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今日のラノベ!


素直になれたら廃ゲーマーな妹でもかまってくれますか?


素直になれたら廃ゲーマーな
妹でもかまってくれますか?

著者:
落合祐輔

イラスト:
竹花ノート

レーベル:
講談社ラノベ文庫


【あらすじ】

「妹のブ、ブ、ブラ持ってニヤニヤしないでよ、へんたい!」
 俺と妹・二美の日常はだいたいいつもこんな感じだ。昔は一緒にゲームしたりと仲も良かったんだが、いわゆる思春期的なころから気まずい関係が続いていた。なかなか解決策もないまま趣味のネトゲに没頭する毎日な俺。それでも、ゲームを通じて学年一の美少女・真木穂乃香と仲良くなれたし、ゲーム内でもライバルギルドのマスターにして超絶ブラコンなヴィオレットをはじめとする、愉快な仲間たちと楽しく過ごせている。それがせめてもの救いか……と思っていたら。ある日、俺はヴィオレットのプレイヤーの正体を知ってしまい……!? 素直になれないポンコツ妹との学園ラブコメ!




感想:★★★★★




ちょっとブログ更新順は入れ替わっちゃいましたが、文庫新作の読了は久々でした!




「メタルビーストハンティング」、通称"メタハン"と呼ばれるVRハンティングアクションゲームの2大トップギルド【バルナクス猟団】と【菫蓮開花】。
それぞれのギルマスと副ギルマスを務める4人、中でもリアル兄妹である兵藤一樹・二美が、ゲームを通した自分たちの関係の再構築をする物語。









メタハンはいいぞ




まず、何よりメタハンが超面白そうなんですよね!!
 


某モンハンの如く機械獣を狩っていくゲームで、あちらよりもギルドシステム・協力プレイを前提としたシステムになっているんですが、まぁ機械獣の動きが男心をくすぐってきます……!


48pで一樹がインフェルノレックスって言うティラノサウルス型機械獣のモーションについて、「演出見たさに何度も直撃を食らっている」って零していて、その気持ち超分かる!!ってなりました。

バララララって放熱フィン展開するとか、向こうが冷却してもこっちが熱くなりますよね!!






PvPも実装されているようで、こちらも対機械獣とはまた違った迫力があって好きです!

あれでしょ?
でっかい敵用の武器とか使えるんでしょ?
それブンブン振り回したり、小回り効く武器も仕込んだりできるんでしょ?

そんなん楽しいに決まっとるやん……







3人のヒロイン




本筋であるヒロインは、王道に至高を重ねがけしたTHE・美少女が3人も!


  1. ゲーム内では曝けだしている超絶ブラコンな本性はリアルではツンドラの陰に。一樹の妹・兵藤二美!


  2. スタイル良し、性格良し、学年一可愛いと皆が口を揃える陽キャであると同時に、一樹と共にメタハンを愛するゲーマー。クラスメイト・真木穂乃香!


  3. おっとり系グラマラス!妹の唯一にして最高の友達!弟持ちで面倒見の良いお姉ちゃん!包容力の化身・高槻裕子!
(文字色=目の色合わせ)



それぞれがメインヒロイン級のスペックを備えているので、3人揃ってるシーンのパワーぢからが凄いです。
ラストの狩りとかね。
お前ほんと一樹爆発しろよ、って思いました。



それまでの兄妹喧嘩を踏まえてのあのプレイングも、他の2人とも意思疎通しちゃってるのも、良いですよね本当……


良いじゃん……メタハンなんだから爆発しようぜ爆発……(過激派)










すとーりぃについて




タイトルと帯でほぼバレてる二美=ギルマスについての話が、本編では100p近くまで引っ張られていることについては、少々引っかかったのが正直なところ。
章分けの山場として使うにはちょっと引っ張りすぎなようにも感じました。


ただ、そのシーンに至るまでをあれ以上加速することは、イコール他の2人のヒロインを蔑ろにすることに繋がり兼ねないのも分かるので……しょうがないのかなぁ……


「正体について我々読者は自明だけど、近すぎて本人は意外なくらい気づかないニヤニヤ」みたいな捉え方をするのもアリです。
アリというか私もそうしよう。
はいそう思いました!







