★★★★





美少女ちょきんぎょ。文庫の本気にガチ恋したと言っても過言ではない










来ましたね!これは来ましたね!!
そろそろ美少女文庫さんへの忖度を控えて辛口にしてみようとかは特に思っていませんでしたしそもそも忖度していませんが、これは忖度疑われてもイイから絶賛したいです!




登場キャラは主人公・総士と銀髪吸血鬼メイド・シルヴァさんの2人のみ。
総士の母は手紙だけの登場です。
学び舎を卒業したばかりの総士は優しくしっかりした性格の子で、シルヴァさんは主に仕え忙しく仕事することに喜びを感じる真面目でお世話好きな女性。


シルヴァさんが総士を甘やかすのが基本的な関係……と見せかけて、実は総士がシルヴァさんの甘やかし欲を満たさせてあげている構図であるのが1つポイントだったと思います。
いわば「甘やかさせている」状態。
美少女文庫でたとえるなら『思った以上に透視能力』の巴ちゃんとか、この「甘やかさせている」状態に近いかもしれません。
しかし、あちらと違いこちらはとても優しい世界なのです!(あちらが優しくないというのも違…………くはないか、うん。

「主のために我が身の全てを捧げたい」シルヴァさんと、「シルヴァさんが甘やかしたそうにしているから流れに身を任せよう」な総士の思惑が合致した結果、シルヴァさんにとっては天国のような素晴らしい毎日がそこに!!




このあたり一言に集約するなら、



嬉しそうな女性って、最高に可愛い






といったところでしょう!
もう本当に、総士のお世話をするために吸血鬼の力を全開で使っちゃうシルヴァさんとか、総士の話を聞かずに舞い上がって心臓マッサージしようとするシルヴァさんとか、主のダメ人間化を甘やかし放題と解釈して嬉しそうにしちゃうシルヴァさんとか!!








可愛い!!
とても、可愛い!!!!










そりゃ美少女文庫ですからHシーンに期待してますし例に漏れずとても素晴らしいシーンの数々でしたが(特に初パイ○リシーンとかね!)、今回はそのHシーンの素晴らしさの下地にある「総士を甘やかしたい」というシルヴァの気持ちが何よりも尊くてですね?
Hシーンに至るまでの日常シーンが何よりも素晴らしいと褒めちぎりたくなるんですよ。







手紙のみの登場となった母と、母の残した謎、そしてシルヴァのかけられた呪いに関しての裏ストーリーも、総士とシルヴァとの仲を深めるスパイスになる、シンプルですが良い転換点となるものでとても良かったです!
仮に母の存在が一切無かったとしたら(例えば総士が迷った森の中で洋館に迷い込んだとかだったら)、シルヴァの見方もだいぶ変わっていたと思います。
母とシルヴァが友人だったというワンクッションがあることで、シルヴァの甘やかしの母性属性がやや上がりおっぱいへのバブみptが10%ほどアップし、総士から見た時の背徳的な感じも20%ほどアップしたと思われます(個人の感覚です)






読書メモは「シルヴァさん可愛い」で埋まっていたので省略





まとめ




ちょきんぎょ。先生の甘やかし甘やかされな世界に、47AgDragon先生のピッチリメイド服&柔らかボディなイラストが付いた1冊の本。
125pのイラストとか個展開いてA1くらいで飾るべき至高の1枚です!





一般的に言うところの神作品ですね!


人生で初めて、真面目にメイドさんに甘やかされたい欲が湧いてきています。
それくらい面白かったです!
この本の刊行に関わった全ての人に感謝を。




以上!


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