また、そんな兄妹の「きっかけも戦闘もない兄妹喧嘩」については、本当に素晴らしかったです。


二美の語った原因にはヒヤッとしましたね……


それまで一樹視点から見ていた兄妹の生い立ちからは全く想像できなくて、でも確かに言われてみれば二美視点だとそう見えるよね……って納得いくもので。


お兄ちゃん反省して!
でも気持ちは少し分かるから……うん、ほどほどに反省して!









もう1つ。


ネットリテラシー的な意味で、胃が痛くなる展開が続々でした……


決闘中の二美の所業もなかなかだし、一樹の一撃はガチでアウトだし……
みんな、この作品読んで反面教師にしましょう?


あとラストの狩り、ボイチャ戦闘中にリアルネーム呼びガンガンしてるのも不安でしょうがなかったです。

大丈夫?
ちゃんとマイクのON/OFF切り替えてる……?
それとも例のボイスチェンジ機能、あるいは本人の声以外の集音について発展した技術の盛り込まれたマイクイヤホンを使っている……?



気にし過ぎかな……





まとめ



楽しかったです!


メタハンの世界観もキャラも魅力的でした!

私自身はこうしたオンラインゲームがあまり得意じゃないので、紆余曲折を経ながら楽しそうにプレイしてるのが少し羨ましくも……
そういう意味では、幼少時の二美が一樹に抱いていた気持ちを追体験しているとも言えるかもしれません。
ちょっと得した気分♪



せっかく世界観が広がりそうな作品ですし、長く続いてくれたら嬉しいです!








以上!




今日のラノベ!

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賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求

〜愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド〜

著者:

有象利路

イラスト:

かれい

レーベル:

電撃文庫


【あらすじ】

 「ところでコレ、ホントに出版するの?」
 編集長の鋭い眼光とその言葉に、担当編集の命は風前の灯火であった。
 本作は『賢者にして勇者である最強の称号《賢勇者》を持つ男が、弟子(おっとり巨乳美少女)とともに社会の裏に隠れた悪を断罪する』という“ザ・今時のライトノベル作品”としてスタートした。
 だが作家からあがってきた原稿は、全裸のイケメン(賢勇者)をはじめ、筆舌に尽くしがたい変態仲間たちが織りなすナンセンスギャグギガ盛りの――いわば「なぜか堂々としている社会悪」的な何かであったのだ(ついでにヒロインの胸も削られていた)。
「だ、出版(だ)します! 面白いですから!」
 超言い訳っぽい担当の言葉は真実か!?
 ――その答えは、君の目で確かめろ!




感想:★★★★★







いやぁ、酷かったです……(褒めてる)






何故これが天下の電撃文庫から発刊されたのか、読み終わった今とにかく不思議でしょうがない(褒めてる)





まず、読了後……というか表紙捲って扉絵見た瞬間からずっと頭の中をグルグルするワードを紹介しますね。






「ヤバい」
「酷い」
「よく商業に乗ったな」





いやだってさぁ!!!






これだもんなぁ……!!!




仮にそこを切り抜けたとしてですよ??



その先に待ち受けているのは本文始まって6p、掴みの挿絵で繰り広げられる…………蛮行!

まさに悪逆非道!!






何なんですか??!!
巻通して、何でこの作品の肌色比率の9割を男が占めているんですか???







罵倒(褒めてる)してると不安になってくるので何度でも繰り返しますが、クッッソ面白かったです!!




「クッッソ面白かった」の「クッッソ」にアクセント記号8つくらい付いてますけど。






本当にコレを成立させているバランス感覚、凄いです。


アウトかセーフかで言えば余裕でアウトなパロディと、汚い絵面を面白おかしく描き切る文章画力、最終的に1本の筋のある作品として纏めあげる展開とそれを踏まえた空気感の作り方。


そして、これらの真面目な考察をハチ公前でしてる自分に、つい「俺、何やってるんだろう」って思ってしまうくらいヤバくて酷くて馬鹿みたいなネタの奔流。





想定の3倍くらい酷かったです!
最高に面白かった!!!





読書メモなど、ネタバレ込の感想は後日追加致します!



以上!




















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